偽りの仮面 不比等藤原 ︻注意事項︼ このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にP DF化したものです。 小説の作者、 ﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作 俺はやりたいようにやるぞ 品を引用の範囲を超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁 じます。 冗談 ! ︻あらすじ︼ 原作守る ! 全部ぶっ倒す ! 話である。 もし敵になるなら誰だろうと関係ねえ !! これはトリップした魂か混じったアランカルが自分の世界を守る ? 愛でる時間 │││││││││││││││││││││││ 目 次 初会合の時間 │││││││││││││││││││││ 1 陽動の時間 │││││││││││││││││││││││ 反省の時間 │││││││││││││││││││││││ 焦りの時間 │││││││││││││││││││││││ 苦しみの時間 │││││││││││││││││││││ 感傷の時間 │││││││││││││││││││││││ 7 12 17 25 30 34 愛でる時間 ﹁ん∼∼∼∼ ﹂ 甘いな 何が言いたいか そんなの分かるだろ ﹂ そして一面砂漠なのだ 寝なのだが。え いのだ ﹁今日も平和だ∼∼∼∼ ここには昼以外な それはつまり ! ! ?? ﹂ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ﹂ ﹁リーリーネーット ガバァ ﹁ぎゃーーー ﹂ 毎回抱きついてくるだけだろうが っていうか毎日毎 ⋮⋮どうやら成長したようだね。特訓しがいがあるよ。﹂ ドゴッ ﹁ぐふ !!! ﹂ これでも毎日リリネットに構うのに忙しい 暇人かお前は ﹁何が特訓だ 日くんな ﹂ ﹁失礼な ﹁暇人じゃねえか ! ﹂ ﹂ パパの許可も下りたしいくぞ ﹁誰がイチャついてんだ誰が ﹂ ! !! ってかパパって誰だよ ﹁よしリリネット ﹁いかねぇ ﹁りょ !? ! ﹁暗くなる前には帰ってきなさい。﹂ ! ﹂ ﹁あーもーうっせぇよお前ら。イチャつくなら他所でやってくれや。﹂ ! !! !!! そう思った俺は刺激を求めてプリメーラ宮に向かうのだった。 ⋮⋮ダメだ。このままでは暇すぎて死んでしまう。 あまりにもやる事がないので叫んでみるが、もちろん返事はない。 ! ? 昼寝から醒め体をぐっと伸ばす。まあ、今が昼と仮定した場合の昼 !! !!! !! !! ! !! !! ! 1 !! !! ? !! ! ﹁りょ ﹁え じゃねぇ てかそれ一生帰ってこれないじゃん いいから出てけ ﹂ ﹂ ﹂ ﹁あーもーしゃあねえから付き合ってや﹂ もう帰るからな ﹁リリネットで。﹂ ﹁らねえ ガシ ﹁⋮⋮本当だろうな。﹂ ﹂ ﹁⋮⋮⋮⋮半分くらいは。﹂ ﹁帰る ﹂ ﹂ 大丈夫 !! ﹂ ? ﹁少なくともイラつかねえよ イラついてるの ? ﹁お前が原因だろうが∼∼ ﹁え ﹂ !! ﹂ までにであってそれまで帰って来るなとは言ってなかったよ ﹂ガシ ﹁あーもーうっせぇ ﹂ ﹁はーい ﹁へ ﹁さあいくぞーー ドドドドドドドドッ ﹂ ﹂ ﹁どうしろと ﹁暇。﹂ ﹁⋮⋮⋮何 ﹁なあなあ、リリネット。﹂ ザザザザザザザザザザ∼∼∼∼⋮⋮ ﹁なんなんだよお前は∼∼∼∼∼∼⋮⋮⋮。﹂ !! ﹂ !! ! !! !! ﹁うーん、遊びたいかな﹂ !? ? ﹁いやいやいやいや。どうせ帰っても暇でしょ !!! 2 ! ! !! ﹁ストップストップ。冗談だよ。﹂ !!! !! !? ? !! ? ? ! ?? ﹂ ﹁うーん、30点 ﹁ぶっ殺すぞ ﹂ ﹂ ﹂ ﹂ れるというのを5回繰り返してようやく成功した。 ﹁はーなーせーー ﹁ノットセンキューッ ﹁何言ってんのかわかんねえよ ﹂ ﹂ ﹂ 抵抗してくるので落ち着かせるために頭を撫でる。 落ち着くでしょ む、人が気にしていることを⋮⋮。 ﹁変わりますーー あんたの方が明らかに子供っぽい ﹁そんなのリリネットも変わんないじゃん。﹂ !! ﹁バカにしてんのかテメェは ﹁え !! ﹁ぶっ殺すぞ ﹁ちょっ ﹂ ﹂ やめろって言ってんじゃん やめろよ ﹁⋮⋮⋮﹂ ﹁無視すんな ﹁⋮⋮⋮﹂ ﹁ちょ、まじでストップストップ。﹂ ﹁⋮⋮⋮﹂ ﹁おまぇ∼∼⋮⋮。﹂ ﹁⋮⋮⋮﹂ ﹂ ! !! ﹂ ﹂ ? !! !! ? ﹁いやいや、リリネットは精神年齢が俺の見た目くらいでしょ !! しばらく問答を繰り返してから抱きつきに飛び掛かり、蹴り飛ばさ あの後、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今日もいつも通りの光景がラスノーチェスでは見られていた。 ? !! ! 興奮しているようなので。さっきより真剣に頭を撫でる。 !!! ! ! 3 ! ﹁ガキにやられて落ち着くわけねぇだろ ? ﹁⋮はふぅ⋮⋮。﹂ よし、落ち着いたな。 リリネットはこうするとすごい素直になる。今も頭を擦り付けて きている。⋮⋮可愛い。 そら知ってるでしょ。 俺の見た目は確かに少し幼い。そうだな∼。ちょうど死神の日番 なんで死神の隊長を知ってるか 谷冬獅郎くらいかな ⋮⋮⋮え 俺エスパーダで向こうは隊長だよ 残ってしまったようなのだ。 結果として未来予知のできるホロウの完成だ とはいかない。な の一部となったが魂が特別なせいかそのものの記憶と感情の一部が を有していた。どうやら死んでしまってからここに迷い込み、ホロウ ただ、どうやらその記憶はこの世界の物ではないらしく、様々な知識 と ま あ そ れ は 冗 談 だ。実 は 俺 は 生 き て い た 時 の 記 憶 が あ る の だ。 ? ? ちゃったじゃんか。 で も も う ち ょ っ と 空 気 読 も う よ。ほ ら、リ リ ネ ッ ト 慌 て て 離 れ ﹁ハハハ、そろそろ来る頃かと思ってたよアーロニーロ。﹂ す。﹂ ﹁デ ィ ス フ ラ ー ス 様、偶 に は ヌ ベ ー ノ 宮 に 戻 っ て 頂 か な い と 困 り ま るに、 あ、言い忘れてたけど。俺はヌベーノ・エスパーダである。ようす なっている。 