県内企業景況調査

2016.7.29 発行
第136回
県内企業景況調査
1.調査目的
本調査は、県内景気動向把握の参考とするため、県内企業を対象として3ヶ月ごとに「景況マインドの動向」
を調査しているものです。
2.調査時期
平成28年6中旬~平成28年7月中旬
3.調査対象
県内企業 302社
4.調査方法
郵送によるアンケート方式
5.調査内容
●平成28年4~6月期の業況実績
●平成28年7~9月期の業況見通し
●設備投資:平成28年4~6月期の投資実績、および平成28年7~9月期の投資計画
6.回答状況
●回答企業 235社 (回答率77.8%)
●産業別の内訳
製造業 47社
建設業 47社
卸売業 35社
小売業 52社
運輸・サービス業 54社
●地区別の内訳
青森地区 74社
津軽地区 83社
県南地区 78社
【DI値とは】
業況実績・業況見通しは、
「DI値」を用いて表示しています。
「DI値」とは Diffusion Index(景気動向指数)の略で、
「前年同期と比べて好転(あるいは増加・上昇・短
期化)
」と回答した企業の割合と、
「前年同期と比べて悪化(あるいは減少・低下・長期化)
」と回答した企業の
割合の「差」を表すものです。
DI値がゼロの場合、
「前年同期と同じ水準」であることを意味します。
例えば・・・
かなり好転15%
やや好転25%
不変30%
やや悪化20%
かなり悪化10%
といった回答割合だった場合のDI値は、
好転( 15 + 25 )-悪化( 20 + 10 )=10 となります。
目
次
【業況DI値】
P. 1…【概況】業況DI値
P. 2… 1.全産業
当期実績・次期見通し
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)見通し
P. 3… 2.製造業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)見通し
P. 4… 3.建設業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)見通し
P. 5… 4.卸売業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)見通し
P. 6… 5.小売業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)見通し
P. 7… 6.運輸・サービス業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)見通し
【設備投資】
P. 8…【概況】設備投資 当期実績・次期計画
P. 9… 7.全産業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)計画
P.10… 8.製造業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)計画
P.11… 9.建設業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)計画
P.12…10.卸売業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)計画
P.13…11.小売業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)計画
P.14…12.運輸・サービス業
当期(平成 28 年 4~6 月期)実績
次期(平成 28 年 7~9 月期)計画
【概況】業況DI値
当期実績・次期見通し
【全産業】
・「当期業況 DI 値」は前期比▲7.5 ポイントの▲6.6。2 期連続で悪化。
※「運輸・サービス業」は改善。
※「製造業」、「建設業」、「卸売業」、「小売業」は悪化。
・「次期業況 DI 値」は当期比+3.6 ポイントの▲3.0。3 期ぶりに改善見通し。
※「建設業」、「小売業」は改善見通し。
※「卸売業」、「運輸・サービス業」は悪化見通し。
※「製造業」は横ばいの見通し。
【製造業】
・「当期業況 DI 値」は前期比▲9.1 ポイントの 2.2
・「次期業況 DI 値」は当期比±0.0 ポイントの 2.2
3 期ぶりに悪化
横ばいの見通し
【建設業】
・「当期業況 DI 値」は前期比▲14.9 ポイントの▲4.3
・
「次期業況 DI 値」は当期比+13.0 ポイントの 8.7
2 期連続で悪化
3 期ぶりに改善見通し
【卸売業】
・「当期業況 DI 値」は前期比▲4.3 ポイントの 3.0
・
「次期業況 DI 値」は当期比▲11.9 ポイントの▲8.9
2 期ぶりに悪化
2 期連続で悪化見通し
【小売業】
・「当期業況 DI 値」は前期比▲11.7 ポイントの▲29.5
・
「次期業況 DI 値」は当期比+14.0 ポイントの▲15.5
2 期連続で悪化
3 期ぶりに改善見通し
【運輸・サービス業】
・「当期業況 DI 値」は前期比+2.3 ポイントの▲3.4
・
「次期業況 DI 値」は当期比▲0.1 ポイントの▲3.5
2 期連続で改善
3 期ぶりに悪化見通し
1
1.全産業 DI 値
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の見通し
全産業の「当期業況DI値」は、前期比▲7.5 ポイントの▲6.6 となり、2 期
全産業の「次期業況DI値」は、当期比+3.6 ポイントの▲3.0 となり、3 期ぶり
連続で悪化となった。
に改善する見通しとなっている。
回答割合を見ると、
「好転」割合が前期比 1.0 ポイント縮小(前期 23.5%→
回答割合を見ると、「好転」割合は当期比 3.2 ポイント縮小(当期 22.5%→次期
当期 22.5%)
、
「悪化」割合が同 6.5 ポイント拡大(前期 22.6%→当期 29.1%)と
19.3%)
、「悪化」割合が同 6.8 ポイント縮小(当期 29.1%→次期 22.3%)となり、業況
なり、業況は悪化が続いている。
は改善方向にシフトする見通しとなっている。
業種別で見ると、運輸・サービス業で改善が見られたものの、製造業、建
業種別では、卸売業、運輸・サービス業で悪化の見通しとなっているものの、
設業、卸売業、小売業では悪化が見られた。
建設業、小売業では改善の見通しとなっている。また、製造業は横ばいの見通し
となっている。
項目別では、
「資金繰りDI値」が前期比+0.1 ポイントの 4.9 と 2 期ぶりに
項目別では、
「資金繰りDI値」
は当期比▲5.3 ポイントの▲0.4 と 2 期ぶりに悪化
改善となった。一方、「売上DI値」は同▲8.8 ポイントの▲8.8 と 2 期ぶりに、
する見通しとなっているものの、
「売上DI値」が同+9.2 ポイントの 0.4 と 2 期ぶ
「採算DI値」は同▲9.7 ポイントの▲7.1 で 2 期連続で悪化となった。
りに、
「採算DI値」は同+2.7 ポイントの▲4.4 で 3 期ぶりに改善する見通しとなっ
ている。
地区別では、
「青森地区」は前期比▲16.8 ポイントの▲31.4 と 2 期連続で、
「津
地区別では、「県南地区」は当期比▲8.2 ポイントの 0.0 と 2 期連続で悪化する
軽地区」は同▲1.2 ポイントの 2.5 と、それぞれ 2 期ぶりに悪化となった。一方、
見通しとなっているものの、
「青森地区」は同+19.0 ポイントの▲12.4 と 3 期ぶりに
「県南地区」は同▲5.4 ポイントの 8.2 と 7 期ぶりに悪化となった。
改善する見通しとなっている。また、「津軽地区」は横ばいの 2.5 となる見通しと
なっている。
売上DI
好転
32.6%
〔▲8.8〕
不変
26.0%
悪化
41.4%
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
採算DI
好転
25.5%
資金繰DI
好転 20.3%
〔▲7.1〕
不変
41.9%
〔4.9〕
不変 64.3%
悪化
32.6%
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
県内需要の増加(官公庁除く)
33.3%
県内需要の減少(官公庁除く)
30.7%
売上(収入)の増加
58.9%
売上(収入)の減少
58.4%
新商品や新サービスなどの売上増加
23.0%
同業他社との競争激化
17.5%
経費の減少(人件費除く)
21.9%
人件費の増加
18.0%
県外需要の増加(官公庁除く)
19.5%
業界・市場の衰退、縮小
16.8%
原材料コストの低下
12.3%
経費の増加(人件費除く)
11.2%
原材料価格の価格転嫁による売上増加
6.9%
官公庁の発注減少(公共事業含む)
12.4%
人件費の減少
5.5%
原材料コストの上昇
10.1%
官公庁の発注増加(公共事業含む)
9.2%
県外需要の減少(官公庁除く)
8.0%
特殊要因による一時的な利益増加
1.4%
特殊要因による一時的な利益減少
1.1%
特殊事情によ る 売上増加
