PRESS RELEASE 岐阜県現代陶芸美術館では、岐阜県美術館とのコラボレーションによる展覧会を開催いた します。この展覧会では、両館のコレクションから現代の美術、陶芸をめぐって、白によって 表現される世界の可能性を探ります。 現代美術家の大巻伸嗣は《ECHO-Crystallization》において、修正液とクリスタル・パウダー でアクリル面に植物の絵を展開しています。この白尽くしの大作を中心として、本展では、 顔料、釉薬などを超えた白の造形に焦点を当てます。 また、1970 年代から 80 年代にかけて多くの陶芸家が、現代美術の影響を受けながら、 よりスケールの大きな作品を試みるようになりました。そのために、作品を単体ではなく、 複数の集合体とする手法が取られるようになりましたが、同種同形の制作が容易なやきもの に特有のこの手法は、今や広く定着しています。本展では、増殖し、境界をもたずに拡がり ゆく表現にも注目します。 白のトーンを選び貫くことで、それぞれの造形が見せる美しさをお楽しみいただき、拡が りゆく表現など、現代の美術、陶芸の多様な可能性について発見いただければ幸いです。 【展覧会基本情報】 展覧会名:blanc et blanche ふりそそぐ白の世界 ―岐阜県美術館+現代美術館コレクション展― 会 期:2016 年 9 月 3 日(土)∼ 2016 年 12 月 18 日(日) 会 場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリー II 主 催:岐阜県現代陶芸美術館 開館時間:午前 10 時∼午後 6 時(入館は午後 5 時 30 分まで) 休 館 日:月曜日 ( 月曜日が祝日の場合は翌平日 ) 観 覧 料:一般 330 円(270 円)、大学生 220 円(160 円 )、高校生以下無料 *( )内は 20 名以上の団体料金 *11 月 3 日(木・祝)文化の日は観覧無料 *障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方 1 名まで無料 同時開催:人間国宝 石黒宗麿のすべて 9 月 17 日(土)∼12 月 11 日(日)/ギャラリー I ここがポイント!! 1 岐阜県美術館と、岐阜県現代陶芸美術館との、コラボレーションによる展覧会。 両館の共同企画展は H18 年以来久しぶり。 岐阜県美術館所蔵の現代美術の大作(大巻伸嗣作品)等と、当館所蔵の陶芸作品を展示。 2 3 「白」をテーマとし、白い作品をピックアップ。 白のトーンを選んだことで、それぞれの造形が見せる美しさを紹介。 現代陶芸のスケールの大きな作品も紹介。 1970 年代以降、陶芸では作品を複数のパーツの集合体とする手法が取られるようになりました。 その増殖し、拡がりゆく表現にも注目します。 4 関連のワークショップで、花の絵の白いシールをガラス窓に貼る、参加型活動を展開。 来館者が楽しく現代の陶芸、美術に接する機会も用意しています。 関連企 画 ・ 会 期 中 の 催 事 [ 関連企画 ] □ ワークショップ「真っ白なお花のシールで変身!」 9 月 4 日(日) 午後 2 時∼午後 3 時 □ ボランティアによるギャラリートーク 毎週日曜日午後 3 時 00 分より [ 会期中の催事 ] □ 講演会「現代美術史日本 」 中ザワヒデキ(美術家) 9 月 3 日 午後 2 時∼午後 3 時 30 分/セラミックパーク MINO イベントホール *聴講無料、要事前申込 □ 講演会「石黒宗麿の魅力を語る」 青柳恵介(古美術評論家)× 小野公久(陶芸ジャーナリスト・射水市新湊博物館研究員) 10 月 8 日(土)午後 2 時∼午後 3 時 30 分/セラミックパーク MINO イベントホール *聴講無料、要事前申込 □ 講演会「くらしを装う∼変わるもの変わらないもの」 皆川明(ファッションデザイナー)× 安藤雅信(陶芸家・百草廊主) 11 月 26 日(土)午前 11 時∼午前 12 時 30 分/セラミックパーク MINO 国際会議場 *聴講無料、要事前申込 □ ワークショップ「空想のパッチワーク:ひとつだけのバッグをつくろう」 ミナ ペルホネン(デザインブランド) 11 月 26 日(土)午後 1 時 30 分∼午後 4 時/セラミックパーク MINO イベントホール *参加費:5,400 円、対象:高校生以上、要事前申込 広報用写真 読者プレゼント用チケット 申込書 FAX:0572−28−3101 担当:岡田 • 福士 読者用プレゼントチケット ( 5 組 10 名様分 ) を□希望します。※希望される方はチェック□をいれてください。 「blanc et blanche ふりそそぐ白の世界 ー岐阜県美術館+現代美術館コレクション展ー」展の広報用写真 ( データ ) を希望される方は、 ご希望の写真にチェック□をいれてください。 大巻伸嗣 《ECHO-Crystallization》 (部 分)2005 年 岐阜県美術館 アルベルト・ヨナサン 《Watchers》2014 年 岐阜県現代陶芸美術館 森正洋《パーティトレ イ セラベスク 》 1994 年 岐 阜 県 現 代 陶芸美術館 板橋廣美《白の連想》1987 年 岐阜県現代陶芸美術館 伊藤公象《多面体シリーズ―白 い群生物―》(部分) 1986 年 岐阜県美術館 ア ラ ビ ア、デ ザ イ ン:カ ティ・トゥオミネン=ニイッ トゥラ《 ストーリーバー ド ピッチャー》 1993 年 岐阜県現代陶 芸美術館 タカーチ・ゾルターン《夏の静物》 2002 年 岐阜県現代陶芸美術館 貴社名 ( ご担当者 ) ご住所 〒 お電話 FAX E-mail 掲載媒体名 ○ デジタル画像は全て jpg です。ご送付の手段については原則と してメール送信 ( 画像サイズは 1 点 300∼500KB 程度 ) となり ます。 ○ 大きなサイズの画像がご入用の場合は、担当までご連絡ください。 ○ 写真 • 画像のご使用は本展覧会をご紹介いただける場合に限らせ ていただきます。 ○ 作家名、作品名、制作年及び所蔵先をご明記ください。 ○ 内容確認のため、校正原稿をお送りください。 ○ ご掲載紙•誌を 1 部当館までご送付いただければ幸いに存じます。 題目 記載予定日 備考 〒5070801 多治見市東町 4-2-5 TEL:0572-28-3100 FAX:0572-28-3101 展覧会担当 岡田 潔 写真データ貸出 福士恵子
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