Reborn Art Fes,val 参加アーティスト 宮島達男によるプロジェクト 「時の海」in 東北 - Project Sea of Time in Tohoku ‒ このプロジェクトの1/20サイズの模型を2016年7月15日から27日まで展示しています。 「時の海」iinn 東北 -- SSeeaa ooff TTiimmee iinn TToohhookkuu -- プロジェクトスケッチ 「時の海」in 東北 - Sea of Time in Tohoku ‒ プロジェクト1/20サイズの模型展示 展示期間:7月15日 (金) ‒ 7月27日 (水) ※木曜日お休み 時 間:10:00 ‒ 17:00 場 所:おしかのれん街(石巻市鮎川浜湊川-1-1) ※作品を撮影、SNSで投稿する場合は、ハッシュタグ「#seaoftimeintohoku」および「#時の海:東北」をつけて投稿してください。 また、投稿はTatsuo Miyajima Studioホームページ(http://tatsuomiyajima.com/)にて紹介させていただく場合がございます。 宮島 達男/ Miyajima Tatsuo(みやじま・たつお) 宮島達男ワークショップ(定員20名) (現代美術家。京都造形芸術大学/東北芸術工科大学客員教 授)1986年東京芸術大学大学院修了。1988年ヴェネツィア・ビエン ナーレ、新人部門に招待され、デジタル数字を用いた作品で国際 的に注目を集める。以来、国内外で数多くの展覧会を開催。世界 30カ国250か所以上で作品を発表している。1993年ジュネーブ大学 コンペティション優勝。1998年第5回日本現代芸術振興賞受賞。 1998年ロンドン・インスティテュ―ト名誉博士授与。代表作に「メガ・ デス」など。また、長崎で被爆した柿の木2世を世界の子どもたちに 育ててもらう活動、「時の蘇生・柿の木プロジェクト」も推進している。 1回目 開催日時:7月20日(水) 16:00 – 17:30 場 所:石巻市復興まちづくり情報交流館 牡鹿館(石巻 市鮎川浜湊川63) 2回目 開催日時:8月2日(火) 18:00 – 19:30 場 所:IRORI石巻(石巻市中央二丁目10-‐2, 1階) 参加申込み方法 それぞれ開催日前日までに「宮島達男ワークショップ参加」 と明記の上info@reborn-‐art-‐fes.jpまたは、0225-‐90-‐4726まで お名前と参加人数をご連絡ください。お気軽にご参加ください。 Tatsuo Miyajima Website: hEp://tatsuomiyajima.com/ 「時の蘇生・柿の木プロジェクト」:hEp://kakitreeproject.com/ 「時の海」 in 東北 プロジェクト -‐Project “Sea of Time in Tohoku“-‐ 「時の海」in 東北プロジェクトは、2011年の東日本大震災で『亡くなられた方々への鎮魂』と、『未曾有の大災害の記憶』を後 世に伝え残すために構想しているものです。そして、さらに、このプロジェクトは、今、地元で懸命に生きる人々と共に実施し たいとも考えています。 しかし、作品の設置場所や制作費、制作時期も、まだ白紙状態であり、これから実現へ向け動いていきたいと思っています。 東日本大震災で亡くなられた方は1万5890人、行方不明者は2589人(2015年現在)です。作品にはおよそ3000個の「時 間を刻むLEDガジェット」を使用し、不慮の事故に会った方々への永遠の「命の光」として展示したいと考えています。 LEDガジェットは数字を9から1までカウントし、0は表示しません。これは、数字をカウントしているときは「生」を、0で暗闇にな る時は「死」を意味しています。LEDガジェットはカウント(生と死)を繰り返し、全体で「命」そのものを表現します。仏教ではこ れを「輪廻転生」と呼び「生命の永遠性」を説いています。つまり、「死」は終わりではなく、次の「生」への準備期間と捉えてい るのです。 カウントするスピードは遅くしたり早くしたりすることができますが、これは、それぞれの「命」の個性を表現しています。この スピードを決める作業を「タイム設定」と呼んでいますが、今回、その「タイム設定」を震災で亡くなられた方のご遺族や関係 者の方々、また、東北の未来を担う子どもたちに行ってほしいと考えています。なぜなら、「タイム設定」に想いが込められた LEDガジェットは、きっと亡くなられた方々の「命の光」を永く伝えるしるしになると思うからです。 そして、それらのLEDガジェットは防水加工を施し、水を張った巨大な水槽の中で光らせる予定です。水槽は海を象徴してい ます。大震災に合われた方の被害の多くは、震災後に発生した大津波によるものであるといわれています。しかし、残された ご家族にお話を聞くと、不思議なほど海への恨み言を言う人はいませんでした。東北沿岸部の人々は長い間、海と共に生き てきたからなのでしょうか。私は、被害に合われた方々の鎮魂はやはり海と結ばれた場所がふさわしいと考えました。 「Sea of Time」は、1988年に作られた私のデビュー作で、このコンセプトを発表して30年が経ちます。今回、この作品を30年 目の2017年、東北の海の見える場所に完成させたいと願っています。ちょうどその年は、2011年の大震災から6年目。日本 では、亡くなられた方々を偲ぶ大切な区切り目「七回忌」にあたります。その時に、みんなが亡き人々を偲ぶ、トポスとしての 作品を作り残したい。そんな思いで一杯です。 現在、このプロジェクトを一緒に実現してくれる協力者を募集中です。 興味の有る方は、hEp://tatsuomiyajimastudio.com/ にアクセスして下さい。 2016年7月 宮島達男 ハッシュタグ「#seaoXimeintohoku」および「#時の海:東北」をつけて投稿してください。 *投稿はTatsuo Miyajima Studioホームページにて紹介させていただく場合がございます。 Reborn-‐Art Fes:val × ap bank fes 2016 開催期間:2016年7月30日 – 31日(前夜祭7月29日) Reborn-‐Art Fes:val 開催期間:2017年夏 お問い合わせ:Reborn-‐Art Fes,val事務局 電話:0225-‐90-‐4726 オフィシャルウェブサイト:hEp://www.reborn-‐art-‐fes.jp
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