そして、俺の代わりに本来ここに入るべきだった破面は俺の部下に て半端な力である。 ぜなら俺という存在はその知識には入っていないからだ。全くもっ ! 4 ? ? 一緒にくる 満足するまで撫でてあげるよ あ、でも照れてる姿も可愛いな。 ﹁リリネット、どう ? ﹂ 違うの ﹂ ﹁な、ななななんで私がして欲しがってるみたいになってるんだよ ﹁え ﹁違うわ ﹂ ﹂ ? ﹂ ? 見ると頭を触りながら複雑な顔をしていた。 ﹂ ﹁だから撫でるな ﹂ ﹂ ﹁そう思うなら頻繁に帰ってきてくれませんか ﹁えー、いやだよ。暇じゃん。﹂ ﹂ ﹂ ⋮⋮⋮ちょ⋮⋮おい⋮⋮はふぅ⋮。﹂ ﹁ふふふ、じゃあね﹂︹ブゥン︺ ﹁あ、⋮⋮⋮⋮いやいや、別に良いけどさ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ! ! ﹂ ! ﹂ナデナデ いやぁ嬉しいな∼∼ ﹁じゃあ、また来るから。寂しくて泣いちゃダメだよ ﹁誰が泣くか 分かるだろうが ﹁あ、寂しいのは否定しないんだね ﹁言葉のあやだ ? ﹁あはは、まあまた来るよそれまで待っててね ! ? 道中は何故か会話が少なかった気がする。少しリリネットの方を ﹁え、あ、うん。﹂ ﹁さあ、リリネット。帰ろう ﹁ちゃんと帰ってきてくださいよ。﹂︹ブゥン︺ 行ってて。﹂ ﹁そっか。ならアーロニーロ、リリネットを届けてから行くから先に ! ? おおぅ、顔が真っ赤だ⋮⋮。 ? ! ﹁ふう、疲れた∼∼。久しぶりの我が家だね。﹂ ? ? ! 5 !!! ? ﹁⋮⋮⋮この宮を見てそう思うのは多分あなただけでしょうね。﹂ 流石に何もなく呼びに来たりはし その通りじゃん。 何かあったの なんたって作ったのは俺だか む、失礼な。確かにここには俺の記憶にある様々な物が有るけど暇 ⋮⋮あれ を潰せるかといえばそうじゃないぞ らな ﹂ ﹁まあいいや。で ないでしょ ? なら口頭で良かったじゃん。﹂ ﹂ ? 必要だよね ﹂ ﹁うん。次は何しようかな∼∼。あ、リリネットのためにスイーツは ﹁また行かれるのですか ﹁げ、まじか。まあそれで行けるなら問題ないけどさ。﹂ れたそうでよ。﹂ ﹁あなたがあまりにも自由だから申請書を提出することが取り決めら ﹁え 今回は申請が通ったことを伝えるためですね。﹂ ﹁一ヶ月近く家に帰ってこないのを何もないというかも疑問ですが、 ? ? ﹁それは自由にしてください。﹂ ! ちなみにアーロニーロはクールキャラである⋮⋮。 6 ? ? !! ? この始まりに見覚えがある 初会合の時間 え ハハハ、人がゴミのようだ。 気のせいだ 今回は寝 !!! 知らないんだけど。 どう思う リリネットがここにいるのか ﹁今日はどうしようかな え ポロに無理言って作ってもらった ンチ に 話 し か け た の さ リリネット。﹂ もちろんいないよ ザエルア なんとこの人形リリネットの思考をインス 全自動霊圧式ゆるキャラ版可愛いリリネット︵笑︶人形全長24セ !! ? ? ? いや、一回くらい言ってみたかったんだよ。まあこれの元ネタとか ? ん∼∼ 起きじゃないしね ? 様々な物が遥か下で動き回っている。 ! !! っと懇願したらしぶ !! 情緒不安定な時期だったのかな ? 言ったか尋ねたら蹴りかかってきた。 ﹁そ ん ⋮ わ た ⋮⋮⋮⋮ れ ば ⋮ の に。﹂み た い な 事 を 言 っ て た。な ん て その時聞き取りずらかったけど る。そして保存機能もあるから後から見る事もできる。 でもカメラ機能を付けるよう言われたので多分今頃中継されてい しぶ納得してくれた。 いからリリネットが側にいると感じたいんだ してきた。だから現世に一人で行くのは寂しい。せめて人形でもい ちなみにこれをリリネットに見せに行った時、凄い勢いで壊そうと トールしてるからお土産選びでとても重宝するのだ。 !! 7 ? まあそのユルリリと今回はどこに行こうかを話していたら下から 物凄い勢いで誰かが上がってきた。 お前 ﹂ だよね∼。 やべ、霊圧抑えるの忘れてたわ。 ﹁おい な なにもんだ ﹂ 今度は正面からゆっくり近づいて抱き締めてみようか ﹂ !! どう思うよ、とユルリリを見ると心配そうに 無視してんじゃねえよ ﹂ んー観光客 ﹁おい ﹁え ﹁ふざけんな 酷いな、事実だぞ ?? じゃあ何なら納得してくれんの ﹂ ﹂ しゃがんで避けて腹を蹴り飛ばす。ドゴッ ﹁ぐぅ ﹂ そういやこの馬鹿でかい斬魄刀にあの髪の色、これ黒崎さん 下の奴らを潰すっていえば良かったのかな あー、なるほど。 あれ かな ﹂ なんだよいきなり斬りかかってくるなよな∼∼。 この ﹁あはは、わかった ﹁っ ? てないだろ ﹂ ﹂ ﹁んなもん⋮⋮﹂ ﹁ん ﹁させるわけねえだろ うおお !! ? が俺にしがみついてんじゃん。 なんなのこいつ何でこんなに戦いたがるかな∼∼。ほらユルリリ !! ﹂ ﹁おいおい、そんなもん振り回すなよあぶねえなぁ。俺まだなんもし !! ? うお ! ﹁え こっちを見ていた。少し癒されたのでナデナデしておく。 ? ! !! なんだっけ んかアワアワしてて可愛い。そういえばこれリリネットと同じ思考 取り敢えず壊されたらたまらないのでユルリリは抱き締める。な あー、俺かな !! ? !! ?? ? ! ! 8 ? ! ! ? ? ? ! ? ﹂ バキッ﹁ぐうぅ ﹂ ああもうメンドクセェ。向こうの山まで吹っ飛んどいてくれ フッ ﹁なに ﹁じゃあな。﹂ ドゴォォォン あ、あれどうかな !!! 今日 あちゃーあんまり関わる気な なんか今飛んでく前に刀割れた音しなかった は何をしようかな とユルリリを見ると俺にしが 取り敢えず霊圧を抑えて能力を使い人の中に混じる。さぁ かったんだけどなぁ。 あ、これあいつらに刀壊される前か ⋮⋮ん !! ? 恐怖の方だね。 ? チェスに帰るのだった。 ないしね。そんな事リリネットは知ってるでしょ ﹁いや、そうだけど。なんかすぐに帰ってきただろ えない所怪我してるのかと⋮⋮﹂ ﹂ もしかしたら見 ? ? どうしたの ? ﹂ 帰ったら早々にリリネットに捕まった。え 怪我は ﹁おい !! ? まあそういうわけでリリネットが喜びそうな物を選んでラスノー あ、格好的にはいいんだよ 少し残念だけどユルリリをこのままにするわけにはいかないので あー、これは今回は帰るしかないな。 