詳細(PDF) - 東京農業大学 受験生ための入試情報サイト

12:45
時限目
KEY WORD
減災と観光のランドスケープデザイン
∼命を守るまちづくりと復興への地域資源∼
造園科学科
学科の学びがもっとよくわかるかも!
10:30
時限目
KEY WORD
米
太平洋の島国における社会・生活・農業・漁業
水田は米をつくるだけの場所ではない
田中 裕人
食料環境経済学科
教授
水田は米をつくる
(食料生産)ためにありますが、それ以外にも
多くの機能をもっています。例えば、水田に貯められた水がしみ
こんで地下水となったり、美しい農村景観を形成したり、水田の
周辺の生きものが生息できる環境をつくったりします。
これを水
田の多面的機能と呼びます。本講義では私たちの食と農業と環
境の様々なつながりについてお話しする予定です。
医農薬
分子生命化学科
冨澤 元博
NOUGAKU FESTIVAL
教授
日本各地で人々は地域の風土に適した生活技術と生業を育ん
できました。
こうした人々の営みは同時に地域独自の二次的生
態系、いわゆる里山生態系を成立させました。里山において、
人々は身近な生物達をどのように利用してきたのか? 一方、
生物達は里の環境にどう適応してきたのか? 人と生物の互い
の生活史戦略を、生態学や文化人類学などの学問の垣根を越
えて探っていきます。
助教
▶
健康に過ごす食生活
乳酸菌という生き物
教授
分子微生物学科
14:15
KEY WORD
酵 母
博物館
お菓子
利益率
こうじ菌
ゲノム
資 料
再発見!遺伝子が語る驚きの発酵技術
醸造科学科
KEY WORD
ゲノム
6次産業化
話題沸騰 オホーツクの6次産業化
田中 尚人
教授
地域産業経営学科
15:00
▶
黒瀧 秀久
遺伝子発現制御
エピジェネテクス
プランクトン
食べ物
模
擬
講
義
健 康
大根おろしはなぜ辛い?
黒澤 弥悦 教授
惟村 直公 准教授
∼機能性の高い食品を得るために∼
食品安全健康学科
田村 倫子
准教授
大根おろしはなぜ辛いのでしょう。なぜおろした時だけ、辛い
のでしょう。なぜ根の基部より先端の方が辛いのでしょう。大
根の中で、その辛味はどんな役に立っているのでしょう。なぜ
その辛味が我々の体に良いのでしょう。理由を知ることは、生
物の仕組みを知ることです。なぜ を解明し、
より機能性の高
い食べ物を作ることにつなげます。
河野 友宏
氷海生態系
オホーツクの流氷
∼海氷ってすごいんです∼
教授
2億年以上前に出現した私たち哺乳類は、
きわめて特徴的な
生殖様式を獲得しています。
すなわち
「胎生」
と
「哺乳」
です。
そ
の結果、
ヒトを含む哺乳類が子孫を残すためには、受精を介し
て両親に由来する遺伝情報が等しく受精卵に伝達され、協調
的に機能することが絶対条件となっています。
この講義では、生
します。
機能性成分
KEY WORD
環 境
バイオサイエンス学科
准教授
15:30
個体発生
教授
現在、
日本各地では地域の基幹産業である農林水産業の活性化
にむけて6次産業化の推進に力を入れています。北海道オホーツ
ク地域に立地する生物産業学部では、学生が地域内外の関係団
体・企業と連携しながら、地域の素材を活用した新商品開発や新
たなビジネスモデルの提案に積極的に取組んでいます。本講義で
は学生の取組みなどを参考に6次産業化の成功のポイントなどを
紹介します。
キミも私たちと一緒に地域を元気にしませんか。
今井 伸夫
KEY WORD
図書館
博物館や科学館、動物園、植物園などの専門職である学芸員についてお話し
します。また博物館にある資料・標本に触れて実習を体験します。動物の骨、化
石、剥製、レプリカなど、資料の取り扱いを学び、博物館の役割とそこで働く学
芸員の使命について解説します。情報化社会の中で、図書館で取り扱う資料
の種類が多くなってきています。従来の本や雑誌に加えて、電子書籍や電子
ジャーナルなどにも対応しなければなりません。紙に印刷されている資料やそ
うでないデジタル情報について、その利点や問題点を考えてみましょう。また、
今後の図書館の役割と専門職員である司書の使命についてお話しします。
生殖細胞
秘められた生命誕生の仕組み
∼キミも地域活性化にチャレンジ∼
森林総合科学科
世界の熱帯林は、今もなお急速に減少し続けています。
これは
他人事ではなく、日本も熱帯国からの天然資源の輸入を通し
て、他国の生態系に大きな負荷をかけています。本講義では、①
熱帯林を減少させている 犯人 は何か、②熱帯林を伐採しなが
