18 生活経済事犯の取締り

18 生 活 経 済 事 犯 の 取 締 り
生活 経済事犯 の取 締 り
平 成 27年 中 の 県 内 に お け る 生 活 経 済 事 犯 の 取 締 り 状 況 は 、 検 挙 事 件 が 79事 件 (前 年 比 - 9 事
件 )、検 挙 人 員 が 104人 (前 年 比 - 4 人 )と な り 、 い ず れ も 減少 し て い ま す 。
【平 成 27年 中 の生 活経 済 事犯 検挙 状 況】
■ 金融事 犯
平成 27年 中 の 金 融 事 犯 の 検 挙 は 、 16事 件 (前 年 比 + 2 事件 )22人 (前 年 比 + 5 人 )で し た 。
主な事件としては、ヤミ金融業者から融資を受けた男性が、その利息の免除を受ける目的
で、自身が開設した普通預金口座のキャッシュカードや同口座の暗証番号を記載した資料を
ヤ ミ金 融 業 者 に 譲 り 渡 し た と し て 、 会 社 員 1 名 を 犯 収 法 違 反 で 検 挙 し ま し た 。
■ 特定商 取引事犯
平成27年中の特定商取引事犯の検挙は、3事件(前年比±0事件)3人(前年比±0人)でした。
主な事件としては、長崎県内に事務所を置くミシン販売業者が、高齢者方を訪問し、売
買契約を締結した際に、クーリングオフに関する事項など法令で定める事項が記載されていな
い内容不備な書面を交付したとして、経営者1名を特定商取引法違反で検挙しました。 0
■ 知的財 産権侵害 事犯
平 成 27年 中 の知 的 財 産 権 侵 害 事犯 の 検 挙は 、7 事件 (前年 比 +3 事 件)8 人(前 年比 +4 人 )
で した 。
主な事件としては、インターネットオークションサイトを利用して、通称「クラックツー
ル」と呼ばれる不正プログラムを販売提供したとして、会社員1名を不正競争防止法違反で
検 挙し ま した 。
■ 諸法令
平成27年中に検挙した諸法令事犯のうち、主な事件としては、長崎県知事の免許を受けない
で、住宅やマンションの一室を客に販売し、宅地建物取引業を営んだとして、不動産会社経営者
1 名を 宅 地建 物取 引 業法 違反 で 検挙 し まし た。
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