みついて離れようとしない。 ! ! !? ? ああ、大丈夫だよ。当たってないし当たっても多分傷もつか ﹁怪我 ! 9 ?? !!! !? ? ああ、なるほど。そういうことね。 ﹁いや∼、それはあれだよ。リリネットの思考をするユルリリがしが 心配かけて。﹂ 誰が心配したなんて言ったんだよ ﹂ ﹂ というか私とそいつは別 みついて離れなくてね。なるほど、あれは俺を心配してたんだね。ご めんね ﹁はっ もんだからな ﹂ ﹁あはは、果たしてそうかな ﹁そうに決まってんだろ ! ﹁え あ、おお、そうかよ。﹂ れてるんだ。だから話はまた後にしよう。﹂ ﹁まじか∼、あ、俺帰ったらアーロニーロにすぐに戻って来いって言わ ! ? ! どうしたんだよ。﹂ どうしたんだ ?? 少しずつ近づいていく。 なんだ ? ﹁ふぇ なんだ どうしたんだよ ﹂ !!! 仕方がないよね。 間リリネットを抱きしめ続ける。 アーロニーロを優先しなきゃいけないとわかっているけど、少しの ﹁⋮⋮いいよそれくらい⋮。﹂ ﹁心配してくれてありがとう。﹂ ﹁な、なんだよ。﹂ ﹁ん、なんでもない。⋮リリネット⋮﹂ 当によくできているようだ。 リリネットは胸の中でアワアワしている。どうやらあの人形は本 !? リリネットの体を包むようにそっと抱き締める。 ﹁え ﹂ リリネットは疑問に思ってるようだ。 ﹁ん ソニードをする直前に思い出し、リリネットに向き直る。 あ、そういえばあれ試さなきゃな。 ので今回は優先である。 ないが、アーロニーロはクールキャラを崩してでも俺を説得してきた せっかく会いに来てくれたので少しもったいない気がしないでも ? ? ? 10 !? ? !? それに、アーロニーロ途中から建物の陰で待っててくれてるしね。 全く、空気が読めるのか読めないのかわからない奴である。 ⋮⋮後で御礼言わなきゃな∼∼。 そう思いつつ、俺はもう少しの間、リリネットを抱きしめ続けるの であった⋮⋮。 11 感傷の時間 そろそろ始まる ﹂ 現世に遊びに行ってから暫く経った頃 ﹁え んー、アーロニーロの能力を誰でも使えるようにする機 ? ﹂ えた気がするからそこまで混ざらなくても問題ないはずだ。 はないのだ。それにヌベーノのポジションって確かすぐに負けて消 い。まあ、勿論気に入ってる奴は助ける気満々だが、主戦力になる気 そうなのである。前回も言ったが俺はそこまで戦いに絡む気はな 関わる気ないし。﹂ ﹁ふーん。まぁ、敵さんがここに来ない限りは問題ないかな。あんま らしいですよ。﹂ ﹁はい、この前に藍染様がいらっしゃった時にそうおっしゃっていた ? ﹁ところでそれは何ですか これ ﹁ん ﹂ 械 ? である。 ? ある。 ⋮⋮あれ どう 一緒に。﹂ ? けど⋮。やめて、胸が痛いから。 ﹁じゃあこれをみんなに配りに行こう ﹂ ! ﹁喜んでお供させていただきます。﹂ ﹁堅いよーー、リラックスリラックス ! なんかアーロニーロから凄い尊敬の視線を感じるんだ なんちゃって。本当はプリメーラ宮にいた時に偶然聞いただけで ﹁これでもエスパーダだからね。情報を集めることも簡単だよ。﹂ ﹁⋮⋮知ってたんですか。﹂ いからね。﹂ ﹁いやいや、情報をより円滑に広めるためだよ。そろそろ始まるらし ﹁⋮⋮俺を役立たずにする気ですか ﹂ まあ、要するに携帯電話もどきである。ザエルアポロとの共同作品 ? ? 12 ? ? ﹁いえ、そういうわけにはいきません。﹂ ﹁あらら。﹂ ﹂ じゃあ行こう。番号大きい順かな。﹂ 本当に堅い奴である。まあ、だから気に入ってるんだけどね。 ﹁よし ﹁ディエスですか ﹁だね。ヤミー今は普通の状態だから。﹂ ﹂ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ﹁ヤミー ⋮⋮なんだテメェか。﹂ ﹂ その方が帰ってきた時にリリネットの期待した顔を見れ もう前のやつは解決したんだろ るからだ。とても可愛い。 ﹁何の用だ ﹁そうこなくっちゃ。﹂ ﹁しゃあねえな。付けといてやるよ。﹂ ﹁そういえば、前のやつの新作があるんだけど⋮﹂ ﹁いらねえっつってんだろ。﹂ よ。﹂ ﹁い や い や、普 段 の 生 活 に は 支 障 は な い は ず だ か ら 付 け と い て く れ ﹁んなもんいらねえよ。﹂ ∼説明中∼ ﹁ああ、今回は届け物だよ。通信機ってやつだよ。﹂ ? なぜか ちなみに持ってくる方法を採用した。 ⋮⋮まぁ、彼はただ食べていただけだが。 ツを食べさせようとしていた時に手伝って貰ったのだ。 再現する方法の2つのどちらかでどうにかしてリリネットにスイー 現世の食べ物を持ってくる方法とレコムンドにあるものでそれを 実はヤミーとは少し交友関係がある。 ﹁あん ! ? ? 13 ? ! ? ﹁で どこに付けんだ それ。﹂ ﹂ うーん、他 仮面だよ色も同じだから目立たない。繋げたい時は叩けばい ﹁そらどうも。じゃあね﹂︹ブゥン︺ 今俺はプリメーラ宮に来ている。え 他のエスパーダ ﹁おし、久々なうまい飯ってやつだな。﹂ ﹁ん、はいこれ。新作ね。﹂ ﹁しゃあねぇな。⋮⋮ほら、これでいいか い。それで俺につながるから。﹂ ﹁これ ? いや、なんでもないよ。ただ俺あんまり好かれてないなって ザエルアポロとか仲良いじゃん。﹂ あいつは間違いないだろ ﹂ スタークとかだって﹂ ! ﹂ ! い泣きそう。﹂ ﹁ちょ、じゃあアーロニーロだ ﹂ ほらっ ﹁一人だけって⋮⋮﹂ ﹁ああもう ﹂ ﹁リリネットは ﹁⋮⋮は ? ! ! ﹁あー、でもあれは面白い発案者みたいな感じだからな∼∼。あ、やば ﹁はぁ 思っただけ。﹂ ﹁んー 俺の元気がないのを心配してリリネットは横に座ってくれている。 ﹁いきなりなんだよ。﹂ ﹁なんか凹むな∼∼﹂ くれたがあまり有効活用はしてくれそうにない感じだった。 の奴らはあんまし仲良くないんだよな∼。まぁ一応みんな持っては ? ? ﹁リリネットは俺のこと好き ? ? 14 ? ? ? ? ? ﹁な、なんでそうなるんだよ ﹂ ﹂ ﹁やっぱり嫌われてるんだ∼∼。﹂ ﹂ ﹁な、嫌いとは言ってないだろ ﹁ってことは ﹂ ﹁あはは、冗談だよ ﹂ ごめんごめんそんな悩ましい顔しないで ﹁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮うぅ⋮⋮。