3.4%
販売・卸価格の低下
6.6%
その他の理由による採算(経常利益)改善
0.0%
その他の理由による採算(経常利益)悪化
1.1%
その他の理由による売上増加
3.4%
商品やサービスなどの競争力低下
2.2%
海外需要の増加
1.1%
その他の理由による売上減少
2.2%
為替の影響による売上増加
0.0%
海外需要の減少
1.5%
特殊事情によ る 売上減少
1.5%
為替の影響による売上減少
0.7%
2
悪化 15.4%
2.製造業 DI 値
●業界トピックス(回答企業より寄せられた声を抜粋)
菓子・パン製造関連(津軽地区)
・北海道新幹線開業は、来県客増加によるプラスの影響を受けているが、県内の
個人消費は厳しい状況が続いている。
水産加工関連(県南地区)
・人手不足。高齢化が進み、若い人が来ない。
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の見通し
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
製造業の「次期業況DI値」は、当期比±0.0 ポイントの 2.2 となり、横ばいの見
製造業の「当期業況DI値」は、前期比▲9.1 ポイントの 2.2 となり、3 期ぶり
通しとなっている。
に悪化となった。
回答割合を見ると、
「好転」割合が前期比 2.9 ポイント縮小(前期 29.5%→当期
回答割合を見ると、「好転」割合は当期比 4.4 ポイント縮小(当期 26.6%→次期
26.6%)、「悪化」割合が同 6.2 ポイント拡大(前期 18.2%→当期 24.4%)となり、業
22.2%)
、「悪化」割合も 4.4 ポイント縮小(当期 24.4%→次期 20.0%)となり、業況は
況は悪化方向にシフトした。
横ばいの見通しとなっている。
項目別では、
「採算DI値」は前期比+0.1 ポイントの▲4.5 と 4 期ぶりに、「資
項目別では、「資金繰りDI値」は当期比▲4.4 ポイントの 2.2 と 2 期ぶりに悪化
金繰DI値」は同+8.9 ポイントの 6.6 と 2 期ぶりに改善となった。一方、「売上
となる見通しとなっている。一方、
「売上DI値」は当期比+24.5 ポイントの 17.8
DI値」は同▲11.2 ポイントの▲6.7 と 3 期ぶりに悪化となった。
と 2 期ぶりに、「採算DI値」は同+6.7 ポイントの 2.2 と 2 期連続で、それぞれ改
善の見通しとなっている。
業種内訳では、電気機器、木材・製材、生コン・砕石で悪化が見られた。
業況DI
〔2.2〕
好転
26.6%
売上DI
好転
26.6%
採算DI
好転
24.4%
不変
48.9%
〔▲6.7〕
不変
40.0%
不変
46.7%
悪化
24.4%
悪化
33.3%
〔▲4.5〕
悪化
28.9%
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
売上(出荷)高
売上(出荷)単価
57.1%
14.3%
売上(出荷)高
原材料仕入単価
43.8%
18.8%
設備稼働率
14.3%
雇用人員の過不足
18.8%
原材料仕入単価
7.1%
売上(出荷)単価
12.5%
採算(経常利益)
7.1%
設備稼働率
製品在庫高
0.0%
製品在庫高
6.3%
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
県外需要の増加(官公庁除く)
43.8%
県内需要の減少(官公庁除く)
23.8%
売上(収入)の増加
56.3%
新商品や新サービスなどの売上増加
25.0%
県外需要の減少(官公庁除く)
19.0%
経費の減少(人件費除く)
県内需要の増加(官公庁除く)
12.5%
業界・市場の衰退、縮小
19.0%
原材料コストの低下
原材料価格の価格転嫁による売上増加
12.5%
官公庁の発注減少(公共事業含む)
14.3%
その他の理由による売上増加
6.3%
その他の理由による売上減少
9.5%
特殊事情によ る 売上増加
0.0%
海外需要の減少
4.8%
官公庁の発注増加(公共事業含む)
0.0%
為替の影響による売上減少
4.8%
為替の影響による売上増加
0.0%
同業他社との競争激化
4.8%
海外需要の増加
0.0%
商品やサービスなどの競争力低下
0.0%
0.0%
原材料在庫水準
0.0%
原材料在庫水準
0.0%
製品在庫水準
0.0%
製品在庫水準
0.0%
特殊事情によ る 売上減少
0.0%
資金繰り
0.0%
採算(経常利益)
0.0%
販売・卸価格の低下
0.0%
手許現金・預金
0.0%
資金繰り
0.0%
<「売上DI」好転の主な理由・要因>
・ホタテの豊漁
運転資金借入残高
0.0%
手許現金・預金
0.0%
<「売上DI」悪化の主な理由・要因>
・人手不足
借入の難易度
0.0%
運転資金借入残高
0.0%
雇用人員の過不足
0.0%
借入の難易度
0.0%
3
売上(収入)の減少
50.0%
18.8%
人件費の増加
31.3%
12.5%
経費の増加(人件費除く)
6.3%
人件費の減少
12.5%
原材料コストの上昇
6.3%
特殊要因による一時的な利益増加
0.0%
その他の理由による採算(経常利益)悪化
6.3%
その他の理由による採算(経常利益)改善
0.0%
特殊要因による一時的な利益減少
0.0%
<「採算DI」好転の主な理由・要因>
・人手不足
資金繰DI
好転 15.5%
〔6.6〕
不変 75.6%
悪化 8.9%
3.建設業 DI 値
●業界トピックス(回答企業より寄せられた声を抜粋)
青森地区企業
・完工高から利益重視目線の経営にシフトすることを考えている。
・震災復興やオリンピック特需を除くと需要は横ばい。
県南地区企業
・3 年連続で新卒採用できず、ベテラン社員に負担がかかり、技術の継承も進ま
ない。
・公共設備投資は、地方にとって住民負担が増すだけではないか。
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の見通し
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
建設業の「次期業況DI値」は、当期比+13.0 ポイントの 8.7 となり、3 期ぶり
建設業の「当期業況DI値」は、前期比▲14.9 ポイントの▲4.3 となり、
に改善する見通しとなっている。
2 期連続で悪化となった。
回答割合を見ると、「好転」割合は当期比 4.3 ポイント拡大(当期 17.4%→次期
回答割合を見ると、
「好転」割合が前期比 1.7 ポイント縮小(前期 19.1%→
当期 17.4%)
、「悪化」割合が同 13.2 ポイント拡大(前期 8.5%→当期 21.7%)とな
21.7%)
、「悪化」割合が同 8.7 ポイント縮小(当期 21.7%→次期 13.0%)となり、業
り、業況は悪化が続いている。
況は改善方向へシフトする見通しとなっている。
項目別では、
「売上DI値」が前期比▲8.7 ポイントの▲4.4、「資金繰DI値」は
項目別では、「売上DI値」が当期比+13.1 ポイントの 8.7、「資金繰DI値」は
同▲17.2 ポイントの▲6.5 とともに 2 期連続で、「採算DI値」は同▲17.1 ポイン
同+6.5 ポイントの 0.0 とともに 3 期ぶりに、
「採算DI値」は同+6.5 ポイントの 2.2
トの▲4.3 と 4 期ぶりに悪化となった。
と 2 期ぶりに改善する見通しとなっている。
好転
業況DI
〔▲4.3〕
17.4%
不変
60.9%
悪化
21.7%
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
受注高
40.0%
受注高
60.0%
完成工事高
20.0%
完成工事高
20.0%
手許受注残高
20.0%
手許受注残高
採算(経常利益)
10.0%
採算(経常利益)
6.7%
6.7%
資金繰り
10.0%
雇用人員の過不足
6.7%
原材料仕入単価
0.0%
工事代金回収期間
0.0%
0.0%
資金繰り
手許現金・預金
0.0%
手許現金・預金
0.0%
工事代金回収期間
0.0%
原材料仕入単価
0.0%
運転資金借入残高
0.0%
原材料在庫水準
0.0%
借入の難易度
0.0%
借入の難易度
0.0%
雇用人員の過不足
0.0%
運転資金借入残高
0.0%
原材料在庫水準
0.0%
売上DI
好転
34.7%
〔▲4.4〕
不変
26.1%
悪化
39.1%
採算DI
好転
19.6%
〔▲4.3〕
不変
56.5%
悪化
23.9%
好転要因
悪化要因
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
県内需要の増加(官公庁除く)
52.4%
官公庁の発注減少(公共事業含む)
42.3%
売上(収入)の増加
55.6%
売上(収入)の減少
75.0%
官公庁の発注増加(公共事業含む)
33.3%
県内需要の減少(官公庁除く)
38.5%
人件費の減少
22.2%
