キッツグループの価値創造プロセス キッツは、健全で透明性の高い経営のもと、グループの強みを活かした バルブの製造・販売を通して、持続的な企業価値の向上を目指しています。 それにより、株主、投資家の皆様をはじめ、お客様、ビジネスパートナー、 社員、社会に対してさまざまな形で寄与し、ゆたかな社会づくりに貢献し てまいりたいと考えています。 キッツグループの強み 価値創造プロセス 持続的成長を ●あらゆるフィールドに 多彩な商品を提供 ●素材からの一貫生産体制 実現する 経営戦略 P9~14 ●グローバルに拡がる 販売ネットワーク ●挑戦する企業風土を 担う多彩な人財 ●環境への配慮と 社会との共生 流体制御のプロとして 価値を創出する バルブ事業 ●健全な財務基盤 P17~31 3 創出価値 健全で透明性の高い 経営を実現する コーポレート・ガバナンス ● 水 や エ ネ ル ギ ー など の 安定供給を支え、 安 心して 暮ら せ る 環 境 を 創 造 P37~50 ● 顧 客・サ プ ライ ヤ ー の 信 頼 、 地 域 社 会との 共 生 活力ある ● グ ロ ー バ ル 人 財 の 育 成と 高 い モ チ ベ ー ションを 保 て る 企業風土の醸成 企業風土を譲成する 人財育成 P33~36 ● 環 境 負 荷 を 抑 え た 事 業 活 動と 環 境 マ ネ ジ メント体 制 の 強 化 ●持続的な株主価値の向上 4 キッツグループの成長の軌跡 1951年、日本が敗戦の混乱期から高度経済成長時代へと移りつつある中、 北澤製作所(現キッツ)が創業しました。創業者 北澤利男の理念により、素材か らの一貫生産を基本に、鋳造から加工・組立・検査・出荷など全ての工程を社内 で行い、さらに、きめ細かい販売サービスやアフターフォローをお客様に提供 する体制を築いてまいりました。こうした「より良い品質」へのこだわりが今日 まで脈々と受け継がれ、私達キッツグループの源流となっています。 現在では、総合バルブメーカーとして、あらゆるフィールドに多彩な商品を提供 する世界有数の企業グループに成長しました。 ※1983年度以前はキッツ単体の売上高 1951 1955 初代社長 1960 北澤 利男 1965 1970 1975 1951年 ● ● 1962年 北澤利男が 株式会社北澤製作所を創業 ● 長坂工場が完成 銅製バルブの製造・販売を開始 1967年 ● 1952年 ● 全国代理店会を組織し 全国市場への流通体制を確立 1959年 ● ダクタイル鋳鉄製バルブ、 ステンレス鋼製バルブの 製造・販売を開始 1968年 ● 黄銅棒の生産を開始 バタフライバルブの 製造・販売を開始 1969年 ● 1980 社名を株式会社 北澤バルブに変更 鋳鉄製バルブの 製造・販売を開始 1985 1974年 ● 1975年 ● 1951年 創業当時の長坂工場。社員12人、企業 というより町工場というにふさわしい 門出であった。 5 1962年 我が国で初めて黄銅鍛造バル ブFH、FSの製造・販売を開始。 社名を株式会社 北沢バルブに変更 1977年 ● 東京証券取引所 市場第二部に上場 1978年 ● H i s t o r y 鋳鋼製バルブの 製造・販売を開始 が 商標登録となる 2代目社長 清水 雄輔 1985年 ● 清水雄輔が社長に就任 1989年 日本企業で最初に 長坂工場と伊那工場が 「ISO9001」の認証を取得 ● 1991年 スペインのボールバルブ メーカーISO社 (現KITZ Corporation of Europe, S.A. )が キッツグループに入る ● 1980年 青銅製バルブのハンドルデザインを 一新、人間工学の観点から握りやす さを追求した 「菊ハンドル」 を採用。 1984年 東京証券取引所市場第一部 に上場。 売上高 (億円) 1,500 セグメント別売上高(2016年3月期) 2.7% その他 伸銅品事業 % 17.5 バルブ事業 79.8% 1,000 500 1990 1995 2000 2005 3代目社長 1995年 ● 水道用バルブメーカー 株式会社清水合金製作所が キッツグループに入る 2001年 小林 公雄 ● 小林公雄が社長に就任 ● 旧ベンカングループから 半導体関連事業を譲り受ける 2010 4代目社長 2008年 ● 堀田 康之 ドイツのボールバルブメーカー Perrin GmbHが キッツグループに入る 1992年 社名を株式会社キッツに変更、 千葉・幕張新都心に本社屋を竣 工・移転。 0 堀田康之が社長に就任 2009年 ● 2015 2015年 ● インドの工業用バルブメーカー Micro Pneumatics Pvt. Ltd. が キッツグループに入る ● ブラジルの工業用ボールバルブメーカー Metalúrgica Golden Art's Ltda.