〔 主 旨 〕 学校が地域住民の信頼に応え、家庭や地域と連携・協力し

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主 旨 〕
学校が地域住民の信頼に応え、家庭や地域と連携・協力し、一体となっ
て子どもの健やかな成長を図っていくためには、学校をより開かれたもの
にする必要があります。そのため、学校が保護者や地域住民の意向を把握
し、学校教育に反映させるとともに、学校としての説明責任を果たしてい
くために学校運営の状況等を周知するなど、意見交換をしながら学校運営
が行われるような仕組みを構築する必要があります。
こうした地域全体から学校及び校長への支援体制をつくるために学校評
議員制度が生まれました。
〔
評議員の任務と義務
評議員の任務 と義務 〕
評議員は校長の求めに応じて、学校の運営方針や教育活動の実施、学校
と地域社会の連携の進め方などについて、地域の有識者として幅広い視点
から学校への意見・助言を述べたり、協力したりします。
ただし、個々の教員の教育活動、人事異動、プライバシー等に関するこ
と、及び学校予算等、学校運営について意志決定を行ったり、答申や建議
を行ったりするものではありません。
〔
評議員の委嘱 〕
評議員は、学校や地域の実情に応じて、次に掲げる者の中から校長が推
薦し、教育委員会が委嘱します。
(1) 教育に関する理解及び識見を有する者
(2) 地域社会の支援及び意見を求めるために現に学校に設置されてい
る組織の代表等
(3) その他学校長が必要とする者
【
学校関係者評価委員との兼務 】
学校では、教育目標にそって教育活動を行っていますが、その取り組み
がどれだけ達成できたか、その内容がより適切であったかを自己評価し、
改善と発展に努めています。
評議員は、学校の教育目標や取り組みについて理解をいただいた上で、
その評価の結果について、地域の皆様の視点で、適切に評価されているか、
またその結果、今後どのような改善や取組みが必要であるかなどについて、
意見をいただいたりする「学校関係者評価委員」を兼ねていただく場合が
あります。
〔
その他 〕
学校評議員ならびに学校関係者評価委員は、学校教育法施行規則によっ
て規程されたもので、教育の中立性を侵すものであってはなりません。
また、委員会等で知り得た事項について、守秘義務を有します。