リーフレット(PDF:885KB)

みやざき次世代農業トップランナー養成塾
農業が、地域をはじめ県、国の発展を支える時代。
明日のみやざきを担う若手農業者の世界観や広い視野の形成を、
全国で活躍するトップレベルの講師陣がサポートします。
トップランナー養成塾の特徴
○第一線で活躍する農業経営者や有識者など全国トップレベルの講師陣に学びます。
○ケーススタディやディスカッションにより塾生が主体的に学びます。
○受講を通して自らの事業計画を磨き上げ、経営のやる気を高めます。
○全講座受講の塾生には知事名の修了証書を授与します。
○修了者には、県が日本政策金融公庫等と連携し、経営改善に向けたフォローアップを行います。
応募資格、申込方法
1
応募資格
次のすべての要件を満たすこと。
①県内在住者であること。
②就農後概ね5年以上で40歳くらいまでの若手農業者であること。
③経営権を持つ者あるいは経営権の移譲を受ける予定の者であり、経営改革に意欲を
持っていること。
※全講座を受講することが原則です。
2
募集人員
3
受講料
4
申込方法
20 名程度
無料(ただし、研修会場までの交通費等その他の経費は自己負担です。)
受講申込書を下記申込先まで提出してください。
詳しくは募集要項をご参照ください。
農業総合研修センターのホームページからダウンロードできます。
農業総合研修センター:http://lupinus-p.jp/k_center/
5
申込受付期間 平成28年7月21日(木)~平成28年8月10日(水)
6
申込先・お問合せ先
〒884—0005
宮崎県児湯郡高鍋町大字持田5732
県立農業大学校農業総合研修センター
TEL 0983-23-7447
担当:甲斐、長渡
FAX 0983-21-1744
実施主体:宮崎県農政水産部 農業経営支援課
講座運営:みやざき次世代農業者養成塾コンソーシアム
(学校法人宮崎総合学院、アグリコネクト株式会社)
トップランナー養成塾カリキュラム(予定)
回
内 容
月
開講式
8月
1 30日
(予定)
講義
グループワーク
講義
2
9月
グループワーク
3
9月
中間ミーティング
講義
4
10月
グループワーク
5
6
7
8
1月
下旬
2月
2月
経営理念に基づくケーススタディ
人材育成と組織づくり論
「経営理念を浸透させる人材育成」(講師:石田陽一)
自らの農業経営における経営理念を考える
農業経営の外部環境と自社の強み・弱みを整理する
~SWOT分析とクロス分析~
農業経営者のリーダーシップ論
「先進的な農業経営者の経営から学ぶ」(講師:浅井雄一郎)
地域の農業者と共に農業経営課題を共有
農業のグローバル化対応論
「日本農産物の輸出戦略、各国のマーケットと農産物輸出を
成功させるポイント」(講師:西川太郎)
講義
新たな事業展開(6次化、加工等の起業)
「県内農業経営者の6次化事例に学ぶ」(講師:福冨博之)
講義
+
グループワーク
講義
+
グループワーク
農業経営とリスク(リスクマネジメント)
「リスクマネジメントの考え方及び農業経営に関するリスクと
その対策について」
(講師:東京海上日動リスクコンサルティング株式会社ほか)
農業経営における金融 ~外部からみた課題~
①「農業経営における財務の管理 ~事例を使った農業経営の
数値分析~」(講師:日本政策金融公庫)
②「農業の成長産業化に向け地元宮崎の地域金融機関
から見た農業経営の課題」(講師:宮崎銀行)
中間ミーティング 事業計画発表に向けて
講義
9
経営戦略実践論
「農業経営における経営理念と経営戦略」(講師:熊本伊織)
講義
11月
12月
上旬
知事講話(予定)
グループワーク
閉講式
経営戦略実践論
「地域を牽引する農業リーダーへ」(講師:古山和宏 (予定))
事業計画の発表
~塾生による事業計画のプレゼンテーション~
修了証書授与
開催時間:原則10:30~17:00を予定(内容によって変動する場合があります。)
会場:県立農業大学校農業総合研修センター(高鍋町)を中心に実施予定
昨年度の受講者の声
「自分の考えをまとめる貴重な機会であった。多くのことを学び前に進みたい。」
「農業をする上で何を目的に、何を考えて経営するのか参考になった。」
「経営理念の考えが参考になった。グループミーティングでいろいろな話を聞けるのがよい。」
予定をしている主な講師陣
◇公益財団法人松下政経塾
顧問 古山和宏(予定)
◇株式会社浅井農園
代表取締役 浅井雄一郎
1959 年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業後、松
