中 学 校 二 種( 国 語 )免 許 状 取 得 のための 免許法認定公開講座 夏期 平成28年度 文部科学省委託:現職教員の新たな免許状取得を促進する講習等開発事業 現在、小中一貫教育推進に向けて、小中免許の併有が推奨されております。 これを受け聖徳大学では、小学校教諭免許状を有する現職の先生方を対象に、中学校教諭 二種免許状(国語)の取得ができる免許法認定公開講座を開講します。 本講座は文部科学省における「現職教員の新たな免許状取得を促進する講習等開発事業」と して開講しますので、受講料は無料となっております。新たな免許状の取得、ならびに自己研鑽の 場としてぜひご受講をご検討ください。 募集定員 各科目 45 名 受講要件 ・最低在職年数 3 年 ・必要修得単位数 14 単位 開 講 期 平成 28 年度 夏期:8 科目 冬期:2 科目 (平成 27 年度に7科目開講済みです。) ※本委託事業は平成 28 年度で終了となります。あらかじめご了承ください。 申込期限 各科目について開講日の 5 日前まで 評価方法 講座の出席とレポート(試験) 受 講 料 無 料 会 場 聖徳大学生涯学習社会貢献センター(松戸駅前) または聖徳大学キャンパス(松戸駅徒歩5分) 教職に関する科目(第 4 欄) 教科に関す る科目 10 生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目 ※下記全ての事項を取得 教育課程及び指導 法に関する科目 各教科の指導法 生徒指導の 理論及び方法 教育相談(カウンセリングに 関する基礎的知識を含む。) 理論及び方法 2 進路指導の 理論及び方法 2 ※各都道府県によって単位の修得方法が異なりますので、事前に勤務地の都道府県教育委員会に十分ご確認ください。 手続きの流れ 1 2 3 勤務地の都道府県 教育委員会に単位 の修得方法を十分 ご確認ください。 申込書に必要事項 を 記 入 し、聖 徳 大 学生涯学習課宛て にご郵送ください。 受講確認票、 受講の手引き、 受講証を 郵送いたします。 ※お問い合わせ:聖徳大学生涯学習課 〒271-0092 千葉県松戸市松戸 1169 聖徳大学生涯学習社会貢献センター内 TEL.047-365-3601 FAX.047-365-1233 E-mail:[email protected] ※本学で開講する他の免許法認定公開講座(別途ご案内)につきましては有料となりますのでご注意ください。 裏面もご確認ください。 平成28年度(夏期)開講科目・日程一覧 免許法施行規則に定める科目区分等 各科目に含める必要事項 開設科目(授業科目) 日本語概説 国語学(音声言語及び文章表現に関するものを含む。) 日本語表現法 日本語の音声 教科に関 する科目 北村 弘明 聖徳大学教授 重里 徹也 聖徳大学准教授 北原 博雄 日程 8/22(月)・23(火) 8/12(金)・13(土) 8/15(月)・16(火) 聖徳大学教授 日本古典文学の基礎 国文学(国文学史を含む。) 中野 沙惠 聖徳大学短期大学部准教授 8/1(月)・2(火) 正道寺 康子 日本近現代文学史 教職に関 する科目 担当教員 聖徳大学教授 漢文学 漢文学の基礎 書道(書写を中心とする。) 書写・書道 生徒指導、教育相談及び 進路指導等に関する科目 生徒指導の理論及び方法 進路指導の理論及び方法 生徒指導 (進路指導を含む) 聖徳大学教授 長江 曜子 聖徳大学兼任講師 古橋 紀宏 聖徳大学兼任講師 海野 濤山 聖徳大学准教授 石川 満佐育 7/25(月)・26(火) 8/26(金)・27(土) 8/8(月)・9(火) 8/17(水)・18(木) 1時限 9:00∼10:30 2時限 10:40∼12:10 昼休み 12:10∼13:00 3時限 13:00∼14:30 4時限 14:40∼16:10 授業時間帯 1 日目 1 コマ目 2 コマ目 − 3 コマ目 4 コマ目 2 日目 5 コマ目 6 コマ目 − 7 コマ目 8 コマ目 講 義 内 容・連 絡 事 項 日本語表現法 日本語概説 日本語の基礎知識を「音声/文字/語彙/意味/文法」の各観点から学びます。特に この授業では、学校教育の国語科で児童・生徒が身につけるべき「国語力」との関連 から、①日本語を世界の言語の中において、客観的に眺められること、②我々が無意 識に理解・運用している日本語の特質について意識的に理解できることを目指します。 日本語という言語を一つのサンプルとして、我々の言葉がどのような仕組をもって 機能しているのか、その背景が理解できるように言語全般について広く言及します。 テキストはプリントを配布する。授業内試験を実施予定。 日本語の音声 本講座では、まず、母音と子音の発音の仕方を理解し、清音と(半)濁音、連濁と いった現象を音声学的に論ずる。次に、語の違いあるいは意味の違いを作る最小 の音声単位である音素が日本語ではどのようであるかを論じ、最後に、日本語の アクセントやイントネーションを論ずる。 