パワーネット・フィールド 株式会社 人材ビジネス業界関連 NEWS [email protected] http://www.png-pnf.jp/ 長野県塩尻市広丘野村1656-1 (営業本部) TEL.0263-51-5553 FAX.0263-51-5552 2016/07/12 日本は遅れている!?米国企業の採用はここまでやっている 「日本企業はすでにグローバルなウォー・フォー・タレント(人材をめぐる採用・育成競争) に巻き込まれ、負けている。まず、この現実を認識するところからスタートしなければな らない」と、前回書かせていただいた。こうした反省に立って、この連載では、世界の企 業の採用に目を向けることで、日本企業にとって学ぶべき点があるとすればそれは何かと いうことを考えてみたい。世界の企業との差異ではなく共通点に注目することで、日本企 業の採用の突破口を見出すのだ。 第 2 回目の今回は、米国企業の採用のトレンドについて概観したい。 米国企業の採用は自社のウェブサイトにお金をかける 米国の採用においてまず特徴的なのは、「企業のウェブサイトの募集ページ」を極めて 重視する点にある。 http://www.png-pnf.jp /http://www.png-pnf.jp/powerjob/ 人材サービス企業 CareerXroads 社の調査によれば、自社のウェブサイトから直接採用 される人材は、全体の 19.1%にものぼり、求人サイト(15.4%)や紙媒体の広告からの採 用(0.5%)を大きく上回っている。特に 2000 年代後半以降、企業のウェブサイトの募集 ページや求人情報サイトなどインターネットを介した採用の割合が増えており、私の知人 の研究者によれば、過去 10 年の間に 90%のアメリカ企業が自社のサイトを求職者とのコ ミュニケーションに使っており、これはあきらかにアメリカ企業の採用上の主要媒体の 1 つだという。 研究者の世界でも、「求職者にとって企業が魅力的に見えるようなウェブサイトデザイ ンとはどのようなものか」といった研究がフロンティアトピックとなっており、そうした 成果を踏まえて、魅力的なサイト作りへと積極的に投資する企業が増えている。 魅力的なサイト作りに投資しすぎた結果、あまりにも魅力的なサイトが出来上がってし まい、自社が必要としないような求職者までもが大量にエントリーをしてくるようなって しまった……、などという、笑えるような笑えないようなエピソードもある。 とにかく、米国企業にとって自社のウェブサイトは、採用活動において極めて重要な手 段なのであり、この点において、多くの企業が自社のウェブサイトよりも大手就職情報サ イトの方を重視している日本企業と、極めて対照的である。 http://www.png-pnf.jp /http://www.png-pnf.jp/powerjob/
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