下政経塾に 3 期生として入塾。その後、オーストラリア国
立タスマニア大学で講師を勤め、松下政経塾 常務理事 研
修塾塾頭を 15 年間勤め、2016 年より現職。
1980 年三重県生まれ。甲南大学 理学部化学科卒業、
2016 年 3 月三重大学大学院 博士後期課程修了。
(株)浅井農園 代表取締役/うれし野アグリ(株) 取締役/
みえ次世代ファーマーズ miel 代表理事。
創立者松下幸之助から直接指導を受けた、草創期の塾生。
在塾中の研究テーマは「教育・人づくり」。タスマニア大
学での勤務時には、日豪の教育比較研究を行う。
大学卒業後、農業コンサルティング会社、リサイクル関連
会社、農産物の企画開発商社を経て、三重県津市にてトマ
トの生産を開始。
2002 年より、母校・松下政経塾にもどり、後進の指導に
あたっている。また、2013 年に開校した日本農業経営大
学校にも準備段階から関わり、審議委員・講師を務め、将
来の日本の農業を担う人材の育成にも携わっている。
より高品質なトマトを生産する為、三重大学大学院に入学
し、2013 年に卒業。トマトのゲノム育種研究などに取り
組む。また、三重県内の若手農業者による団体である「み
え次世代ファーマーズ miel」を設立し、地域内の若手農業
者が連携してネットワークを構築し、地域農業の課題解決
にも取り組んでいる。
◇株式会社 JTB 西日本
食農海外販路支援室 部長 西川太郎
1966 年滋賀県生まれ。同志社大学商学部卒業後、JTB 入社。
(株)JTB コミュニケーションズでの販路開拓事業、(株)JTB
西日本での法人営業等に携わり、2014 年より現職。
長年にわたり、食と農に関する国際コンベンションや国
内・海外でのマッチングビジネスを手掛けてきた。
2009 年から農林水産省補助事業として「全国キャラバ
ン!食の発掘商談会」を実施。2014 年から毎年開催して
いる、国内最大規模の事前マッチング型国際食品商談会「沖
縄大交易会」において、マッチング業務運営を一手に引き
受けるなどの実績を残している。
海外では、2014 年からシンガポール、香港、台湾にて実
施している「Japanese Foods Trade Fair」の企画・運
営を統括。上海やクアラルンプール、香港でも PR イベン
ト、アンテナショップ、商談会などを開催し、日本全国の
特産品 PR を精力的に行っている。
◇アグリコネクト株式会社
農林水産省「平成 26 年度 情報工学との連携による農林水
産分野の情報インフラの構築に関する研究戦略検討会」、
「平成 27 年度 委託プロジェクト研究に係る研究戦略検
討会」の委員などを歴任。
◇株式会社めぐり
代表取締役 石田陽一
1984 年神奈川生まれ。酪農家の 3 代目である。
2007 年に酪農学園大学を卒業。大学卒業後はニュージー
ランドの大規模酪農家への海外農業研修を通して、世界最
先端の酪農システムを経験。
2008 年に帰国し実家の石田牧場へ入る。2009 年、(有)
石田牧場として酪農教育ファーム認証を取得。神奈川県畜
産環境コンクール最優秀賞 2 年連続受賞。
2015 年 11 月には農場 HACCP を取得。国内では 8 例
目となり、神奈川県では第 1 号となる。
首都圏に近い立地と、地域にいる若手農家、豊富な農産物、
という強みを活かし 2011 年に「ジェラート屋めぐり」を
開業。
2014 年には連携農家から出資を募り、(株)めぐりを設立。
地域とともに成長する農業経営を実践する。
代表取締役社長 熊本伊織
大阪府立大学経済学部卒業後、松下電工(株)入社。2006
年に(株)船井総合研究所に入社し、企業の農業参入支援に
従事。エム・アイ・コンサルティンググループ(株)に参画
し、農業コンサルティング事業立ち上げ、アグリ事業部統
括ディレクターを経て 2013 年より現職。
農業経営者育成に関しては、熊本県庁「くまもと農業養成
塾(塾長:蒲島知事)」、ながの企業的農業経営実践塾、
信州農業 MBA 研修、岐阜県農業責任者育成訓練校、など
の企画・プロデュース・講師を務めるほか、京都府農業人
材育成アクションプラン委員会専門委員などを兼務。
その他、コンサルティングでは国内外の政府、企業、農家、
業界団体の農業ビジネスに関する支援を行っている。
その他
◇6 次化に取り組む県内農業経営者
(有限会社福冨農産 代表取締役 福冨博之)
◇東京海上日動リスクコンサルティング株式会社
東京海上日動火災保険株式会社
◇株式会社日本政策金融公庫
◇株式会社宮崎銀行