経費の増加(人件費除く)
16.7%
県外需要の増加(官公庁除く)
9.5%
同業他社との競争激化
11.5%
原材料コストの低下
11.1%
原材料コストの上昇
8.3%
特殊事情によ る 売上増加
4.8%
県外需要の減少(官公庁除く)
3.8%
経費の減少(人件費除く)
11.1%
人件費の増加
0.0%
為替の影響による売上増加
0.0%
特殊事情によ る 売上減少
3.8%
特殊要因による一時的な利益増加
0.0%
特殊要因による一時的な利益減少
0.0%
海外需要の増加
0.0%
為替の影響による売上減少
0.0%
その他の理由による採算(経常利益)改善
0.0%
その他の理由による採算(経常利益)悪化
0.0%
原材料価格の価格転嫁による売上増加
0.0%
海外需要の減少
0.0%
新商品や新サービスなどの売上増加
0.0%
商品やサービスなどの競争力低下
0.0%
その他の理由による売上増加
0.0%
販売・卸価格の低下
0.0%
業界・市場の衰退、縮小
0.0%
その他の理由による売上減少
0.0%
<「売上DI」好転の主な理由・要因>
・米軍関係工事増加
<「売上DI」悪化の主な理由・要因>
・人手不足による受注控え
・公共工事土木からの撤退
4
資金繰DI
好転 13.1%
〔▲6.5〕
不変 67.4%
悪化 19.6%
4.卸売業 DI 値
●業界トピックス(回答企業より寄せられた声を抜粋)
農薬・肥料・農業資材等関連(津軽地区)
・高齢化・後継者不足による耕作放棄地とそれに伴う、受入先の大型化による農
薬・肥料等の流通形態に変革が起こり、同業者内・卸売業者間で競争が激化し
ている。
海産物関連(県南地区)
・ホタテの高値は生産者にとって喜ばしく、今年をピークに来年まで続くと思わ
れる反面、加工業者や加工品販売業者は厳しい年になると思われる。
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の見通し
卸売業の「当期業況DI値」は、前期比▲4.3 ポイントの 3.0 となり、
卸売業の「次期業況DI値」は、当期比▲11.9 の▲8.9 となり、2 期連続で
2 期ぶりに悪化となった。
悪化する見通しとなっている。
回答割合を見ると、「好転」割合が前期比 0.9 ポイント縮小(前期 24.4%→
当期 23.5%)
、「悪化」割合が同 3.4 ポイント拡大(前期 17.1%→当期 20.5%)とな
回答割合を見ると、「好転」割合は当期比 5.9 ポイント縮小(当期 23.5%→次期
り、業況は悪化方向へシフトした。
17.6%)
、「悪化」割合が同 6.0 ポイント拡大(当期 20.5%→次期 26.5%)となり、業況
項目別では、
「資金繰りDI値」が前期比+4.4 ポイントの 11.7 と 3 期ぶりに
は悪化が続く見通しとなっている。
改善となった。一方、
「売上DI値」は同▲14.1 ポイントの 2.9 と 2 期ぶりに、「採
算DI値」が同▲29.3 ポイントの▲14.7 と 2 期連続で悪化となった。
項目別では、
「売上DI値」が当期比▲8.8 ポイントの▲5.9 と 2 期連続で、「採算
DI値」が同▲5.9 ポイントの▲20.6 と 3 期連続で、
「資金繰DI値」は同▲17.6 ポ
業種内訳では、建材・資材で悪化が見られた。
イントの▲5.9 と 2 期ぶりに悪化する見通しとなっている。
業況DI
好転
23.5%
〔3.0〕
不変
55.9%
悪化
20.5%
売上DI
好転
38.2%
〔2.9〕
不変
26.5%
悪化
35.3%
採算DI
好転
23.5%
〔▲14.7〕
不変
38.2%
悪化
38.2%
好転要因
悪化要因
好転要因
悪化要因
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
売上高
売上単価
41.7%
16.7%
売上高
採算(経常利益)
50.0%
30.0%
採算(経常利益)
16.7%
商品仕入単価
20.0%
資金繰り
8.3%
商品在庫
0.0%
商品在庫
8.3%
商品在庫水準
0.0%
商品在庫水準
8.3%
売上単価
0.0%
商品仕入単価
0.0%
資金繰り
0.0%
手許現金・預金
0.0%
手許現金・預金
0.0%
運転資金借入残高
0.0%
運転資金借入残高
0.0%
借入の難易度
0.0%
借入の難易度
0.0%
雇用人員の過不足
0.0%
雇用人員の過不足
0.0%
県内需要の増加(官公庁除く)
46.2%
県内需要の減少(官公庁除く)
37.5%
売上(収入)の増加
62.5%
売上(収入)の減少
52.9%
県外需要の増加(官公庁除く)
23.1%
販売・卸価格の低下
18.8%
経費の減少(人件費除く)
25.0%
人件費の増加
23.5%
新商品や新サービスなどの売上増加
23.1%
業界・市場の衰退、縮小
18.8%
原材料コストの低下
12.5%
原材料コストの上昇
11.8%
海外需要の増加
7.7%
官公庁の発注減少(公共事業含む)
12.5%
人件費の減少
0.0%
経費の増加(人件費除く)
11.8%
為替の影響による売上増加
0.0%
県外需要の減少(官公庁除く)
6.3%
特殊要因による一時的な利益増加
0.0%
特殊要因による一時的な利益減少
0.0%
官公庁の発注増加(公共事業含む)
0.0%
同業他社との競争激化
6.3%
その他の理由による採算(経常利益)改善
0.0%
その他の理由による採算(経常利益)悪化
0.0%
原材料価格の価格転嫁による売上増加
0.0%
商品やサービスなどの競争力低下
0.0%
特殊事情によ る 売上増加
0.0%
為替の影響による売上減少
0.0%
その他の理由による売上増加
0.0%
海外需要の減少
0.0%
資金繰DI
好転 23.5%
特殊事情によ る 売上減少
0.0%
〔11.7〕
不変 64.7%
その他の理由による売上減少
0.0%
5
悪化 11.8%
5.小売業 DI 値
●業界トピックス(回答企業より寄せられた声を抜粋)
燃料販売(青森地区)
・東北六魂祭では、見たことのないような多くの観光客がいた。やはり街に人を
呼び込む仕掛けが必要と感じた。
化粧品関連(津軽地区)
・6 月は昨年のプレミアム商品券による売上アップからの反動で厳しかった。
食品小売市場(県南地区)
・今後は商圏拡大やインバウンド対策も行っていく必要があると感じている。
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の見通し
小売業の「当期業況DI値」は、前期比▲11.7 ポイントの▲29.5 となり、
小売業の「次期業況DI値」は、当期比+14.0 ポイントの▲15.5 となり、3 期ぶ
2 期連続で悪化となった。
りに改善する見通しとなっている。
回答割合を見ると、
「好転」割合が前期比 4.0 ポイント縮小(前期 22.2%→当期
18.2%)、「悪化」割合が 7.7 ポイント拡大(前期 40.0%→当期 47.7%)となり、業況
回答割合を見ると、「好転」割合は当期比 0.4 ポイント縮小(当期 18.2%→次期
は悪化が続いている。
17.8%)
、「悪化」割合が同 14.4 ポイント縮小(当期 47.7%→次期 33.3%)となり、業
項目別では、
「資金繰DI値」は前期比±0.0 ポイントの 2.2 と横ばいとなったも
況は改善方向へシフトする見通しとなっている。
のの、「売上DI値」は同▲20.8 ポイントの▲38.6 と 2 期ぶりに、「採算DI値」
は同▲7.2 ポイントの▲27.2 と 2 期連続で悪化となった。
項目別では、
「売上DI値」は当期比+9.1 ポイントの▲29.5 と 2 期ぶりに、
「採
業種内訳では、大型店、食品スーパー・コンビニ、燃料販売で悪化が見られ
算DI値」は同+9.0 ポイントの▲18.2 と 3 期ぶりに、「資金繰りDI値」は同+0.1
ポイントの 2.3 と 4 期ぶりに改善する見通しとなっている。
た。
業況DI
好転
18.2%
〔▲29.5〕
不変
34.1%
悪化
47.7%
売上DI
好転
25.0%
採算DI
好転
20.5%
〔▲38.6〕
不変
11.4%
不変
31.8%
悪化
63.6%
〔▲27.2〕
悪化
47.7%
好転要因
悪化要因
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
売上高
客数
客単価
商品仕入単価
46.7%
33.3%
13.3%
6.7%
売上高
客数
客単価
採算(経常利益)
40.0%
20.0%
14.3%
11.4%
商品在庫
0.0%
雇用人員の過不足
5.7%
商品在庫水準
0.0%
商品在庫
2.9%
採算(経常利益)
0.0%
商品在庫水準
2.9%
資金繰り
0.0%
手許現金・預金
2.9%
手許現金・預金
0.0%
資金繰り
0.0%
運転資金借入残高
0.0%
商品仕入単価
0.0%
借入の難易度
0.0%
借入の難易度
0.0%
雇用人員の過不足
0.0%
運転資金借入残高
0.0%
