平成27年度 園評価・関係者評価書

平成27年度 園評価・関係者評価書
園名
市立北条西保育所 1.保育目標
4.自己評価方法の適切さについての関係者評価
豊かな心と生きる力を育む
保護者アンケートに於いても、95%以上の方が園に対してほぼ満足されている。
概ね適切に評価されている。項目によってはもう少し評価が高くてもいいのではない
か。
2.本年度の重点目標
・明るく元気な子・・・健康な身体をつくり、体力の向上をはかる。
・みんなと仲良く遊べる子・・・友だちと仲良く、思いやりの心を育む。
・自分を表現できる子・・・遊びを通して考え、自分らしさを発揮し、友だちとの遊びを楽しむ。
3.自己評価結果(達成状況)【 A:達成している B:概ね達成している C:あまり達成していない D:達成していない 】
評価の観点
園
保
運
営
育 課 程
子 育 て 支 援
安 全 管 理
保 健 管 理
道徳・人権教育
特別支援教育
家庭 ・地域 ・
他校種との連携
評価項目(取組内容)
取組(達成)の状況
○職員の資質向上
・実戦的指導力の向上
・計画性のある研修の実施
○園務分掌の適切な機能と責任体制の整
備
・研修計画を立て各年齢別保育内容研修会、特別支援児担当者会、保育
士研修、自主研修会など職員間で調整し合い参加した。報告書を各自で
確認し、それぞれが学んだポイントを報告し合っている。
・職員は課題を明確にし、責任を持って自分の役割を果たしている。
○興味や関心に基づいた直接的な体験が
得られる生活の工夫
○友達と十分にかかわって展開する生活の
工夫
○幼児の主体性を大切にした指導
○幼児一人一人の発達の特性を踏まえた
指導方法の工夫
・子どものつぶやきや、ひらめき等を逃さないように受け止め、子どもの気
持ちを大切にして環境を整えたり、内容を考えて行くようにしてきた。
・年齢が小さな子どもの動線を考慮し、安全に工夫した環境を設定し、玩
具や絵本等を配置している。
・発達段階を考え保育し、行事や節目で子ども達の成長を保護者にも伝
わりやすいようにした。
○「親と子の育ち合いの場」としての役割や
機能の充実
・未就園児や保護者への園庭開放
・子育て相談、講座等の開催
○延長保育、預かり保育の実施
・年間3回園庭開放「キラキラランド」の実施を予定していたが、流行性の
疾患児があり1回中止した。PR不足だったのか参加者が少なかった。
・保護者の就労により早朝、延長保育と土曜日の午後保育を実施してい
る。急な事情で迎えの時間が遅くなる時も受け入れている。
・保護者が子育てに不安や悩みがある時は、丁寧に対応し必要に応じて
関係機関との連携を行った。
・一時預かり保育の希望はあるが、対応する職員がなく受け入れられない
ことが多かった。
○園舎の安全安心確保
・園舎や遊具の安全点検及び管理
○職員の安全管理能力の向上
・危機管理マニュアルの周知徹底と活用
・防犯、防災訓練の実施
○交通安全指導の推進
○健康観察、疾病予防、健康診断の実施
・毎月安全点検を行い、危険個所については未来課に報告し、対処しても
らっている。
・避難訓練を毎月実施し火災や地震、不審者対応訓練を行い、命の大切
さについて指導した。
・インフルエンザなど感染性疾患が流行そうな時は、マスクの着用やうが
い手洗いの徹底を家庭にも呼びかけ予防に努めた。
○幼児の体験や経験を通した、人権意識や
道徳性の芽生えの育成
・命の大切さにふれる体験の重視
・思いやりの心を育む環境の工夫
・豊かな感性、様々な気づきを育む環境の
工夫
・友達とのトラブルや関わりの中で、個々の性格や年齢に応じた対応を配
慮し、相手の気持ちに気付けるようにしていった。また、幼児同士で話し合
えるよう見守り、人の話をしっかり聞いたり、自分の思いを素直に伝えたり
することの大切さを知らせてきた。
・野菜の栽培を通して収穫の喜びを経験し、身近な生き物を飼育すること
で全ての生き物には命はあることに気付き、丁寧に世話をすることができ
た。
○一人一人の特性や発達課題に応じた支
援
○専門医療、教育機関との連携
○途切れない支援の推進
・家庭との連携
・幼稚園との連携
・療育室や地域福祉課、なゆた等と連携をはかり、定期的に情報交換を
行ったり、お互いの保育の様子を見学したりし、子どもの特性を把握し個
人に応じた指導計画の作成に努めた。支援児ファイルの作成。
・支援担当者は特別支援担当者会や学習会に参加し、専門の先生方から
もアドバイスをもらい自身の保育の向上にも努めている。
・連絡帳や送迎時に保護者と子どもの様子や変化、成長を伝え合ってい
る。行事の取り組みについては保護者話し合いながら進めていき信頼関
係も築けた。
・園だよりやクラスだより、保健だより等必要に応じて発行している。
・毎日の様子を年齢に応じて連絡帳や口頭で伝え合ったり、子育て相談
にのっている。
・年間2回個別懇談を行い、子どもの成長や課題などについて具体的に
アドバイスし信頼関係を築いた。
・まちづくり協議会の方の協力で、地域の文化や歴史にも触れる機会を
持っている。
・年間交流計画を立て幼稚園との交流を行い、行き来し幼稚園が身近に
感じられるようになった。
○信頼される園づくり
・情報の発信、受信
・園行事への積極的な参加の推進
○地域の特性に根ざした園づくり
・教育資源の活用(文化・人材・施設・自然)
