ビリギャルと恩師の坪田先生の言葉 頑張れば何かが変わる 学校会場で

平成28年7月20日
第12号
日
校長 荒 井 秀 樹
ビリギャルと恩師の坪田先生の言葉
頑張れば何かが変わる
1 年の 3 分の 1 が終わります。月日の流れの速さを感じていることと思います。1 学期は、全体的に大きな
事件事故もなく過ごせました。とても素晴らしいことだと思います。
月に 1 度のペースで土曜授業プラン。その都度、保護者の皆様にアンケートをとっています。皆さんの落ち着
いた、しかも積極的に取り組む授業の様子を見て、ほとんどの保護者の方がほめてくれています。
しっかりやろうとする人が増えれば、丌思議なもので、
「誰かがしっかりやりなさい!」と言わなくても、しっ
かりやらなければいけないという環境が自然に生まれてくるのです。環境が人をつくるのではなく、人が身の回
りの環境を作り出しているのです。お褒めの言葉は一人一人の行動と気持ちの結果だと思います。
さて先日、映画にもなった「学年ビリのギャルが 1 年で偏差値を 40 上げて慶応大学に現役合格した話」
、通
称「ビリギャル」と呼ばれる本の作者 坪田信貴さん が出演したテレビ番組を拝見しました。坪田
さんの本職は、塾の先生。その塾での坪田先生との出会いが、ビリギャルの人生を変えます。
自分を変える経験をした一人の女子高生 ビリギャルことサヤカちゃん が、高校 2 年の夏、坪田
先生に出会い、そして人生が変わります。
勉強なんて全くしていなかった高校生、学力は小学生程度のものだったかもしれません。聖徳太
子という名前がドリルに出てくると、
「先生、あのさ、この女の子、超かわいそうじゃね?きっと超
デブだったから セイトクタコ なんて名前つけられたんだよ」とか、
「平安京(ケイアンキョウ)と平城京(ヘ
イジョウキョウ)は双子なの?」と言う程度の知識しかありませんでした。でも坪田先生は、
「君の発想は天才的
だ」とほめます。周りの塾生も、塾の先生と女子高生 サヤカちゃんのやり取りのおかしさにとても盛り上がり、
いつしか周りのみんなが、自分を隠さずさらけ出す サヤカちゃん の応援団になっていったのです。
先生がサヤカちゃんに言った、
「君みたいな子が慶應に行ったら面白いね。慶応に受かってモノを知っている人
とたくさん出会うと世界が広がるよ」といった言葉から彼女のチャレンジが始まります。
サヤカちゃんの勉強のスタートは
「無知の無」
(自分が何も知らないということ)
に気づくことから始まります。
これが勉強を始める第一歩となるのです。英語はI、my、me から始めます。日本史は「まんが 日本の歴史」
を読むことから始めます。自分のことを勉強ができないと思い込んでいた女の子でした。自分の身の回りに起こ
る悲しい出来事から逃げるため、勉強を投げ出し、遊ぶことに走った尐女。生きる意義を見失ったように、勉強
する気すらもてず、周りから認められることもなく過ごしてきた尐女。無知なのは当たり前でした。
でも、目標を決め、学ぶ意味、面白さを知ったサヤカちゃんは、どんどんいろんなことを吸収していきます。
一人の塾の先生との出会いで、閉ざしていた自分の力を自ら切り拓いていくのです。
でもこの話は、単なるサクセスストーリーではありません。本に描かれた サヤカちゃん の努力。決して簡単
に真似できるものではありません。何が彼女をここまで努力させたのでしょうか?