具体的で実践的な日本語表現の講座です。1日目はエッセイ、2日目は小論文と大き く2つに分けて、その表現方法を概説します。講義に当たっては極力、優れた例文を示 し、参考にしていただきます。授業内でエッセイ、小論文をご執筆いただくことも考えて います。日本語表現における、いくつかのコツを示しながら、楽しく有意義な2日間に したいと思います。積極的な授業参加を期待しています。 テキストはプリントを配付する。授業内試験を実施予定。 鉛筆(シャープペンシル可)、消しゴム、国語辞典(電子辞書、スマホ可)持参のこと。 日本古典文学の基礎 〔8/1(月)正道寺〕奈良・平安時代の文学作品を取りあげ、古典文学を正しく 読むために必 要な基 礎 知 識、古典 文 法を確 認します。また、個々の 作品の成 立 背景や文学史上の意義を理解した上で、古典文学をなぜ学ぶ必要があるのか、古典 文学の魅力とは何かについて考えます。 〔8/2(火)中野〕日本の古典文学を読み解くために必要な基礎知識を習得するこ とを目的とする。古典の文学作品を正しく読み解くためには、まず古典文法を理解する ことが必要である。古典文学作品の中で江戸時代の作品を丁寧に読みながら、古典文法 の基礎知識を確認し、あわせて古典文学読解に必要な基礎的な知識も理解するように したい。作品は、近世の名文といわれる、上田秋成の『雨月物語』から一篇を選んで読む。 テキストはプリントを配布する。授業内試験を実施予定。 古語辞典(電子辞書も可)を持参してください。各日で授業内試験を実施予定。 日本近現代文学史 漢文学の基礎 テキストは使用せず、プリントで授業を行います。 テキストはプリントを配布する。授業内において、漢文の訓読と現代語訳の作業および発表を行う。そのため、必ず漢和 辞典(三省堂『全訳 漢辞海』を推奨するが、他の辞書または電子辞書も可)を持参すること。授業内試験を実施予定。 書写・書道 生徒指導(進路指導を含む) テキストはプリントを配布する。書道用具一式(小筆・中筆・半紙40枚(1日目) ・ 半紙20枚(2日目) ・定規30cm)授業内で書き上げた作品を評価する。 授業内レポートを実施予定。 今から約150年前、明治維新によって社会が大変革を遂げました。もちろん、人間 の精神や心を表現した「言葉と文学」の世界も大きく変わりました。「自我の確立」 「個の存 在」を追 及する小説や詩歌の歴史の流れを日本近現代文学史では辿り、 学びます。明治の文豪、鴎外・漱石や、大正期の白樺派、志賀・芥川、戦前戦後の 昭 和の作 家、谷 崎・太宰・遠 藤 等々、平成の山田詠美に至るまで、文学を楽しみ 学び、背後の歴史も学びます。 中学校の書写・書道として楷書の基本から速く書いても読みやすい文字、行書へ の移行を筆遣いの違い、漢字行書に適したひらがなを入れた作例等を理解し書写 して会得する。また、これからの生活に役立てるために目標や必要に応じた実用書 を作例を示しながら文字の配置、文字の大小等による美的要素で全体感を学習し ていく。また、書を通しての歴史的意義、背景等も添えて指導をしていく。 免 許 法 認 定 公 開 講 座 (有料) ①上級免許状の取得 二種免許状(幼・小・中・養教)を一種免許状に上進 ②隣接校種免許状の取得 幼稚園教諭・中学校教諭の小学校教諭二種免許状取得 小学校教諭の幼稚園教諭二種免許状取得 夏期 国 語 教 育において、漢 文は 訓 読によって 読まれ 、またその 教 材研究に際しては、 漢 文で書かれた注釈を参照する必要がある。本 講座では、訓読の歴 史を踏まえ、 今日の訓読法の由来と慣例を確認しつつ、『論語』と『孟子』の訓点本をテキスト とし、朱熹の注などを参照して訓読と解 釈を行う。それによって、訓読の技 法を 身につけるとともに、注釈を教材研究に用いる方法を習得することを目指す。 生徒指導とは、児童生徒が自発的かつ主体的に自己を成長させていく過程を支援 する教育活動であり、学習指導と並び学校教育の中核となる活動である。適切な 支援を行なうためには、生徒指導の意義、生徒の発達的特徴、生徒指導上に問題 行動等の理 解が必要となる。本 講 義では、発 達臨床心理学、学 校心理学の観 点 から生徒 への支 援の在り方、考え方を学 ぶとともに、生徒指 導上の問題 行動に 関する支援のあり方について検討する。 平成28年7月25日(月)∼ 8月26日(金)25講座開講 ③栄養教諭免許状の取得 栄養教諭一種、二種免許状取得 ④特別支援学校教諭免許状の取得 特別支援学校教諭二種免許状(知的障害者・肢体不自由者・ 病弱者)取得(一部の科目のみ開講) 問い合わせ・資料請求 聖徳大学生涯学習課 TEL.047-365-3601 http://www.seitoku.jp/soa/licence/
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