2016年度第1四半期決算説明資料

2016年度第1四半期決算説明資料
2016年7月29日
目 次
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要




2016年度第1四半期決算実績 サマリー
2016年度第1四半期決算実績 セグメント別
前年同期比損益計算書の概要
セグメント別決算実績
船舶海洋
車両
航空宇宙
ガスタービン・機械
プラント・環境
モーターサイクル&エンジン
精密機械
 貸借対照表の概要
 キャッシュ・フローの概要
Ⅱ.2016年度業績見通し
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
©
2 2016 KAWASAKI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved




連結受注高・売上高・利益見通し
セグメント別通期業績見通し
セグメント別税前ROIC等の推移
研究開発費・設備投資・期末従業員数
<参考資料>
オフショア船事業の状況
ヒストリカル・データ
15
16
17
18
19
21
2
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
第1四半期決算実績 サマリー
(億円)
2015年度
1Q
受 注 高
2016年度
1Q
2,586
3,437
前年同期比
増減
▲851
売 上 高
3,400
3,398
▲1
営業利益
148
159
+11
経常利益
153
57
▲96
親会社株主に帰属する
四半期純利益
74
47
▲26
ドル
(¥/$)
120.73
110.58
ユーロ
(¥/EUR)
132.37
売上加重
平均レート
126.57
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【受注高】
プラント・環境を中心に減少
【売上高】
建設機械の譲渡等に伴う減収の
一方で、プラント・環境や船舶海洋
等の増収により、全体では前年同
期並み
【利益】
 モーターサイクル&エンジンや
航空宇宙等の増益により、営
業利益は増益
 為替差損の増加等により経常
利益および親会社株主に帰属
する四半期純利益は減益
(参考)1Q決算実績におけるNET外貨売上高 (億外貨)
ドル
ユーロ
4.6
1.0
3
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
第1四半期決算実績 セグメント別
(億円)
受注高
2015年度
1Q
2016年度
1Q
船舶海洋
172
22
車
両
469
航空宇宙
売上高
2015年度
1Q
2016年度
1Q
▲149
234
311
232
▲236
321
526
416
▲109
ガスタービン・機械
352
506
プラント・環境
553
モーターサイクル&エンジン
営業利益
2015年度
1Q
2016年度
1Q
+76
▲5
6
+12
288
▲33
15
7
▲7
760
800
+40
84
95
+10
+154
519
491
▲28
36
32
▲3
180
▲373
234
317
+82
▲1
6
+7
721
692
▲28
721
692
▲28
▲10
3
+13
精密機械
311
331
+19
299
329
+29
18
21
+2
そ の 他
329
202
▲127
307
167
▲140
8
7
▲1
-
-
-
-
-
-
2
▲19
▲21
3,437
2,586
▲851
3,400
3,398
▲1
148
159
+11
調 整 額※
合
計
増減
増減
増減
※ 「調整額」には、本社部門で発生する費用で社内管理上各部門への配賦を行わない費用等を含む
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4
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
前年同期比損益計算書の概要
2016. 1Q
2015. 1Q
【営業損益】
前年同期比
+
11
億円
(
148
億円
⇒
159
億円
)
・売上高
▲
1
億円
(
3,400
億円
⇒
3,398
億円
)
・売上原価
▲
10
億円
(
2,812
億円
⇒
2,802
億円
)
・販売費および一般管理費
▲
2
億円
(
439
億円
⇒
437
億円
)
うち給料および手当
▲
3
億円
(
124
億円
⇒
120
億円
)
うち研究開発費
+
7
億円
(
86
億円
⇒
94
億円
)
▲
107
億円
(
5
億円
⇒
▲
102
億円
)
・金融収支 (受取配当金を含む)
+
1
億円
( ▲
5
億円
⇒
▲
4
億円
)
・持分法による投資利益
+
6
億円
(
2
億円
⇒
9
億円
)
・為替差損益
▲
111
億円
( ▲
2
億円
⇒
113
億円
)
・その他
▲
4
億円
(
11
億円
⇒
6
億円
)
+
22
億円
(
-
億円
⇒
22
億円
)
+
22
億円
(
-
億円
⇒
22
億円
)
【営業外損益】 前年同期比
【特別損益】
前年同期比
・固定資産売却益
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▲