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
新商品や新サービスなどの売上増加
50.0%
同業他社との競争激化
26.8%
売上(収入)の増加
70.0%
売上(収入)の減少
62.5%
県内需要の増加(官公庁除く)
14.3%
県内需要の減少(官公庁除く)
24.4%
原材料コストの低下
10.0%
人件費の増加
16.7%
原材料価格の価格転嫁による売上増加
14.3%
業界・市場の衰退、縮小
24.4%
経費の減少(人件費除く)
10.0%
原材料コストの上昇
8.3%
特殊事情によ る 売上増加
14.3%
販売・卸価格の低下
14.6%
特殊要因による一時的な利益増加
10.0%
経費の増加(人件費除く)
8.3%
県外需要の増加(官公庁除く)
7.1%
商品やサービスなどの競争力低下
7.3%
人件費の減少
0.0%
特殊要因による一時的な利益減少
4.2%
0.0%
特殊事情によ る 売上減少
その他の理由による採算(経常利益)改善
0.0%
その他の理由による採算(経常利益)悪化
0.0%
官公庁の発注増加(公共事業含む)
2.4%
為替の影響による売上増加
0.0%
県外需要の減少(官公庁除く)
0.0%
海外需要の増加
0.0%
海外需要の減少
0.0%
その他の理由による売上増加
0.0%
為替の影響による売上減少
0.0%
官公庁の発注減少(公共事業含む)
0.0%
その他の理由による売上減少
0.0%
<「売上DI」好転の主な理由・要因>
・子会社の吸収合併
・新規出店によるもの(他県含む)
<「売上DI」悪化の主な理由・要因>
・軽自動車税アップによる売上減少
・メーカーの工場火災よる商品不足
・昨年のプレミアム商品券による売上増加からの反動
6
<「採算DI」好転の主な理由・要因>
・子会社の吸収合併
資金繰DI
好転 27.2%
〔2.2〕
不変 47.7%
悪化 25.0%
6.運輸・サービス業 DI 値
値
●業界トピックス(回答企業より寄せられた声を抜粋)
ホテル(青森地区)
・新幹線効果はあまり見られず。7 月からのDCに期待。
自動車教習所(津軽地区)
・若者の免許取得時期の遅れや県外流出により新規免許取得者は減少し、同業他
社との競争が激化することが考えられる。
警備(県南地区)
・昨年に比べ需要もあり、好調だが、人手不足の影響で昨年同様の売上は見込め
ない。また人材確保のため賃金も上げざるをえない状況。
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の見通し
運輸・サービス業の「当期業況DI値」は、前期比+2.3 ポイントの▲3.4 となり、
運輸・サービス業の「次期業況DI値」は、当期比▲0.1 ポイントの▲3.5 とな
2 期連続で改善となった。
り、3 期ぶりに悪化する見通しとなっている。
回答割合を見ると、
「好転」割合が前期比 3.3 ポイント拡大(前期 22.6%→当期
25.9%)、「悪化」割合が同 1.0 ポイント拡大(前期 28.3%→当期 29.3%)となり、業
回答割合を見ると、「好転」割合は当期比 8.7 ポイント縮小(当期 25.9%→次期
況は改善が続いている。
17.2%)
、「悪化」割合が同 8.6 ポイント縮小(当期 29.3%→次期 20.7%)となり、業況
項目別では、
「採算DI値」が前期比▲0.8 ポイントの 8.6 と 2 期連続で悪化とな
は悪化方向へシフトする見通しとなっている。
った。一方、
「売上DI値」は同+7.3 ポイントの 1.7 と 2 期ぶりに、「資金繰DI
項目別では、「売上DI値」は当期比+5.2 ポイントの 6.9 と 2 期連続で改善する
値」は同+4.8 ポイントの 10.4 と 2 期連続で改善となった。
見通しとなっている。一方、
「採算DI値」は同▲3.4 ポイントの 5.2 と 3 期連続で、
業種内訳では印刷関連やホテル・レストランで悪化が見られたが、旅客輸送で
「資金繰DI値」は同▲12.1 ポイントの▲1.7 と 3 期ぶりに悪化する見通しとなって
いる。
改善が見られた。
業況DI
好転
25.9%
売上DI
好転
37.9%
採算DI
好転
36.2%
〔▲3.4〕
不変
44.8%
不変
25.9%
36.2%
29.3%
悪化
36.2%
〔8.6〕
不変
悪化
〔1.7〕
悪化
27.6%
好転要因
悪化要因
好転要因
悪化要因
好転要因
悪化要因
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
(2つまでの複数回答)
売上(収入)高
採算(経常利益)
取扱量・利用客数
38.9%
22.2%
16.7%
売上(収入)高
取扱量・利用客数
売上単価・客単価
43.5%
県内需要の増加(官公庁除く)
34.8%
県内需要の減少(官公庁除く)
33.3%
売上(収入)の増加
56.7%
売上(収入)の減少
55.0%
新商品や新サービスなどの売上増加
26.1%
同業他社との競争激化
24.2%
経費の減少(人件費除く)
30.0%
原材料コストの上昇
15.0%
県外需要の増加(官公庁除く)
17.4%
県外需要の減少(官公庁除く)
15.2%
原材料コストの低下
13.3%
経費の増加(人件費除く)
15.0%
その他の理由による売上増加
8.7%
業界・市場の衰退、縮小
18.2%
人件費の減少
0.0%
人件費の増加
15.0%
原材料価格の価格転嫁による売上増加
8.7%
官公庁の発注減少(公共事業含む)
3.0%
特殊要因による一時的な利益増加
0.0%
特殊要因による一時的な利益減少
0.0%
官公庁の発注増加(公共事業含む)
4.3%
海外需要の減少
3.0%
その他の理由による採算(経常利益)改善
0.0%
その他の理由による採算(経常利益)悪化
0.0%
為替の影響による売上増加
0.0%
その他の理由による売上減少
3.0%
海外需要の増加
0.0%
為替の影響による売上減少
0.0%
特殊事情によ る 売上増加
0.0%
商品やサービスなどの競争力低下
0.0%
資金繰DI
好転 22.4%
〔10.4〕
不変 65.5%
34.8%
13.0%
売上単価・客単価
11.1%
売上仕入単価
4.3%
売上仕入単価
5.6%
設備稼働率
4.3%
設備稼働率
5.6%
採算(経常利益)
0.0%
資金繰り
0.0%
資金繰り
0.0%
手許現金・預金
0.0%
手許現金・預金
0.0%
販売・卸価格の低下
0.0%
運転資金借入残高
0.0%
運転資金借入残高
0.0%
特殊事情によ る 売上減少
0.0%
借入の難易度
0.0%
借入の難易度
0.0%
雇用人員の過不足
0.0%
雇用人員の過不足
0.0%
<「売上DI」好転の主な理由・要因>
・チラシによるセールの広告宣伝の効果
・暖冬小雪の影響
7
悪化 12.0%
【概況】設備投資
当期実績・次期計画
【全産業】
・
「当期実施割合」は、前年同期比横ばいの 35.5%。
主に「機械装置」
、
「建物」
、
「車両」を対象とする「設備更新」が中心。
規模では、小規模投資が中心となっている。
・
「次期計画割合」は、当期比+5.7 ポイントの 41.2%。
主に「機械装置」
、
「建物」
、
「車両」を対象とする「設備更新」
、「能力増強」が中心となる見
通し。
規模では中規模投資が中心となる見通しとなっている。
【製造業】
・
「当期実施割合」は、前年同期比▲8.4 ポイントの 33.3%。
主に「機械装置」
、
「建物」を対象とする「設備更新」が中心。
規模では小規模投資が中心。
・
「次期計画割合」は、当期比+4.5 ポイントの 37.8%。
主に「機械装置」を対象とする「設備更新」が中心。
規模では大規模投資・小規模投資が中心となる見通し。
【建設業】
・
「当期実施割合」は、前年同期比▲2.7 ポイントの 34.8%。
主に「車両」を対象とする「設備更新」が中心。規模では中規模投資・小規模投資が中心。
・
「次期計画割合」は、当期比▲2.2 ポイントの 32.6%。
主に「車両」を対象とする「設備更新」、
「能力増強」が中心。
・規模では中規模投資が中心となる見通し。
【卸売業】
・
「当期実施割合」は、前年同期比+3.5 ポイントの 23.5%。全産業中、最も低い実施割合。
主に「車両」を対象とする「設備更新」が中心。
規模では小規模投資が中心。
・
「次期計画割合」は、当期比+5.9 ポイントの 29.4%。全産業中、最も低い計画割合。
主に、
「建物」を対象とする「設備更新」が中心。
規模では中規模投資が中心となる見通し。
【小売業】
・
「当期実施割合」は、前年同期比+15.9 ポイントの 43.2%。全産業中、最も高い実施割合。
主に「建物」を対象とする「設備更新」が中心。
規模では中規模投資・小規模投資が中心。
・
「次期計画割合」は、当期比+9.1 ポイントの 52.3%。全産業中、最も高い計画割合。
主に「建物」
、
「機械装置」を対象とする「設備更新」
、「能力増強」が中心。
規模では引き続き、中規模投資・小規模投資が中心となる見通し。
