平成28年度路線価発表

平成28年路線価発表
国税庁は、7月1日に相続税や贈与税の算定基準となる平成28年分路線価を発表しまし
た。
発表によりますと、約33万地点の標準宅地の評価基準額の前年比は全国平均で0.2%(前
年▲0.4%)と、8年ぶりに上昇に転じました。
上昇した都道府県は14ヶ所で、前年と比べると4ヶ所に増加しました。
その内訳は、
北海道、宮城県、福島県、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、広島
県、福岡県、熊本県(地震の影響は反映されていません)、沖縄県
一方、下落した都道府県は33ヶ所で前年の35ヶ所を下回り、大都市圏との二極化が進んでい
ることがわかります。
なおこの路線価は、1月1日時点での評価であります。
詳しくは、下記にアクセスしてください。
http://www.rosenka.nta.go.jp/
国税庁の路線価図(財産評価基準書)が今回から少しリニューアルされています。
これによって、相続税対策が新たに必要になる人や、見直しをしなければならない人も増えると
見込まれます。
この機会に、ご相談等がございましたら当事務所へご連絡ください。