﹂ ﹁ってことは ﹁⋮⋮⋮いや⋮⋮嫌いではないよ⋮ ! ﹂ あその装置ちゃんと使ってね。また来るよ。﹂ ギュッ ﹁⋮⋮⋮リリネット じゃ ! ! よ。﹂ 作戦成功だね 愛の告白頂きました ﹂ !! ﹂ ﹁⋮⋮⋮あー、よし ﹂ !! ﹁⋮⋮ す ⋮⋮ 好 き ⋮⋮ だ よ ⋮。だ か ら、そ ん な 寂 し そ う な 顔 す る な ? ! ロも、お前のこと⋮⋮好きで、大切だよ。だから⋮⋮﹂ ﹁⋮⋮⋮ふふ、ありがとう。﹂ 15 ! ? ? ? ﹁ちゃかすなよ ﹁っ ! ﹁⋮⋮わかるよ⋮、寂しいのは辛い⋮⋮。私もスタークもアーロニー ! !! ﹁でもできればリリネットの好きは他の﹂ 16 ﹂ドゴォォォン ﹂ !!! ﹁死ね ﹁ぐはぁ !!! 苦しみの時間 藍染がラスノーチェスにやってきた。 ﹁⋮⋮始まるかな。﹂ ﹁はい。ここからソウルソサエティーとの全面戦争となるでしょう。﹂ ﹁はは、準備してても怖いね。﹂ ﹁⋮⋮ご冗談を。﹂ ﹁アーロニーロ、この宮を好きに使ってくれて良いよ。君には戦うた ﹂ ありがとうございます。﹂ めの場所が必要だろう ﹁⋮⋮⋮⋮⋮はぁ。﹂ !!! ドガ ﹂ ⋮⋮何すんだよスターク ﹁ウゼェ。﹂ ﹁なにがだよ ﹂ 私は最近少し気になっている事がある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 俺は藍染の元に向かうのだった。 ⋮⋮大丈夫、俺ならできる。 ザエルアポロがこの戦いの後に生きている事。 目標はアーロニーロ、リリネット、スターク、ヤミー、可能ならば ⋮⋮さて、ここからはしばらく気合を入れなきゃダメだな。 ﹁は ? なんの事だよ ﹂ !!! た映像に映ってて、最近めっきり会いに来なくなった奴の事だよ。﹂ ﹁お前が最近ずっと部屋で見てるザエルアポロに作らせた道具で撮っ ﹁はぁ ﹁気になんなら会いに行けばいいだろうが。﹂ ! 17 ! ﹁ぎゃあ !! ! !? ﹁な なんで知ってんだよ ﹂ !! そんなの私の勝手だろ ﹁うわ、お前まじでしてたのかよ。﹂ ﹁∼∼∼∼∼ッ ﹂ ! ﹁なっ ﹂ スタークは関係ないじゃん ﹁ある。お前の呻き声が偶に聞こえてきて耳障りだ。﹂ !!! !? //////﹂ ! ﹁なっ ちょっ、それは﹂ お前が言うから仕方なくだからな !!! ﹁早く行ってこい。﹂ ﹁∼∼∼∼ッ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ﹁へいへい。⋮⋮⋮ねるか。﹂ ! て⋮⋮。 ツノが刺さりそうです ﹁えっと、どうしたのリリネット ツノが !! ? そうですかそうですか。 なんで最近来なかったんだよ ﹂ ﹁全然来ないよりは毎日来た方がましって言ってるんだ ﹂ !! ﹁お前 ﹁知るか 来い あ、ごめん。ちょっと準備する事があってさ。﹂ !!! なんか前言ってた事と真逆な気がするんだけど⋮⋮。﹂ !! ? ﹁えー ! ﹁え ﹂ なんかリリネットが顔を上げてくれないんだけど。わざとですか ! ﹂ 藍染の所に向かう途中でリリネットがタックルしてきた件につい ﹂ ロに作らせた道具で録音した声をあいつに聞かせるからな。﹂ ﹁もし次俺があいつと会うまでに会話をしなかった場合、ザエルアポ ﹁∼∼∼∼∼∼ッ せてやるから⋮。とかも聞こえてきた。﹂ ﹁他にも、なんであいつ⋮。とか早く来いよ⋮。とか特別に抱きつか !? !? !! ? 18 !! ? いいな ﹁あ、なるほど。﹂ ﹁いいか 絶対だからな ﹂ これで満足かスターク !! ﹂ 全く持って意味のわからん組み合わせだな。一 ? ん ⋮⋮ああ もしかしてこれあれか もしかしてあいつですか ああ、間違いないな。 ﹁⋮⋮ああ ﹂ ? い。﹂ ? ﹁⋮⋮へぇ。﹂ ﹂ いや、一応こうしておかないと怪しまれるでしょ 可能性もあったしね。 ﹁人員は君達に任せる。頼めるかな ? それにずれてる 時 と は 比 べ 物 に な ら な い ほ ど 強 く な っ て い る よ。気 を つ け る と い ﹁ああ、名前は黒崎一護。ちなみに斬魄刀はすでに直っているし、その オレンジ あの⋮⋮斬魄刀折っちゃった えることはまあないだろうけど、念のためにね。﹂ キオラにその人物の判断をディスフラース、君に頼みたいんだ。間違 ﹁いや、おそらく君達のどちらかで十分だよ。ただ、生死の決定をウル の奴なんですか ﹂ そいつは俺とウルキオラの2人でいかなければいけないほど ? ﹁実は君達2人に見てきて欲しい人間がいるんだ。﹂ 体なんだ 俺とウルキオラ ﹁よく来てくれたね。ウルキオラ、ディスフラース。﹂ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー いながら俺は部屋に向かうのだった。 そんなリリネットに苦笑しつつ。少しリラックス出来たなぁと思 ⋮⋮なんか叫びながら走って行っちゃったんだけど。 ﹁よし、ならいい ﹁はいはい、わかったよ。﹂ !? ? ! ? 19 !!! !? ! ! ? ﹁人間 ? ? ディスフラース。﹂ ﹁わかりました。﹂ ﹁君はどうだい 一体どんな奴潰すんだよ ウルキオラ、ディスフラース ﹁ん、そらそうだね。﹂ ﹁おい ﹂ ねぇか。なんだ ﹁どうするよ ﹁好きにさせろ。﹂ ﹂ 出発はいつだ ﹂ ﹂ ? !! ! ! 別に来たきゃきていいって 話が分かるじゃねぇか ﹁あいよ。ヤミー ﹁おお テメェら現世に行くそうじゃ ﹁2人でさえ多いんだ。これ以上は必要ないだろ。﹂ ﹁人員ってどうする ウルキオラ﹂ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ﹁もちろんですよ。﹂ ? ﹁準備なんざいらねぇよ さっさと行こうぜ ﹂ !! ﹁あ ねえか。﹂ ﹂ ウルキオラ。﹂ ﹁いやいや、こういうのは派手に行かなきゃ すい方がいいでしょ ﹁俺はどっちでも構わん。﹂ ﹁まあ、さっさと行こうよ ヒューーーーーーー それに場所が分かりや なんでこんな場所に出たんだよ。わざわざ降りんのダリィじゃ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ﹁油断するな。