【運輸・サービス業】
・
「当期実施割合」は、前年同期比▲6.7 ポイントの 39.0%。
主に「建物」
、
「車両」を対象とする「設備更新」が中心。
規模では中規模投資・小規模投資が中心。
・
「次期計画割合」は、当期比+10.2 ポイントの 49.2%。
主に「車両」を対象とする「設備更新」が中心。
規模では中規模投資が中心となる見通し。
8
7.全産業
設備投資
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
全産業を通して、当期において設備投資を実施した企業の割合は、前年同
期比横ばいの 35.5%となった。
「設備投資を実施した」と回答した企業に対し、投資規模をたずねたとこ
ろ、
「5,000 万円以上」の大規模投資が前年同期比+1.1 ポイントの 14.1%、
「1,000
万円未満」の小規模投資が同+12.7 ポイントの 47.4%と増加した。
一方、
「1,000 万円以上~5,000 万円未満」の中規模投資が同▲13.7 ポイント
の 38.5%となり、小規模投資が中心となった。
投資対象については、「機械装置」が前年同期比▲5.9 ポイントの 37.0%と、
前年同期に引き続き、最多割合を占めた。次いで、
「建物」が同+7.2 ポイント
の 35.8%、
「車両」が同+0.6 ポイントの 33.3%と高い割合を占めた。
投資目的については、「設備更新」が前年同期比+0.2 ポイントの 71.6%と、
前年同期に引き続き、最多割合となった。次いで、
「能力増強」が同+17.8 ポ
イントの 32.1%、「省力・合理化」が同▲6.1 ポイントの 12.3%と高い割合を占めた。
地区別では、「県南地区」が前年同期比▲7.6 ポイントの 38.4%となり、前年同
期に引き続き最多割合を占めた。次いで、「青森地区」が同+4.2 ポイントの
35.6%、
「津軽地区」が同+5.9 ポイントの 32.9%となった。
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の計画
全産業を通して、次期投資計画がある企業の割合は、当期比+5.7 ポイント
の 41.2%となっている。
計画の内容を見ると、「機械装置」
、「建物」
、
「車両」を対象とした「設備更
新」、
「能力増強」を目的とする投資が中心となる見通しである。
規模としては、「1,000 万円未満」の小規模投資が減少し、「5,000 万円以
上」の大規模投資と「1,000 万円以上~5,000 万円未満」の中規模投資が増加
となり、中規模投資が中心となる見通しとなっている。
地区別では、「青森地区」で減少する見通しとなっているものの、「津軽地
区」
、
「県南地区」では増加の見通しとなっている。
計画対象
H28.7~9
全産業
土地
建物
機械装置
車両
工具器具
その他
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
8.8
23.5
52.9
29.4
29.4
8.8
11.4
25.7
40.0
25.7
34.3
11.4
6.1
25.8
43.9
30.3
27.3
6.1
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
73.5
26.5
29.4
2.9
2.9
0.0
2.9
77.1
22.9
17.1
8.6
2.9
2.9
5.7
72.7
15.2
27.3
6.1
7.6
1.5
6.1
H27.1~3
11.6
25.6
46.5
37.2
20.9
9.3
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
8.2
28.6
42.9
32.7
20.4
6.1
1.8
40.4
40.4
29.8
17.5
3.5
1.8
38.6
40.4
38.6
26.3
5.3
H28.1~3
9.4
29.4
45.9
28.2
23.5
0.0
H28.4~6
9.9
35.8
37.0
33.3
17.3
1.2
見通し
10.6
38.3
43.6
31.9
19.1
1.1
計画目的
全産業
設備更新
省力・合理化
能力増強
新商品・新規事業
環境保護
福利厚生
その他
9
H27.1~3
69.8
16.3
11.6
11.6
0.0
0.0
4.7
H27.4~6
71.4
18.4
14.3
4.1
2.0
2.0
0.0
H27.7~9
H27.10~12
70.2
15.8
21.1
10.5
0.0
3.5
1.8
82.5
8.8
21.1
3.5
1.8
3.5
0.0
H28.1~3
62.4
20.0
30.6
7.1
1.2
2.4
2.4
H28.4~6
71.6
12.3
32.1
4.9
4.9
3.7
0.0
H28.7~9
見通し
71.3
14.9
40.4
2.1
8.5
3.2
1.1
8.製造業
設備投資
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
製造業で、当期において設備投資を実施した企業の割合は、前年同期比▲8.4
ポイントの 33.3%となった。
「設備投資を実施した」と回答した企業に対し、投資規模をたずねたところ、
「5,000 万円以上」の大規模投資が前年同期比▲4.0 ポイントの 7.1%、
「1,000 万円
以上~5,000 万円未満」の中規模投資が同▲8.7 ポイントの 35.7%と減少した。一
方、「1,000 万円未満」の小規模投資は同+12.7 ポイントの 57.1%と増加し、小規
模投資が中心となっている。
投資対象については、「機械装置」が前年同期比▲10.0 ポイントの 60.0%と、前
年同期に引き続き最多割合を占めた。次いで、「建物」が同+10.0 ポイントの
40.0%、
「車両」が同+3.3 ポイントの 13.3%、
「工具器具」が同▲6.7 ポイントの 13.3%
とともに高い割合を占めた。
投資目的については、「設備更新」が前年同期比▲6.7 ポイントの 73.3%と、前
年同期に引き続き、最多割合を占めた。次いで「能力増強」が同+16.7 ポイント
の 26.7%、
「省力・合理化」が同横ばいの 20.0%と高い割合を占めた。
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の計画
次期投資計画がある企業の割合は、当期比+4.5 ポイントの 37.8%となっている。
計画の内容を見ると、「機械装置」を対象とした、
「設備更新」を目的とする
投資が中心となる見通しとなっている。
投資規模としては、
「1,000 万円以上~5,000 万円未満」の中規模投資、
「1,000
万円未満」の小規模投資が減少し、「5,000 万円以上」の大規模投資が増加とな
り、大規模投資・小規模投資が中心となる見通しとなっている。
計画対象
H28.7~9
製造業
土地
建物
機械装置
車両
工具器具
その他
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
0.0
0.0
100.0
28.6
28.6
14.3
0.0
20.0
70.0
10.0
30.0
10.0
0.0
9.1
81.8
9.1
45.5
0.0
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
71.4
71.4
14.3
0.0
14.3
0.0
0.0
60.0
20.0
30.0
20.0
10.0
0.0
0.0
81.8
27.3
9.1
18.2
0.0
0.0
9.1
H27.1~3
0.0
14.3
85.7
14.3
0.0
14.3
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
0.0
30.0
70.0
10.0
20.0
10.0
0.0
36.4
54.5
18.2
18.2
0.0
0.0
33.3
50.0
16.7
33.3
0.0
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
80.0
20.0
10.0
0.0
0.0
0.0
0.0
36.4
27.3
36.4
9.1
0.0
0.0
9.1
75.0
16.7
25.0
0.0
0.0
0.0
0.0
H28.1~3
0.0
26.3
78.9
21.1
15.8
0.0
H28.4~6
0.0
40.0
60.0
13.3
13.3
0.0
見通し
0.0
29.4
88.2
23.5
5.9
0.0
計画目的
製造業
設備更新
省力・合理化
能力増強
新商品・新規事業
環境保護
福利厚生
その他
10
H27.1~3
100.0
14.3
14.3
14.3
0.0
0.0
0.0
H28.1~3
57.9
36.8
36.8
5.3
0.0
0.0
0.0
H28.4~6
73.3
20.0
26.7
0.0
6.7
0.0
0.0
