平成21年度は、法人開設以来初めてといえる程の大規模な職員異動を行った。これは、前年度までに法人が運営する4事業が支援法に移行しそれぞれ運営が軌道に乗ってきたことも あり、今後の事業展開を考えた場合に、まず職員が法人全体の業務に精通することが重要であるということに目的をおいたものである。とはいえ、異動は法人としてもその前の無認 可作業所時代を含めても初めての経験であったため多少の懸念を持って新年度を迎えたのだが、いずれの事業所も利用者への特段の影響はなかった。逆に利用頻度が増えたり、今ま で利用していなかった事業所への利用しやすさにつながったとの声も聞かれたことからも、当初の目的は達することが出来たものと考えている。 また21年度は、支援法が今後廃案になり新たな障害者福祉に関する法律が策定されることが明言された。このような状況から、法人としても中長期計画を策定するのがいつも以上に 難しい時代ではあるが、当法人の使命である地域生活支援を軸にして、引き続き必要とされる活動の量と質の向上を当事者・関係者と共に作り上げていきたい。 当面の目標として、21年度は新たなグループホーム立ち上げを検討した。しかし、年々高まるグループホーム利用・開設希望と同時に、今まで以上の、特に設備の質を求められるよ うになり、却って条件に適した物件が見つからないという状態である。このような状態を打開するためにも、今まで以上に地域の様々な業種・協力者と連携を密にとりながら、利用 者が安心した地域生活を営めるような福祉サービスを提供できるよう進めていきたい。 総括 法人全体に関わる事業 荒川ひまわり・荒川ひまわり第2の事業 4月 4月 5月 法人内監査実施 第1回理事会・評議員会開催 登記変更(財産変更) 荒川区家族会(めぐみ会)総会出席 6月 社会福祉法人現況報告書(都福祉局) 5月 8月 ふらっとフラットにて講演「地域に生きる」 10月 第2回理事会・評議員会開催 処遇改善助成金申請 6月 3月 第3回理事会・評議員会開催 7月 毎月実施 トラム会議 理事長&施設長会議 トラムレター発行(約1200部) 随時実施 トラムあらかわホームページ更新 8月 その他 「荒川区精神保健福祉連絡協議会委員」委嘱 「荒川区障害程度区分審査会委員」委嘱 9月 支援センターアゼリアの事業 種 類 説 明 ・年末年始と毎月第3木曜日を除く毎日、午前9時~午後7時 ・ 常時 地域交流室兼訓練室(読書コーナー、パソコンコーナー)での利用者援助 ・ボランティア育成、諸行事開催などを通した地域住民との交流 ・交流室、プログラム等利用者数 延10,848名 ・地域活動支援プログラム参加者 延1,791名 平成21年度契約更新 平成20年度事業報告書・21年度申請書(荒川事業後援会) 平成20年度施設助成金・歳末助け合い助成金使途報告書(荒川区社会福祉協議会) 平成20年度共同募金配分金使途報告書兼事業成果報告書 平成22年度荒川区障害者施設運営費補助金交付申請書提出(都加算・家賃補助) 平成22年度荒川区障害者施設運営費貸付申請書提出 星の市出店 川の手荒川まつり出店(荒川遊園) 清泉女子大学販売 荒川区障害者施設運営費補助金交付荒川区障害者施設運営費貸付決定 作業所等経営ネットワーク支援会議開催 精神ネットワーク会議第1回 素盞雄神社天王祭クッキー注文500個(第2) 実習生受入1名(第1) 星の市出店 清泉女子大学販売 アートフリマ出店(ラングウッド) 荒川区精神保健福祉ボランティア講座実行委員会出席 星の市出店 清泉女子大学販売 施設調査書(東京都)提出 荒川区社会福祉協議会施設助成金申請 足立病院夏祭り出店 精神障害者地域生活支援とうきょう会議総会 星の市出店 尾久納涼祭・サンバカーニバル うさふぁんクラブ・クーラー袋納品30(第2) 清泉女子大学販売 東京都共同募金会助成金交付 荒川区社会福祉協議会施設助成金交付 荒川区社協サマーボランティア受入 本木荘納涼祭出店 ジョイフル三ノ輪出店 都精作連東部ブロック研修会 夏休み(13~17日) 荒川区社会事業後援会助成金交付 利用者荒川区保健所受託検診(第1) 町屋2丁目ひろば館クッキー納品100個(第2) 荒川区精神保健福祉ボランティア講座 ツインフェスタ出店 真養寺販売 星の市出店 日暮里コミュニティ秋まつり出店 荒川社協施設配分金交付 ムーブ町屋映画会販売 10月 ① 創作的、レクリエーション的活動プログラム参加者数 地 夕食会 カラオケ ビデオ上映会 卓球 バレーボール 園芸サークル 囲碁・将棋サークル 書道・墨絵サークル 茶道サークル いきいきプログラム レクリエーション 