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「奈良市税外債権回収等業務」委託に係る公募型プロポーザル
における質問事項及び回答内容について
【質問1】
(1) 本業務の委託債権の概要及び内訳に関して
①-⑯までに関して、これらの債権は本事案前に弁護士、サービサー等にて委託回収を
行われていたでしょうか。実施されていた場合の回収率と回収金額をお知らせいただき
たい。
【回答1】
⑤奈良市生業資金、⑥奈良市身体障害者福祉資金、⑦奈良市世帯更生援護資金、⑩奈
良市母子福祉生業資金、⑪奈良市母子福祉資金・奈良市寡婦福祉資金については、今回
の業務委託に含まれていない貸付金 2 債権とまとめて、平成 25 年 2 月 1 日から平成 28
年 3 月 31 日まで弁護士法人に委託し、9.2%
11,624,835 円を回収しています。
また、③住宅使用料についても、平成 25 年 2 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで弁
護士法人に委託し、1.3% 4,732,056 円を回収しています。
【質問2】
(1) 本業務の委託債権の概要及び内訳に関して
①-⑯までに関して、現在時点で債権者に架電可能な電話番号、携帯電話番号は判明し
ていますでしょうか。
【回答2】
募集要項作成時点において、各債権所管課で債務者の電話番号を把握している件数は
次の通りです。
①墓地火葬場費使用料
0件
②診療所費使用料 13 件
③住宅使用料 0 件
④駐車場使用料 0 件
⑤奈良市生業資金 0 件
⑥奈良市身体障害者福祉資金 11 件
⑦奈良市世帯更生援護資金
22 件
⑧幼稚園費使用料(入園料) 4 件
⑨幼稚園費使用料(保育料) 56 件
⑩奈良市母子福祉生業資金
0件
⑪奈良市母子福祉資金・奈良市寡婦福祉資金 62 件
⑫破砕スクラップ売却処分収入 1 件
⑬アルミスクラップ売却処分収入 1 件
⑭大型鉄売却処分収入 1 件
⑮廃自転車売却処分収入 1 件
⑯河川総務費使用料(法定外公共物水路占用料) 3 件
【質問3】
(1) 本業務の委託債権の概要及び内訳に関して
①-⑯までに関して、期中に増減のある債権はございますでしょうか。
またそれらの債権データは委託時、増減の報告時に統一されたデータ形式でお渡しい
ただけるのでしょうか。
【回答3】
現時点(平成 28 年 7 月 19 日)において、委託予定債権を増減する予定はありません。
また、債権データにつきましては、債務者情報、債権額等を Excel(マイクロソフト)
にて提供可能です。
【質問4】
委託料予算額について
年度ことの割り振りと予算値の概要の根拠をお伺いしたい。通常委託初年度の回収率
が高くなり、時経過とともに回収率が落ちるため委託料も同様に推移することが通例で
すが、貴市予算では後半 2 年度とも同額となっております。
【回答4】
委託料につきましては、成功報酬と回収不能報告書作成額で構成されています。
委託当初に回収率が高く、後半になるにつれ回収率が落ちると、成功報酬額は委託当
初は高くなりますが、後半になるにつれ徐々に下がることになります。
一方、回収不能報告書作成額につきましては、債務者等への調査及び証拠資料の収集
が必要となるため、委託当初の回収不能報告書作成額は少なく、調査が進む後半になる
につれ高くなります。
以上のことから、成功報酬と回収不能報告書作成額を個別に見ると、時期により成功
報酬と回収不能報告書作成額は変動しますが、成功報酬と回収不能報告書作成額の合算
として見ると、
委託期間を通して一定額で推移すると予想されることから、
平成 29 年度、
平成 30 年度の委託料を同額としています。
【質問5】
(2)委託債権の回収にかかわる業務内容に関して
⑤ 領収書の発行 とあります。預り金のため弁護士法人名にて領収を発行することが
できませんが、こちらは預り金の受領書でも問題ないのでしょうか。
【回答5】
本業務委託は、地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 158 条第 1 項による徴
収事務の委託となります。したがって、徴収を委託された私人(事業者)は、徴収に係
る一連の事務を自己の権限として行うものでありますので、収納に係る領収書も受託人
の名で発行していただくことになります。