第4回 あかちゃん広場 ご報告

第4回 あかちゃん広場 ご報告
7月12日(火)に、第4回目の「あかちゃん広場」を開催しました。生後3か月から1歳半のお子さんと
その保護者の方々とともに、笑顔あふれる 穏やかで賑やかな時間を めいっぱい楽しむことができました。
今回も、開場から30分ほど自由遊びの時間をとって
お子さんと保護者の方々がこの場所に慣れ、すこし緊
張がほぐれてきたところを見計らって、専攻科学生の
準備したプログラムを開始しました。
(毎回、開始時間が前後するのは、そのためです。)
いつものように「あなたのおなまえは」の歌に合わせ
て名前を紹介しあうことからスタートです。いつもと
同じゆったりしたメロディーが安心感を与え、これか
ら始まる出来事への期待を高めます。
集中力や探究心、達成感は机上で学ぶものではなく
生活の中で、遊びを通して経験的に身につけます。
身体をいっぱいに使って、
元気にお返事できました。
大人だって真剣!
オーボール、5個目に挑戦!
素晴らしい集中力!お見事!
「並行遊び」の時期とはいえ、お友達が近くにいると
いないとでは、その遊び方はずいぶんと変わります。
この高這い、初めて出来たんだそうです!
すいすいと自在に移動する姿は、自信に満ち
溢れていて、とっても素敵でした。
広く平らな優しい肌触りの床は 清潔で安全!
見守る側はとても安心です。この安心感が、
お子さんの探索意欲を さらに増すのでしょう。
この日、たくさんの「初めて」に出会いました。上でご紹介した「高這い」や、マグネット玩具を壁に
貼り付けたり取ったりして遊べたこと、バランスをとりながら遊具に上れたこと…など、お子さんたち
の「初めて」をともに喜ぶことができて、なんてありがたいこと、なんて幸せなんだろうと思います。
「できた!」という瞬間の誇らしげな目の輝きは、達成感を味わっている証拠。この喜びが学びへの意
欲を育み、さらなる挑戦へと誘います。優しいまなざしに守られた心地よい空間と美しい玩具、そして
なにより、月齢の異なる仲間の存在に触発されて、こどもたちの心と身体はぐーんと発達するんですね。
[名古屋柳城短期大学講師:勝間田明子]