○保・幼・小・中・高との連携
・互いの学びの場となる計画的な交流
評価
5.評価の観点ごとの関係者評価
自己評価・改善の方策
園自己評価結果及び改善の方策の適切さについての評価
・課題を持って研修会に参加し、積極的な学びを継続し、それらを十分保
育士間で共通理解できるように園内研修を行い、職員全体の保育の向上
に繋がるように努力する。
・日々の保育の振り返りを怠らず、問題点や課題が見つかった時には、園
全体で早期解決出来るよに努める。
・今後も多様な研修を重ね、職員の資質向上に努めてもらいたい。
・子ども自らが積極的に物や人、自然、社会現象等の環境とかかわり、
様々な経験を重ねることで生きる力を育み、心身の発達を促す豊かな体
験が出来るようにしていく。
・発達の個人差を考慮し、一人一人に寄り添い、きめ細かい保育を今後も
実践していく。
・園庭には四季折々の花があり心が落ち着く。環境は子ども達にとって大切なものな
ので、今後も感動体験が味わえるよう環境作りを引き続き行ってほしい。
・子ども達が自分から挨拶ができるようになったことに感心した。友達だけでなく保護
者や園外に出掛けた時には町の人にも声を掛けている。それにより、保護者同士も
挨拶を交わすようになったことは非常に良いこと。挨拶は人とのコミュニケーションの
基本なのでこれからも大切にしてほしい。
B
・園庭開放は子どもの遊び場の提供だけでなく、お母さん達の繋がりや子
育て相談の場となるように話しやすい雰囲気を作り、園が地域の子育て
支援の場となるように働きかけていくようにする。
・子育て中のお母さんの目に付きやすい地域の施設へもポスターの掲示
をお願いしていくようにする。
・早朝、延長保育を行う園児が多く、幼児と未満児を合同で保育している
ので安全な保育ができるよう職員を十分配置する。
・一時預かり保育の受け入れが出来るように、人員配置をお願いする。
・未就園児への園庭開放をもっと積極的にPRしていってほしい。
・毎日保護者と顔を合わせて園や家庭での様子を伝え合うことができる環境なので、
情報交換がし易く、思いが伝わりやすい。延長児などは、職員間で連携を取り、伝達
できるよう引き続き行ってもらいたい。
B
・施設や道具等が老朽化してきているので、しっかりと点検をし、安全に細
心の注意を払うようにする。
・いろいろな状況を想定した訓練を実施し、職員が危機管理意識を持ち対
処できるようにしておくことが必要。
・抵抗力の弱い子ども達が集団で生活している場なので、早や目の受診
と体力が回復するまでゆっくりと休養させてもらうことを保護者に理解を求
め感染予防に努めていきたい。
・後2年であっても、子ども達が健康で安全に過ごせる環境は保証してもらいたい。特
に園舎が老朽化してきているので安全点検をしっかり行い、危険個所については早
急な改善をお願いしたい。
・感染症が流行した時、掲示板や保健だよりで情報提供してもらえるので、保護者も
注意できるので助かります。
B
・様々な経験を通して、良い事と悪い事、人の痛みや喜びを感じることで、
周りの人たちに優しさが持てるように援助を行っていきたい。
・相手の気持ちを考えて声を掛けたり、待ったりできるよう保育者自身も子
どもの内面を理解し、子ども同士の仲間関係が深まるように努める。
・保育者が季節の変化を感じ取り、身近な自然とのふれあいの場を心掛
け、子ども達の発見に耳を傾けたり、感動体験を一緒に共感したりし、豊
かな感性が養えるようにしていきたい。
・叱るよりも褒めることで子どもは伸びる。肯定的な言葉掛けはとても良い。褒めた
り、認められたりする経験を積み重ねていくと自尊感情を育てることに繋がる。
・年上の子は年下の子を労わったり、優しくしたりしする。年下の子は年上の子に優し
くされると慕い憧れ、お手本として頑張ろうとする。これからも異年齢の関わりにを大
切にしてほしい。
・引き続き関係機関と連携を図り、アドバイスをいただきながら全職員の
共通理解のもと、よりよい支援ができるように取り組んでいく。
・支援児ファイルの作成により、その子の成長や困り感、必要な手立ての
仕方等、滑らかに引き継ぎが出来るようにしていきたい。
・どんな子に対しても子ども達は、仲間として個性の一つとして自然に受け入れてい
る。これからも研修を重ね、一人一人に丁寧に関わり大切に見守ってほしい。
・保護者とのコミュニケーションを大切にし、活動を話すだけでなく子ども
の頑張りや育ち、どんな経験をして何が育つのか、保育の中で大切にして
いる事などを具体的に伝えていく。
・まちづくり協議会の方とは同じ地域に住んでいる繋がりを意識することが
できるよう引き続き連携を取りながら、地域の方々とのふれ合いや文化に
触れる機会をもって行きたい。
・継続して幼稚園交流を行い、課題等について話し合い今後に繋がるよう
進めて行く。
・小学校との交流が出来るように働きかけていきたい。
・幼稚園との交流ができて良かった。幼稚園、保育所にはそれぞれ特徴を生かした
教育や保育があり、交流することでお互いに学ぶことも多くある。これからも交流を重
ね、より深められるよう計画をしてほしい。
・小学校との連携もお願いしたい。
B
B
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A