東村山市英語教育推進地域事業業務委託仕様書 (目的) 第1 本業務委託の目的は、東村山市教育委員会(以下、「甲」という。)が市内全小学校の希 望する児童を対象とし、児童がネイティブの英語に触れることができるよう外国人講師に よる「放課後子供英語教室」を実施し、児童の英語に対する興味・関心を向上させるとと もに市内小学校教員を対象とした語学研修(英語力スキルアップ研修)の実施を計画し、 小学校全教員の英語力を向上させることである。本業務の受託者(以下、「乙」という。) はこれを踏まえたうえで以下の事項に定める業務事項を行うものとする。 (業務内容) 第2 業務の範囲は、次のとおりとする。 (1)放課後子供英語教室の実施 乙は、甲が定める本事業の目的を十分に理解したうえで、市内全小学校15校において第5 学年・第6学年の児童を対象とした放課後子供英語教室を実施すること。各学校の指導内容は、 児童が英語に親しむとともに英語に対する関心・意欲の向上を第一のねらいとし、英語を楽し く学び、積極的にコミュニケーションをとろうとする児童の育成を目指すこと。 ①対象とする児童及び1クラス当たりの人数 小学校第5学年、第6学年の児童のうち、希望する児童各学年15名ずつ。 甲は、市内小学校へ放課後子供英語教室について周知・募集し、参加者を決定し、参加者 に連絡する。 ②業務期間及び回数 期間 平成28年11月から平成29年2月 回数 各学年8回程度 11月2回 12月2回 (2学年同時に2クラスで実施) 1月2回 2月2回 乙は、市内小学校と放課後英語教室を実施する日程について、連絡、調整し、決定する。 ③1クラスの指導時間 45分間 開始のあいさつから終了のあいさつまでを45分間とする。 また、指導者は、英語教室終了後に児童を教室から昇降口まで引率し、下校させる。 ④使用教材 児童の発達段階に則した教材を乙が準備することとする。ただし、児童一人当たり 1 冊の 教材本が指導するに当たって効果的であると甲が認める場合には、参加児童の保護者が教材 費を負担する。保護者負担額は、保護者に過度な負担とならないよう一冊 1000 円から 1500 円程度とする。 ⑤指導者 乙の派遣する指導者は、英語を母国語とする外国人とし、一クラス当たり1名の指導者が 指導することとする。 ⑥放課後子供英語教室実施中の事故対応 放課後子供英語教室実施中の事故対応については、予算の中に傷害保険加入費用を含み、 乙の責任の下、参加全児童について損害保険に加入する。また、児童下校中の事故について は、甲の責任の下で保険対応とする。 (2)教員対象英語力スキルアップ研修の実施 乙は、甲が定める本事業の目的を十分に理解したうえで、市内全小学校第5学年・第6年 学年を担当する教員を対象とした英語力スキルアップ研修を実施すること。研修内容は、参 加する教員自身が英語を学ぶ意義や目的を実感することができ、何よりも英語を楽しく学び、 積極的にコミュニケーションをとろうとする態度の育成を目指すこと。 ①対象とする教員の人数 市内小学校15校で第5学年・第6学年を担当する教員から2名ずつとする。 (1校4名、15校で60名程度。 ) 甲は、市内小学校教員へ研修の開催について周知・募集し、参加者を決定し、参加者に 連絡する。 ②業務期間及び時間 平成28年12月26日から12月27日までの2日間。 午前8時45分から午後4時30分まで(正午から午後1時までは休憩時間とする。 ) ③実施場所 市内小学校 ④使用教材 研修の目的に則した教材を乙が準備することとする。 ⑤指導者 乙の派遣する指導者は、英語を母国語とする外国人とする。 (委託期間) 第3 委託期間は、平成28年11月1日より平成29年2月28日までとする。 第4 乙は、次のとおり実施計画書を作成する。 (1)乙は、契約後速やかに実施計画書を作成し、甲へ提出して承認を得なければならない。 (2)実施計画書には、指導内容、日程、指導担当者、その他業務遂行上必要な事項について 記載する。 (資料の貸与及び管理) 第5 本業務遂行上必要な資料のうち、甲が所有し業務に活用できる者は甲が乙へこれを貸与 する。乙は、資料の貸与を受けたいときには、予めそのリストを作成して甲へ提出する。 当該資料は、甲が指定する期日までに返納するものとする。また、乙は、貸与された資料 の性質について認識し、資料の破損、紛失、漏えい等事故の無いよう十分注意しなければ ならない。 (委託料の支払い) 第6 甲は、本業務の委託料を本業務完了検査後に一括して乙へ支払う。
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