草津市モニター広告掲載基準 (目的) 第1条 この基準は、庁舎に設置する広告映像等を放映する機器(以下「モニター」という。)の有料広告掲載 に関し、必要な事項を定めるものとする。 (定義) 第2条 この基準において、庁舎とは、市の事務事業の用に供する建物のうち、草津市庁舎管理規則(昭和45年 2月17日草津市規則第3号)第2条に規定する庁舎をいう。 (広告掲載の基準) 第3条 モニターに掲載することができる広告は、市の広報媒体としての性格上、その品位、公共性および公益 性を妨げないものであって、市民に不利益を与えないものとし、次の各号のいずれにも該当しないものとする。 (1) 法令等に違反するものまたはそのおそれのあるもの (2) 公の秩序または善良な風俗を乱すものまたはそのおそれのあるもの (3) 人権を侵害し、または差別を助長するものまたはそのおそれのあるもの (4) 政治活動またはこれに類するもの (5) 宗教活動、迷信または非科学的なものに関するもの (6) 個人、団体等の意見広告および名刺広告 (7) 社会問題についての主義主張または係争中の声明広告 (8) 人材募集、フランチャイズチェーンの募集等に関するもの (9) 社会的または市民生活的な観点から適切でないもの (10) 消費者保護の観点から適切でないもの (11) 責任の所在が不明確なもの (12) その他市長が適当でないと認めるもの 2 次に掲げる業種および事業者の広告は掲載しない。 (1) 風俗営業等の規制および業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号)に規定する風俗営業 およびそれに類似する業種 (2) 貸金業の規制等に関する法律(昭和58年法律第32号)に規定する貸金業のうち、専ら消費者金融業およ び事業者金融業を営む事業者 (3) ギャンブルに関する業種。ただし、当せん金付証票法(昭和23年法律第144号)に規定する宝くじに係 るものを除く。 (4) エステティックサロン、美容整形など、法律の定めのない医療類似行為を行う業種 (5) 特定商取引に関する法律(昭和51年法律第57号)に規定する通信販売、訪問販売を行う事業者。ただし、 特定商取引に関する法律第30条に規定する通信販売協会に加盟している事業者を除く。 (6) 投資顧問業、抵当証券業、商品先物取引業、金融先物取引業など、利殖を目的とした投資・投機のあっ せん、勧誘、募集等を専ら行う事業者 (7) 探偵社、身元調査会社等の業種 (8) 行政機関からの行政指導を受け、改善がなされていない事業者 (9) 草津市が定める指名停止等の基準による指名停止または指名の対象外の措置期間中である事業者 (10) 暴力団員がその経営に実質的に関与している事業者、暴力団の威圧または暴力団員を利用するなどして いる事業者および暴力団の維持、運営に協力し、または関与している事業者 (11) その他市の公共機関としての社会的な信頼性および公平性を損なうおそれのある業種および事業者 3 次に掲げる内容の広告は掲載しない。 (1) 法令に違反し、または違反するおそれのある広告 ア 法令により製造、販売、提供等をすることが禁止されている商品またはサービスを提供するもの イ 法令に基づき必要とされる許可、認可等を受けていない商品またはサービスを提供するもの (2) 公の秩序または善良の風俗に反するおそれのある広告 ア 暴力、とばく、覚せい剤等規制薬物の乱用、売春等の行為を推奨し、または肯定し、美化するもの イ 醜悪、残虐、猟奇的である等公衆に不快感を与えるおそれのあるもの ウ 性に関する表現で、露骨、わいせつなものまたは裸体を含むもの エ 犯罪を誘発するものまたはそのおそれのあるもの オ その他社会的秩序を乱すおそれのあるもの (3) 人権を侵害し、または差別を助長するおそれのある広告 ア 人種、性別、心身の障害等に関する差別的な表現その他不当な差別につながる表現等を含み、基本的人 権を侵害するものまたはそのおそれのあるもの イ 名誉毀損、プライバシーの侵害等のおそれのあるもの ウ 