と言いたいところだがまあいい。ならいくぞ。﹂ ﹁俺も同意見だね。強くなったとしても俺より強いとは思えない。﹂ ! ﹁準備が整い次第だ。ヤミー。来るならさっさとしろ。﹂ ! ! ? ? ! ! ドッゴオオオオオンンンッッッ !!!! ! 20 ? ? ! ? ﹁ゴホッ⋮⋮⋮⋮砂埃が舞うこと考えてなかったわ。﹂ ﹂ ﹁ああ∼∼∼、上でも思ったが、つまんねぇとこだな此処は すぎて息しづれえしよぉ 霊気が薄 ! ﹂ ﹁少しは考えてから行動をしろ。文句を言うなら帰れヤミー。﹂ ﹁ヘーヘーすいませんすいません。⋮⋮なんだ ザワザワ ! ? ﹁あー、関係ない奴が集まることも考えてなかったわ。﹂ 吸うぞこら﹂ズウゥ ﹂﹁がぁ﹂﹁うぅあ﹂ ﹁あーもーウゼェ ﹁ああ ディスフラース こいつか ﹂ ? ドゴン あれは茶渡かな ん ? ﹁なんだよ、じゃあたまたまかよ。くだらねぇ。⋮⋮じゃあな﹂グアァ ﹁⋮⋮お前話聞いてなかっただろ。目的の奴は男だよ。﹂ いやいや、さっき標的の説明したじゃん。 ! ﹁おお、見事な魂吸だね。でも残念、取りこぼしがいるよ。﹂ おお∼、空が青白いぜ ﹁ぎっ ! だ。﹂ 井上 ﹂ ﹂ ﹂ 有沢を連れて逃げろ ﹁チッ、ああそうかい ﹁っ ﹁う、うん その後、 ﹁ああ、違うな。﹂ ﹁おいディスフラース、こいつも女ってことは⋮﹂ !! ! ⋮⋮茶渡くん ドガァン ﹁⋮⋮え !! ! !!! ! んー、弱いな、弱すぎる。 ? ﹂ ﹁ヤミー、お前もうちょっとペスキス鍛えろ。どう考えてもゴミの方 ⋮⋮ディスフラー﹂ ﹁ああ ? ! 21 !!! !!! !? ? ? ! ! ﹂ 知識通りに井上織姫の力を見たウルキオラが思考にふけっている ようだ。 ﹂ どうするよ ﹁⋮妙な人間だ、女⋮﹂ ﹁ウルキオラ ﹁必要ない。殺せ﹂ ﹁あいよ﹂ ゴアッッ ⋮⋮⋮⋮ ﹁なんだテメェは⋮ ? そいつだ りではあるが⋮⋮。 ﹁ヤミー ﹂ テメェは ああ、久しぶりだね。﹂ !? ﹂ ああ、お前が刀壊されたって奴か。﹂ ﹁あん ! なんでそれを⋮⋮ ﹁なに ﹁ん !! !!! ﹁お前、やっぱりホロウだったんだな。今回は言い訳できねぇぞ ﹂ へぇ、あれが新しい斬魄刀か。随分と形が変わったな。まあ知識通 !? ! ! ﹂ なに無視してやがんだテメェ この やってる訳だからね。﹂ ﹁くっ ﹁おいおい ﹂ !! !! ﹂ ? そんなに知りたきゃ確かめてみろよ ﹂ ﹂ 今回だけだからな ! 卍っ解 ﹂ !!! しいんだけど、そこんとこどうなのかな ﹁はっ ﹁⋮⋮天鎖斬月。﹂ ﹁⋮⋮へぇ、これはなかなか⋮。﹂ ﹁余裕かましてられんのも今のうちだ うおぉ !! 早いな。危うく右腕持ってかれるところだった。 !! !! ﹁ありがと。⋮⋮さて、藍染様が言うには前とは比べ物にならないら なんでんな事しなきゃ﹁新作﹂⋮⋮ちっ ﹁ヤミー。そいつは俺とやりたいらしいから変わってくれない ﹁ああ ﹂ ? ! ! ? ! 22 ? ? ﹁うん、まあそうだね。べつに今回は言い訳はないよ。仲間がやる事 !! ? !!! ﹁ちっ 外したか くそっ ズバッ っ 次だ 右、左上、右下、突き ! くそったれが。﹂ ﹁ちっ ! ﹁っ ﹂ なんだ ﹂ なにをそんなに驚いてる ﹂ ﹂ドゴン いらいらする 不完全燃焼だ ﹁ったくなんなんだよ。﹂ あー ﹁クソが ﹂ ドガァン ! !! キュォオオオオ、カッ ドウウゥゥン !! ん グアァ ﹁うっ ? ! ﹁あーもういいや。消えろ。﹂ ! ﹁ぐぅっ ! !! ! ﹁⋮⋮もう、めんどいなぁ。﹂ ﹁いやいや、そう言わないでくださいよ。﹂ ﹂ ﹂ ﹂ 俺はもういい。それよかさっさと帰ろうぜ。新作だろ ﹁ヤミー、どうする ﹁あん ﹁あー、なるほどーー。﹂ フッ ﹁戦闘中によそ見とは余裕じゃのぅ ガッ ﹁っ ﹂ ﹁啼け、紅姫﹂オアアァァ ? ? ﹁まあ、だからよそ見なんてする訳だからね。﹂ !! ! ! ﹂ ﹁どぉーもぉーー。遅くなっちゃってスイマセーン。黒崎さん。﹂ ? ﹁ああもういいよね。俺も少し本気出すわ。﹂チャキ さっきの余裕はどうしたよ。⋮どんどん行くぞ ﹁はっ !! ⋮⋮ああ、そういやそうだっけ。 は ! ? 23 ! !! !! !!! !! ! ! ! ? !? ? ! うわ ズパーン ﹁夜一さんスピード落ちました ﹁すまん。﹂ ⋮⋮地面が裂けてるよ⋮。 !! ﹂ ? ﹂ ﹁ふふふ。﹂ ﹁っ ﹂ ﹂ まさか一対一で俺とウルキオラと戦いな がらもう1人相手にする余裕があるとでも ? ﹁まあいい、藍染様にも報告しておこう。貴方が見つけた死神もどき ? 人数は1人少ないんだよ ﹁ふふふ、算数をできるようになってから言いなよ。そっちは戦える ﹁⋮⋮⋮逃げるのか ﹁ああ、もう十分だ。退くぞ。﹂ ﹁ウルキオラ。﹂ でも残念。今回の目的はあんたらじゃあないんだ。 ん∼∼、強いね。勝てるかと言われたら断言はできないかも。⋮⋮ ﹁ぬかせ。次からはもっと速くする。﹂ ? !! は、殺すに足りぬゴミでしたとな。﹂ 24 ! 焦りの時間 ついさっき報告会が終わったんだけど、あの目のやつすごい痛そう 意味がわからない ? 俺 だ っ た。よ く や る よ ね。そ ん な 感 想 を も ち つ つ 部 屋 を 出 た 瞬 間 に あーもう ﹂ ﹂ ローリングソバットを決められました。え にもわからん お前はほんとに ﹁ゲホッ⋮⋮。なにすんのリリネット ﹁うるせぇ !! から心配で悶えてんだよこいつ。﹂ ﹁う る さ い じゃねえ ﹁問答無用 ﹂ むしゃくしゃしたんだ ﹂ ﹂ドゴン ? !! ああ∼∼、そういやこの少し後はあれだな。 ⋮⋮⋮ヤベェまた蹴られるよ⋮。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 黒崎一護の部屋 ﹂ あんな奴に怪我させられてん なんで俺 そう思ってたらスタークが通訳してくれた。 え、すげえ。なんで通じたの ﹂ドゴン ﹁あ、なるほ﹂ ﹂ ? 結局この後3回ほど蹴りを喰らうはめになった。 ﹁ぐえ ? ﹁違うわー ﹁ぐは ! ! ? ﹁お前が自分の知らない間にどっかに行ってその上怪我をしたもんだ いや、文になってないんだけど。