1 趣旨 本市において稼働している現行の食品営業許可台帳管理

いわき市食品営業許可台帳管理システム再構築事業者選定プロポーザル実施要領
平成 28 年7月
いわき市保健福祉部保健所生活衛生課
1 趣旨
本市において稼働している現行の食品営業許可台帳管理システムは、平成 19 年度
に稼働を開始し、平成 24 年度に機器更新を実施したものの、システム機能としては
現在まで通算で9年を経過している。
現行システム稼働開始後、漬物製造施設の届出制の導入、東京電力㈱福島第一原子
力発電所事故に伴う放射性物質対策としての収去検査など、食品衛生に関する業務が
増加したが、現行システムではそれら新規業務に対応できないなど、多くの課題を抱
えている。
本事業は、現行システムの保守対応が平成 29 年3月で終了することに伴い、現行
のシステムが抱える課題を解決するため、システム要件を見直し、最適なIT技術を
取り入れた新システムを開発することを目的とし、広く開発事業者を公募して、本市
の要求する仕様に応えられる優秀な提案内容を募り、本市にとって最もメリットのあ
る事業者を選定する公募型プロポーザル方式を採用するものである。
2 提案審査及び契約方法
⑴ 公募により、一定の参加資格を有する者から提案を受け、いわき市食品営業許可
台帳管理システム再構築事業者選定委員会(以下、
「選定委員会」という。
)におい
て、提出された提案書等の審査を行い、総合的に最も優れた内容の提案を行った者
を業務委託契約締結等の優先交渉権者とする。
⑵ 提案書等の審査に関する必要な事項は、いわき市食品営業許可台帳管理システム
再構築事業者選定審査要領に定める。
⑶
いわき市食品営業許可台帳管理システム再構築事業に関する業務委託に際して
は、提案の内容と本市の意向について優先交渉権者と協議調整を行った上、合意が
得られた時点で随意契約による契約を行う。なお、必要に応じ、仕様書で明記した
基本要件等の各項目の対応方法について、優先交渉権者と協議の上、決定するもの
とする。
3 提案参加資格
参加資格を有する者は、次の要件をすべて満たす者とする。
⑴ JIS Q15001(プライバシーマーク制度)又は JIS Q27001:2014
(ISO/IEC27001:2013、
ISMS 適合性評価制度)のいずれかの認証を受けていること。
⑵ いわき市契約等に係る暴力団等の排除に関する要綱(平成 22 年2月 22 日制定)
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第4条第1項に規定する排除措置対象者に該当しないこと。
⑶ 本事業の目的及び趣旨を理解し、本事業の実施に当たり、いわき市担当部門と円
滑な協力関係を構築する意思があること。
⑷ 本事業における委託業務を遂行できる専門的な知識・経験・実施体制を有するこ
と。
⑸ 契約を締結する能力を有しない者(契約締結のために必要な同意を得ている被補
助人、被保佐人又は未成年者を除く。)でないこと。
⑹ 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)、又は民事再生法(平成 11 年法律第 225
号)の規定による民事再生手続き開始の申立てがなされていない者であること。
⑺ 公租公課に未納がないこと。
⑻ 現在、本市から入札参加有資格者指名停止措置を受けていないこと。
⑼ 地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 92 条の2、第 142 条又は第 180 条の5
第6項の規定に該当しない者であること。
⑽ 地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 244 条の2第 11 項の規定により指定の
取り消しを受けたことがない者であること。
⑾ 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当しない者
であること。
⑿ 宗教活動や政治活動を主たる目的とする者でないこと。
⒀ 風俗営業等の規制及び義務の適正化等に関する法律(昭和 23 年法律第 122 号)
第2条に定める営業及び夜間のみの営業を行っている者でないこと。
4 参加申込及び辞退
4-1
参加申込
ア 提出書類
提案に参加する場合は、必要事項を記入し次の書類を提出するものとする。
⑴
プロポーザル競技参加表明書(第1号様式)
⑵
上記3-⑴の認証取得を証明する書類の写し
⑶
会社概要(任意様式)