が キッツグループに入る 2004年 東洋バルヴ株式会社がキッツ グループに入る。 6 財務・非財務情報ハイライト 財務情報 31.7 % 国内売上高 億円 海外売上高比率 海外売上高比率 海外売上高 (百万円) 120,000 111,275 106,059 108,446 23,938 25,472 29,765 117,355 117,036 117,278 45 27.6 ’15.3 ROE ROE 9.8 (百万円) (%) 10,000 10 7.2 6,881 6.6 6 4 2,000 2 0 0 ’12.3 ’13.3 ’14.3 ’15.3 250 ’16.3 4,915 3,063 (百万円) 60,000 デット・エクイティ・レシオ (倍) 0.57 0.6 0.45 0.38 40,000 4.7 4,039 有利子負債 有利子負債 8 5.7 5.8 3,564 6 4 2,480 2,000 0.36 30,165 0.33 0.4 0.29 25,008 24,290 22,319 23,728 21,426 20,000 0.2 2 0 0 ’11.3 ’12.3 ’13.3 ’14.3 ’15.3 ’16.3 ※「企業結合に関する会計基準」等の改正に伴い、 「当期純利益」の2015年4月1日 以降の表記は、 「親会社株主に帰属する当期純利益」となっています。本ページ以 降の2015年3月期以前の表記についても、 「親会社株主に帰属する当期純利益」 で統一しています。 7 6.2 億円 親会社株主に帰属する当期純利益 4,000 5.9 4,000 ’11.3 % 6,000 5.5 8 4,638 ’16.3 6.6 8,000 5.9 6.0 6,886 15 0 ’14.3 6,558 6,470 7,245 4.3 0 ’13.3 (%) 8,000 6,000 23.5 ’12.3 (百万円) 30 82,120 82,974 81,509 84,970 81,983 80,127 ’11.3 営業利益率 6,341 31.7 30.0 26.7 40,000 (%) 営業利益 営業利益 32,384 35,052 37,151 80,000 22.6 72 0 0 ’11.3 ’12.3 ’13.3 ’14.3 ’15.3 ’16.3 非財務情報 545,052 GJ t-CO2 エネルギー消費量 キッツ及び製造グループ会社(営業所は除く) サービスグループ会社(2009年3月期よりデータを集計) キッツ及び製造グループ会社(営業所) 売上高原単位 (2010年3月期よりデータを集計) (GJ/売上高(億円)) 44,930 5,931 5,366 38,725 508.72 39,454 5,398 600 484.16 474.01 400,000 キッツ及び製造グループ会社(営業所は除く) サービスグループ会社(2009年3月期よりデータを集計) キッツ及び製造グループ会社(営業所) (t-CO₂) 売上高原単位 508,364 80 3,952 60,000 526 3,504 58.81 489 2,826 484 40 61,460 60,111 56,885 200 20,000 0 0 ’14.3 ’15.3 ※売上高原単位はキッツ及び国内グループ会社(営業所は除く) 4,456 0 ’14.3 ’15.3 ’16.3 ※売上高原単位はキッツ及び国内グループ会社(営業所は除く) 人 男性 20 0 ’16.3 60 53.57 55.12 40,000 500,200 200,000 (t-CO₂/売上高(億円)) 80,000 400 520,922 CO₂排出量 (2010年3月期よりデータを集計) (GJ) 600,000 60,195 45 人 社員数(連結) 育児休暇取得延べ人数(キッツ単体累計) 女性 (人) (人) 5,000 4,000 3,000 4,456 3,594 824 3,757 859 3,933 3,982 4,032 941 978 45 39 40 31 30 2,000 2,770 1,004 1,154 50 2,898 2,992 3,004 3,028 3,302 24 20 16 11 1,000 10 0 0 ’11.3 ’12.3 ’13.3 ’14.3 ’15.3 ’16.3 ’11.3 ’12.3 ’13.3 ’14.3 ’15.3 ’16.3 8
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