誰か通訳してくれない ! ? !! ﹁いや、でも結構早かった﹂ !! !! 25 ? ! !! ! ﹁⋮⋮いや、まって。今のは理不尽じゃない !! ! ﹁つまり、あいつはそのアランカルって奴ってことか ギシッ、ジャアアアァァァ⋮⋮ 空座町上空。 ∼数時間後∼ ﹁⋮そうか。﹂ ﹁直接会ってないならそれはわからないな。﹂ ﹁⋮⋮あいつは⋮。﹂ ﹁ソウルソサエティは終わりだ。﹂ ﹁んでヴァストローデが10体以上いた場合は﹂ ﹂ ﹁ああ、お前が見たっつう三体がそうだ。それも成体のな。﹂ ? キュォ グリムジョー。﹂ いくぜ、1匹たりとも逃すんじゃねえぞ。少 んなもん決まってんだろ。 ⋮⋮全員捕捉したな そろそろ東仙が来る頃か ? だいたい知識通りに進んでるな。 もちろんユルリリである。 なーリリネット。﹂ ﹁お お ∼、や っ て る な ∼ ∼。ま あ 俺 は 今 回 は た だ の 見 学 だ け ど な。 コソッ ドン しでも霊圧が高い奴は1匹残らず⋮⋮皆殺しだ。﹂ ? 26 ﹁⋮⋮揃ったな。全員、ペスキスを全開にしろ。﹂ ﹁⋮⋮っち ! やっぱり増えてやがるな。﹂ ﹁どうする ! ﹁あん ? ? !! なんで後ろから声がするのかな ﹁そこでなにをしている。ディスフラース。﹂ ⋮⋮⋮あっれー ? し気になって。﹂ したよな 絶対したよな ﹁その場合は周りのおと⋮⋮者に報告するべきだ。﹂ 今大人って言おうとしたな ﹁いや、でもなんか面白そうだったし﹂ ? ? え ﹂ あ、まじだ。めっちゃ手を引いてくる。なんか東仙にこの人形 そのリリネット人形も帰りたそうだ。﹂ ﹁グリムジョーの事は私がなんとかしよう。先に帰りなさい。ほら、 である。 しかも言ってる事は正しいから反論のしようもないんだよね。苦手 もうやだ。なんかこいつめっちゃ俺の事子供扱いしてくるんだよ。 ﹁それでいい。﹂ ﹁うぅ、⋮⋮はい。﹂ ﹁ディスフラース。﹂ ﹁⋮⋮⋮﹂ けない。以後気をつけなさい。﹂ ければいけない。そして反省しなければと思うなら謝らなければい ﹁それでいい。決まりを破るのは悪い事だ。悪い事をしたら反省しな ﹁⋮⋮ごめんなさい。﹂ ﹁ディスフラース。﹂ ﹁あー、そういえばそんな事もあったような⋮⋮。﹂ かったか ﹁そ も そ も お 前 に は 現 世 に 行 く 時 は 申 請 書 を 書 く よ う に 義 務 付 け な ?? ﹁あー、いや、なんかグリムジョー達が現世に行ったっぽかったので少 ﹁質問に答えろディスフラース。﹂ ? から まじで ﹁うぅ、わかりました。帰ります。﹂ !! 27 ? の事も誤解されてそうだな。別に子供だから持ってるとかじゃない ? !! ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私はここ最近ある日課ができてしまった。 それはビデオ鑑賞である。 ⋮別にこれは現世が見たいのであって映ってる人を見たいわけで は断じてない。 今日は話したけどつい癖で機械を起動させてしまう。慌てて消そ うとしたら、どうやらユルリリが起動していたようなので映し出して みた。 な、なんだよこれ。 それには仲間の戦闘シーンが映っていた。どうやらあいつは忠告 も気かずまたなにも言わずに現世に行っているようだ。帰ってから を楽しみにしとけよ それからしばらく見ていると東仙が現れた。 なにか罰を受けないかハラハラしながら見ていたが、どうやら大丈 夫そうだ。 なんだか普段見ない言いくるめられてる姿を見て、なんとも言えな い気持ちになった。 とりあえず帰ってきたら肉体言語ではなく言葉で攻めてみようと 思う。私の言葉で戸惑うあいつを想像してなんだかにやけてしまっ たのは内緒だ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー いつものように出てくる場所に先回りしておく。 ギシッ、ジャアアアァァァ 不快な音をたててガルガンダが開く。いつも通り私より少し身長 が大きい位の少年が現れる。なにか不満があるようで少しむくれて いる。私の事を見て人形のように端正な顔が少し引きつり、黒い髪が 揺れる。 28 ? ふふふ、いつも通りと思うなよ ﹁⋮⋮⋮映像。﹂ ﹁あ、あはは、やっぱり けどさ。﹂ ﹁え、あ、いやこれは﹂ ﹂ ﹂ ﹁私の気持ちとかはそれ位にしか取られてなかったってことでしょ 別にいいよ﹂ ﹁ち、違うよ ? ﹁⋮⋮別にあんたが私の言葉を無視しようとあんたの勝手だからいい て話す事にした。 私はこのまま無表情をキープする自信がなかったので後ろを向い うだ。 無言で睨みつける。あいつは普段とは違う様子に戸惑っているよ ﹁⋮⋮⋮﹂ ﹂ どうやらシラを切るつもりらしい、なめるな ﹁や、やっほー。リリネットどうしたの ? ろう。 グイッ ギュッ ⋮⋮ふぇ 俺が浅はかだった。もう え、なんで私抱きしめられてんの そんなつもりじゃなかったんだ ! しい⋮⋮。 こいつをタジタジにするのはどうやら私にはまだ加減が難しいら ⋮⋮まぁ、これはこれでいい、かな え、どうしよう。思った以上に大事にとらえられた 二度としないよ。だからお願い、許してほしい。﹂ ﹁ごめん !? ふふふ、慌ててる慌ててる、しゃあない、これくらいで勘弁してや ﹁何が違うのさ。﹂ ! !? 29 ? !! ? ? ?? ! 反省の時間 東仙の事を少し不満に思いながらレコムンドに戻るとリリネット が待ち伏せしていたのだ。 ﹂ 俺はまた蹴られてしまうのでわと恐れながら話しかける。 ﹁や、やっほー。リリネットどうしたの ﹁⋮⋮⋮映像。﹂ やはり見られていたらしい。やばい。あんなに言われたのに破っ たとなれば次は何をされるか分かったものではない。 ﹂ そう思いながら焦っていると、どうやら今回はそんなレベルの問題 ではないようだ。 ﹁あ、あはは。やっぱり ﹁⋮⋮⋮﹂ なんか予想と違うんだけど。怒ってないのかな リリネットは何もしてこない。ただ俺を見ている。 ⋮⋮え けどさ。﹂ と言ってきた。 この瞬間俺は状況が非常に悪い事を理解した。 考えてみれば当たり前だ。リリネットは前回俺の事を心配してく れていた。本人は口にはしていなかったが、スタークが伝え、確かに 俺は納得したのだ。 