5
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
船舶海洋
主要製品: LNG船、LPG船、オフショア船、ばら積み運搬船、潜水艦
(億円/各期の数値は累計)
当第1四半期実績
(前年同期比)
受注残高
2,204億円
受注
674
927
983
172
1Q
(4月公表 1,300)
受注
新造船需要の低下により減少
1,300
売上
円高の影響はあったものの、LNG運搬船やLPG
運搬船、潜水艦の工事量の増加等により増収
営業利益 増収や円高に伴う貸倒引当金戻入益等により
損益改善
22
2Q
3Q
2015年度
1Q
(4月公表 1,200)
1,200
売上
518
729
948
(前期比)
受注
防衛省向け潜水艦の受注により増加
売上
ガス船の建造量の増加により増収
営業利益 受注工事損失引当金の繰入があった前期に
比べ改善
311
234
2016年度見通し
2016年度
見通し
<新造船の受注・売上隻数>
受注(1Q)
2015年度
1Q
2Q
3Q
2015年度
1Q
営業利益
1Q
2016年度
見通し
(4月公表 ▲15)
2Q
3Q
2015年度
6
1Q
▲5
▲ 31
▲ 25
2016年度
見通し
(隻)
売上(1Q)
2016年度
LNG船
完工
1
進行基準
8
LPG船
2
2
4
オフショア船
ばら積み運搬船
1
1
潜水艦
深海救難艇
▲15
0
2014年度
税前ROIC
2
1
1
2
1
3
実績
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2016年度
進行基準
4
小型LNG船
合 計
▲ 79
2015年度
完工
6.0%
1
10
2015年度
実績
▲38.4%
1
1
16
2016年度
見通し
1.0%
6
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
車
両
主要製品: 各種電車(新幹線含む)、機関車、客車、台車、ギガセル(二次電池)
受注
1,321
469
657
(億円/各期の数値は累計)
(4月公表 1,800)
1,800
受注残高
3,513億円
874
232
1Q
2Q
3Q
売上
1Q
2015年度
受注
(前年同期比)
北米向けで大口案件を受注した前年同期に
比べ減少
売上
海外向け部品の減少等により減収
営業利益
減収および利益率の低下等により減益
2016年度
見通し
(4月公表 1,450)
1,466
当第1四半期実績
1,450
1,045
2016年度見通し
(前期比)
海外案件の増加により増加
受注
売上
国内向け、海外向けともに大きな変動は無く
前期並み
営業利益
収益性低下等により減益
627
321
288
1Q
2Q
3Q
1Q
2015年度
2016年度
見通し
営業利益
77
15
92
(4月公表 55)
55
35
7
2014年度
実績
1Q
2Q
3Q
2015年度
1Q
2016年度
見通し
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税前ROIC
8.7%
2015年度
実績
11.7%
2016年度
見通し
8.0%
7
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
航空宇宙
主要製品: 防需航空機、民需航空機分担製造品、民間向けヘリコプター、
誘導機器・宇宙関連機器
受注
4,642
(億円/各期の数値は累計)
(前年同期比)
受注残高
5,605億円
(4月公表 2,300)
526
1Q
1,346
416
2Q
3Q
受注
円高の影響や民間航空機向け分担製造品の減少
等により減少
売上
円高の影響はあったものの、防衛省向けの増加や
民間航空機向け分担製造品が高水準を維持した
こと等により増収
営業利益
増収等により増益
2,300
1,849
2015年度
1Q
売上
3,500
2,505
1,668
800
760
2016年度見通し
2016年度
見通し
(4月公表 3,500)
3,518
当第1四半期実績
(前期比)
受注
防衛省向けの減少等により減少
売上
防衛省向けは増加するものの、民間航空機向け
分担製造品の減少や円高の影響により前期並み
営業利益
円高の影響および民間航空機向け分担製造品の
収益性低下により減益
<民需分担製造品の売上機数>
1Q
2Q
営業利益
256
3Q
356
2015年度
1Q
456
2016年度
見通し
(4月公表 250)
250
95
84
2015年度1Q
Boeing 777
26
Boeing 767
4
Boeing 787
32
Embraer170/175
18
Embraer190/195
0
2014年度
1Q
2Q
3Q
2015年度
1Q
2016年度
見通し
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実績
税前ROIC
35.1%
(機)
2016年度1Q
26
6
33
18
6
2015年度
実績
33.9%
2016年度
見通し
13.5%
8
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
ガスタービン・機械
(億円/各期の数値は累計)
