2015 年度 実験生物慰霊式/実験生物慰霊祭の開催について 2015 年度に早稲田大学では二つのキャンパスで実験生物慰霊式、実験生物慰霊祭 が執り行われました。 ①2015 年度 実験生物慰霊式(先端生命医科学センター) 11 月 10 日(火)先端生命医科学センター3F セミナールームにおいて、第 7 回実 験生物慰霊式が開催され、教職員、学生等約 150 人が参列しました。 まず、理工学術院長大石進一教授より挨拶があり、生命科学分野の教育・研究のため 貢献した実験生物への感謝と、犠牲となった生命への哀悼の念を表しました。 次に、生物実験に携わる代表より、3R の理念に基づいた実験動物への配慮と、実験 を通じて得られた成果を社会・学問の発展に還元することを誓う慰霊の言葉が述べられ、 参加者全員で犠牲となった生命に黙祷を捧げました。 学生代表挨拶では、生物実験を行う際は実験動物に対し心の中で手を合わせるなど、 日頃心がけていること、今後も 3R の理念に基づき真摯に取り組んでいきたいという抱 負が述べられました。 その後参加者全員による献花が行われました。 ②2015 年度 実験生物慰霊祭(所沢キャンパス) 12 月 5 日(土)所沢キャンパス「実験生物の碑」前において、第 27 回実験生物慰 霊祭が開催され、晴天の下、人間科学学術院、スポーツ科学学術院の生物実験に従事す る教職員、学生等約 30 人が参列しました。式典では、中氷川神社の宮司による慰霊の 儀式、両学術院を代表した挨拶、および本年度の実験生物の使用状況の報告がありまし た。 まず、中氷川神社の宮司による祭文奉上、玉串奉てん、昇神の儀等が執り行われ、全 ての犠牲となった実験生物に対して参列者全員による黙とうが捧げられました。次に、 スポーツ科学学術院川上泰雄教務主任より挨拶が行われ、研究における実験生物の貢献 に対して、研究者として常に感謝と哀悼の念を持ち、これからの研究に取り組んでほし い、との言葉が述べられました。 最後に本年度の実験生物の使用状況が読み上げられ、厳粛のうちに慰霊祭を終了しま した。
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