「もっとすばらしい日本語」 グローバル化の時代は英語ばかり強調され,日本語がおろそかになりがちです。しかし,日本語は日本の国語であり,日 本の魂でもあります。日本語は私たちのかけがえのないことばです。そのかけがえのないことばを大切にするのが,日本人 の責任ではないでしょうか。 昨年,本生涯学習講座で「すばらしい日本語」と題して講座を開催し,100名以上の受講生を得て好評でした。そこで 今年度は「もっとすばらしい日本語」と題して,日本語についてさらに深く学び,日本語のすばらしさを発見していきます。 講師には,言語政策,日本語文字研究,話しことば教育論,言語文化学等の専門家を招き,それぞれの立場から「もっと すばらしい日本語」を講義していただきます。 開催の 趣 旨 開催場所:稲敷市江戸崎公民館(稲敷市江戸崎甲2148-2 開 催 講 座 対 8月21日(日) 13:30~15:30 象:どなたでも受講可能です。 受 講 料:無 料 今や日本では英語が日常生活に充満し,「英語の氾濫」はとどまることを知らない。これをどうするか?昭和 初期の哲学者で『いきの構造』の著者,九鬼周造の「外来語論」を基に,現代日本の「英語の氾濫」を批判的に 講師:平和言語学研究所所長 筑波大学名誉教授 津田 考察する。 第2回 13:30~15:30 氏 言霊の幸はう国と称してきた日本には,世界の言語の中で唯一母音中心の素晴らしい言語が引き継がれてきま した。その日本語の奥に響く音の波動は調和の心を醸し出します。日本語文字の真髄を解き明かす「光透波」を 講師:「光透波」講師 宿谷 ご案内いたします。 直晃 氏 「日本語の豊かな使い手をめざして」 ~めいめいに課せられた責務~ 第3回 4日(日) 私たちが日本語への愛を忘れ,その豊かな使い手となる努力を怠ったとき,日本語滅亡論は現実のものとなる でしょう。言葉の4技能(聞く・話す・読む・書く)に即して,日々どんなことに気をつけたらよいか考えます。 13:30~15:30 第4回 9月11日(日) 13:30~15:30 講師:元NHKアナウンサー 前お茶の水女子大学教授 村松 賢一 氏 ことわざ・慣用表現から見た日本語の情緒 文学性と日本人の心情 ~主に英語と比較して~ 日本語と英語のことわざや慣用表現の比較を通して,日本語と日本文化の魅力を探る。また日本の女子大生に よる創作ことわざの傑作や江戸庶民が作った様々な言語芸術(しゃれ言葉、地口、川柳など)も紹介します。 講師:和洋女子大学名誉教授 ◆申し込みは稲敷市生涯学習課へ[1~4のいずれかの方法で] 奥津 文夫 氏 締切:8月5日(金) 029ー892-2000 内線2993(生涯学習課) 受付時間 月曜日~金曜日(8:30~17:15) 1 お 2 通常はがき 〒300-0504 3 FAXの場合 ① ~④を明記のこと。①「日本語講座申込」,②住所,③氏名,④電話番号(携帯電話番号可) FAX番号 029-893-1241 A4サイズの用紙にはがき申し込み同様①~④を書いて稲敷市生涯学習課に送信してください。 4 来 稲敷市生涯学習課(江戸崎公民館2階) 所 幸男 日本語は最も宇宙と直結する言語 8月28日(日) 電 話 029-892-4110) 「英語の氾濫」をどうするか? ~九鬼周造の「外来語論」を基に~ 第1回 9月 電話 稲敷市江戸崎甲2148-2 主催 稲敷市教育委員会 稲敷市生涯学習課宛 協力 (社)平和言語学研究所
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