第15回生物化学若手研究者セミナー

平成 28 年度日本薬学会東北支部主催
第 15 回生物化学若手研究者セミナー
「糖鎖・脂質研究の新展開」
日時 2016 年 7 月 23 日(土)13:30~16:50
会場 東北医科薬科大学 中央棟 2C 講義室
糖鎖は核酸,タンパク質につぐ「第三の生命鎖」ともよばれ、細胞接着や異種抗原反応などから癌や糖尿病など
の疾患に至るまで多彩な機能をもちます。一方、脂質は生体における重要なエネルギー源であり、生体膜構成成
分,生理活性分子としての役割もあわせもつ、非常に多機能な分子です。それぞれに分岐,不均一性,鎖長,不
飽和度の違いなどの構造上の多様性が存在し、機能解析を難しくしているのと同時に、このことが糖鎖および脂質
研究を面白くもしています。今回、様々な糖鎖・脂質研究を展開している若手研究者に集まってもらい、最新の研
究成果を発表して頂きます。多方面の研究分野の方々にご参加頂き、本セミナーでご議論頂ければ幸いです。
プログラム
13:30~13:35
開会の挨拶 オーガナイザー: 稲森 啓一郎
(東北医科薬科大学 分子生体膜研究所 機能病態分子学教室)
座長: 福田 友彦 (東北医科薬科大学 分子生体膜研究所 細胞制御学教室)
13:35~14:10
高橋 耕太 (東北医科薬科大学 分子生体膜研究所 分子認識学教室)
「がん化・がん進展におけるシアリダーゼ NEU3 の発現異常とその意義」
14:10~14:45
郷 慎司 (東北医科薬科大学 分子生体膜研究所 機能病態分子学教室)
「ガングリオシドの微細構造変化が制御する筋分化機構」
14:45~15:20
上村 聡志 (東北医科薬科大学 医学部 医化学教室)
「スフィンゴ糖脂質合成酵素における小胞体-ゴルジ体間輸送の制御メカニズム」
15:20~15:35
休憩
座長: 稲森 啓一郎 (東北医科薬科大学 分子生体膜研究所 機能病態分子学教室)
15:35~16:10
可野 邦行 (東北大学 大学院薬学研究科 分子細胞生化学分野)
「リゾリン脂質メディエーターリゾホスファチジン酸の新規迷走神経刺激因子としての機能」
16:10~16:45
伊藤 隼哉 (東北大学 大学院農学研究科 機能分子解析学分野)
「LC-MS/MS を用いた過酸化脂質の詳細解析による酸化ストレスの評価」
16:45~16:50
閉会の挨拶 稲森 啓一郎
参加申込不要・参加費無料
主催 日本薬学会東北支部 (http://shibu.pharm.or.jp/tohoku/)
問合せ先 〒981-8558 仙台市青葉区小松島 4-4-1
東北医科薬科大学 分子生体膜研究所 機能病態分子学教室 稲森 啓一郎
Tel: 022-727-0116 E-mail: [email protected]