他を誹謗、中傷または排斥するもの (4) 選挙に関する広告 公の選挙または投票の事前運動に該当するものまたはそのおそれのあるもの (5) 政治性のある広告 政治団体による政治活動を目的とするものまたはそのおそれのあるもの (6) 宗教性のある広告 宗教団体の布教推進を目的とするものまたはそのおそれのあるもの (7) 社会問題についての意見広告 ア 社会問題に関する主義主張を行うもの イ 国内世論が大きく分かれているもの (8) 個人の氏名の名刺広告 個人の氏名、所在地、連絡先のみの周知を目的とするものおよび年賀、慶弔その他これに類するあいさつを 目的とするもの (9) 誇大、虚偽、誤認等のおそれのある広告 ア 誇大な表現や根拠のない表示、誤解を招くような表現を含むもの イ 虚偽の表示を含むもの (10) 人材募集を主たる目的とする広告 職業安定法に規定する労働者の募集に係るもの (11) 責任の所在が不明確な広告 客観的に見て責任の所在が明らかでないもの (12) その他本市の財産を活用した広告として適当でないと認められる広告 ア 学校教育法に規定する教育内容に反するなど、学校教育活動に支障を来すおそれのあるもの イ 喫煙を勧奨するもの ウ 特定の業者に不利益を与えるもの エ 氏名、写真、談話、肖像、商標等を無断で使用し、または著作権等を侵害するおそれのあるもの オ 国、地方公共団体、その他の公共機関が、広告主またはその商品やサービスなどを推奨、保証、指定等 をしているかのような表現のもの カ 債権取立て、示談引受けなどをうたったもの キ 加重・多重債務を助長するものまたはそのおそれのあるもの ク 投機、射幸心を著しくあおるもの ケ 非科学的または迷信に類するもので、利用者を迷わせたり、不安を与えるおそれのあるもの コ 色彩またはデザインが著しくけばけばしく、美観を損なうおそれのあるもの サ 品位を損なう表現のもの シ 業種ごとに定めのある広告に関する関連法規等に照らし問題があるもの、その他各業種の特性を考慮し、 消費者保護の観点からふさわしくない表現となっているもの ス アマチュアスポーツの選手や役員の氏名、写真、推薦文を使用した広告 セ 国土地理院の地図を無断で使用したもの ソ あたかも本市が推奨しているような表現のもの タ その他本市の公共機関としての社会的な信頼性および公平性を損なうおそれのある内容および表現を 含むもの (広告掲載の場所、期間等) 第4条 広告の掲載は、庁舎に設置されたモニターで行うものとし、広告の規格、放映料、広告掲載の期間その 他の事項は、市長が別に定める。 (広告の募集) 第5条 広告の募集、受付および掲載に係る事務は、入札等により市と契約を締結した広告代理業を営む者(以下 「広告取扱事業者」という。)が行うものとし、広告掲載を依頼する者(以下「広告主」という。)は、広告掲載 料を広告取扱事業者に支払うものとする。 (広告取扱事業者との契約) 第6条 広告取扱事業者が市に納付する放映料の額は、市と広告取扱事業者とが別途協定で取り決めをする額と する。 2 放映料の納付時期は、市と広告取扱事業者が別途協定で取り決めをする納付時期とする。 3 既に納入した放映料は、返還しない。ただし、広告取扱事業者または広告主の責めに帰することができない 事由により広告の掲載ができないときは、この限りでない。 (広告主の責任等) 第7条 広告の内容に関する責任は、広告主が負うものとし、第三者から広告に関して損害を被ったという申し 出がなされた場合は、広告主の責任および負担において解決するものとする。 (広告掲載の取消し等) 第8条 市長は、次の各号のいずれかに該当する場合は、広告掲載を停止し、もしくは中止しまたは当該決定を 取り消すことができる。 (1) 第3条に規定する基準を満たさなくなったとき。 (2) 行政運営上支障があるとき。 (3) 市長が広告掲載を行うことが不適当であると認めるとき。 付 則 この基準は、平成28年 8月10日から施行する。
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