主要製品: 航空機用エンジン、産業用ガスタービン・コージェネレーション、
ガスエンジン、ディーゼル機関、陸用・舶用タービン、空力・水力機械
2,889
受注
2,127
(4月公表 2,550)
受注残高
3,660億円
2,550
1,158
2Q
3Q
1Q
受注
国内向けガスエンジンの増加等により増加
売上
航空エンジン分担製造品は増加したものの、
防衛省向けの減少や円高の影響等により減収
営業利益
減収により減益
2015年度
2016年度見通し
1Q
2016年度
見通し
(前期比)
受注
受注が前期に集中した航空エンジン分担製造
品や舶用製品の減少等により減少
売上
航空エンジン分担製造品やガスエンジンの
増加等により増収
営業利益
増収による増益はあるものの、円高および
航空エンジン分担製造品の初度費負担
増加等により減益
(4月公表 2,550)
売上
519
(前年同期比)
506
352
1Q
当第1四半期実績
2,550
2,364
1,033
2Q
1,591
491
3Q
2015年度
1Q
(4月公表 135)
169
営業利益
81
2016年度
見通し
135
111
36
32
2014年度
実績
1Q
2Q
3Q
2015年度
1Q
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2016年度
見通し
税前ROIC
5.7%
2015年度
実績
8.8%
2016年度
見通し
6.3%
9
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
プラント・環境
主要製品: 産業プラント(セメント、肥料等)、発電プラント、LNGタンク、
ごみ焼却プラント、トンネル掘削機、破砕機
(億円/各期の数値は累計)
当第1四半期実績
(前年同期比)
受注
1,387
553
750
受注残高
2,646億円
2Q
1,002
3Q
1Q
558
2Q
832
317
3Q
2015年度
1Q
海外向け化学プラントの工事量増加等により
増収
営業利益
増収により損益改善
2016年度見通し
(前期比)
受注
国内向けごみ焼却プラント等の受注により
増加
売上
海外向けプラントの増加により増収
営業利益
増収となるものの、工事費の増加による
収益性低下等により減益
2016年度
見通し
(4月公表 80)
85
26
売上
2016年度
見通し
1,550
1,356
営業利益
80
36
2014年度
6
1Q
▲1
1Q
(4月公表 1,550)
売上
234
2015年度
国内向けごみ焼却プラント等の大口案件を
受注した前年同期に比べ減少
1,400
180
1Q
受注
(4月公表 1,400)
実績
税前ROIC
2Q
3Q
2015年度
1Q
14.3%
2015年度
実績
17.5%
2016年度
見通し
16.3%
2016年度
見通し
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10
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
モーターサイクル&エンジン
(億円/各期の数値は累計)
主要製品: 二輪車、多用途四輪車、四輪バギー車(ATV)、
パーソナルウォータークラフト、汎用エンジン
売上
(4月公表 3,250)
3,335
当第1四半期実績
(前年同期比)
売上
先進国向け二輪車や四輪車が増加したもの
の、円高の影響や汎用エンジンの減少等に
より減収
営業利益
減収による減益はあったものの、モデルミック
スの好転等により損益改善
3,250
2,188
1,430
721
692
2016年度見通し
1Q
2Q
3Q
▲10
1Q
2016年度
見通し
157
営業利益
1Q
2015年度
5
2Q
43
3Q
(前期比)
売上
インドネシア向け二輪車の減少および円高
の影響により減収
営業利益
減収により減益
(4月公表 135)
135
3
2015年度
1Q
<コンシューマー向け製品 地域別売上(卸売)台数・金額>
2015年度
通期
1Q
台数
金額
台数
金額
国内
15
132
6
42
北米(カナダ含む)
105(51)
1,122
189
18(11)
欧州
64
552
15
136
新興国等
340
1,063
64
215
合計
524
2,869
103
582
2016年度
見通し
(千台、億円)
2016年度
1Q
台数
金額
4
22(10)
19
73
39
188
150
208
118
585
通期見通し
台数
金額
16
136
113(54)
1,066
64
518
319
1,019
512
2,739
2014年度
実績
税前ROIC
7.3%
2015年度
実績
14.1%
2016年度
見通し
10.2%
注1)二輪車、四輪バギー車(ATV)、多用途四輪車、パーソナルウォータークラフト(「ジェットスキー」)及びこれらの関連製品を含む。
注2)括弧内は二輪車分を示す。(内数)
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11
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
精密機械
(億円/各期の数値は累計)
