親子水でっぽうづくり そうめん流し

親子水でっぽうづくり
そうめん流し
▲暑い中、箸や器をすべて手作
りしました。
▲そうめん流しの台は、
面取りをしました。
▲すいばりが刺さらなように、
丁寧に作りました。
▲おむすびも愛情こめて、
にぎりました。
▲竹の器で、自然の香りを感じ
てほしいな~。
▲だしは、かつおとこんぶからとります。
だから、まろやかで美味しいです。
○買うだけではなく、自然の物を使って、あそび道具を作ることができることを伝えたい。子ども
には、一生懸命、遊んでほしい。子どもの笑顔を見たら、やりがいを感じる。(川本英輔さん)
○子どもが大人になった時、親子水でっぽうづくりに参加したことを思い出して、地域に恩返しし
ようという気持ちになってくれたら、うれしい。(上田博樹さん)
○これまで、地域の方にお世話になってきたので、地域に恩返しする気持ちで参加している。町内
の子どもがかわいいので、続けてあげたい。(西谷征士さん)
○自分のものづくりの経験を伝えていきたい。竹の器づくりでは、子どもの笑顔を思い浮かべなが
ら、丁寧に作っている。(松岡正清さん)
参加者の声
今回で4回目の参加となります。子ども達も喜んでいたし、家族
で楽しく過ごすことができて、良かったです。
竹を使ったそうめん流しは、なかなかできない貴重な経験ですね。
準備をしてくださっている、地域の皆さんに感謝しています。町内
に、おじいちゃん、おばあちゃんがいないので、ふれあう時間にも
なって、ありがたいです。
また、今年は、小学5年生の息子が、ひとりで水でっぽうを作れ
るようになっていて、子どもの成長を感じることもできました。
また、来年も参加します!!
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平成28年8月1日 広報さか 第720号
毎年、海の日に開催される『親子水でっ
ぽうづくり・そうめん流し』は、青少年育
成坂町民会議(家庭部会)の主催事業とし
て実施され、14年間続いています。
イベントのリピーターも多く、毎年楽し
みにして参加する親子で、大変賑わってい
ます。
今回は、このイベントを支えてくださっ
ている地域の皆さんと当日の様子を紹介し
ます。
奥谷 武德副部長からのコメント
毎年、200人を超える親子に参加
していただき、大変やりがいを感じ
ています。
このイベントに、親子で参加して
いただき、夏の楽しい思い出づくりに役立てれば
と思います。
何日間もかけて、水でっぽうやそうめん流しに
使う竹の伐採をしたり、そうめん流しの台や器づ
くりなど、事前準備が大変ですが、毎年、地域の
皆さんに手伝っていただき、感謝の気持ちで一杯
です。年々、お手伝いいただく方との親睦も深
まっています。
このイベントの魅力は、親子で一つのことに挑
戦することだと思います。最近は、若いお父さん
が参加されていて、素晴らしいと思います。私達
の頃は、父親はこのようなイベントに参加してい
なかったから。最近のお父さんは、イクメンです
ね。
当日、親子で楽しんで過ごしている様子を見る
と、うれしい気持ちになり、これからも、坂町の
子ども達のために、頑張ろうと思います。
幸惠部長からのコメント
最近は、核家族化で、親子で一緒
に一つのことに取り組む機会が少な
くなってきているように思います。
この親子水でっぽうづくりでは、親
子で話し合いながら、取り組む微笑ましい光景が
見受けられ、私自身、和やかな気持ちにさせても
らっています。そして、ずっと、このような親子
関係が続くといいなと思います。
このイベントは、青少年育成坂町民会議の家庭
部会をはじめとする、地域の大勢の方の力によっ
て、成り立っています。男性陣には、山に竹を採
りに行っていただき、そうめん流しの台、竹の器、
箸などを、全て手作りしていただいています。ま
た、女性陣は、男性陣の作業中の昼食を作ったり、
そうめんつゆ、むすびを手作りし、参加した親子
に愛情を届けています。今の時代、買ってしまえ
ば簡単なことかもしれませんが、子どもが喜ぶ限
り、ボランティア精神を惜しまず、続けていきた
いと思います。
坂町には、『地域の子ども達は地域で育てる』
という精神があり、子ども達は地域に守られ、大
事にされています。
これからも、地域の子ども達のために、元気に
頑張っていきたいです。
お手伝いいただいた、地域の皆さん
長野さんご家族
平成28年8月1日 広報さか 第720号
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