⑷
担当スタッフ名簿(任意様式)
氏名、所属、経験業種、経験年数、取得資格、主な実績等について記載するこ
と。
⑸
本システムに類似するシステム等の導入稼働実績(任意様式)
自治体等名、導入年月日、契約金額等について記載し、契約書の写しを添付す
ること。
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イ 提出先
〒973-8408
いわき市内郷高坂町四方木田 191
いわき市保健所生活衛生課食品衛生係
電話 0246-27-8593
ウ 提出方法
参加申込書等を上記イへ直接持参又は郵送(簡易書留郵便)にて提出すること。
エ 提出期限
平成 28 年7月 29 日(金) 17 時必着
※
直接持参の場合、土・日・祝日を除く開庁時間内に限る。
オ 参加資格確認結果通知
(ア) 参加資格確認結果については、審査終了後に、参加資格確認通知書(第2号
様式)によりプロポーザル競技参加表明書(第1号様式)に記載の申請者に対し
て郵送及び電子メールにて通知する。
(イ) 参加表明者に「参加資格確認通知書(第2号様式)と「いわき市食品営業許
可台帳管理システム再構築事業要求仕様書」を通知する。
4-2
辞退
参加資格審査通過事業者が企画提案を辞退する場合、プロポーザル競技参加辞退届
(第3号様式)を次のとおり提出するものとする。
⑴ 提出先
〒973-8408
いわき市内郷高坂町四方木田 191
いわき市保健所生活衛生課食品衛生係
電話
0246-27-8593
⑵ 提出方法
プロポーザル競技参加辞退届(第3号様式)を上記⑴へ直接持参又は郵送(簡易
書留郵便)にて提出すること。
⑶ 提出期限
平成 28 年8月 19 日(金) 17 時必着
※ 直接持参の場合、土・日・祝日を除く開庁時間内に限る。
5 提案書作成等
⑴ 提出書類
提案に際し次のアからキに掲げる書類を提出するものとする。
ア 企画提案書
イ 要求仕様確認項目一覧
ウ 見積書
エ プレゼンテーション資料
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オ 会社概要
カ 決算書(直近3期分)
キ その他必要に応じて本市が求める書類(本市に求められた場合)
(提出書類の説明)
ア 企画提案書(A4サイズ)
・別紙「いわき市食品営業許可台帳管理システム再構築事業提案依頼書」に従い、
内容を具体的に記述する。
・項目によっては、説明資料を別紙として作成することも可とする。
・必要な提案項目が全て網羅されていれば独自の説明資料も可とする。
イ 要求仕様確認項目一覧(A4サイズ)
・要求仕様書に添付した Excel 様式を使用し、作成する。
・要求仕様書を満たさないもの、条件付でのみ満たすもの等、仕様を完全に満た
せない項目については別途抜き出して記述する。なお、代替案等がある場合はそ
の内容も記述する。
ウ 見積書(A4サイズ)
・数量・単価・金額が把握できるものとする。
・本事業に関する見積額(消費税込)の上限は次のとおりとする。
システム開発経費
¥10,000,000 円(税込)
・見積額が上限を超過した場合は失格とする。
・宛名は「いわき市長」
、業務名は「いわき市食品営業許可台帳管理システム再
構築事業」とし、社名及び代表者職氏名を記載の上、社判及び代表社印を押印す
る。
・日付は、提出年月日を記載する。
※見積書には必ず詳細な内訳を記載する。
⑵ 提出方法等
ア 提出先
〒973-8408 いわき市内郷高坂町四方木田 191
いわき市保健所生活衛生課食品衛生係
電話
イ
0246-27-8593
提出方法
企画提案書等を上記アへ直接持参又は郵送(簡易書留郵便)にて提出すること。
ウ 提出期限
平成 28 年8月 19 日(金)
17 時必着
※ 直接持参の場合、土・日・祝日を除く開庁時間内に限る。
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6 提案に関する質問
企画提案等に関する質問及び回答は次のとおりとする。
⑴ 質問先
いわき市保健所生活衛生課食品衛生係
※ Eメール:[email protected]
⑵ 質問方法
質問内容を「いわき市食品営業許可台帳管理システム再構築事業に関する質問書」
(第4号様式)に記入の上、電子メールに添付して送付すること。
※ 電子メールの件名及び添付ファイルには「【食品 企画提案質問書】+送信
年月日(8桁)+事業者名」を必ず表記すること。
例)
「
【食品 企画提案質問書】20160723 株式会社○○○○」