H28.7~9
見通し
82.4
23.5
35.3
5.9
5.9
11.8
0.0
9.建設業
設備投資
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
建設業で、当期において設備投資を実施した企業の割合は、前年同期比
▲2.7 ポイントの 34.8%となった。
「設備投資を実施した」と回答した企業に対し、投資規模をたずねたところ、
「1,000 万円以上~5,000 万円未満」の中規模投資は前年同期比▲14.5 ポイント
の 40.0%と減少した。
一方、「5,000 万円以上」の大規模投資は同+1.8 ポイントの 20.0%、「1,000 万
円未満」の小規模投資が同+12.7 ポイントの 40.0%となり、中規模投資・小規模
投資が中心となっている。
投資対象については、「車両」が前年同期比+27.1 ポイントの 43.8%と最多割合
を占めた。次いで、
「機械装置」が同▲25.0 ポイント、
「建物」が同横ばいの 25.0%
とともに高い割合を占めた。
投資目的については、「設備更新」が前年同期比+6.3 ポイントの 56.3%と、前
年同期に引き続き最多割合を占めた。次いで、「能力増強」が同+12.5 ポイント
の 37.5 と高い割合を占めた。
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の計画
次期投資計画がある企業の割合は、当期比▲2.2 ポイントの 32.6%となってい
る。
計画の内容を見ると、
「車両」を対象とした「設備更新」
、「能力増強」が中
心となる見通しとなっている。
投資規模としては、
「1,000 万円未満」の小規模投資が減少、「5,000 万円以
上」の大規模投資、
「1,000 万円以上~5,000 万円未満」の中規模投資が増加し、
中規模投資が中心となる見通しとなっている。
計画対象
H28.7~9
建設業
土地
建物
機械装置
車両
工具器具
その他
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
12.5
12.5
62.5
37.5
12.5
0.0
0.0
16.7
50.0
66.7
33.3
0.0
7.1
21.4
28.6
50.0
0.0
0.0
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
37.5
12.5
37.5
12.5
0.0
0.0
12.5
83.3
16.7
16.7
0.0
0.0
0.0
16.7
57.1
0.0
35.7
7.1
0.0
0.0
7.1
H27.1~3
27.3
18.2
36.4
72.7
9.1
0.0
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
25.0
25.0
50.0
16.7
0.0
0.0
0.0
12.5
50.0
37.5
0.0
0.0
0.0
0.0
36.4
81.8
0.0
0.0
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
50.0
16.7
25.0
0.0
0.0
8.3
0.0
50.0
12.5
37.5
0.0
0.0
12.5
0.0
72.7
9.1
27.3
0.0
0.0
9.1
0.0
H28.1~3
7.1
21.4
28.6
28.6
21.4
0.0
H28.4~6
18.8
25.0
25.0
43.8
6.3
0.0
見通し
13.3
26.7
20.0
53.3
0.0
0.0
計画目的
建設業
設備更新
省力・合理化
能力増強
新商品・新規事業
環境保護
福利厚生
その他
11
H27.1~3
63.6
9.1
9.1
9.1
0.0
0.0
9.1
H28.1~3
57.1
14.3
35.7
7.1
0.0
0.0
0.0
H28.4~6
56.3
0.0
37.5
6.3
0.0
6.3
0.0
H28.7~9
見通し
73.3
13.3
46.7
0.0
0.0
0.0
0.0
10.卸売業
設備投資
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
卸売業で、当期において設備投資を実施した企業の割合は、前年同期比
+3.5 ポイントの 23.5%と、全産業中、最も低い割合となった。
「設備投資を実施した」と回答した企業に対し、投資規模をたずねたところ、
「1,000 万円以上~5,000 万円未満」の中規模投資は前年同期比▲47.5 ポイントの
12.5%と減少した。
一方、
「1,000 万円未満」の小規模投資は同+47.5 ポイントの 87.5%と増加した。
前年実績のなかった「5,000 万円以上」の大規模投資は当期も実績がなく、小
規模投資が中心となっている。
投資対象については、「車両」が前年同期比+7.5 ポイントの 87.5%と前年同期に
引き続き最多割合を占めた。次いで、
「機械装置」が同+17.5 ポイントの 37.5%と
高い割合を占めた。
投資目的については、「設備更新」が前年同期比▲5.0 ポイントの 75.0%と前年同
期に引き続き最多割合を占めた。
次いで、前年実績のなかった「省力・合理化」が同+25.0 ポイント、
「能力増強」
が同+5.0 ポイントの 25.0%とともに高い割合を占めた。
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の計画
次期投資計画がある企業の割合は、当期比+5.9 ポイントの 29.4%となり、全産
業中、最も低い計画割合となっている。
計画の内容を見ると、「建物」を対象とした「設備更新」が中心となる見通し
となっている。
投資規模としては、
「1,000 万円未満」の小規模投資が減少、
「5,000 万円以上」
の大規模投資、「1,000 万円以上~5,000 万円未満」の中規模投資が増加し、中
規模投資が中心となる見通しとなっている。
計画対象
H28.7~9
卸売業
土地
建物
機械装置
車両
工具器具
その他
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
16.7
50.0
16.7
16.7
0.0
0.0
20.0
60.0
0.0
40.0
60.0
0.0
0.0
37.5
0.0
37.5
12.5
0.0
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
100.0
16.7
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
100.0
20.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
75.0
0.0
12.5
0.0
12.5
0.0
0.0
H27.1~3
0.0
33.3
33.3
33.3
33.3
0.0
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
0.0
20.0
20.0
80.0
20.0
0.0
0.0
42.9
42.9
42.9
14.3
0.0
0.0
42.9
42.9
28.6
28.6
14.3
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
80.0
0.0
20.0
0.0
0.0
0.0
0.0
100.0
0.0
14.3
0.0
0.0
0.0
0.0
100.0
14.3
0.0
0.0
14.3
14.3
0.0
H28.1~3
16.7
50.0
16.7
33.3
8.3
0.0
H28.4~6
0.0
12.5
37.5
87.5
12.5
0.0
見通し
10.0
70.0
20.0
30.0
20.0
0.0
計画目的
卸売業
設備更新
省力・合理化
能力増強
新商品・新規事業
環境保護
福利厚生
その他
12
H27.1~3
100.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
H28.1~3
58.3
16.7
16.7
16.7
0.0
8.3
0.0
H28.4~6
75.0
25.0
25.0
0.0
12.5
0.0
0.0
H28.7~9
見通し
60.0
30.0
30.0
0.0
30.0
0.0
0.0
11.小売業
設備投資
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
小売業で、当期において設備投資を実施した企業の割合は、前年同期比
+15.9 ポイントの 43.2%と、全産業中、最も高い実施割合となった。
「設備投資を実施した」と回答した企業に対し、投資規模をたずねたとこ
ろ、前年実績のなかった「1,000 万円未満」の小規模投資が前年同期比+42.1
ポイントの 42.1%と増加した。
