PDF版 icon-download - 社会福祉法人横浜市西区社会福祉協議会

西区社協キャラクター
ニシ・ニコ・マッチ氏
社会福祉法人
横浜市西区社会福祉協議会
フードドライブの実施
平成 27 年度は改正介護保険法による地域包括ケアシステムの取組や、生活困窮者自立
支援法の完全施行など、普段の生活からは見えにくく、複合的な生活課題を抱える人たち
に対しての施策転換が行われました。西区社協ではそれらの動向を踏まえ、地域とのつな
がりが希薄化し表面化しにくくなっている個別の生活課題を意識しながら地域支援を進め
ました。
また、第 3 期にこまちプラン(西区地域福祉保健計画の愛称)策定の年であるため、積
極的に区役所、地域ケアプラザと連携し、区計画・地区別計画策定に関わりました。
平成 27 年度
事業報告
決算
西区社協として初めて「フードドライ
ブ」を実施しました。フードドライブと
は、家庭や企業等で余った「たべもの」
を寄附いただき、食の支援に活用しよう
という取り組みです。
どなたにでも参加しやすいボランテ
ィア活動としても有効で、フードドライ
ブで区社協を初めて知ったという方も
子どもの居場所づくり勉強会の実施
にこまちプラン策定の中で「学齢期の子どもたちが安
西区でも子どもの居場所が
立ち上がっています!
集まった食料は、食を通じた支援活動
を行っている西区内の団体や施設へ配
心していられる居場所」の必要性が見えてきたことから、
地域の担い手の方々とともに勉強会や見学会を開催しま
多くいらっしゃいました。
分し活用しました。
土居
した。
■集まった食料
勉強会の結果、2 つの地区で平成 27 年度にこどもの居
39件・349点
米、そば、うどん、お菓子、缶詰、調味料、レトル
場所の立ち上げにつながりました(第五地区「ふりーサ
ト、インスタントコーヒー、ふりかけ
ロン 5」、第 6 地区「こども食堂」)。
■配分先
これを受けて、平成 28 年度も引き続き勉強会を行い、
など
10団体・施設
高齢者食事会、多世代交流サロン、認知症カフェ、
西区各地で居場所が開かれるよう支援していきます。
子ども食堂、青少年支援施設、路上生活者支援団体
金澤
富士原
三好
ハマのオヤジゼミナール「おもてなしの珈琲講座」
NVC(にこまち ボランティア キャンプ)
出会いの場作り事業
「来て、見て、知って、つながって」
にこまちプラン策定の中で課題として挙げられた「男性の地域活
ボランティア活動をより活性化していくため、ボランティア・
障害のある方でも地域で安心して暮らせるようになるために
動への参加」への対応の一環として、趣味の学びから地域活動へ参
市民活動グループ同士の交流について検討しているのが NVC で
は、地域の方々に理解していただくことは欠かせません。障害の
加を促す「おもてなしの珈琲講座」を開催しました。
す。平成 27 年度はメンバーとなっている団体同士の交流を図り
特徴などを知っていただくことも大切ですが、本当に大切なの
ました。
は「その人自身」を知ってもらうことです。
地元西区の喫茶店”view”のマスターに講師をお願いし、16 名の
参加者が学んだ結果、10 名ほどの方でボランティアグループを立
ち上げ、今後活動していくことになりました。
より深く互いの活動を理解することで新しいつながりも生ま
れ、団体同士の協力も生まれています。
障害福祉分科会では小さな場で障害のある方と地域の方が
“ご近所さん”として交流を深められる場を 6 回開催しました。
こども福祉講座∼サマーボランティア∼
各種広報の改善
西区社協の広報について、広報手段とその対象を考え、より適切
に情報が届くよう整理しました。特に西区社協のことをご存じない
広報紙はタウンニュース版
となり、より読みやすく!
学齢期の子どもへの福祉啓発や将来の担い手育成をめざし、小学校
4 年生~中学校 3 年生を対象に夏休み期間中に講座を開催しました。
延べ 14 名の参加者が花火大会の翌日にゴミ拾いをしたり、車いすに
方に届くよう、広報紙とホームページについて改善しました。
乗って横浜駅のバリアフリーやユニバーサルデザインについて学び
ました。
竹上
横浜駅探検では、車いすユーザーの方と一緒に探検。自分でも操作
しながら、「便利な所」「不便な所」をチェックしました。
探検結果はみんなでマップ
にまとめました!