※ 同日に2件以上送付する場合、末尾に⑵、⑶…と付記すること。
例)
「
【食品
企画提案質問書】20160723 株式会社○○○○⑵」
⑶ 質問受付期間
参加資格確認通知書受領日から平成 28 年8月3日(水)17 時まで
⑷ 回答
参加資格確認通知書を受け取ったすべての事業者に対して、質問とそれに対する
回答を平成 28 年8月5日(金)までにプロポーザル競技参加表明書(第1号様式)
に記載のあった電子メールアドレスに送付する。
⑸ その他
受付期間経過後の質問及び指定した方法以外による質問は一切受け付けない。
7 審査会の実施
システムのプレゼンテーション及びデモンストレーションを次のとおり実施し、そ
の内容を審査する。
⑴ 実施日時
平成 28 年8月 30 日(火)のうち、本市が事業者ごとに指定する時間(70 分を
予定)に行う。
⑵ 会場
いわき市総合保健福祉センター内会議室
⑶ 時間配分
時間配分は、次のとおりとする。
プレゼンテーション
デモンストレーション
質疑応答
50 分間(予定)
20 分間(予定)
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⑷ 使用機材
審査で使用するパソコン、プロジェクター、スクリーン並びに配線環境は、本市
において用意するが、事業者が持ち込む機材を使用しても良いこととする。ただし、
インターネットへの接続は不可である。
⑸ プレゼンテーションの内容
プレゼンテーションは、
「いわき市食品営業許可台帳管理システム再構築事業提
案依頼書」を基に、次の項目について必須説明事項とする。
ア 本業務に対する取り組み方針
イ システム機能
ウ 職員研修
エ 要求仕様を超えた提案
※ 上記ア~エ以外の説明事項については任意とするが、説明制限時間を厳守す
ること。
※ プレゼンテーションを行う際は、事前に提出した資料及びデータを用い、プ
ロジェクター等を利用して説明すること。
※ 資料提出後の追加資料による説明は認めない。
⑹ デモンストレーションの内容
システム機器の使用画面及びその操作について、デモンストレーションを行なう
こととする。システム機器等を用意することが可能であれば操作しながらの説明を
行うこととし、困難な場合は、操作画面等をコピーしたものを提示するなどして、
システムを想像できるような説明を行うこととする。
8 審査及び結果通知
提出された書類の審査及び審査会を実施し、最も適当と認められる者を最優秀提案
者とし、次点の者を優秀提案者として選定する。
最優秀提案者は本事業のシステム開発に関する業務委託契約締結等の優先交渉権
を有する。
⑴ 選定結果の通知
選定結果は選定結果通知書により通知する。
⑵ 失格
次のいずれかに該当する場合、失格とする。
ア 提出書類等について、提出期限が遅れたもの。
イ 提出書類等について、提出書類が不備なもの。
ウ システム開発経費の見積額が、本市の提示する上限額を超過しているもの。
エ 参加資格要件を満たしていないもの。
オ 要求仕様の必須項目が実現不可能なもの。
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カ 本市が要求するセキュリティを満たしていないもの。
キ 審査会を欠席、又は指定した時間に遅刻した場合。
⑶ 非選定通知を受けた者に対する理由説明
ア 非選定通知を受けた者は、通知をした日の翌日から起算して7日(土曜日、日
曜日及び休日を除く)以内に、書面により説明を求めることができる。
イ
アの書面は、「4-1-イ提出先」に持参するものとし、郵送等によるものは受
け付けない。
ウ 説明を求められたときは、説明を求めることができる最終日の翌日から起算し
て5日(土曜日、日曜日及び休日を除く)以内に書面により回答するものとする。
9 その他
⑴ 経費の負担
提案に係る一切の費用は、提案参加者の負担とする。
⑵ 提出書類
ア 提出された書類は返却しない。
イ 提出された書類は、当該審査以外の目的で提案者に無断で使用しない。
⑶ 留意事項
本提案の審査は最優秀提案者選考のために行うものであり、提案内容は尊重する
ものの、システム開発に関する業務委託契約、機器賃借に関するリース契約締結に
関する協定は、最優秀提案者と協議及び調整後、双方合意に至った場合に締結する
ものとする。なお、本協議が合意に至らなかった場合は、次点の業者と協議を行う。
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