子どもたちの“快 ”“不快 ”という感情 について 学校

平成28年度
№6
(6月15日号)
~自立と共生の礎を培い、今と未来を豊かで創造的に生きる子どもを育てる学校~
草津市立老上西小学校 〒525-0066
草津市矢橋町 508-1 TEL 077-566-2401
かい
ふ か い
FAX 077-566-1224
かんじょう
子どもたちの“快 ”“不快 ”という感情 について
じ ん け ん がくしゅう
さんかん
こんだん
まえ
~人権学 習の参観と懇談を前にして~
ひと
“快”
“不快”という感情は、人であるなら
だれ
そな
た
誰にでも備わっているものであるらしく、他
まちが
これらは誰もがうなずく、間違いない“快”
の感情です。
わ
のさまざまな感情がまだしっかりと分かれて
う
あか
みと
いない生まれたばかりの赤ちゃんにでも認め
られるのだそうです。
じつ
ないじつ
む
あり、そのときどきの人・もの・ことに向か
あ
それどころか、あの「ミミズ」にもあると
おどろ
いうのですから 驚 きです。それだけ、この“快”
こんげんてき
“不快”は、かなり根源的な感情と言えるの
でしょう。
おな
実は、
“快”も“不快”も内実は同じもので
しつてき
へんか
い合ったときの質的な変化によってどちらか
あらわ
い
のものとなって 現 れると言います。そうなる
に こ う たいりつてき
と、
“快”と“不快”を二項対立的なものとし
とら
き
て捉えることのおかしさにも気づかされます。
とうぜん
じょうきょう
ところで、人はどのような 状 況 を“快”
かん
と感じるのでしょうか?
しば
「誰にも縛られず、自由気ままに、のびのび
と生活する!?」
(ソウカモ…)
みくだ
しいた
あいて
「人を見下したり 虐 げたりしてでも、相手よ
ゆうい
た
り優位に立つ!?」
ばめん
かお
(マサカ!
デモ、タシカニ…)
してきます。そこにかかわることに「 教 育 」
こそだ
ね
う
だ い ご み
や「子育て」の値打ちがあり、醍醐味も生ま
れます。
ひるがえ
翻 って、その意味において、学校の「人
じゅぎょう
しかし、そのようなものを“快”と感じる
のだとしたら、でもそれは、
「誰かにとっての
ほか
“快”であっても、他の誰かにとってはそう
おお
もの
し
はならない」ということを多くの者は知って
います。
いっぽう
たいせつ
みりょくてき
まな
権学習の 授 業 」はとても大切で魅力的な学び
となります。参観していただくことが「子育
きかい
て」に大いに役立つ機会ともなります。
ひごろ
日頃の生活の中で、いつも立ち現われてく
ゆ
うご
るこの「快」
「不快」という感情の揺れ動きや
かっとう
けいけん
とお
葛藤を経験することを通して、子どもたちの
いま の
こと
一方、今述べたようなものとはまったく異
ふく
にんげん
なる「(子どもたちも含めた)人間にとっての
根源的な“快”
」があります。
たと
例えば…
じぶん
たがや
ねが
心 が 耕 されることを願っています。
ほ ご し ゃ
きょうし
ほんとう
また、懇談会が保護者と教師の本当の意味
こころそだ
はな
あ
ば
おも
での「 心 育 て」の話し合いの場になればと思
つな
ひと
し
て独りではないということを知る」
なか
こころ
っています。
ひ と
「自分がどこかで他人と繋がっていて、けし
しゅうだん
だ
は、いろいろな場面で、どちらかの「顔」を出
きょういく
じゆう き
せいかつ
当然、子どもたちにしても、“快”“不快”
ひ と
ささ
「 集 団 の中 で他人 を支 えることを喜びとす
る」
6月28日(火)には、一人でも多くの保
さんか
護者の方が授業参観され、懇談に参加してい
ただけることを願っています。どうぞよろし
くお願いいたします。
(教頭
伊 庭 靖
二)
か いせ つ
学校ホームページを開設しました!http://www.oikaminishi-p.skc.ed.jp/
検索エンジンで「老上西小学校」と打ち込んでいただいてもヒットするようになりました。
お い に し しょう
し ど う
老西 小 コミュニティ・スクール始動!!!