一方、「5,000 万円以上」の大規模投資が同▲34.2%の 15.8%と減少した。ま
た、
「1,000 万円以上~5,000 万円未満」の中規模投資も同▲7.9 ポイントの 42.1%
と減少したものの、中規模投資・小規模投資が中心となっている。
投資対象については、「建物」が前年同期比+2.6 ポイントの 52.6%と前年に引
き続き最多割合を占めた。次いで、
「機械装置」が同+3.5 ポイントの 36.8%、
「工
具器具」が同▲7.0 ポイントの 26.3%と高い割合を占めた。
投資目的については、「設備更新」が前年同期比+15.3 ポイントの 78.9%と前
年に引き続き最多割合を占めた。次いで、前年実績のなかった「能力増強」が
同+31.6 ポイントの 31.6%と高い割合を占めた。
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の計画
次期投資計画がある企業の割合は、当期比+9.1 ポイントの 52.3%と全産業
中、最も高い計画割合となっている。
計画の内容を見ると、
「建物」
、「機械装置」を対象とした「設備更新」、
「能
力増強」が中心となる見通しとなっている。
投資規模としては、「1,000 万円以上~5,000 万円未満」の中規模投資や
「1,000 万円未満」の小規模投資が減少し、
「5,000 万円以上」の大規模投資が
増加する見通しとなっているものの、引き続き中規模投資・小規模投資が中心
となっている。
計画対象
H28.7~9
小売業
土地
建物
機械装置
車両
工具器具
その他
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
14.3
28.6
42.9
28.6
57.1
14.3
16.7
16.7
16.7
16.7
33.3
50.0
0.0
44.4
44.4
22.2
44.4
11.1
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
85.7
28.6
57.1
0.0
0.0
0.0
0.0
83.3
50.0
16.7
0.0
0.0
16.7
16.7
88.9
22.2
33.3
0.0
0.0
0.0
0.0
H27.1~3
14.3
57.1
28.6
28.6
28.6
42.9
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
16.7
50.0
33.3
50.0
33.3
33.3
9.1
63.6
36.4
18.2
27.3
9.1
7.1
71.4
35.7
21.4
28.6
14.3
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
66.7
50.0
0.0
33.3
0.0
0.0
0.0
63.6
27.3
27.3
36.4
0.0
0.0
0.0
78.6
7.1
28.6
14.3
0.0
0.0
0.0
H28.1~3
11.1
38.9
38.9
11.1
44.4
0.0
H28.4~6
15.8
52.6
36.8
15.8
26.3
5.3
見通し
21.7
52.2
47.8
8.7
39.1
4.3
計画目的
小売業
設備更新
省力・合理化
能力増強
新商品・新規事業
環境保護
福利厚生
その他
13
H27.1~3
42.9
42.9
14.3
28.6
0.0
0.0
14.3
H28.1~3
66.7
27.8
33.3
0.0
0.0
0.0
5.6
H28.4~6
78.9
21.1
31.6
5.3
5.3
0.0
0.0
H28.7~9
見通し
60.9
17.4
47.8
0.0
13.0
0.0
0.0
12.運輸・サービス業
設備投資
●当期(平成 28 年 4~6 月期)の実績
運輸・サービス業で、当期において設備投資を実施した企業の割合は、
前年同期比▲6.7 ポイントの 39.0%となった。
「設備投資を実施した」と回答した企業に対し、投資規模をたずねたとこ
ろ、前年実績のなかった「5,000 万円以上」の大規模投資は前年同期比+18.2
ポイントの 18.2%と増加した。一方、「1,000 万円以上~5,000 万円未満」の中規
模投資は同▲7.9 ポイントの 45.5%、「1,000 万円未満」の小規模投資は同▲10.3
ポイントの 36.4%と減少したものの、中規模投資・小規模投資が中心となってい
る。
投資対象については、「車両」
が前年同期比▲2.7 ポイント、
「建物」
が同+9.8
ポイントの 34.8%とともに最多割合を占めた。次いで、
「機械装置」が同▲0.9 ポ
イントの 30.4%と高い割合を占めた。
投資目的については、「設備更新」が前年同期比▲7.4 ポイントの 73.9%と、
前年同期に続き、最多割合となった。次いで、「能力増強」が同+22.3 ポイント
の 34.8%と高い割合を占めた。
●次期(平成 28 年 7~9 月期)の計画
次期投資計画がある企業の割合は、当期比+10.2 ポイントの 49.2%となってい
る。
計画の内容を見ると、「車両」を対象とした「設備更新」が中心となる見通
しとなっている。
投資規模としては、「5,000 万円以上」の大規模投資、
「1,000 万円以上~
5,000 万円未満」の中規模投資は増加、「1,000 万円未満」の小規模投資は減
少し、中規模投資が中心となる見通しとなっている。
計画対象
H28.7~9
運・サ業
土地
建物
機械装置
車両
工具器具
その他
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
0.0
33.3
33.3
33.3
50.0
16.7
25.0
25.0
37.5
12.5
25.0
0.0
12.5
25.0
50.0
29.2
33.3
12.5
H26.4~6
H26.7~9
H26.10~12
83.3
0.0
33.3
0.0
0.0
0.0
0.0
75.0
12.5
12.5
12.5
0.0
0.0
0.0
70.8
20.8
33.3
4.2
16.7
4.2
8.3
H27.1~3
6.7
20.0
46.7
26.7
33.3
0.0
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
0.0
25.0
31.3
37.5
31.3
0.0
0.0
40.0
30.0
35.0
20.0
5.0
0.0
38.5
38.5
46.2
38.5
0.0
H27.4~6
H27.7~9
H27.10~12
81.3
12.5
12.5
0.0
6.3
0.0
0.0
90.0
10.0
5.0
5.0
0.0
5.0
0.0
92.3
0.0
15.4
0.0
0.0
0.0
0.0
H28.1~3
13.6
18.2
50.0
45.5
22.7
0.0
H28.4~6
8.7
34.8
30.4
34.8
21.7
0.0
見通し
6.9
27.6
34.5
44.8
20.7
0.0
計画目的
運・サ業
設備更新
省力・合理化
能力増強
新商品・新規事業
環境保護
福利厚生
その他
14
H27.1~3
66.7
13.3
13.3
6.7
0.0
0.0
0.0
H28.1~3
68.2
4.5
27.3
9.1
4.5
4.5
4.5
H28.4~6
73.9
4.3
34.8
8.7
4.3
8.7
0.0
H28.7~9
見通し
75.9
3.4
37.9
3.4
3.4
3.4
3.4
景況調査集計表(全産業)
平成28年1~3月期 実績
好転・増加
不変
悪化・減少
項目
自
社 の
業
況
(単位:%)
平成28年7~9月期 見通し
平成28年4~6月期 実績
DI
好転・増加
不変
悪化・減少
DI
好転・増加
不変
悪化・減少
DI
23.5
53.9
22.6
0.9
22.5
48.5
29.1
▲ 6.6
19.3
58.3
22.3
▲ 3.0
製
造
業
29.5
52.3
18.2
11.3
26.6
48.9
24.4
2.2
22.2
57.8
20.0
2.2
建
設
業
19.1
72.3
8.5
10.6
17.4
60.9
21.7
▲ 4.3
21.7
65.2
13.0
8.7
卸
売
業
24.4
58.5
17.1
7.3
23.5
55.9
20.5
3.0
17.6
55.9
26.5
▲ 8.9
小
売
業
22.2
37.8
40.0
▲ 17.8
18.2
34.1
47.7
▲ 29.5
17.8
48.9
33.3
▲ 15.5
運 輸 ・ サ ービ ス 業
22.6
49.1
28.3
▲ 5.7
25.9
44.8
29.3
▲ 3.4
17.2
62.1
20.7
▲ 3.5
36.5
27.0
36.5
0.0
32.6
26.0
41.4
▲ 8.8
30.4
39.6
30.0
0.4
売上・ 出荷・受注高
製
造
業
40.9
22.7
36.4
4.5
26.6
40.0
33.3
▲ 6.7
37.8
42.2
20.0
17.8