リリネットからしてみれば、俺は自分の気持ちを知っているにも関 わらず自分には何も告げずに約束を破り現世に行ったのだ。 ⋮⋮裏切られたと感じるだろう。それは悲しい、寂しくなる。そし てリリネットはその寂しさがどれだけ辛いかを話してくれた事があ る。 ⋮⋮以前味わった事があるのだ。俺はその全てを理解する事なん てとてもできないが、リリネットはそれで辛い思いをしたのだろう。 30 ? ﹁⋮⋮別にあんたが私の言葉を無視しようとあんたの勝手だからいい ? ? そう思っていたら、リリネットは後ろを向いてから、 ? そして今、それを感じているのだ。 俺は焦って口を開く。 ﹁え、あ、いやこれは﹂ ﹂ ﹁私の気持ちとかはそれ位にしか取られてなかったって事でしょ にいいよ﹂ ﹁ち、違うよ ﹁何が違うのさ。﹂ リリネットの声はいたって冷静だ。 いつもの聞く人を元気にさせるような力はない。 ただ黙々と言葉を紡いでいくだけ。 せる。そして逃げられないようにいつも以上の力で抱きしめる。 別 今までリリネットに使った事のない速さで動き、手を握って引き寄 そう直感した瞬間。体が勝手に動いていた。 る魔法の声を聞けない。 前のようにはなれない。あの笑顔をみれない。あの元気にしてくれ もし仮にここでリリネットと別れてしまったら、自分達は2度と以 そんな全ての感情を隠してしまうくらい、冷たい声。 くて悲しい事、なぜ自分に言ってくれなかったかと怒っている事、 いに来てしまうくらい心配だった事、それでも約束を守ってもらえな リリネットがとても傷ついた事、とても悲しかった事。それでも会 ? 俺が浅はかだった。もう 当然リリネットは抵抗をする。腕の中でもがいて逃れようとする。 そんなつもりじゃなかったんだ 逃げられる前に必死に告げる。 ﹁ごめん ! リリネットの抵抗する力が少しずつ抜けていく。そのうち体重を 預けてきた。⋮とても軽い。こんな子にどれだけ不安な思いをさせ たのだろうかと思い、自己嫌悪する。 31 ! 二度としないよ。だからお願い、許してほしい。﹂ ! 俺はこの後、 無理を言ってリリネットを自分の宮に来てもらい。多分1日近く 抱きしめたり撫でたり自分にとってどれだけリリネットの存在が大 きいかを話したりした。 しばらくしたらスタークが迎えに来て別れる事となった。 ﹂ ﹂ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー なんだよ。﹂ ﹁⋮⋮⋮おい。﹂ ﹁ん 何言ってんだ ﹁お前一体どこであんな技を覚えてきたんだ ﹁は みてたのか んだよ。なんだあれ ﹂ どこで覚えた ﹂ そんなつもりねえよ ﹁だから違うっつーの ﹂ ﹂ ﹂ ﹁おーおー、しら切ろうってか ! どうやら俺がリリネットと一緒にいる間に報告会があったらしく、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー !! ? ﹁はあ 用して1日以上一緒にいたくせに。﹂ ﹁おーおー、スッとぼけるねぇ。自分の過去と相手の気持ち、それを利 ﹁なんだよどうなんだって。技ってのも意味わかんねぇ。﹂ ﹁ああ、最初からな。で ﹁なっ ? ﹂ どうなんだ !? ? 32 ? ? ? ﹁とぼけんなよ。出て行くときに相当悪い顔してたからついて行った ? ? ? !? !? グリムジョーがエスパーダ落ちしたそうだ。アーロニーロが教えて くれた。 報告会に来なかったので東仙が俺の宮を訪ねてきた。俺は自己嫌 悪真っ只中だったので、その様子を見た東仙に ﹁確かに反省はしろと言ったが、そこまで思い詰める必要はない。も う十分まいってるようだし罰もなしだ。だから元気を出して次の集 会にはこい。﹂ と言われた。絶対勘違いしていると思ったが、それを訂正する気力 すらなかったので肯定して。また自己嫌悪に入る。ちなみに3日間 そのままだった。 ちなみに今は久しぶりにプリメーラ宮に来ている。でも不思議な どうしたの ﹂ のがリリネットが抱きしめるのを拒まないことである。 ﹁リリネット ﹂ 気持ちを考えなかった俺が悪い。﹂ なんでリリネットが気にするのだろうか。むしろ悪いの は全面的に俺である。 ⋮⋮ん ﹁そいつお前がしばらく凹んでたの気にしてんだよ。﹂ 視線に気づいたのか教えてくれた。 やはり元気がないようだ。疑問だったのでスタークの方を見ると、 ﹁な、なんでもねぇよ⋮⋮。﹂ ? ﹁リリネットは何も悪くないぞ ﹁だ、そうだぞ ﹁さーて ﹂ そんなつもりは﹂ こすいてを使う奴の言うことは分からんなー。﹂ ﹁だから違うんだって ﹂ ! ⋮いや、なんでもねぇよ ﹁なんの話 ﹁え !! ? 33 ? ﹁うう、お前わざと言ってるだろ。﹂ ? ? ?? ? ﹁え∼∼。﹂ !? 陽動の時間 いつもと変わらない風景。 いつもと違うのは横から楽しそうな鼻歌が聞こえてくる事だけだ。 ばれないようにそっと横をみる。 サラサラとゆるれる、長すぎないけど短くもない黒色の髪。 人形のように整っている、少し幼めで垂れ目が特徴的な優しい雰囲 気の顔。 そっと繋がれている、まるで女の子のもののように綺麗な手。 私の視線に気付き、微笑みながら掛けてくる透き通るような声。 これは私が初めて会って時間があまり経っていない頃、私が初めて 彼の誘いを断らなかった時の記憶。 なんてことのないただの日常の記憶。 を言ってきた。 どうかしたの ﹂ ﹁ちょっ、ちょっと待って ﹁え ﹂ ! ﹁陽動作戦ってことは注意を引ければいいってことでしょ ? ﹂ 34 けど、照れくさくてあまり彼を直視できない私には、多分一生忘れ られないであろう大切な日常の記憶。 ⋮⋮いつものように何もない、本当に退屈な時間。この退屈な時間 が永遠に続けばいいのにと、あんなに思った時はない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ﹂ だからまた現世にいってくるよ。﹂ ﹁陽動作戦 ﹁そっ ? 私がいつも通り過ごしていたら、あいつが現れていきなりそんな事 ! ﹁そうだよ。﹂ ? ? ﹂ ﹁それだけの目的のためになんでエスパーダが必要なのさ んの奴らでいいじゃん そこらへ ! ⋮⋮﹂ ﹁⋮⋮っ⋮ならよけいに⋮。﹂ ﹁別に俺だけが行く訳じゃないから大丈夫だよ。なんと ﹂ あとあの新しい子。