ら保全する 環境保全型林業 の試み、③衛星データと生態学
的野外調査を組み合わせて、生物多様性を 可視化 する技術を
開発する、
の紹介を通して熱帯林管理のこれからを考えます。
14:45
学術情報課程
助教
KEY WORD
地域活性化
商品開発・起業
数ある微生物の中でもヒトの生活に深く関わっている一つに乳酸
菌があります。乳酸菌といえばおいしい発酵食品や健康作用など
ヒトに都合よく存在している微生物に思われますが、彼らは乳酸
菌として生きるために大変な努力をしています。その努力を知れ
ばあなたも乳酸菌との本当の共生関係が築けるかもしれません。
わかっているようでわかっていない乳酸菌の生き物としての本性
を生態や進化などの面から考えてみたいと思います。
徳岡 昌文
などが作られてきました。最近の研究から、伝統的な発酵技術は「おい
しさ」を生み出すために極めて理にかなっていることが再確認され、大き
な注目を浴びております。講義では、遺伝子レベルでの研究から明らか
になった、酵母とこうじ菌の驚きの個性と、それを上手に利用した伝統
的な発酵技術について、科学的な解説を分かりやすく行うとともに、さ
らに世界へ飛躍する発酵技術の未来についてもお話したいと思います。
時限目
▶
博物館・図書館の
役割って何だろう
微生物の存在を知らない時代から、日本人は微生物をコントロールす
7
12:30
准教授
KEY WORD
発 酵
林 業
熱帯林の生物多様性を守る
中村 隆俊
かつて日本の平野部には湿原が広く分布していましたが、その多
くは農地への転換や都市の発達により失われてしまいました。近
年、そのような失われた湿原を取り戻すために、自然再生事業が
各地で試みられています。本講義では、湿原とはどのような特徴を
もつ生態系なのかを解説し、湿原の現状と釧路湿原で行われてい
る湿原再生の取り組みについて紹介します。
時限目
准教授
熱帯林
生物多様性
生物生産学科
チョコレート
国際バイオビジネス学科 金間 大介
KEY WORD
生 態
湿原生態系の保全と再生
教授
教授
1980年代より農業による河川や湖沼の水質汚濁が顕在化して
います。
なかでも畑地や畜産を有する農業流域では、農地に施用
した肥料成分が降雨時に河川を通じて下流域へと流出し、広域
的な水環境問題を引き起こします。
この講義では,生命の源であ
る水に関わる環境問題の中から窒素・リンといった農業由来の
物質に着目し,地球上の限りある水資源,農業と水環境問題,
自
然の浄化機能を活用した環境保全技術についてお話をします。
14:00
自然再生
商品企画
日本人にはお馴染みの2つのチョコレートメーカー。彼らはど
のようにして今の地位を築いたのでしょうか? 2015年にお
ける商品売上高ランキングを振り返ると,
そこには攻めと守り
の戦略があることがわかります。そして今,菓子業界では彼ら
の上を行く高い利益率をたたき出す企業も?!
▶
環境保全
水環境からみた持続的可能な
生産環境技術の探究
生産環境工学科
岡澤 宏
KEY WORD
∼和食を支える酵母とこうじ菌の個性∼
望月 洋孝
国際食農科学科
乳酸菌
多くの方は、健康に過ごすため色々努力しています。
身の回りで
は、食に関して多く報道され、
出版物も多く発刊されています。
「 血 圧を下 げる」
「 体 脂 肪を減らす」
「 お 通じを良くする」
「????・・・」食品と、色々あります。
このように沢山あって、
どう
したら良いか迷うところを
「健康とは何か?」
「病気とは何か?」
を踏まえて解説します。
そして、
良い食生活が行えるよう一緒に
考えましょう。
教授
湿 原
色々な乳酸菌を使った乳製品が市販されています。機能性食
品という言葉も耳にしたことがあると思います。実際に乳酸菌
が人の健康にどのようにかかわっているかについて、科学的な
研究成果を報告・解説し、乳酸菌の可能性について考えてみた
いと思います。
KEY WORD
最近、新聞やテレビで、
「地域創生」
や
「地域活性化」
という言葉
を頻繁に目にします。言葉の意味は理解できますが、具体的に
は一体、何をやっているの?と思う人も多いはず。
そこで、長野
県のある市町村の事例を通し、文化・政策・教育の面から地域
活性化を考えます。
共 生
本間 和宏
武生 雅明
2大チョコレートメーカー対決:
生活習慣病
栄養科学科
地域創成科学科
KEY WORD
減塩食
農業流域
健 康
乳酸菌は体に良いって言うけれど
本当なの?
