CRAFTS FAIR MATSUMOTO 2016

¦ ⽪ ⾰ ¦
MATSUSHITA HIROKI
Forest shoemaker
クラフトフェアに参加することの楽しさは何だろうかと考える。
新緑のあがたの森に、思いのこもった作品を⼿にして、多くのクラフトマン
が集まり はじまりを感じる空気感がそこにある。
同じ時代を過ごしていても、⼀⼈として同じモノもなく、作る環境も違い、
⾰という括りの中でも 表現⼒も発信⼒も思いや⽣み出すモノも違う。
毎 年 出 て い る ⼈ も 、毎 年 同 じ 空 気 を 出 す わ け で は な く 考 え や 、⽣ み 出 す モ ノ
が変化すれば、そこから発することも違うから、⾔葉も変化する。
その集合体がクラフトフェアを⽣み出すのだと思う。
もちろん、クラフトフェアを⽀える⼈があってのフェアであることは忘れて
はいけない。
近 年 少 し テ ン ト に ゆ と り が 出 来 、⼈ の 気 持 ち に も ゆ と り が 出 来 た よ う に 思 う 。
そして毎年楽しみなのは、春の緑に囲まれたあがたの森の、そこにしかない
クラフトの⾵景に会いたいのかも知れない。
松 下 宏 樹
Fo r e s t s h o e m a k e r
CRAFTS FAIR MATSUMOTO 2016