合計 ② 自主活動的プログラム参加者数 てまり ステップ セルフヘルプミーティング 利用者ミーティング B級グルメの会(21.10~) 合計 ③ 地域交流プログラム参加者数 園芸ボランティアグループ ボラとも ボラともレク 合計 ④ 地域交流プログラム参加者数 新年会 クリスマスパーティー コンサート 防災訓練 公開講座 合計 ⑤ 相談支援事業 域 活 動 支 援 セ ン タ l 481 103 65 285 48 27 45 68 10 67 61 1260 54 280 42 19 43 438 型 その他 (区受託事業) その他 ・相談支援延利用数 15074名 相談室(面談) 電話による相談 ・指定相談支援事業 ・荒川区デイケア事業 ・精神保健ボランティア講座 資格取得 実習生受入 区依頼 12月 154 88 12 254 110 42 26 9 48 235 ・電話相談(開設日の午前9時~午後9時)面接相談(開設時間中随時) Ⅰ 11月 962 14,112 1 294 45 12 19 1月 2月 3月 毎週 毎月 ホームとらむの事業 21.4 入居者5名(定員5名),OB支援1名 5 防災設備について消防署立入検査 6 池田輝子助成金にて洗濯機購入 消防法に基づく家屋の改修工事 7 誕生日会 8 荒川事業後援会助成金交付 9 避難訓練 10 赤い羽根共同募金助成金交付 12 歳末助け合い運動募金交付 22.1 1名退居(入居者4名,OB支援1名) 2 誕生日会 職員 荒川ひまわり 常勤4 非常勤1 荒川ひまわり第2 常勤3 非常勤2 アゼリア 常勤5 非常勤1 アルバイト7 ホーム 常勤2 非常勤1 顧問医1 随時 荒川区健康まつり出店 清泉女子大販売 社会保健福祉関係資料提出(都福祉保健局) 足立ハローワークにてジョブガイダンス受講(第1 総勢14名) 青鳩祭出店(首都大学東京学園祭) 尾久銀座秋のふれあい祭り出店 実習生受入1名(第1) 福祉まつり出店(区社協主催;区スポーツセンター) バレーボール大会参加(東京都精神障害者作業所連合会)・出店 スポーツ交流会出店 エプソン品川スタジアム レクリエーション(第2) 真養寺販売 星の市出店 荒川区学校歯科医会う歯予防対策事業ハブラシセット作業約4000個(第1) 清泉女子大学販売 菓子製造部門会議 利用者荒川区保健所受託検診(第2) 荒川社協施設配分金交付 清泉女子大学販売 アクロスまつり出店 あさがや東協会お手玉納品220個(第2) 素盞雄神社クッキー注文75個(第2) あふねっとクッキー&エコバック納品100セット(第2) 星の市出店 忘年会(アクロスあらかわ) 大掃除 冬休み(12/29~1/4) 第3回東部まつり出店 清泉女子大学販売 星の市出店 実習生受入1名(第1) サンパールフェスティバル出店 精神ネットワーク会議第4回 ぱうんど屋オープン1周年記念限定販売(3/3-3/10) 書道・墨絵の作品等をアクロスあらかわ(荒川区障害者福祉会館)に展示 汐入こども園クッキー納品138個(第2) 西日暮里ふれあい館クッキー納品500個(第2) 消防訓練実施(第1、第2) メンバーミーティング フリージア訓練事業 調理(第2ひまわり) 自主製品販売出店(区役所フリージア販売;区社協前;区保健所) 自転車リサイクル(第1 第2 交互) ストレッチ・バレーボール(第1) 書道&墨絵 (第2) ひまわり職員会議・法人職員会議・施設長会議 とうきょう会議世話人会・企画部会・研修 自主製品納品販売(いつか堂) 実 績 今年度在籍者(22/3/31) 今年度入所者 今年度退所者 今年度延べ利用者数 今年度平均利用者数(日) ボランティア 実習生受入 就労支援事業 荒川ひまわり 30名 荒川ひまわり第2 20名 荒川ひまわり 9名 荒川ひまわり第2 3名 荒川ひまわり 5名 荒川ひまわり第2 2名 荒川ひまわり 4067名 荒川ひまわり第2 2571名 荒川ひまわり 16.8人 荒川ひまわり第2 10.8人 荒川ひまわり 2名 荒川ひまわり第2 3名 荒川ひまわり 3名 荒川ひまわり第2 4名 21年度売上額 第1 417万(作業205、ぱうんど193、他19)(20年度324万) 21年度売上額 第2 227万(クッキー137、自主23、他67)(20年度243万) 21年度工賃額(フリージア含)第1 311万(平均8932円 第2 194万(平均8528円) 21年度イベント等販売出店回数 34回(20年度27回)
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