TOKAI VISION アクションプラン2016の概要 (案)

TOKAI VISION アクションプラン2016の概要
(案)
参考3
 世界屈指の自動車関連産業が集積し、製造品出荷額が全国の25%を占める我が国随一の「ものづくり圏」
➀ 戦略産業の強化
自動車関連産業
○輸送用機械の出荷額
は全国の4割強、自動
車部品は6割強、世界
屈指の集積
○世界をリードする生
産技術力
現状
③ 地域資源の活用
航空機産業
○三大重工メーカーが
立地
○生産額は全国の約5
割、日本随一の集積
○MRJの製造本格化
ヘルスケア産業
○医療機器の生産額は
全国の約25%、医薬品
は約19%
○医療現場の多様な
ニーズに応える技術力
の集積
環境産業
○多様なものづくり産業
を支える環境対策技術
が集積
○公的機関が優れた技
術の海外移転に取組
○「アジアNo1クラス
ター」を形成し、世界三
大拠点の1つに
○設計・開発、製造・販
売、保守管理までの一
貫体制を構築
○新製品が次々と生ま
れるような改良型医療・
介護・福祉機器の開発・
製造拠点
○健康管理・疾病予防
サービスや地域の包括
的支援・サービスの提供
○環境対策技術を結集
した設備・システムの高
付加価値化等による販
路開拓や海外マーケット
開拓を通じた環境ビジネ
スの創出・拡大
方向性
○次世代の自動車関
連技術の開発や生産
技術の高度化推進
○世界一の製造拠点
であり続けるため、中
堅・中小企業の集積を
最大限に活かす
戦略産業強化を下支え
➁ ものづくりマザー機能
○高い技術力・人材力を持つ中小企業が集積・
連携、地域の知的基盤を活用しながら、現場力・
カイゼン力・すりあわせ力を発揮して、競争力あ
るものづくり産業を支えている機能(ものづくりマ
ザー機能)の存在
○海外生産比率の上昇、部品点数削減、モ
ジュール化の進展等により、地域企業との取引
減少
○技術力や人材力の一層の強化
○インフラ整備やビジネス環境向上
による産業集積の維持・拡大
○「ものづくりマザー機能」をさらに
充実させ、将来を担う新たな成長産
業が継続的に生まれ発展していくこ
とを下支え
ブースト機能
○IT、ロボット等
革新的技術によ
る産業の高度化
○TPPを契機とし
た海外展開支援
○世界遺産を始め、伊勢神宮等
多くの観光資源が存在
○農業産出額は全国の約12%で
あり、農商工連携や六次産業化
によるアグリビジネスが進行(認
定件数は全国の約15%)
○例えば、瀬戸焼(愛知県)、美
濃焼(岐阜県)、萬古焼(三重
県)等の主要産地があり、陶磁
器製造業の出荷額は全国の約
6割
○自治体等の各機関が地域資
源を発掘し、磨き上げた上で、ビ
ジネス化を支援
○各機関の枠を超え、既存施策
を総合的に活用し、「観光」「農
林水産業」「商工業」をつなげる
ことによって相乗効果を発揮
○ローカルブランディングと海外
展開支援
例示:
①「昇龍道プロジェクト」による広域的な
外国人観光客の誘致と消費の拡大
②アジア、EU、北米をターゲットにした
農畜産物の海外展開
(
サポート環境)
④ 事業環境の整備
○地域の戦略産業の育成、ものづくりマザー機能の強化、地域資源を活用した地域経済
び産業基盤など、事業環境の整備を着実に進め、ビジネスがしやすい地域を目指す
の活性化のため、人材、技術及
⑤ 国際化戦略
○国・地方自治体・産業界が連携して取組むことにより、①新興国を中心としたグローバルマーケットの獲得、②海外
からの直接投資や集客を通じた、新たな産業・技術イノベーション・雇用の創出、を実現