大竹市都市計画マスタープラン改訂業務仕様書(PDF:90.3KB)

大竹市都市計画マスタープラン改訂業務
仕様書
1. 適用範囲
本仕様書は,大竹市(以下「発注者」という。)が委託する「大竹市都市計画マスタ
ープラン改訂業務」
(以下「本業務」という。)に適用するものとする。
2. 業務の目的
本業務は,平成 12 年 4 月に策定された「大竹市の都市計画に関する基本的な方針
(以下「都市計画マスタープラン」という。)
」について,近年の社会情勢等の変化に
伴う現状と課題を整理し,国の都市政策の重点方針に位置づけられる「コンパクトシ
ティ・プラス・ネットワーク」に準じた見直しを行い,次期都市計画マスタープラン
を策定するものである。
3. 委託期間
契約締結日の翌日から平成 31 年 3 月 29 日(金)まで
4. 対象区域
大竹市行政区域全域
5. 計画目標年次
概ね 20 年後(平成 31 年度から平成 50 年度)
6. 法令等の遵守
本業務の実施においては,本仕様書及び関係法令を遵守し,大竹市総合計画及び各
種計画を踏まえた上で実施するものとする。
7. 業務計画
本業務を実施するにあたり,契約締結後速やかに業務計画書を提出し,発注者の承
諾を得るものとする。
8. 業務管理
受注者は,本業務の遂行にあたり,事前に発注者と十分な協議を行い,業務の意図
及び目的を十分に理解し業務に取り組むこと。また,企画提案の内容を業務に反映さ
せること。
9. 資料貸与及び返還
発注者は,本業務に必要な資料等を受注者に貸与する。受注者は,発注者から貸与
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のあった資料等について,その重要性を認識し,破損,紛失等の事故のないように取
り扱うものとし,業務終了後に速やかに返却するものとする。
10. 秘密保持
受注者は,本業務において知り得た情報又は資料を外部に漏らしてはならない。
11. 業務内容
【平成 28 年度】
① 本業務の基本的な進め方の検討
年度別スケジュール,都市計画マスタープラン策定委員会(以下「策定委員会」
という。
)の設立,運営の仕方等,本業務の基本的な進め方について検討する。
② 上位・関連計画整理及び記載内容の照合
広島圏都市計画区域の整備,開発及び保全の方針(都市計画区域マスタープラ
ン)等の上位計画における大竹市の位置づけや,近年の社会情勢を踏まえ,広域
的要請課題を把握する。また、現行都市計画マスタープランの分野別まちづくり
の方針と上位・関連計画に示される施策の方向性とを照らし合わせ,現行都市計
画マスタープランの記載内容の過不足について分析を行う。なお,関連計画につ
いては,周辺都市との調和や連続性に配慮し,基礎的事項について整理を行う。
③ 現況調査・分析
改訂にあたっての基礎条件として,都市計画マスタープラン策定から現在に至
る大竹市のまちづくりを取り巻く社会情勢等の変化を中心に,現行都市計画マス
タープランに基づく都市施策の実施状況を確認すると共に,都市の現況,課題を
調査し,整理,分析を行う。
④ 立地適正化計画に関する検討
都市再生特別措置法第 81 条に基づく立地適正化計画の策定について検討する。
⑤ 都市計画の目標設定
前述までの調査,分析資料を基に,大竹市のまちづくりの基本理念,将来都市
像等について検討し,都市計画の目標の再設定を行う。
⑥ 打合せ協議
必要に応じて打合せ協議を行う。なお,打合せ内容は記録し,随時,発注者に
提出し確認を受ける。
【平成 29 年度】
① 都市計画マスタープラン策定委員会の運営支援
策定委員会の資料作成,記録,意見整理,対応方針の検討を行う。
※ 策定委員会の開催は4回を想定している。
② 市民意向調査
市民アンケート等実施し,現状のまちづくりに対する課題や将来のまちづくり
に対する市民の意向について調査する。
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※ アンケート対象は無作為に抽出した2000人を想定している。
③ 全体構想,地域別構想の見直し
市民意見,策定委員会等の意見を踏まえ,都市計画マスタープランの全体構想,
地域別構想について見直す。なお,目指す都市の骨格構造は,地域拠点のコンパ
クト化及びそれと連携した交通ネットワークについて考慮すること。
④ 都市計画マスタープラン改訂素案の作成
前述の調査,検討結果を基に,都市計画マスタープラン改訂素案を作成する。
⑤ 打合せ協議
必要に応じて打合せ協議を行う。なお,打合せ内容は記録し,随時,発注者に
提出し確認を受ける。
【平成 30 年度】
① 都市計画マスタープラン改訂素案に対する意見募集
市民に対する都市計画マスタープラン改訂素案の周知と意見収集を行うため,
意見募集に向けた支援及び公表のための資料作成支援を行う。
② 都市計画マスタープラン改訂案の作成
都市計画マスタープラン改訂素案に対する各種手続きにより出された意見を取
りまとめると共に意見の反映方針について整理し,これに基づいて都市計画マス
タープラン改訂案を作成する。
③ 都市計画審議会資料の作成
都市計画審議会への報告,意見聴取のために必要な資料作成,および都市計画
審議会の記録作成などの支援を行う。
④ 都市計画マスタープランの作成
都市計画審議会の議を経た後,都市計画マスタープランを作成する。
⑤ 打合せ協議
必要に応じて打合せ協議を行う。なお,打合せ内容は記録し,随時,発注者に
提出し確認を受ける。
12. 成果品
【平成 28 年度】
① 中間報告書
3部
② その他関連資料(協議の上決定) 1式
③ 上記報告書の電子データ
1式
【平成 29 年度】
① 中間報告書
3部
② その他関連資料(協議の上決定) 1式
③ 上記報告書の電子データ
1式
【平成 30 年度】
① 業務報告書
3部
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② 大竹市都市計画に関する基本的な方針(都市計画マスタープラン)
本編原稿 1式(印刷物 製本50部)
③ 大竹市都市計画に関する基本的な方針(都市計画マスタープラン)
概要原稿 1式(印刷物 製本100部)
④ その他関連資料(協議の上決定) 1式
⑤ 上記報告書の電子データ
1式
* 電子データは,特に指定のあるものを除き,Microsoft Office Word 若しくは
Excel で閲覧できるものとする。
13. 検査
受注者は,本業務の遂行にあたり,作業の進捗状況を発注者に報告するとともに,
発注者の申し出により随時検査を受けなければならない。
14. 成果品の帰属
本業務の成果品は,すべて大竹市の所有とし,受注者は,大竹市の許可無く成果品
を公表,貸与又は使用してはならない。
15. 成果品の訂正対応
業務完了後において,成果品の内容に不備,不良な箇所が発見されたときには,発
注者において速やかに補足又は訂正しなければならない。
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