つた
おいかみにし しょう
じつげん
これまでからお伝えしていました『老上西 小 コミュニティ・スクール』を実現するために、
が っ く
かくしゅ だんたい
ほんこう ピーティエー
ほ ご し ゃ
だいひょう
かた
うんえい い い ん か い
いいんちょう
きしもと しゅういち
学区の各種団体や本校PTA、保護者の代 表 の方による『運営委員会(委員長:岸本 修 一 さん)』
ほっそく
を発足させました。
つぎ
てん
老上西小コミュニティ・スクールでめざすのは次の 2点です。
か て い
ち い き
ちから
し げ ん
い
がっこう
(1)家庭や地域などのさまざまな 力 や資源が活かされる学校づくり
きょういく
こ そだ
か だ い
と
く
(2)教 育 や子育てにかかわる課題にともに取り組む学校・家庭・地域づくり
いっかん
かんきょう せ い び
こ
がくしゅう
かつどう
て つ だ
その取り組みの一環として、学校の環 境 整備や子どもたちの(学 習 )活動などのお手伝い、
ほ じ ょ
ぼしゅう
補助をしていただける「老上西小サポーター」を募集します。
“していただけることを”“していただけるときに”のサポーターで、みなさまの活動によ
ささ
よ う す
って子どもたちや老上西小が支えられ、サポーターの方たちには子どもとふれあい、学校の様子
し
たいせつ
おも
を知るチャンスにしていただくことがとても大切だと思っています。
きんじつちゅう
ほ ご し ゃ
つう
じ ち か い
ぼしゅう あん
近日中 に保護者のみなさまにはお子さんを通じて、地域の方には自治会にお願いして募集案
ない
よ て い
内させていただく予定です。
ほうしき
とうろく
サポーターバンク方式にしますので、ぜひご登録ください。
で ん わ
お う ぼ
と
あ
う
つ
電話などでの応募や問い合わせも受け付けます。
スマホなどやSNSとの
つ
あ
かた
かんが
付き合い方を 考 えるために…
こうし
まね
む
とくべつじゅぎょう
講師を招き、子ども向けの特別 授 業 と保護
たいしょう
けんしゅうかい
たすう
者のみなさまを 対 象 にした研 修 会 (多数ご
さんか
《6月の学校の風景から…代表委員会の様子》
けいかく
そだ
参加ください!!)を計画しています。
ぎゅうほ
あゆ
よいことが育っていくのは牛歩の歩み…。
どりょく
み
むす
なが
じかん
努力が実を結ぶには長い時間がかかります。
ねんせい じ ど う
6年生児童対象
いま
きょうか
がく
とはいうものの、今、学校では、教科の学
すい
7月13日(水)
しゅう
ほか
かつどう
きょういくもくひょう
習 でもその他の活動でも、“ 教 育 目 標 ”や
さんかんじゅぎょう
*参観 授 業 ではありません。
ぞう
いしき
“めざす子ども像”につながるよう意識して
ぜんたい
まな
取り組んでおり、そのことによって、全体の学
保護者対象
か
か
がっこう ぶ ん か
が っ き まつがっこうせつめいかい
それが老上西小のすばらしい学校文化に育
*1学期末学校説明会にて
しょうさい
ごじつ
じっかん
びが変わりつつあるのを実感しています。
7月19日(火)
おも
あんない
っていけば…と思います。
(清 水 康
* 詳 細 は後日ご案内します。
行)
学校の敷地内に教職員の車を一部駐車します…
おいかみにし し み ん
り よ う
かた
ちゅうしゃ
ふ
がっこう
老上西市民センターやのびっこ老上西を利用される方の 駐 車スペースを増やすため、学校
きょうしょくいん
くるま
い ち ぶ
しきちない
教 職 員 の 車 の一部を学校の敷地内に駐車することになりました。
あんぜん
か く ほ
き ょ か
ば あ い
のぞ
い が い
子どもの安全および教職員の駐車場の確保のために、許可した場合を除き、本校教職員以外
ほ ご し ゃ
り か い
きょうりょくねが
の駐車はできませんので、保護者のみなさまにもご理解のうえ、ご 協 力 願います。
きゅうぎょう び
しゃりょう
の
い
ぜったい
休 業 日についても、学校敷地内への車 両 の乗り入れは絶対にしないでください。
☆★子どもたちが熊本地震支援の校内募金活動を行います。★☆