建
設
業
32.0
40.4
27.7
4.3
34.7
26.1
39.1
▲ 4.4
30.4
47.8
21.7
8.7
卸
売
業
43.9
29.3
26.9
17.0
38.2
26.5
35.3
2.9
26.5
41.2
32.4
▲ 5.9
小
売
業
33.3
15.6
51.1
▲ 17.8
25.0
11.4
63.6
▲ 38.6
20.5
29.5
50.0
▲ 29.5
運 輸 ・ サ ービ ス 業
34.0
26.4
39.6
▲ 5.6
37.9
25.9
36.2
1.7
34.5
37.9
27.6
6.9
採 算 ( 経 常利 益 )
31.3
40.0
28.7
2.6
25.5
41.9
32.6
▲ 7.1
20.2
55.1
24.6
▲ 4.4
製
造
業
22.7
50.0
27.3
▲ 4.6
24.4
46.7
28.9
▲ 4.5
24.4
53.3
22.2
2.2
建
設
業
23.4
66.0
10.6
12.8
19.6
56.5
23.9
▲ 4.3
17.4
67.4
15.2
2.2
卸
売
業
39.0
36.6
24.4
14.6
23.5
38.2
38.2
▲ 14.7
8.8
61.8
29.4
▲ 20.6
小
売
業
31.1
17.8
51.1
▲ 20.0
20.5
31.8
47.7
▲ 27.2
18.2
45.5
36.4
▲ 18.2
運 輸 ・ サ ービ ス 業
39.6
30.2
30.2
9.4
36.2
36.2
27.6
8.6
27.6
50.0
22.4
5.2
18.3
68.3
13.5
4.8
20.3
64.3
15.4
4.9
17.2
65.2
17.6
▲ 0.4
資
金
繰
製
造
業
13.6
70.5
15.9
▲ 2.3
15.5
75.6
8.9
6.6
11.1
80.0
8.9
2.2
建
設
業
17.1
76.6
6.4
10.7
13.1
67.4
19.6
▲ 6.5
17.4
65.2
17.4
0.0
卸
売
業
19.5
68.3
12.2
7.3
23.5
64.7
11.8
11.7
11.7
70.6
17.6
▲ 5.9
小
売
業
17.7
66.7
15.5
2.2
27.2
47.7
25.0
2.2
22.8
56.8
20.5
2.3
運 輸 ・ サ ービ ス 業
22.6
60.4
17.0
5.6
22.4
65.5
12.0
10.4
20.7
56.9
22.4
▲ 1.7
24.3
58.7
16.9
7.4
26.9
55.1
18.0
8.9
17.2
64.8
18.0
▲ 0.8
17.4
48.3
34.4
▲ 17.0
14.6
59.0
26.4
▲ 11.8
17.2
58.6
24.2
▲ 7.0
金融機関から の借入難易度
(容易-不変-困難)
16.1
73.9
10.0
6.1
15.4
77.1
7.5
7.9
13.7
78.4
7.9
5.8
雇用人員の過不足
8.2
50.9
40.8
▲ 32.6
7.9
55.1
37.0
▲ 29.1
5.7
60.8
33.5
▲ 27.8
手 許 現 金 ・ 預 金
借
入
金
DI=【良い(%)-悪い(%)】
15
平成28年1~3月期 実績
上昇、増加、
過剰、短期化
項目
売 上 ( 出 荷) 単価
23.2
(単位:%)
平成28年7~9月期 見通し
平成28年4~6月期 実績
不変
低下、減少、
不足、長期化
DI
上昇、増加、
過剰、短期化
不変
低下、減少、
不足、長期化
63.0
13.7
9.5
21.2
65.7
59.1
18.1
4.7
31.1
53.3
DI
上昇、増加、
過剰、短期化
不変
低下、減少、
不足、長期化
13.1
8.1
19.7
65.7
14.6
5.1
15.5
15.6
28.9
55.6
15.5
13.4
DI
製
造
業
建
設
業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
卸
売
業
31.7
58.5
9.8
21.9
17.6
67.6
14.7
2.9
14.7
64.7
20.6
▲ 5.9
小
売
業
22.8
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
運 輸 ・ サ ービ ス 業
17.0
69.8
13.2
3.8
15.5
74.1
10.3
5.2
15.5
74.1
10.3
5.2
商品(原材料)仕入 単価
27.3
59.1
13.4
13.9
22.4
63.9
13.7
8.7
20.3
67.4
12.3
8.0
製
造
業
40.9
43.2
15.9
25.0
35.5
55.6
8.9
26.6
26.7
68.9
4.4
22.3
建
設
業
27.7
68.1
4.3
23.4
17.4
78.3
4.3
13.1
17.4
80.4
2.2
15.2
卸
売
業
24.4
61.0
14.6
9.8
26.5
61.8
11.8
14.7
20.6
61.8
17.6
3.0
小
売
業
28.9
55.6
15.6
13.3
20.5
50.0
29.5
▲ 9.0
22.7
50.0
27.3
▲ 4.6
運 輸 ・ サ ービ ス 業
17.0
66.0
17.0
0.0
15.5
70.7
13.8
1.7
15.5
72.4
12.0
3.5
20.0
60.8
19.2
0.8
16.2
57.7
26.0
▲ 9.8
11.4
69.1
19.5
▲ 8.1
▲ 8.8
製 品 ・ 商 品 在 庫
製
造
業
20.5
68.2
11.4
9.1
13.3
66.7
20.0
▲ 6.7
6.7
77.8
15.5
建
設
業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
卸
売
業
17.1
68.3
14.7
2.4
20.6
55.9
23.5
▲ 2.9
8.8
70.6
20.6
▲ 11.8
小
売
業
22.2
46.7
31.1
▲ 8.9
15.9
50.0
34.1
▲ 18.2
18.2
59.1
22.7
▲ 4.5
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
19.3
66.9
13.8
5.5
17.0
73.2
9.7
7.3
9.7
77.2
13.0
▲ 3.3
▲ 2.2
運 輸 ・ サ ービ ス 業
売上に対する製品在庫 水準
製
造
業
20.5
72.7
6.8
13.7
11.1
82.2
6.7
4.4
8.9
80.0
11.1
建
設
業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
卸
売
業
21.9
63.4
14.6
7.3
26.5
67.6
5.9
20.6
11.8
76.5
11.8
0.0
小
売
業
15.6
64.4
20.0
▲ 4.4
15.9
68.2
15.9
0.0
9.1
75.0
15.9
▲ 6.8
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
12.7
83.0
4.3
8.4
8.7
80.4
10.9
▲ 2.2
10.9
80.4
8.7
2.2
運 輸 ・ サ ービ ス 業
工事代金回収期間
製
造
業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
建
設
業
12.7
83.0
4.3
8.4
8.7
80.4
10.9
▲ 2.2
10.9
80.4
8.7
2.2
卸
売
業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
小
売
業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
運 輸 ・ サ ービ ス 業
設 備 操
業 率
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
22.7
56.7
20.7
2.0
21.3
55.3
23.3
▲ 2.0
20.4
66.0
13.6
6.8
製
造
業
27.3
45.5
27.2
0.1
26.6
46.7
26.6
0.0
26.6
57.8
15.6
11.0
建
設
業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
卸
売
業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
小
売
業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
18.9
66.0
15.1
3.8
17.2
62.1
20.7
▲ 3.5
15.5
72.4
12.1
3.4
運 輸 ・ サ ービ ス 業
DI=【良い(%)-悪い(%)】
16