主要製品: 建設機械用油圧機器、産業機械用油圧機器・装置
舶用舵取機、舶用各種甲板機械、産業用ロボット、医薬・医療ロボット
当第1四半期実績
(前年同期比)
受注
1,331
受注残高
265億円
(4月公表 1,450)
1,450
受注
各種産業用ロボットの増加等により増加
売上
各種産業用ロボットや油圧機器の増加等
により増収
営業利益
増収により増益
950
640
331
311
2016年度見通し
1Q
2Q
3Q
2015年度
1Q
売上
(4月公表 1,400)
1,400
1,331
639
2Q
受注・売上
各種ロボットの増加により増加
営業利益
増収により増益
329
3Q
2015年度
1Q
2016年度
見通し
(4月公表 100)
営業利益
100
85
18
(前期比)
940
299
1Q
2016年度
見通し
38
53
21
2014年度
実績
1Q
2Q
3Q
2015年度
1Q
2016年度
見通し
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税前ROIC
16.7%
2015年度
実績
9.5%
2016年度
見通し
10.8%
12
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
貸借対照表の概要
(億円)
2015年度末
現預金
2016年度
1Q末
増減
421
391
▲30
売掛債権
3,813
4,013
+200
棚卸資産
4,929
4,988
+59
有形・無形固定資産
4,520
4,485
▲34
その他資産
2,519
2,596
+76
資産計
16,204
16,476
+271
買掛債務
3,217
2,981
▲236
借入債務
3,984
4,846
+862
前受金
1,704
1,695
▲8
その他負債
2,841
2,706
▲135
負債計
11,748
12,229
+481
株主資本
4,384
4,315
▲69
72
▲68
▲140
4,456
4,246
▲209
負債・純資産計
16,204
16,476
+271
自己資本比率
26.6%
24.9%
NET D/Eレシオ
82.5%
108.3%
その他純資産
純資産計
【有利子負債の推移】
【運転資本の推移】
運転資本(1Q)
(左軸)
(億円)
6,000
(億円)
売上高(通期)/運転資本
(右軸)
8,000
(倍)
4.00
6,000
長期借入金
短期借入金
3.00
4,000
2.00
2,000
4,000
1.00 2,000
0
0.00
2014年度
2015年度
2016年度
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2014年度
(売上高は見通し)
2015年度
2016年度
【設備投資等の推移】
(億円)
固定資産
(左軸)
設備投資
(右軸)
減価償却
(右軸)
(億円)
6,000
200
4,000
100
2,000
0
0
【貸借対照表の概況】
当四半期末の総資産は、売掛債権の増
加や前渡金の増加により、前期末に比べ
増加。
負債は、買掛債務の減少がある一方で、
借入債務の増加により、前期末に比べ
増加。
純資産は、円高に伴う為替換算調整
勘定の減少や配当金の支払等により、
前期末に比べ減少。
2014年度1Q 2015年度1Q 2016年度1Q
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13
Ⅰ.2016年度第1四半期連結決算の概要
キャッシュ・フローの概要
【営業キャッシュ・フロー等の推移】
(億円)
2015年度
1Q累計
営業キャッシュ・フロー
投資キャッシュ・フロー
フリーキャッシュ・フロー
財務キャッシュ・フロー
▲674
▲208
▲882
843
2016年度
1Q累計
▲703
▲130
▲833
784
増減
▲28
+78
運転資本
(左軸)
(億円)
6,000
税前損益
(右軸)
営業キャッシュ・フロー
(右軸)
(億円)
400
4,000
0
2,000
▲ 400
0
▲ 800
+49
2014年度1Q 2015年度1Q 2016年度1Q
▲59
【フリーキャッシュ・フローと
親会社株主に帰属する四半期純利益の推移】
【キャッシュ・フローの概況】
営業キャッシュ・フローは、航空宇宙やガスタービン・機械の運転
資金が増加したこと等により、前年同期に比べ減少。
投資キャッシュ・フローは、設備投資の支払が少なかったことや、
固定資産売却による収入があったこと等により、前年同期に比べ
て使用した資金は減少。
この結果、フリーキャッシュ・フローは前年同期に比べて増加。
(億円)
200
フリーキャッシュ・フロー
親会社株主に帰属する
四半期純利益
0
▲ 200
▲ 400
▲ 600
▲ 800
▲ 1,000
2014年度1Q 2015年度1Q 2016年度1Q
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Ⅱ.2016年度業績見通し
連結受注高・売上高・利益見通し
(億円)
2015年度
実績
2016年度
見通し
前期比
増減
受 注 高
16,936
15,000
▲1,936
売 上 高
15,410
15,700
+290
営業利益
959
