笑ん座（えんざ）カフェ 鎌倉市岡本２－２－１ ＤＩＫマンション１０５ ＴＥＬ／ＦＡＸ ０４６７－８１－３１３１ ゆったりとした大きな引き戸が目を引く店構え。明るくウッディな外観が魅力的で す。通りがかる人が足を止めては中を覗きこみます。大船駅西口近く、柏尾川沿いに 素敵なお店ができました。 「障健混在、隔たりのない関係づくり」を目指して就労支援などの活動を行ってい るＮＰＯ法人かまくら笑ん座。活動当初から利用者の居場所づくりは大きなテーマで した。「障害があってもなくても共に地域の中で笑顔でいられる場所を提供したい」 その思いが詰まったカフェがついにオープン。「当日は朝から何度も涙が出て」と笑 う代表の伊藤さん。長らく探していた物件に出会ったのが今年の初めごろ。元はスナ ックだった店内の改装を自分たちの手で少しずつ行ってきました。備品の撤去から壁 紙の交換作業、木材の貼り付けなど、時間はかかりましたがその甲斐あって、ナチュ ラルで居心地のよい空間が完成しました。 広々としたバリアフリーの店内。テーブル間隔がゆったりとられ てくつろげる。 メニューは日替わりのランチやデザート、ドリンクなど。信頼する料理研究家の監 修のもと考えられたというメニューは目にも舌にも、体にもうれしいものばかり。 「利 用者さんにも地域の人にも心地よい場所になれば」という伊藤さんたちの思いが随所 に感じられます。店内には城廻の事業所で製作されたアクセサリーや袋物、手織りの コースターなどの雑貨が並び、毎週火曜には鎌倉野菜の販売もあります。 この日のランチは豚 肉のしそチーズフライ、 にんじんのサラダ、ポテ トサラダ、冷奴など。ど れも丁寧な調理がほど こ されほっと する 味 わ い。野菜の入荷状況や 気候にあわせて献立を 工夫されるそうです。 火曜日の野菜販売。旬のものを中心に１０種ほど。バタ ーナッツやコリンキーなど珍しい野菜にも出会える。 写真のチョコレートケーキのほかに抹茶のケーキも濃厚 でおすすめとのこと。 「店に立つスタッフや利用者の皆さんと共に、 ゆっくりと地域に溶け込んでいきたい」と派手な 宣伝はしてこなかったそうですが、それでもそっ と扉を開く人がひとり、またひとりとやって来ま す。おいしいお料理とのんびり過ごせる素敵な空 間、すぐに話題のお店になりそうです。 笑ん座カフェ 鎌倉市岡本２－２－１ ＤＩＫマンション１０５ ＴＥＬ／ＦＡＸ ０４６７－８１－３１３１ 営業時間 １１：００～１５：００ 定休日 土日祝 かまくら笑ん座ＨＰ http:/ /www.k amakur a-enza .or.j p/
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