７月３０日は金魚の放流を行います。 平素より、当協会の事業運営にご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。 さて、７月１６日（土）に予定していた犬鳴山金魚の放流イベントについて、開催前日 に生態系への影響や金魚の虐待などについて、電話やメール、インターネットによる書き 込み等の様々なご意見を頂戴しました。また、マスコミ各社からも翌日のイベントの対応 についてどうするのかといった問い合わせをいただきました。 当協会では、開催を翌日に控えた時間の無い中での対応であり、慎重な対応をするべき と判断し、放流ではなく、手配りによる方法でイベントを開催しました。 その後、情報収集や協会内部で協議の結果、明日は金魚の放流を行います。 当イベントについては、泉佐野市の観光地である犬鳴山（大阪府下唯一の温泉郷と全国 的にも珍しい女人禁制ではない修験道の聖地があり、自然豊かなハイキングコースなどが ある）の観光 PR のため、３０～４０年にわたって開催をしてきたものであります。 イベントの名称は金魚の放流ですが、単に金魚を放流しているわけではなく、親子連れ のお客様を主な対象として、川で金魚すくいを楽しんでいただくイベントでございます。 夏場には、川の水量が水遊びに最適となり、来場者は、金魚すくい用の網と持ち帰るた めの容器を持参してお越しいただいており、ほとんどの金魚はすくわれて持ち帰られてい ます。 これまで、生態系の異変などの報告を受けたことはなく、持ち帰られた金魚は、各家庭 において大切に育てられているものと認識しております。 なお、７月３０日（土）の開催にあたっては、放流区域の下流に網を設置し、金魚の下 流への流出対策と金魚の育て方についてのチラシの設置を追加して行います。 以上、金魚の放流イベントについて、お知らせいたしますとともに、当イベントがこれ まで同様、多くの来場者に楽しんでいただけますよう、皆様のご理解を賜りますよう、よ ろしくお願い申し上げます。 平成２８年７月２９日 泉佐野市観光協会会長 東條 仁哲
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