ゴミは全部で約 8kg。もっとも
数が多かったのは「タバコの吸い
殻」でした。子どもたちは「ゴミを
リニューアルしました。
ぜひご覧ください!
ポイ捨てしない大人になろう」と
決意を新たにしていました。
ホームページアドレス http://www.yoko-nishishakyo.jp
分担金
43,200
0.0%
寄附金
754,610
0.7%
会費・賛助会費
1,868,840
1.7%
補助金
2,985,000
2.7%
事業収入
1,591,780
1.4%
受託金
28,670,960
25.8%
小木曽
共同募金配分金
5,484,583
4.9%
人件費
16,514,542
14.9%
その他にも様々な事業を展開しています
事業費
19,822,628
17.8%
負担金
179,830
0.2%
(単位)円
その他の活動による収入
1,314,325
1.2%
受取利息配当金
2,085,393
1.9%
積立資産取崩収入
10,000,000
9.0%
□ 身近な地域のつながり・ささえあい活動推進事業:個別課題を地域と共に解決
分担金
328,814
0.3%
□ 西区社協ふれあい助成金:ボランティア・市民活活動への助成
□ にこまち助成金:にこまちプランを推進する活動に対する助成
□ 西区福祉保健活動拠点「フクシア」の運営:福祉保健活動団体への活動場所提供
□ 送迎サービス:公共交通機関を使えない方に対する車での送迎
助成金
6,718,643
6.0%
雑収入
101,910
0.1%
前年度繰越金
55,999,127
50.4%
□ にこまちプランの推進:西区地域福祉保健計画の策定・推進
事務費
2,203,532
2.0%
□ ボランティアセンター:ボランティア依頼者と活動者のマッチング、担い手育成
□ あんしんセンター:高齢者や障害者の金銭管理を通じた生活支援
□ 地区社協支援:地区社協の組織強化・活動充実のお手伝い
負担金
799,690
0.7%
次年度繰越金
63,807,045
57.4%
□ ふれあい福祉推進事業:高齢者の見守り活動「ふれあい会」の支援
□ 善意銀行:金銭や物品の寄附を受け、区内で配分する
□ 災害 Vo ネットワークの支援:発災時にスムーズに動き出せるよう支援
その他の活動による支出
884,664
0.8%
(単位)円
(単位)円
□ 生活福祉資金貸付:主に低所得者世帯への各種貸付
□ 社会福祉功労者表彰:地域における福祉活動功労者の表彰
□ 各種分科会:会員団体・施設の情報共有・検討の場
□ 各種団体事務:日本赤十字社、共同募金会等
平成 27 年度 収入合計
111,079,558 円
平成 27 年度 支出合計
111,079,558 円
工藤
西区のために
精一杯がんばります!