700
▲259
経常利益
932
690
▲242
親会社株主に帰属する
当期純利益
460
490
+30
税前ROIC
9.4%
8.3%
▲1.1%
ROE
10.6%
11.0%
+0.4%
実績/前提
レート
※2016年4月27日公表値からの変更はありません。
【受注高】
前期に大口案件があった航空宇宙の減
少等により全体では減少の見込み
【売上高】
船舶海洋、ガスタービン・機械、プラント・
環境等を中心に増収の見込み
【利益】
• 生産性向上等収益改善諸施策を継
続していくものの、円高の影響および
航空宇宙における民間航空機向け分
担製造品の収益性の低下等により営
業・経常利益は減益の見込み
• 税制改正による繰延税金資産の
取り崩しや、ブラジル造船合弁事業に
かかる海外事業関連損失が無くなる
ことにより親会社株主に帰属する当
期純利益は増益の見込み
(参考)為替影響額
ドル
(¥/$)
118.99
ユーロ
(¥/EUR)
132.43
注) 前提レートは見通し公表時の為替エクスポージャーに対して適用
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110
125
1円の変動による影響額
ドル
ユーロ
営業利益
21.0 (24.6)
1.4 (1.9)
(億円)
経常利益
20.7 (24.9)
1.9 (2.3)
※括弧内は4月公表時
15
Ⅱ.2016年度業績見通し
セグメント別通期業績見通し
※2016年4月27日公表値からの変更はありません。
(億円)
受注高
売上高
2015年度
実績
2016年度
見通し
+317
948
1,200
1,800
+479
1,466
4,642
2,300
▲2,343
ガスタービン・機械
2,889
2,550
プラント・環境
1,387
モーターサイクル&エンジン
営業利益
2015年度
実績
2016年度
見通し
+252
▲79
▲15
+64
1,450
▲16
92
55
▲37
3,518
3,500
▲18
456
250
▲206
▲339
2,364
2,550
+186
169
135
▲34
1,400
+12
1,356
1,550
+194
85
80
▲5
3,335
3,250
▲85
3,335
3,250
▲85
157
135
▲22
精密機械
1,331
1,450
+119
1,331
1,400
+69
85
100
+15
そ の 他
1,044
950
▲94
1,088
800
▲288
28
40
+12
-
-
-
-
-
-
▲37
▲80
▲43
16,936
15,000
▲1,937
15,410
15,700
+290
959
700
▲259
2015年度
実績
2016年度
見通し
983
1,300
両
1,321
航空宇宙
船舶海洋
車
調 整 額※
合
計
増減
増減
増減
※ 「調整額」には、本社部門で発生する費用で社内管理上各部門への配賦を行わない費用等を含む
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16
Ⅱ.2016年度業績見通し
セグメント別税前ROIC等の推移
※2016年4月27日公表値からの変更はありません。
税前ROIC
営業利益率
総資産回転率(倍)
((税引前利益+支払利息)/投下資本)
(営業利益/売上高)
(売上高/総資産)
2015年度
実績
2016年度
見通し
2015年度
実績
2016年度
見通し
+39.4%
▲8.3%
▲1.2%
+7.1%
0.61
0.75
+0.14
8.0%
▲3.7%
6.3%
3.7%
▲2.6%
0.85
0.90
+0.05
33.9%
13.5%
▲20.4%
12.9%
7.1%
▲5.8%
0.92
0.80
▲0.12
ガスタービン・
機械
8.8%
6.3%
▲2.5%
7.1%
5.2%
▲1.9%
0.75
0.70
▲0.05
プラント・環境
17.5%
16.3%
▲1.2%
6.2%
5.1%
▲1.1%
1.12
1.30
+0.18
モーターサイクル&
エンジン
14.1%
10.2%
▲3.9%
4.7%
4.1%
▲0.6%
1.36
1.30
▲0.06
精密機械
9.5%
10.8%
+1.3%
6.4%
7.1%
+0.7%
0.93
0.95
+0.02
合
9.4%
8.3%
▲1.1%
6.2%
4.4%
▲1.8%
0.95
0.95
0.00
2015年度
実績
2016年度
見通し
▲38.4%
1.0%
両
11.7%
航空宇宙
船舶海洋
車
計
増減
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増減
増減
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Ⅱ.2016年度業績見通し
研究開発費・設備投資・期末従業員数
※2016年4月27日公表値からの変更はありません。
(億円・人)
2014年度
実績
2015年度
実績
2016年度
見通し
研究開発費
416
436
470
設備投資
800
763
980
減価償却費
445
490
560
国
内
26,019
25,897
26,700
海
外
9,452
8,708
9,000
35,471
34,605
