第6師団広報紙

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「
います。
~第
普通科連隊~
155ミリりゅう弾砲 第(
6特科連隊)及びUHー1
(第6飛行隊)などの装備
品を加え、それぞれの性能
諸元の説明にあわせ多彩な
動きを披露し、会場からは
~大和駐屯地創立六十周年記念行事~
節目の創立記念を盛大に開催
駐屯地司令は来賓者に対
大和駐屯地(駐屯地司令
大西2佐)は六月五日、駐 感謝を述べるとともに、
屯地創立六十周年記念行事 「六十周年の節目にあたり
今一度我が部隊の歴史と伝
を開催した。
多数の招待者と六千名を 統を噛み締め、更に発展さ
超える来場者が訪れ、梅雨 せて後輩に継承していくこ
入り前の青空のもと大いに との重要性をあらためて強
く感じている」と式辞を述
賑わった。
べた。引き続
き行われた観
閲行進では、
戦車、装甲車
などが大迫力
かつ整斉と行
進しその威容
を示した。
その後に行
われたオート
バイドリルで
は、卓越した
大きな歓声が上がった。
さらに、大人気の戦車体
験搭乗には長蛇の列ができ
るなど、この日を待ちわび
た観客から「音がすごい」
「この日を待ってました」
甲機動車 第(
など多くの喜びの声が聞か
普通科連隊 、) れた。
技術で来場者
を魅了し、続
く機動をとも
なう装備品展
示では、軽装
華麗なオートバイドリル
「志、そして挑戦」を胸に
第 普通科連隊(連隊長
西村1佐)は、離島防衛を
想定した訓練検閲において、
連隊長の要望事項である
「準備の万全」「勝利への
飽くなき執念」「やるべき
ことをやる」を実現すべく
本訓練検閲に臨んだ。
長距離機動では、先遣さ
れた情報小隊から逐次前進
経路の状況を確認し安全、
確実に目的地への到着、そ
の後の管制灯火による夜間
行進では警戒態勢を厳にし
つつ、緊張感をもって陣地
進入を開始した。
その後、第6施設大隊か
ら事前に受けていた専門的
な指導を十分活用し、さら
に地域の特性を踏まえたラ
イナープレートの活用によ
る掩体構築を実施し、堅固
な防御陣地を構成した。
防御戦闘においては、諸 指揮官損耗など
職種相互が密接に連携し、 の状況下におい
ても、確実に指
揮の継承を行い、
継続した総合戦
闘力を発揮して
隊、頼りになる
所要の任務を完
遂した。
連隊は、連隊
長要望事項であ
る「志、そして
挑戦」「強い部
連隊の育成」を
具現すべく更な
る精強部隊を目
指し邁進する。
戦闘工兵の誇りをもって
地へと前進した。
防御準備間は、広範多岐
にわたる障害の構成及び陣
地の構築、特に、大隊訓練
検閲初参加となった 式機
動支援橋架設においては、
~第6施設大隊~
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約六十mの河川に対して、
土嚢による土留め、堅固か
つ十分な高さを確保する等
想像力・創造力
を発揮し、防御
陣地及び障害の
構築を実施した。
また、防御戦闘
間においては地
雷原の閉塞や障
害の構築を行う
など、作戦の全
福島県から夫婦でハーフ
マラソンに参加した第 普
また、駐屯地に訪れた約
三万名の方々に自衛隊に対
する理解を深めてもらった。
けた。
めかけた多くの
市民の声援を受
けて、赤く色付
くサクランボ果
樹地帯を駆け抜
ナーは沿道に詰
令をはじめ、多
数の隊員が参加
した。
晴れ渡った青
空のもと、ラン
ンの部で出走し
た馬塲駐屯地司
とともに、
大会のスタータ
ーを務め、自ら
もハーフマラソ
この大会は、駐屯地を発
着点に周辺の果樹地帯を駆
け抜ける東北最大級のマラ
ソン大会で、全国各地から
一万二千人余のランナーが
エントリーする
だき、あっという間の二十
一㎞でした。と笑顔で感想
を語った。
元気をもらい、さくらんぼ
農家の方からは持ちきれな
いほどのさくらんぼをいた
神町駐屯地(駐屯地司令 ての参加でしたが、沿道に
馬塲陸将補(当時))は六 設置されたミストシャワー
月五日、東根市主催の「第 が気持ちいい最高の天候で
十五回果樹王国ひがしねさ のマラソンになりました。
くらんぼマラソン大会」の 走っている時は地元の小中
開催を支援した。
学生の応援とハイタッチに
~果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン~
東北最大の イベントを支援
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な教育を受け、その知識と
技術を活用した堅固な防御
陣地及び障害を構築した。
また、第6施設大隊は最
新の装備品である 式機動