平成 28 年度
事業計画
予算
介護保険法の改正により、横浜市では平成 28 年 1 月から、「介護予防・日常生活支援総合う事業」がスタートしました。また、4 月
には「生活支援体制整備事業」がスタートし、区社協に 1 名、各地域ケアプラザに 1 名ずつ“生活支援コーディネーター”が配置
されました。今後、区社協と地域ケアプラザがより連携し、地域の皆様と共に支え合いの地域づくりを進めていきます。
山下
三木
また、第3期地域福祉保健計画「にこまちプラン」(第 3 期:H28 年度~32 年度)が、本年度からスタートしています。区役所と
ともに共同事務局として計画策定・推進をしている区社協として、子どもの居場所づくりや障害理解、また地域の担い手づくりを目
指した事業展開等を進めてまいりました。今後も NTP(にこまちトライプロジェクト:にこまちプランの推進に向けた検討、事業
展開)での実践を中心に、地域、関係機関などと力を合わせ取組んでいきます。
重点事業項目
分担金収入
264
0.2%
会費収入
1,918
1.7%
寄附金収入
1,500
1.3%
(単位)千円
補助金収入
10,721
9.3%
受託金収入
28,450
24.7%
生活支援コーディネーターによる生活支援体制整備の推進
区社協と地域ケアプラザに生活支援コーディネーターが配置されることにより、今後は一体で地域支援に取り組むこと
となります。当面は全ての地域ケアプラザの生活支援コーディネーター等に集まっていただき勉強会を開き、全体的な情
前年度繰越金
54,370
47.2%
事業収入
1,464
1.3%
報共有やスキルアップを目指します。併せて、各エリアにおける見守り活動等の実態把握を行い、アセスメントをした上
で各地域での支援方針を決定、地域ケアプラザとともに地域支援に取り組みます。
身近事業を基盤とした地域支援
負担金収入
240
0.2%
サービス区分間繰
入金収入
3,736
3.2%
積立資産取崩収入
10,000
8.7%
身近な地域のつながり・支えあい活動推進事業では、「個別支援と地域支援の融合」を掲げ、制度の狭間での困りごとを
地域の中で見守り、解決しようと取り組みを進めてきました。この取り組みは生活支援体制整備事業で目指す「住民同士で
の支え、支えられる体制づくり」と目標を共有しています。地域の状況把握に努め、「ゴミ屋敷」「孤立」など一つひとつ
平成 28 年度 収入合計
その他の収入
105
0.1%
基金果実
2,345
2.0%
115,113,000 円
の困りごとへの対応を積み重ねる中で地域支援の取り組みを進めます。
第 3 期にこまちプランの推進と NTP による事業展開
にこまち基金
31,296
33.8%
法人運営
9,870
10.7%
(単位)千円
西区地域福祉保健計画「にこまちプラン」は平成 28 年度から第 3 期となる 5 年間がスタートします。今回の策定では、
地区社協支援事業
757
0.8%
地区ごとに計画を策定するのはもちろんのこと、地域の方をメンバーとした編集チームにより計画書を作成したことで、地
区ごとに体裁も中身も異なる、特色のある計画となるとともに、主体性を高めることにつながりました。今後も区役所との
共同事務局として、また地区支援チームの一員として各関係機関とともに取り組みを進めます。
また、区全体計画ではテーマ別検討から生まれたスタートアップ事業「NTP(にこまちトライプロジェクト)」を区社協
が主体的に進めることで、計画の推進を牽引します。
ボランティアセンター機能の強化
にこまちプランの策定の中でも、地域の担い手育成が必要とされてきました。ボランティアセンターは地域活動への参加
ボランティアセンター事業
251
0.3%
福祉基金運営
2,504
2.7%
福祉保健活動拠点運営
23,016
24.9%
西区社協ふれあい
助成金配分事業
1,324
1.4%
共同募金配分事業
10,902
11.8%
地域福祉推進事業
1,450 権利擁護事業
1.6%
309
0.3%
送迎サービス事業
4,185
4.5%
善意銀行配分事業
6,700
7.2%
の入口として大きな役割を期待されています。特に、より多くの方に参加のきっかけを用意し活動につなげること、またそ
のための情報を積極的に発信することなど、ボランティアセンターの各機能を更に高め、様々な取り組みを進めます。
平成 28 年度 支出合計
92,564,000 円
※次年度繰越金を除き、事業に係る予算のみ掲載
西区社協の活動を応援してください。
西区社協は
西区に住むひとり一人の方が安心して暮らせるまちになるよう
西区の自治会町内会の方々やボランティアグループ、NPO、
企業、区役所、地域ケアプラザなど
多くの機関・団体と手を結び、
福祉の網の目を細かにする活動を行っています。
困りごとを抱えた方が抜け落ちることの無い
明日の西区をつくるため、西区社協はあなたの応援を待っています。
賛助会費募集中
個人
振込先
:ひと口
1,000 円
ゆうちょ銀行
企業・団体:ひと口
5,000 円
※直接西区社協にお持ちいただいても結構です。
社会福祉法人
横浜市西区社会福祉協議会
住所:〒220-0011
横浜市西区高島 2-7-1 ファーストプレイス横浜 3F
TEL:045-450-5005
FAX:045-451-3131
メール:[email protected]
ホームページ:http://www.yoko-nishishakyo.jp
フェイスブック:https://www.facebook.com/yokonishisya/
029 支店
当座
0058930