2016年07月20日 古江なおこ議会報告 2016夏季号 古江なおこ、議会報告

自民党市議団議会報告
自民党市議団
平成28年
夏 季号
平成28年夏季号
犬迫町の土地を横井埋立処分場(2工区)の覆土取場用地
として取得する議案を審査、可決。
委員会
環境文教
審査より
1 土地の面積
28,553.56㎡(山林原野、宅地)
2 取 得 価 格
87,688,457円
3 取得の相手方
鹿児島市土地開発公社
4 経 緯
自由民主党鹿児島市議会議員団
〒892-8677 鹿児島市山下町11-1
TEL.099(216)1435 FAX.099(222)4771
http://jimin-ks.com/
● 平成14年6月 横井埋立処分場(2工区)の覆土取場用地
● その後、現北部清掃工場の建築工事からの発生土を覆
の取得について、鹿児島市土地開発公社と土地売買に
土として活用するなど覆土の効率的な使用に努めたこ
関する覚書(平成32年までに取得する)を締結。
と、分別収集の実施により埋立ごみが減少しているこ
● 平成15年10月 鹿児島市土地開発公社が当該土地を
となどにより、当該土地の取得を延期していたが、今
取得。
5 横井埋立処分場の残容量年数:約60年
6月議会 一般会計においては、
補正予算
億
万 千円を追加し
埋立処分量の実績
9 1,829 1
市民の皆様が分別収集に協力いただいたお蔭で、ごみの埋立処分量が、平成13年度166,806㎥に比べ、
平成27年度は36,556㎥、内覆土使用量も53,999㎥から5,759㎥へ約10分の1に減少しています。
総額で 2,431億 429 万1千円 可決
保育所、児童クラブの待機児童解消に向けて、
補助内示見込による施設整備費補助等8億541万円増額補正
児童クラブについては、
回取得するものである。
委員会
総務 消 防
で 報告
土地開発公社は、年度内に解散へ
昭和48年6月、市に代わって将来の事業に必要な用地
取得を依頼していない。平成21年の総務省の指摘。最後
を取得するため、市の外郭団体として設立。しかし、公
に残っていた犬迫の土地についても今議会で市が取得す
共施設などの整備が進み、平成20年以降、市から公社に
ることを可決したため、一定の役割を終えたと判断。
保育所については、
今回、市設置のクラブ10か所(専用施設4か所、余裕教
平成28年4月1日現在、利用待機児童数151人(地域別:
室6か所)と民間児童クラブ2か所(専用施設)を加え、12
中央6人、鴨池38人、谷山北部66人、谷山25人、松元9人、
か所が整備されることになり、平成28年5月1日現在の
本市に居住している児童で他市町村の保育所の入所を希
待機児童数298人中、139人の待機が解消されることに
望している7人)でありますが、今回、保育所7施設を整
なります。
備することにより、360人の定員増となりま
平成18年度58クラブ2,500人が利用していた児童ク
す(坂元60人×2、鴨池60人、城西50人、松
ラブは、平成28年度113クラブ、5,109人が利用するま
元50人×2、小野30人)。
でになりました。
安全安心住宅ストック支援事業
耐震診断等に係る申請件数の増加に伴い、2,300万円増額補正
昭和56年5月31日以前に着工された戸建住宅に対し
て、耐震診断を行う費用の一部を補助すると
の熊本地震発生以降、耐震診断の申請件数が当初予定し
ていた30件をすでに上回り36件、耐震改
共に、耐震診断の結果、耐震性が不足
修工事も予定の20件に対し11件と
していた戸建住宅の耐震改修工事の費
なったため、それぞれ、60件、40
用の一部を補助するものですが、4月
件と増額補正をするものです。
自民党市議団議会報告
上町ふれあい広場及び上町の杜公園の指定管理者決定
かんまちあ 10月21日オープン
平成28年夏季号
稲荷川の避難勧告の発令基準
「氾濫危険水位」
を3.20mに見直し
最近「経験したことのない大雨」
「記録的な大雨」
「50年
村が避難勧告を発令するための「避難判断水位」や「氾
に一度の大雨」という言葉を多く耳にするように、大雨
濫危険水位」が見直されました。
災害が「局地化」
「集中化」
「甚大化」し、これまでの想定
稲荷川については、これまで水位、上流域の雨量など
を超える災害が頻発しています。
を総合的に判断して避難勧告を発令していましたが、「氾
さらに、河川の水位が短い時間で急激に上昇するなど
濫危険水位」が3.20mに見直され、この水位が避難勧告
の状況も見られており、今回、鹿児島県において、市町
の発令基準となりました。
○水位の種類と避難情報
白い膜屋根がシンボリックな上町ふれあい広場及び上
は、四季折々のイベント誘致、上町オリジナルイベントの
町の杜公園がいよいよ、10月21日オープンします。愛称
開催、
芝生を活用した環境教育学習教室等を提案しており、
も292点の応募の中から選ばれた、大龍小学校4年生が命
地元のまちづくり団体等とも連携し、上町の活性化に繋が
名した「かんまちあ」に決定し、完成記念式典において表
る活用を図っていただきたいと思います。
彰されます。
「かんまちあ」と東側駅前広場を結ぶ接続道路もオープ
指定管理者に決定した「鹿児島県造園事業協同組合・大
ンの10月までに、整備される予定であります。
○川の近くに住んでいる方は、避難情報等情報収集に努めてください
福コンサルタント株式会社・株式会社フタバ共同企業体」
1. オープニングイベント
①日 時
②内 容
平成28年10月21日(金) ∼ 23日(日)の3日間
公募型プロポーザル方式により、委託業者を選定し、
今後詳細な内容を決定する。
2.施設の予約受付
①対 象 施 設
②受付開始日
③受 付 方 法
屋根付きイベント広場及び屋外イベント広場
平成28年8月1日(月)
窓口、電話、メール、FAXなど
(供用開始日までは市街地まちづくり推進課で受け付けることとする。
)
*8月1日からの予約は、屋根付きイベント広場の全面及び屋外イベント
広場の全面又は半面を独占し、イベントとして利用する場合で、その他
の利用については、10月から受付を開始する予定。
編集後記
4月に発生した熊本地震でお亡くなりになられた方々のご
したことに裏付けられています。
冥福をお祈り申し上げますと共に、被災され、未だ不自由
一方、熊本地震の影響で宿泊取り消し7万8,000人と本市
な生活を強いられている多くの方々に心からお見舞い申し
の観光にも大きな打撃でありましたが、間引き運転をして
上げます。
いた九州新幹線も7月4日から通常の本数に
隣県で発生しただけに、明日は我が身と不安を覚えた方
戻ったようです。1日も早い復興・復旧を
も多かったに違いありません。耐震診断の申し込みが急増
願っています。