﹂ ﹁な、ならせめてあの⋮⋮私の人形をもってけよ ! いやだもん。﹂ ! 私もい﹂ ! なんで ﹂ ! ﹂ 俺は強いからね。⋮⋮じゃ、いっくるよ。﹂ ﹁⋮⋮怪我したらぶっ飛ばすからな ﹁大丈夫 ﹁⋮⋮でも。﹂ なんだから。でもスタークは来ない。だからダメ。﹂ ﹁リリネットはスタークと一緒に戦わなきゃダメだよ。そういう関係 ﹁っ ﹁それはダメだよ。﹂ ﹁⋮⋮なら ﹁壊れるのを見るのがいやなんだよ。﹂ ﹁直せばいいだろ ﹂ ﹁いやー、さすがに戦闘確定の場所には持っていけないよ。壊れたら !! が3人にグリムジョーまで来るからね エスパーダ なのにまたそいつらだけが来たら違和感や余裕を持たれて気付 ﹁でも かれる可能性があるからね。﹂ よ ﹁あー、それはほら。グリムジョーの従属官がやられたからだと思う ! ﹁それに面識があれば気を引きやすいから。﹂ ! ギシッ、ジャァァァァアア ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ﹁そこは労ってほしいんだけど⋮⋮。﹂ ! ! 35 ! ? ! ﹁おう イーイ場所に出られたじゃねぇか。﹂ あー、すでに帰りたいんですど。 なんかウルキオラにこっちの指揮は任せるから俺が来るまで好き に暴れろとか言われたし。俺そんなキャラではないんですけど⋮⋮。 ﹂ そんな事を思っているとどうやらルピが知識通りグリムジョーに 喧嘩を売っているようだ。 ﹁あ、ゴメーン元6番だっけ 嘩売ってんの 空気悪くなるからやめてほしいんだけど。 ﹁ねえねえ9番さん。ビビらされたからって泣かないでね から。﹂ もうこいつから消しちゃっていいですか だめ ああ、もうしゃあないな ﹁戦闘中に話してる奴が悪いだろ。﹂ ﹁⋮⋮なるほど、それもそうだ。﹂ 後よろしく。﹂ エスパーダか。﹂ ﹁っ 俺は反応できたぞ ? よく知ってるね。正解だよ。﹂ ﹁お また横取りか ﹂ ああ、アランカル・ヌベーノ。ディスフラース・クロスだよ。以 ﹁十番隊隊長、日番谷冬獅郎だ。﹂ ﹂ まさかヤミーに止められる日が来るなんて⋮⋮。 腹立つんですけど。 え ? ? あ、ヤミー前 ? ﹁会話中に斬りかかるなんてどうかと思うよ ギン 目障りだ うわー、腹立つわーー。なんでこいつさっきからグリムジョーに喧 ? ! ! ! ﹁ん ? ? !! ﹁ディスフラース !! ! 36 ? ? ? ! ﹂ ⋮⋮もういらねぇよ。﹂ ﹁え、ごめん。変わろうか ﹁ちっ ﹂ 他の奴ら 1番じゃねぇか。﹂ そこらへんにもいるじゃん ﹁ちょ、怒んないでよ。 ほら ﹁そいつが隊長なんだろ ﹁あー、なるほ﹂ ﹁呑気に話してんじゃねぇよ で ってやばいやばい ︹ブゥン︺ れで終わりって事だな ﹂ また氷の龍が俺に襲いかかる。 けど、さっきと同じじゃあ無理だよ ﹂ ﹁できたらいいね。﹂︹ブゥン︺ ﹁っ ギン ﹁⋮⋮わかるよ。 同じくらいの身長だからね。 ! ﹂ ﹁⋮⋮なるほどな。つまり、お前はあいつと違って1度捕まえたらそ なんだ。﹂ ﹁そら、氷漬けなんて勘弁だからね。俺はヤミーと違って力技は苦手 ﹁余裕で避けといて何言ってやがる。﹂ ﹁⋮⋮えげつない技使うな∼。﹂ ヤミーは一瞬動きを制限されたが、無理やり解いたようだ。 ついさっきまでいた場所とヤミーが氷で覆われる。 ! 周りを回っていて、そして今度はこっちに向かってかなりのスピード 声がした方向を向くと氷でできた龍が力を使ったであろう人物の ! ? 大気の温度が急激に下がる。 ! ? !! 37 ! ! ! !! ! 大技を連発してきた事。身長に合っていない刀。そして今俺の刀 を受けた時の最小限の刀の移動。 君、接近戦が苦手だろ。 言ってろ ﹂ ﹂ 能力で押し切るタイプだ。﹂ ﹁はっ ◇◇◇ ◇◇◇ ﹁⋮⋮どうしたの だったけど。﹂ バチン ◇◇◇ と無理か⋮。 ⋮⋮なるほど、No.9とはいえ、限定解除してても卍解じゃねぇ がる。 確かに苦手なタイプだが、それ以上に相手がその戦い方に慣れてや 隙をついてくる戦い方。 ⋮こっちの攻撃は余裕でかわされ、攻撃したことによって生まれた ﹁⋮ちっ⋮﹂ 急に攻撃をやめたね。まぁ、当たらないから無駄 ﹁遠慮しておくよ。﹂ 一対一じゃ勝ち目ないだろうから、全員でかかって来なよ。﹂ ﹁そーだよ、名前はルピ、階級はセスタ。 ﹁君も⋮エスパーダか !! ? ﹂ ﹁⋮ 君 か ら も 何 か 言 っ て や ん な よ。そ ろ そ ろ ホ ン ト に 殺 し ち ゃ う よ ﹁っ⋮⋮うるさい。﹂ ないの ﹁だーからァ、一対一じゃ勝ち目ないって言ってんじゃーん。わかん !! 38 ? ! ? ﹂ そっちの子も僕に譲ってよ めんどくさァ。 ﹁⋮⋮2対1は趣味じゃねぇ。﹂ ﹁あぁっそ ⋮⋮ディスフラース ! ◇◇◇ ﹁⋮⋮ディスフラース ﹁卍解 ﹂ 大紅蓮氷輪丸 そっちの子も僕に譲ってよ ﹂ゾンッ ﹁あ、⋮⋮まあいいか。﹂ ﹁させるか 方が確実なんだけどな∼。 ⋮⋮ん ああ、もうそんな時間か。でも正直任せるより俺が戦った 僕が開放してまとめて相手してあげるからさ。﹂ 一気に4対1でやろーよ。 こいつらウダウダめんどくさいからさ。 ! !! ﹁縊れ、トレパドーラ。﹂バシュアァ ! ? !!! ﹁ん、ヤミーはずっと暇そうだったね。﹂ ﹂ ﹂ ﹁当たり前だろ。こんなとこまで来て戦ってないんだぜ んな奴いんのか ﹁あー、じゃあこの後にくる誰かと戦ったら ﹁あぁ ⋮⋮俺もう先に帰るわ。﹂ ? ﹁多分ね。ほら前に俺が戦った奴ら。﹂ ﹁あぁ、どうせお前を指名するんだろ ? ﹂ オメェも暇になったみたいだなぁ。ディスフラース。﹂ ⋮⋮ここからは大体知識通りかな ! 僕が開放してまとめて相手してあげるからさ。﹂ズズウゥ 一気に4対1でやろーよ。 こいつらウダウダめんどくさいからさ。 ! ? ? ﹁おぉ ? ! ? ? 39 ! ? ﹁え なら問題ねぇ。﹂ まだウルキオラ来てないんだけど⋮⋮。﹂ ﹁元々俺を誘ったのはテメェだろ ﹁⋮⋮あー、なるほど。﹂ ﹁だろ。んじゃな。﹂ ギシッ、ジャァァァァアア ﹂ ﹁⋮⋮ホントに帰っちゃったよ。やべぇ、この後の奴どうしよ。⋮⋮ 俺が説明すんの 40 ? !? ?
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