放射線への TURUKAME による影響測定結果 はじめに 本実験では、神聖幾何学アート TURUKAME から発しているエネルギーが空間に対してどのような影響 を与えているか検証するために予備的な実験を実施した。実験は以下の二種類行い、本資料には②の 実験結果をまとめた。 ①電気機器から発生している電磁波に対して TURUKAME がどのような影響を与えるか ②ラジウム鉱石から発生している放射線に対して TURUKAME がどのような影響を与えるか TURUKAME とは 自然界における生物、事象には黄金比、フィボナッチ数列、フラクタル等、神聖幾何学といっても良い 範疇から想起されるものが数多く存在している。エナジーアート【TURUKAME】は、直線と正円、円弧、正 3 角形、正 6 角形が複合されたものであり、数学的な一定の比率と寸法によって成り立っている。 色彩は白、黒、赤、橙、黄、緑、水色、紺色、紫、桃色の 10 色であり、厳密な色の三属性(色相、彩度、 明度)に従った色調が特定の位置に固定されている。複合的に関係し合った形が持つ力、特定の位置に 配置された 10 色の色彩が持つ力が調和することで、周囲の空間に作用を及ぼすとされる仮説を、本実験 によって考察する。 実験内容 ■測定使用機器 ガイガーカウンター…Radiation Detector Model RD 8901(ロシア製) ■測定方法 条件 A:バックグラウンド測定 TURUKAME やラドン鉱石等、空間に影響を与えるものを何も設置しない状態で、空間の放射線量を測定 した。 条件 B:TURUKAME を設置した時の測定 TURUKAME を設置した状態で、空間の放射線量を測定した。 条件 C:ラドン鉱石を設置した時の測定 ラドン鉱石を設置した状態で、空間の放射線量を測定した。尚、ガイガーカウンターとラドン鉱石の距離は 30cm とした。 条件 D:TURUKAME、ラドン鉱石を設置した時の測定 TURUKAME とラドン鉱石を設置した放射線量を測定した。尚、TURUKAME とラドン鉱石の間の距離は 60cm で、その中央 30cm の距離にガイガーカウンターを設置した。 TURUKAME ガイガーカウンター ラドン鉱石 実験結果 実験結果として、以下に数値の推移グラフを示す。縦軸は µR/h(マイクロレントゲン/時間)、横軸は経過 時間を示す。尚、黒い直線はそれぞれの条件の平均値を示す。 µR/h 条件 A 条件 B 条件 C 条件 D 経過時間 条件 A:バックグラウンドの測定値(条件 A での平均値:10.7) 条件 B:TURUKAME のみを設置した時の測定値(条件 B での平均値:10.8) 条件 C:ラドン鉱石のみを設置した時の測定値(条件 C での平均値:34.9) 条件 D:ラドン鉱石・TURUKAME を設置した時の測定値(条件 D での平均値:30.5) 結論 本実験では以上のような結果が見られた。結果に対する変化は興味深い内容であるが、この実験結 果についてどのように解釈するかというものは、追実験と厳密な条件設定をすることで詳細を検討してい く必要がある。
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