パブリックコメント資料１ 甲斐市中小企業・小規模企業振興基本条例（骨子案） １ 目的 ４ 関係者の役割 中小企業・小規模企業の振興について、基本理念や基本方針を定 (1) 市の役割 めるとともに、市、事業者、経済団体、金融機関、学校、市民の役 ①市は、基本方針を総合的かつ計画的に推進するため、必要な調査研 割を明らかにすることにより、中小企業・小規模企業の振興に関す 究を行い、財政上の措置を講ずる。 る施策を総合的かつ計画的に推進し、市の経済の健全な発展及び市 ②市は、国、山梨県その他地方公共団体、事業者、経済団体、金融機 民生活の向上を図る。 関、学校及び市民と協働し、効果的に実施するように努める。 ③市は、工事の発注並びに物品等の調達等に当たっては、市内の中小 ２ 基本理念 ①中小企業・小規模企業の経営の改善等の自主的な努力及び創意工 夫による取り組みを尊重する。 ②中小企業・小規模企業による地域における経済活動の活性化を目 指す。 ③国・県その他関係地方公共団体並びに市、事業者、経済団体、金 融機関、学校及び市民との連携・協力して推進する。 ④中小企業・小規模企業が雇用の確保や地域社会の形成に貢献して いる重要な存在として認識のもとに施策を推進する。 基本方針 基本理念に基づき、市が実施する施策の基本方針を次のとおり定 める。 (2) 事業者の役割 ①中小企業者・小規模企業者は、自主的な努力等により、経営基盤の ③事業者、経済団体、金融機関及び学校との連携強化を図ること。 ④中小企業・小規模企業の事業活動を担う人材を確保し、及び育成 し、並びに定着の推進を図ること。 ⑤新たな事業活動の推進を図ること。 ⑥情報発信の強化を図ること。 ⑦中小企業・小規模企業と市民の協働を図ること。 て、中小企業者・小規模企業者の安定及び向上の支援に積極 的に取り組む。 ②金融機関は、市が実施する施策や経済団体が実施する事業 への協力に努める。 学校の役割 ①学校は、中小企業者・小規模企業者の活動に協力するため、 多様な主体と連携し、人材育成等に努める。 強化、人材の育成、地域からの雇用の促進・雇用環境の充実に努める。 ②学校は、児童、生徒、学生に対し、中小企業者・小規模企業 ②中小企業者・小規模企業者は、後継者の育成など円滑な事業継承に 努める。 ③中小企業者・小規模企業者は、地域の将来を担う人材を育成するた 者と協力して、職業体験等の機会の提供に努める。 ③学校は、児童、生徒、学生及びＰＴＡに対し、市への郷土愛 護の精神を醸成し、地産地消への理解を深めるよう努める。 め、体験学習の充実等、学校との連携に努める。 ④中小企業者・小規模企業者は、市内において生産・製造・加工され (6) 市民の役割 る産品や、市内で提供される商業サービスを利用するよう努める。 企業者が地域社会の発展に欠くことができない存在であると認識 し、ともに地域社会に貢献するよう努める。 ⑥事業者は、経済団体に加入するよう努めるとともに、市や経済団体 が実施する施策等に積極的に協力する。 ①中小企業・小規模企業の経営基盤の強化を図ること。 ②中小企業・小規模企業の技術力及び経済力の高度化を図ること。 ①金融機関は、円滑な資金の供給をはじめ経営相談等を通じ (5) ⑤大企業者は、社会的責任を自覚するとともに、中小企業者・小規模 ３ 金融機関の役割 企業・小規模企業の受注機会の増大に努める。 中小企業・小規模企業の振興は、次に掲げる基本理念に基づき推 進する。 (4) ①市民は、中小企業者・小規模企業者が市の発展に寄与するこ とについて理解を深めるとともに、市や経済団体が実施する 施策等に参加・協力するよう努める。 ②市民は、市内で生産・製造・加工される産品及び、市内で提 供される商業サービスを利用するよう努める。 ③市民は、中小企業者・小規模企業者と共生する視点に立っ て、その経営や社会貢献に関心を持つよう努める。 (3) 経済団体の役割 ①経済団体は、中小企業者・小規模企業者の自主的な努力を促し、か つ創意工夫の取り組みを支援する。 ②経済団体は、人々が集うにぎわいの場の再生と創造を目指し、市が 実施する施策に協力するとともに、振興事業を積極的に推進する。 ５ 意見の反映等 中小企業者・小規模企業者の振興施策の策定に当たっては、 中小企業・小規模企業者その他関係団体の意見を反映させるた め、意見交換の促進を図るための措置を講ずるものとする。
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