10/13(木)第8回科学講座 受講者募集!

自治会回覧 2016.8.1 号
●8月16日(火)午前9時から
募集開始/3回参加できる方
(保育なし)
●申込・問合せ
042-755-6000
<担当:公民館文化部>
相模原市南区大野台 5-16-38/
http://www.sagamihara-kng.ed.jp/kouminkan/oonodai-k/
山﨑氏は東京大学地球惑星物理学科卒業、同大学院地球惑星科学専攻博士課程修了、
理学博士。情報通信研究開発機構・電気通信大学・東北大学博士研究員を経て現職。ご
出身は静岡県袋井市。好きな食べ物はグミとチョコ。好きな場所は冥王星と Eze(仏)とか。
‘13 年 9 月、イプシロン・ロケット試験機によって打ち上げられた惑星分光観測衛星「ひさき」
は地球周回軌道上から太陽系内の惑星の極端紫外線観測を約3年間続けている。太陽系
惑星最大の固有磁場を持つ木星は地球2万個を束ねた磁場の強さで自転する。なぜだ。
JAXA 広報・普及担当の氏は 1971 年東京生まれの宇宙大好き天文少年がそのまま大人
になった人。日本天文学会天文教材委員など10を超える肩書を持ち八面六臂の大活躍
行動派天文オタク。その上での広報活動とはバイタリティの塊。大野台は3度目の登場。
JAXA や NASA から届く宇宙科学情報、各国の天文台から発せられる天文学ニュースな
ど少し前に較べ各段に宇宙情報が増えました。世界の宇宙に対する関心が高まったから
だと思われます。皆さんの気になりそうなテーマを選んで解り易くお話をすすめます。
現在は JAXA の広報・普及を担当する JAXA 教育センターの非常勤講師。2010 年には
オーストラリアであの「はやぶさ」回収班の一員として指揮しました。1981 年より 2006
年まで400機に及ぶ科学観測気球実験を行う経験実績を残されました。
大気球は極薄のポリエチレン・フィルムで作られ、直径 20m~100m、飛行機の 3~4
倍の高度を滞空できる唯一の飛翔体。様々な装置を上空へ運んで実験をします。JAXA は
無人気球高度 53.7 ㎞という世界記録を持つ。宇宙を探る世界の気球のお話です。
歴史、文学、芸術などの文化系講座しかなかった公民館に「科学」の講座を設けたいという話が持ち上がったの
が 2009 年のことです。とりあえず近くの JAXA 相模原キャンパスへ行って相談、生まれたのがこの「宇宙へのお誘い」
講座でした。その第1回講座実施中にあの劇的な「はやぶさ」帰還!! の臨時ニュースが流れ、あの年日本中が火の消
えた様な沈滞ムードだった空気が、突然の朗報に沸き立ち、3本もの「はやぶさ」の映画が作られました。以来公民
館近隣に位置する JAXA 相模原キャンパスへのエールと JAXA からのご協力を頂いてこの講座は当公民館の大きな柱
へと成長しました。大野台公民館の特色として私たち関係者の誇りとするものです。