本の最後に、社会人となり立派に働いているサヤカちゃんの、当時を振り返る手紙が載せられています。
「何か
死ぬ気で頑張る」って、人生めちゃくちゃ変わるんだなって、体験してみて改めて思います。人生なんて、自分
次第でいかようにも変えられることを学びました。
」と書かれています。
そして坪田先生はテレビの中でこんなことを言っていました。
「私の塾では、子どもたちに絶対言ってはいけな
い言葉があるんです。それは『努力すれば必ずかなう』という言葉です。努力してもどうにもならないことはた
くさんあります。その結果、ダメだったら、もうその子は立ち上がろうとしません。だから私の塾の先生たちは
こう言うんです。
『努力すれば何かが変わる、努力したものだけが自分を変えられる』
」
この夏、自分で自分の力を切り拓く努力をしてみませんか。きっと何かが変わるはずです。2学期には、今ま
でと違う自分に巡り合えるかもしれません。
(この話は終業式で生徒に話しました。
)
学校会場で漢字検定、数学検定を実施 自分の力を伸ばすために
8 日(金)に漢字検定試験を、9 日(土)に数学検定試験を実施しました。様々な検定試験は、資格取得とな
るばかりでなく、自主的な学習意欲を育て、学習に取り組む機会を増やすことにもつながっていきます。
今回の漢字検定試験では、57 名の生徒が5級から2級の試験にチャレンジし、数学検定試験では、13 名の
生徒が6級から3級の試験にチャレンジしました。今回受験した生徒たちは、きっと次回さらに上の級を目指し
てチャレンジしてくれることでしょう。それが、知識を膨らまし、可能性を膨らまし、チャレンジ精神を育むこ
とにつながっていくのだと思います。皆さんもチャレンジすれば、何かが変わるかもしれません。
中台地区青健 環境浄化パトロールに参加しました
8 日(金)
、中台地区青尐年健全育成地区委員会が行っている環境浄化パトロールに参加しました。
同じ学区内にある志村第五小学校と本校の PTA 役員の皆様、地区の青尐年委員の皆様、保護司の皆様と学校
の先生方で、地域のコンビニやスーパーや商業施設等に出向き、小中学生の様子などをうかがい、生活指導面で
の協力・連携について改めてお願いしました。同じ地域で暮らす人達同士が、互いに声を掛け合える、みんなで
子ども達の安全安心を守る、そんな町を目指しています。
教育委員会訪問 教育委員会の皆様に授業を参観していただきました
15 日(木)
、中川教育長をはじめ、教育委員会の皆様が本校を訪問してくださいました。
先生方の授業を参観していただき、授業についての貴重なご意見をいただきました。
3,4 時間目は、先生方の授業の様子、生徒たちの反応などを参観していただき、いろ
いろなアドバイスや感想をいただきました。5 時間目は 3 つのグループに分かれて研究授
業を行いました。1 年生は英語の尐人数指導、2 年生は理科の実験、3 年生は数学の尐人
数指導の様子をご覧いただき、その後の分科会で、授業についての協議を行いました。
また全体会では、板橋区の授業スタンダード、教育委員会が推進するグランドデザイン、教育支援センターの
活用、服務に関するお話など、区が推進している事業について伺いました。指導主事の先生方から一人一人の先
生方に感想やアドバイス、よりよい授業を行うための改善事項など、貴重なご意見をいただきました。
3 年生「租税教室」を実施 社会の一員になるにあてって
14 日(木)将来を担う中学生に「租税」の意義や役割を正しく理解し、社会の一員と
しての自覚をはぐくんでもらうために、板橋租税教育推進委員協議会が行っている租税教
室を行いました。3 年生は社会科の公民的分野で、税金について学びます。税に携わる方々
から実際にお話を伺えることは、
生徒にとって有意義な時間だったのではないでしょうか。
当日は、税理士等の方々が講師を務め、
「なぜ税金が必要なの?」
「税金の種類と仕組み
は?」
「日本の財政の現状は?」といったテーマで、わかりやすく税金について講義してく
れました。3 年生には夏休みには税の作文が課題として出されます。聞いた話を基に、自
分の意見を述べてください。
夏季休業学習教室の実施
夏休みは基礎・基本の定着のチャンス
夏休み中、7 月 25 日(月)~29 日(金)の 5 日間、8 月 24 日(水)~30 日(火)の土日を除く 5 日間、
各学年で夏の学習教室を実施します。学年ごとにすでに案内は配布されていることと思います。参加を希望した
生徒の皆さんは、ぜひこの機会に基礎・基本を身に付けられるよう、真剣な気持ちで参加してほしいと思います。
2 学期に、よいスタートを切るために、夏の頑張りが大切です。さあ、頑張りましょう。
学校休業日
省エネ対策の一環として
学校完全休校日
8 月 12 日(金)15 日(月)16 日(火)
緊急時の連絡は、教育委員会庶務課庶務係
TEL(3579)2603
板橋区では、省エネ対策の一環として、夏休み中に 3 日
間の完全休校日を設けています。本校の休校日は右表のとおりで
す。この期間中は、学校内での部活動をはじめ、生徒の活動は行
いません。また日直の教員の勤務もありません。学校施設の貸し出しも中止となります。
全 3 年生及び 1,2 年の希望するご家庭と三者面談を実施します。
夏休み中に、三者面談を実施します。全御家庭を対象に実施すべきところですが、改修工事のため立ち入り禁
止区域が設定され、教室の使用ができません。今年度は限られた場所での実施になるため、進路を控えた 3 年の
全御家庭と、1・2 年生の希望する御家庭での実施になります。改めてお詫び申し上げます。
通知表を一緒に見ながら やる気を引き出す問いかけをお願いします
今日、通知表が生徒一人一人に配られました。通知表には学習の評価、学校生活の様子などが記載
されています。努力の甲斐があったという喜び、思うように出来なかったという悔しさ、来学期は頑
張ろうという決意など、子ども達は通知表を見て、様々な思いを感じていることでしょう。
保護者の皆様には、その気持ちを受け止めてあげるとともに、この一学期間を、お子さんとともに振り返って
いただければと思います。そして、やる気を引き出すための言葉かけをお願いします。頑張ったところ、成長し
たところは褒めてあげることが大切です。それと同時に、これからの生活の中で改善すべきことは何か、やるべ
きことは何かを、お子さんに問いかけてください。自分自身で考え、答えを見つけさせることが大切です。ぜひ、
お子さんのやる気を引き出すことのできる貴重な一日にして下さい。