業務基本仕様書 [PDFファイル/107KB]

新城ラリーを活用した愛知の魅力発信事業業務基本仕様書
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業務目的
本県は、全国・世界に打ち出せるスポーツ大会を招致・育成し、地域の活性
化につなげていくことを目指している。
本事業は、新城ラリーの魅力や情報発信力を向上させ、奥三河地域への誘客
拡大や特産品振興を通じた地域の活性化を図るものである。
この新城ラリー(平成28年11月4日(金)から6日(日)まで開催)は、全日本
ラリー選手権のひとつであり、51,000人の来場者があるイベントである。
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業務内容
(1)PRイベント等の開催
県内外の普段ラリーやモータースポーツに馴染みのない層に向けて、新城
ラリーの開催の周知を図るとともに、観戦を促すとともに地域の魅力をPR
するためのイベントを実施すること。
イベントの内容は企画提案を求めるが、諸条件は以下のとおり。
ア
豊田スタジアムPRイベント
・平成28年9月17日(土)の名古屋グランパスの試合開催時に豊田スタジア
ム(場外スペース)でPRイベントを開催すること。※会場使用料は無料
・マスメディアからも注目を集めるような内容とすること。
イ
その他PRイベント等
・その他、効果的なPRイベント等を行うこと。なお、イベントの開催に限
定しないが、イベントの場合は、多くの集客が見込まれる催事の中での開
催や、自動車関連企業などと連携した開催など、単独で実施するイベント
でなくても構わない。
(2)PR広告の実施
新城ラリーを多くの人に周知するためのPR広告を行うこと。なお、新城
ラリーの県内での認知度をより高めるための工夫をすること。
ア
開催前PR
新城ラリーのPR映像等を作成し、テレビ、新聞、雑誌、交通広告、デジ
タルサイネージ(電子看板)等を活用したPRを実施すること。
映像の内容やPR場所等について、PR効果を含め3つ以上の企画提案を
求める。
イ
当日PR
新城ラリー当日、主催者側からインターネットで配信される動画を会場外
のモニターで配信PRすること。
(3)PRリーフレットの作成
新城ラリーのPRリーフレットを作成すること。
リーフレットの内容は企画提案を求めるが、諸条件は以下のとおり。
・25,000部以上作成すること。
・A5サイズ、12ページ程度で作成すること。
・平成28年9月17日(土)のPRイベントに間に合うように作成すること。
・ラリーファン以外の方にも関心を持ってもらえるよう内容を工夫すること。
・あいちスポーツコミッションのPRも掲載すること。
・大会の観戦者拡大に効果的な配布場所を確保するとともに、上記イベント
の会場等でも積極的に配布すること。
・競技開催日(平成28年11月5日(土)及び6日(日))に、大会のメイン会場
である新城総合公園でリーフレットを配布する要員を2名以上確保する
こと。
(4)新城ラリー会場における愛知の魅力発信
競技開催日に、大会のメイン会場である新城総合公園において、愛知の魅
力(観光や特産品の情報など)を伝えるブース出展やステージイベントを行
うこと。※ブース・ステージ使用料は無料
なお、ステージイベントについては、主催者側が用意するステージや音響
設備を使用することを想定している。
出展内容やステージイベントの内容は企画提案を求めるが、ブースの諸条
件は以下のとおり。
・新城総合公園にはラリーファン以外も多く訪れることから、ブースはそれ
らの人々を取り込める内容とすること。
・地域の課題を題材としつつ、参加者が楽しみながら地域の魅力を体験でき
るような無料のワークショップなどを開催すること。例えば、移住交流対
策に実際に取り組む人のPRブースで子供が自然と触れ合えるようなイ
ベントを実施すること。
・なお、過去に開催された本大会では、生産団体などと連携した愛知県産の
花のPR等を行っており、こうした団体等から要請がある場合には、引き続
き積極的な連携調整を図ること。
(5)プレスツアー等の催行
国内外の報道やテレビ・ラジオ・雑誌等メディア制作関係者、旅行業者等
を対象としたプレスツアー等を催行すること。提案に当たっては、プレスツ
アー等の対象者の他、新城ラリー会場を含めた奥三河の魅力を堪能できるツ
アーコースとともに、効果が高い理由を明確にして提案すること。
(6)その他
・公共交通機関の利用促進に向けた取組をすること。
・上記の業務目的に合致し、効果的と認められる取組を企画提案すること。
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業務の実施期間
契約締結の日から平成28年12月28日(水)まで
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成果物の提出
実施結果報告書を日本工業規格A4判で3部作成すること。
また、報告書のデータをPDF形式で作成し、これを格納した電子媒体を1部
提出すること。
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委託料の支払い
精算払いとする。
ただし、受託者の資力を勘案し、必要に応じ、地方自治法施行令第162条第
6号及び愛知県財務規則第77条第7号の規定に基づく概算払いを可能とする。
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委託業務にあたっての留意点
(1)本業務は、プロポーザル方式によるため、プロポーザルで提案した事項は、
委託者の指示がない限り実行すること。
(2)受託者は、委託事業の開始から終了までの間、本事業を総括する責任者を
1名配置し、事業実施方法や進捗状況の確認等、事業の円滑な実施のため
に、定期的に県と連絡調整を行うこと。
(3)受託者は、業務に先立ち事業実施計画及び実施体制計画、スケジュール等
を作成し、委託者の承認を得て業務を実施すること。
(4)受託者は、事業の実施・運営に際し、委託者や業務を遂行するにあたり関
係する機関等との連携・調整を行うこと。
(5)受託者は、成果物の著作権(著作権法第27条及び第28条に規定する権利を
含む。以下同じ)を委託者に無償で譲渡するものとし、著作権人格権を行
使しないものとすること。また、著作権関係の紛争が生じた場合、一切受
託者の責任において処理すること。
(6)納入される成果物について、第三者が権利を有する著作物(以下「既存著
作物等」)が含まれる場合には、受託者は、当該既存著作物等の使用に必
要な費用の負担及び使用許諾契約等に関わる一切の手続きを行うこと。
(7)本仕様書に定めのない事項については、その都度委託者の指示を受けて処
理すること。
(8)受託者は、委託者から業務の進捗状況を把握するために資料等を要求され
た場合には、速やかに提出すること。
(9)本業務の実施に当たり、疑義が生じた場合は、委託者、受託者協議の上、
定めることとする。