【世界遺産ニュースレター2016】 東京上野にある「国立西洋美術館本館」を含む「ル・ コルビュジエの建築作品」が世界遺産に登録! 東京の上野にある国立西洋美術館本館 7月10日からトルコのイスタンブルで開催されていた世界 遺産委員会において、日本の「国立西洋美術館本館」を含む 「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築への顕著な貢献 -」が世界遺産に登録されました。 この遺産は、フランスやアルゼンチンなど7カ国に点在す る17資産で構成されています。複数の構成資産からなる 「シリアル・ノミネーション・サイト」であるのみならず、 日本初の国境を越えて存在する「トランス・バウンダリー・ サイト」です。また世界初の、複数の大陸にまたがる「トラ ンスコチネンタル・サイト」として注目されています。 日本からは4年連続の20件目、東京からは『小笠原諸島』 に続き、2件目の世界遺産です。 登録基準(i):建築及び社会に対し創造的資質を示している 登録基準(ii):過去の建築と決別した様式で、全世界規模で価値観の 交流が見られる 登録基準(vi):理論と作品において近代建築運動の思想と結びついている ■ 構成資産一覧 フランス(①ラ・ロッシュ・ジャンヌレ邸 ②ペサックの集合住宅 ③サボア邸と庭師小屋 ④ポ ルト・モリトーの集合住宅 ⑤マルセイユのユニテ・ダビタシオン ⑥サン・ディエの工場 ⑦ロ ンシャンの礼拝堂 ⑧カップ・マルタンの休暇小屋 ⑨ラ・トゥーレット修道院 ⑩フィルミニの 文化の家)ベルギー(⑪ギエット邸)スイス(⑫レマン湖の小さな家 ⑬イムーブル・クラル テ)インド(⑭チャンディガールのキャピトル・コンプレックス)アルゼンチン(⑮クル チェット邸)ドイツ(⑯ワイセンホフ・ジードルンクの住宅)日本(⑰国立西洋美術館本館)
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