支援橋を実際に河川に架設
する等、施設器材の能力を
十分に発揮させて各種防御
陣地を構築、さらに部隊の
攻撃に対する有効な障害の
構成も行った。
防御戦闘において各級指
揮官は、明確な企図の下に
適時適切に命令を付与し、
現地の地形地物と障害を有
効に活用するとともに、協
同部隊と連携した確実な火
力発揮により、敵部隊の進
攻を阻止した。さらに、戦
闘で発生した負傷者後送で
は、第一線の救護を適切に
実施し、あらゆる手段を講
じて組織的な救護・後送を
実施した。
戦闘団は旺盛な責任感と
相互信頼が部隊の士気を上
げ、大きな事故もなく、師
団長の要望事項を確実に具
現し、任務を完遂した。第
6師団は練磨無限、あらゆ
第6施設大隊(大隊長・ 全隊員が一枚岩となり臨ん
白石2佐)は「第 戦闘団 だ。
に配属された施設大隊の行
大隊検閲に先立ち2週間
動」について訓練検閲を受 の期間の中で作戦準備を行
閲した。
い、出動態勢を完成させ、
大隊は、大隊長の要望事 長距離機動では、車長及び
項「戦闘工兵大隊としての 操縦手を適時に交代させ、
誇りと自覚を見せよ」「戦 じ後の戦闘に備え疲労を軽
闘工兵としての知識と技能 減する等の処置を行い目的
を結集せよ」のもと、
戦車用構築資材を使用し
局面において戦
闘団の作戦を縁
け、その任務達
成に寄与した。
年で三年連続、夫婦そろっ
夫婦でゴールイン
堅固な防御陣地を構築し敵を待ち受ける
障害を構築する隊員
の下から支え続
大人気の戦車体験搭乗
通科連隊の金戸2曹は「今
第6師団のホー
ムページもご覧
ください。
継続的な火力を発揮
戦闘団指揮所掩壕の構築
対戦車地雷を埋設
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構成を実施しました。訓練 た指揮所掩壕の構築という
準備間から構築要領を検討、初めての任務でしたが、戦
作業においては創意工夫資 闘工兵としての自覚と誇り
材の活用等に努め、中隊の を忘れずに任務達成に邁進
任務達成に寄与することが しました。
できました。
河川に構築する07式機動支援橋
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大隊初となる浮遊障害の
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る事態へ対処すべく前進す
る。
通信手として初の連隊検
第20普通科連隊
1士 粟野 顕
約400kmの長距離機動
第6施設大隊
3曹 土屋 友希
」
第20普通科連隊
3曹 齋藤 克紀
分隊長として初の連隊検
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第6師団(師団長・掛川陸将(当時))は、六月六日から十四日までの間、王城寺原演習場などにおい
て、平成二十八年度第一回師団訓練検閲を実施、第 普通科連隊(連隊長・西村1佐)と、第6施設大隊
(大隊長・白石2佐)が訓練検閲を受閲した。
優秀隊員の
コメント
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本検閲は第 戦闘団とし 「想像力・創造力を発揮せ
その後、集結地に到着す
て訓練に臨む、第 普通科 よ」「指揮の要訣を銘肝せ るや速やかに偵察を開始、
連隊及び第6施設大隊に対 よ」 安全管理を徹底せよ 主陣地及び前方陣地等の選
し、訓練評価を評価すると の三点を要望した。
定、対抗部隊の攻撃要領を
ともに、じ後の進歩・向上
受閲部隊は、約4百キロ 見積り、防御戦闘において
を促すことを目的として行 の長距離機動に引き続き夜 想定される事態へ想像力・
われ、掛川師団長(当時) 間の演習場内を管制灯火車 創造力を十二分に発揮した
は訓練開始式において、
防御の陣地の構築を開始し
両機動した。
た。
本検閲に先立ち、第 普
通科連隊は第6施設大隊か
ら掩体構築に関する専門的
4月から第3科先任陸曹
第20普通科連隊
1曹 日向 高宏
として上番し、皆さんに支 閲に参加し、分隊員が自分 閲に参加し、自分に与えら
えられ任務達成することが の掌握下に積極的に入り、 れた任務を理解し精一杯取
できました。
充実した検閲になり、中隊、り組みました。
この経験を糧に今後も精 連隊の任務達成に貢献出来
今回の経験を、今後の訓
進して行きたいと思います。 てよかったです。
練に生かして行きたいと思
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第6施設大隊
2曹 鈴木 太郎
師団長要望事項
師団長統率方針
第6師団広報紙