就職連絡担当者会同

労働局、職業安定所等と情報交換
鳥取地本、就職連絡担当者会同を実施
鳥取地本は7月12日(火)、米子駐屯地において就職連絡担当者会同を実施しまた。
鳥取地本をはじめ援護協会広島支部、美保基地、美保通信所、高尾山分屯基地の援護担当
者と鳥取労働局、鳥取・倉吉・米子の各職業安定所、鳥取県商工労働部の各担当者及び援護
相談員が参加し、自衛隊と各機関との相互理解を図り就職情報を交換しました。
冒頭の挨拶で鳥取地本の牧野援護課長は「退職自衛官を就職援助する我々にとって、県内
の雇用・就職事情に関する知識を持つことは大切な事であり、各機関との情報を共有し、本
会同を通じて更なる連携を図ります。」と話しました。
会同では援護協会広島支部が協会の組織と活動を説明し、鳥取地本及び各部隊の援護担当
者は自衛隊の行う就職援助業務について説明しました。
鳥取労働局の担当者は県内の労働市場について、「販売・サービスといった職業の求人倍
率は2.0倍を超え、正社員の有効求人倍率も過去最高であった平成23年の0.77倍に
迫る0.73倍となり、今後も全体としては回復傾向にあると考えるが、業種によっては隔
たりがあり、賃金は雇用と比して改善が遅れている状況」と報告したのをはじめ、県内各職
業安定所は所掌する管内の雇用状況を説明しました。また、鳥取県商工労働部の担当者は県
の実施する就職支援施策を紹介しました。
質疑応答では、外部機関から自衛隊に対し自衛官の任用制度や援助状況、「地域防災マ
ネージャー」制度について、部隊から外部機関へは定年制等50歳代の採用状況についての
質問などがあり、また援護相談員からは雇用協等協力団体との連携による就職基盤の拡大な
どについての提言もあり、活発な意見交換が交わされました。
鳥取地本は会同で得られた多くの就職情報を、今後の就職援助の基盤拡充に役立ててまい
ります。