生物応用化学科
五十君 静信
6
食農政策
12:00
時限目
香粧品と香り
食品香粧学科
准教授
プロバイオティクス
11:45
食農と地域活性化
教授
食品と香粧品
13:30
乳酸菌
∼文化・政策・教育の視点から∼
KEY WORD
07
▶
食農教育
生命機能を制御する化学物質である医薬・農薬・動物薬は、効
果が優れているだけでなく、副作用や毒性等のリスクが最小限
でなければなりません。
このことは、薬物を特異的・選択的に標
的である特定のタンパク質に作用させることで可能になるで
しょう。
そこで、私たちは、
タンパク質の3D構造、
すなわちカタチ
を調べ、
そこにフィットする分子をデザインしています。
これから
もケミストリーの創造力が生命科学を拓いていくでしょう。
食生活
助教
広い太平洋の上には沢山の島国が存在しています。世界地図
で見ると、海の上に鉛筆で点を書いただけのようなとても小さ
な国々です。
そうした国の多くは、経済発展が遅れており、
お金
も物も少なく、
「貧困国」
と呼ばれています。一方で、島に住む多
くの人々は自らの生活を
「豊か」
であると語ります。本模擬講義
では、太平洋の小さな島の独特な社会・生活・農業などの様子
を紹介し「
、貧しさ」
と
「豊かさ」
について考えます。
食農文化
タンパク質のカタチが創薬の決め手
水資源
KEY WORD
生物多様性
里山の生物文化多様性保全
KEY WORD
ドラッグデザイン
有機合成化学
3
里山
保全生態学
11:15
時限目
化粧品科学
「化粧品科学」
って何?
時限目
KEY WORD
「貧しさ」
と
「豊かさ」
小さな島の農村生活−貧しさと
豊かさの間で
飯森 文平
国際農業開発学科
KEY WORD
模
擬
講
義
5
11:00
異文化体験
ト キ
2
▶
KEY WORD
多面的機能
阿部 伸太
香粧品学
自然との関わりは、人が暮らす環境にとって大切です。一方、
自 「香粧品(=化粧品)」
は、
メイクアップだけではなく、
ヘアスタイ
然は私達に警鐘を鳴らす時もあります。私達は、過去の災害か
リング剤やシャンプー、歯磨きまで含まれる身近な日常必需品
ら様々なまちづくりの方法を生み出してきました。
そしてその際、 です。大学で学ぶ化粧品科学をヘアスタイリング剤の試作を通
自然・歴史・文化を活かした都市及び農山漁村づくりは、住みた
じて、体験してみませんか?食品香粧学科はモノづくりを通じ
い!、行きたい!地域になります。
まさに庭づくり。そのための造
てサイエンスとマーケティングを学ぶ、我が国唯一のユニーク
な学科です。
あなたもコスメの達人になれますよ!
園計画・ランドスケープデザインの考え方、独自性のある風景を
つくる樹木、暮らしを支える花の風景についてお話します。
30分の講義を体験することで、
1
KEY WORD
KEY WORD
減 災
観 光
東京農大の授業を実際に受講してみませんか?
13:15
アクアバイオ学科
西野 康人
教授
冬、オホーツク海は流氷に覆われます。
この流氷はオホーツク海
の生物に多大な影響をおよぼしています。それはオホーツク海の
流氷は海水が凍った海氷だからです。海氷は地球の気候をも左
右します。
その一方で海氷の実態はあまり知られていません。
この
講義ではオホーツク海を舞台にして、海氷の実態についてお話
し、海氷がもたらす恵みについて考えていきます。
NOUGAKU FESTIVAL
模擬講義 時間割
みどり
▶
08
4
大 学 の 授 業 を ひ とあし 早 く体 験!