国土交通省中部地方整備局 三河港湾事務所発行(№109) 7月16日、「海フェスタ東三河」が開幕しました。31 日までの16日間、豊橋市を中心に蒲郡市、田原市、豊川市、 新城市、設楽町、東栄町、豊根村の8市町村において、海に 関するさまざまなイベントが開催されます。 期間中、豊橋市神野ふ頭地区のポートインフォメーション センター「カモメリア」と「ライフポートとよはし」で開催 される「海の総合展」に中部地方整備局も参加し、「カモメ リア」会場にて、干潟水槽を用いた干潟の生物とのふれあい 体験や、パネルの展示、消波ブロック模型の製作体験などを 出展しています。 オープニングセレモニーの様子 「海フェスタ東三河」は、7月31日まで 続きます。子供から大人まで楽しめる内容 となっていますので是非ご家族、ご友人を お誘い合わせのうえ、ご来場ください。 「カモメリア」にてパネル展示 干潟水槽でのふれあい体験 6月20日に、蒲郡市が行っている「三河湾環境チャレンジ 海の環 境学習」に当事務所が協力しました。 「三河湾環境チャレンジ」は、三河湾の環境浄化をめざして、アオサ の除去と堆肥としての利用研究から始まり、各種関係機関の協力のもと、 10年以上継続して行われている活動です。 その活動の一環として、蒲郡市内の小学校児童を対象に、海に親しむ ことによって海の環境の大切さを学んでもらうことを目的として、船上 からの海の環境学習を行っています。 「富士丸」に乗船 当日は、地元小学生9名が業務艇「富士丸」に乗船し、 蒲郡地区の沖合を約1時間航行しました。 講師の方による透明度板を使った海の透明度測定や、採 水器具を使って水深の違う場所から採水する様子を見学し、 子供たちは水温の測定をしたり、採水した地点の深さや色 などを熱心に記録したりしていました。 当事務所では、三河湾への理解をより一層深めていただ くために、地元自治体、学校関係者や地元NPO等への港 湾見学支援を行っており、今後も引き続きこういった支援 や取り組みを実施していきます。 採水する様子を見学 水温の測定や採水地点の深さ・色などを観察 みかわこうわん 三河港湾 「海フェスタ東三河」では、中部地方整備局が所有する浚渫兼油回収船「清龍丸」と海洋環境整 備船「白龍」の一般公開を予定しています。 浚渫兼油回収船「清龍丸」 日時:7/23(土),24(日) 10:00~15:30(受付終了) 場所:神野ふ頭 3号岸壁会場 「清龍丸」は、通常時は船舶が安全に航行できるように、浚 渫作業を行っていますが、大量油流出時には速やかに流出現場 に向かい、油回収作業を行います。清龍丸のような大型油回収 船は、国内に3隻配備されており、日本のどこで油流出が発生 しても48時間以内に対応することができます。 また、災害時には災害支援作業(災害情報収集、救援物資輸 送、給水、電力供給等)を行います。 2016年4月に発生した熊本地震の際には、支援物資の輸 送を行い、荷下ろしした後には、給水、入浴等の支援を行いま した。 【清龍丸】 海洋環境整備船「白龍」 日時:7/30(土),31(日) 10:00~15:30(受付終了) 場所:神野ふ頭 3号岸壁会場 「白龍」は、環境保全、船舶の航行安全のため、伊勢湾・三 河湾内の海面に浮遊する流木などの回収や水底質調査、海底地 形探査等の環境モニタリングを行っています。 また、油流出時には速やかに流出現場に向かい、油回収作業 を行います。 2011年3月に発生した東日本大震災の際には、仙台湾沿 岸に派遣され、津波により発生した大量の漂流物の回収、陸揚 げ作業を実施し、海上交通路の確保による港湾機能の回復に貢 献しました。 【白龍】 会場までのアクセス等詳細については、 海フェスタ東三河ホームページをご覧ください。 海フェスタ東三河 検索 海とみなとの相談窓口 全国共通フリーダイヤル おおいに よくなれ みなと 0120-497-370 受付時間※/9:00~12:00と13:00~17:00 (土・日・祝祭日を除く) ※一部の地域を除きます。 国 土 交 通 省 中部地方整備局 三河港湾事務所 〒441-8075 愛知県豊橋市神野ふ頭町1番地1 TEL 0532-32-3251 FAX 0532-32-5049 衣浦港事務所 〒475-0831 愛知県半田市11号地2番地 TEL 0569-21-2311 FAX 0569-21-2312 http://www.mikawa.pa.cbr.mlit.go.jp/
© Copyright 2024 ExpyDoc