別添2 仕様書

別添 2
埋立地設計施工計画図書作成仕様書
1.目的
本仕様書は、丸亀市土地開発公社が実施する昭和町地先埋立事業の優先交
渉事業者(埋立実施事業者)を選定するための埋立事業設計施工計画図書(以
下「計画図書」という。)の作成に関し必要な事項を示すものである。
2.計画図書の内容
名 称
埋立工法の提案
内 容
仮締切り工
備 考
別添3「設計参考図書」
参照
その他埋立工事
岸壁・護岸工
別添3「設計参考図書」
参照
排水路、埋立工、仮設工など
周辺環境への配慮についての提案
騒音・振動・粉塵・水質など
(工事実施期間中)
別添3「設計参考図書」
埋立工事スケジュールに関する提案 工程表の作成
参照
別添3「設計参考図書」
埋立工事実施設計書(案)の提案
工事費の算出
参照
3.計画図書の作成について
(1)埋立工法の提案について
①仮締切り工
本埋立工事は、次の 3 点に留意し、平成 28 年 9 月末までに陸域
と海域とを分離する仮締切り工事を完成し、平成 28 年 10 月から
建設発生土(後段4の留意点参照)を埋立地に搬入することとす
る。
1)φ2400 ㎜のヒューム管からの海水の止水を行う。
2)塩屋ポンプ場及びその他排水施設からの排水を確保する。
3)既設係船施設東側 30m区間の仮締切りを行う。
計画図書については、そのための工法や手順、使用材料、機材
などについて提案すること。
②埋立工事(岸壁・護岸工、排水路、埋立工、仮設工など)
埋立工事は、上記①の仮締切り工事後、設計参考図書に記した
構造物の施工、建設発生土の搬入等を行うこととなっており、そ
の工法、手順について提案すること。
(2)工事実施期間中の周辺環境への配慮について
騒音・振動・粉塵・水質などの環境に配慮した使用機械、工法、対
策などを考慮し提案すること。
(3)埋立工事スケジュールついて
埋立工事の工期については、発注者側では平成 28 年 9 月から平成
29 年 9 月までを想定しているが、工法、施工手順などの創意工夫によ
り提案者側において可能な工期を設定し、工程表の作成を行うこと。
(4)埋立工事実施設計書(案)(以下「設計書(案)」という。)の作成に
ついて
①設計書(案)の作成にあたっては、別添3「設計参考図書」の内容
を基本とし、本仕様書に記載されている事項及び上記提案内容を踏
まえた案を作成すること。
②本仕様書及び別添3「設計参考図書」に記載されたものの他、設計・
工事に関する各種指針や仕様書等を参考にするとともに、関係諸法
令及び条例を遵守したうえ作成すること。
③設計書(案)の作成により本工事費内訳書、明細書、代価表を示し、
算出した工事費を提案すること。また、あわせて設計図面を添付す
ること。
④本工事内訳書、明細書、代価表の作成にあたっては、数量を簡略化
(1 式表示など)せず、設計数量を用いて計算を行い、変更設計書
作成時に数量の対比ができるように作成すること。
⑤提案された設計書(案)に関して丸亀市土地開発公社より資料の提
出を求められた場合は、提案者の負担において作成し提出すること。
4.その他の計画図書作成における留意点
(1)本埋立工事で使用する土砂については、次のとおりとする。
①本埋立工事の土砂は、あらかじめ丸亀市土地開発公社が公募により
選定した建設発生土及び購入土を使用することとする。
②建設発生土の埋立地への搬入は、あらかじめ公募により選定された
搬入者が行うこととする。
③建設発生土の搬入時間は 8:30~17:00 の時間帯で干潮(高松港潮汐)
の前後 3 時間程度の搬入となる。
④搬入土量については、埋立実施事業者において数量管理を行うこと。
⑤埋立地への資材などの搬入は別紙「土砂受入箇所図」の搬入箇所か
ら行うものとする。
なお、その他の箇所から搬入を行おうとする場合には、提案者側
にて必要となる手続きや工事などを行うこととし、それらに要する
費用は、提案者側にて負担することとする。
⑥別添 3、設計参考図書中の「埋立土」と示す箇所に建設発生土を使用
すること。
(2)海上工事が行える期間は、一般的に漁期との関係から年間を通じて 5
月 1 日から 9 月 30 日まで(コンクリート工事は 8 月 31 日まで)とな
っている。
(3)提案の内容によっては、優先交渉事業者を決定する際の審査などで認
められた内容であっても、工事実施時の各関係機関との調整により、提
案内容の変更が必要となる場合がある。
(4)埋立工事中に設計内容の変更が生じた場合には、協議により埋立実施
事業者は変更設計書を作成し、それに伴い変更契約を行うこととする。
なお、変更設計に係る費用については、埋立事業者の負担とする。
別紙