35,700
期末従業員数
※ 設備投資額は有形・無形固定資産の新規計上額、減価償却費は有形・無形固定資産の減価償却実施額
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<参考資料> オフショア船事業の状況
オフショア船事業の状況
1.ブラジル造船合弁事業
•
ドリルシップの発注元の親会社であるSete Brasil は会社更生を申請し、6月13日付で裁判所に受理され
た。受理後60労働日以内に具体的な再建計画が策定されることになる。
•
Sete Brasilの再建計画の内容が、当社の現地合弁会社であるEnseadaの経営や、Enseadaが受注し当社
が船体部の建造を請け負ったドリルシップ2隻(現在、工事中断中)の今後に影響することから、現地情報
を収集しつつ、今後の対応について検討を行っている。
•
但し、当社は2015年度第3四半期決算において、Enseada向け出資金・貸付金、ドリルシップ船体部にか
かる売掛金・仕掛品等を、第三者評価に基づく船体部分に関する回収見込み額(約50億円)を除き、全額
損失処理している。
•
尚、当社はEnseadaに関し債務保証を行っておらず、 合弁契約上追加資金拠出の義務も負っていない。
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19
<参考資料> オフショア船事業の状況
オフショア船事業の状況
2.ノルウェー向けオフショア作業船
•
•
ノルウェー向けオフショア作業船は現在、設計作業を行うとともに主要機器等の調達を進めている。
設計作業の進捗が遅れているものの、 今年度中に建造を開始する計画であり、造船契約上の納期内に
完工・引渡できる見込みである。
•
本船は、新規の海底油田・ガス田の掘削だけでなく稼働中の油井管のメンテナンスや廃坑作業にも利用
可能であり、高い汎用性を有する。ドリルシップ・セミサブリグより小型のオフショア船であり作業コストを
低減できるという特長をもっている。
•
原油価格の低迷により、オフショア関連の事業環境が厳しいため、オフショア市場の動向を注視しつつ当
面は本船の建造に注力する方針である。
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<参考資料> ヒストリカル・データ
ヒストリカル・データ
自己資本
(左軸)
(億円)
12,000
税前ROIC
(右軸)
有利子負債
(左軸)
12.0%
11,000
10.0%
10,000
9,000
8.0%
8,000
7,000
5,000
4,000
3,995
3,000
3,539
3,198
2,000
1,000
0
4,291
3,893
6,000
1,902
2,015
2,376
3,042
2,764
2,904
3,132
4,072
4,289
4,847
4,446
4,143
3,984
6.0%
4.0%
2,904
2,771
2,891
3,061
3,382
3,630
4,319
4,313
2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
税前ROIC
3.1%
4.8%
5.1%
8.7%
11.2%
4.5%
0.2%
6.0%
7.4%
6.1%
8.1%
10.4%
9.4%
投下資本
5,896
5,553
5,573
5,946
5,896
6,797
7,059
7,182
7,132
8,228
8,076
8,463
8,297
売上高
11,602
12,415
13,224
14,386
15,010
13,385
11,734
12,269
13,037
12,888
13,854
14,861
15,410
営業利益
222
247
417
691
769
287
▲13
426
574
420
723
872
959
経常利益
121
210
308
490
639
387
142
491
636
393
606
842
932
親会社株主に帰属する
当期純利益※
63
114
164
297
351
117
▲108
259
233
308
386
516
460
113
108
112
117
115
101
93
86
79
82
99
109
118
2.0%
0.0%
※ 2014年度までは「当期純利益」
為替レート 円/$
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ご注意
本資料のうち、業務見通し等に記載されている将来の数値は、現時点で把握可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、
リスクや不確実性を含んでおります。従いまして、これらの業績見通しのみに依拠して投資判断を下すことはお控え下さるようお
願い致します。実際の業績は、外部環境及び内部環境の変化によるさまざまな重要な要素により、これらの見通しとは大きく異な
る結果となり得ることを御承知おき下さい。実際の業績に影響を与える重要な要素には、当社の事業領域をとりまく経済情勢、対
米ドルをはじめとする円の為替レート、税制や諸制度などがあります。
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