平成28年度建設産業イメージアップ戦略事業業務委託 1 企画コンペ説明書 業務委託名 平成28年度建設産業イメージアップ戦略事業業務委託 2 目的 将来的な建設産業の担い手確保のため、主に学生や児童等を対象に、建設産業の役 割や業務内容について、理解を深め、興味関心をもってもらうとともに、県民に対し ても建設産業についての正しい理解の促進を図る。 また、併せて今回の熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設産 業の力、県民の安全・安心を支えているという仕事のやりがいを広く周知することに より、建設産業の更なる魅力発信につなげる。 3 委託業務の概要 (1)復旧・復興をテーマにした建設業壁新聞(県内全小中学校に掲示)の制作…企画、 取材、編集、印刷、発送等 (2)魅力発信展示会…集客力があるイベントへの建設産業PRブースの出展、運営等 (3)高校生向けガイダンス(講演会)…企画、運営、会場確保、参加者の輸送等 (4)熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設業界の記録動画・パ ネルの制作(※中学生にも分かりやすい内容とする) (5)重機、車両に貼り付け可能な「つくる部」宣伝用マグネットシートの製作 (6)広報用ノベルティグッズ(缶バッジ、ステッカー(※防水・耐久加工タイプ))の製作 (7)「つくる部」の考え方を生かすこと (8)熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設産業の力、県民の安 全安心を支えているという魅力を十分に発信すること。 (9) (1)~(8)業務の総合的な調整(トータルコーディネート)及び相互連携によ る相乗効果の発現(メディアミックス) 4 委託期間 契約締結の日から平成29年3月31日(木)まで 5 予算上限額 700万円(税込) ※この金額は、提案に当たっての目安(上限)となる額であり、契約額は別途設定する 予定価格の範囲内で決定することとなるため、この金額と必ずしも一致しない。 1 6 企画コンペ参加資格 本企画コンペに参加できる者は、以下の条件を全て満たす者とする。 (1)物品購入契約等及び業務委託契約に係る競争入札参加者の資格等に関する要綱(平 成 18 年熊本県告示第 521 号)による審査のうえ、有資格者として物品調達・業務委 託契約等入札参加資格者名簿に登録された者であること。 (2)熊本県内に主たる営業所(本店・本社)を有すること。 (3)次のいずれにも該当しない者であること。 ア 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条第 1 項の規定による再生手続き 開始の申立てをした者又は同条第 2 項の規定による再生手続き開始の申立をさ れた者 イ 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条第 1 項の規定による更生手続き 開始の申立をされた者 ウ 国又は都道府県から指名停止の処分を受けていない者であること。 (4)宗教活動や政治活動を活動目的としていないこと。 (5)暴力団又は暴力団員若しくはその構成員(暴力団の構成団体の構成員を含む)の 統制下にないこと。 7 スケジュール 7/15(金) 7/22(金) 7/29(金) 8/ 5(金) 8/ 8(月) 県庁ホームページにて企画コンペ説明書を公開 参加エントリー締め切り 企画書提出締め切り プレゼンテーション及び審査会 事業者決定(予定) 8 業務内容の詳細(仕様、企画書に記載する事項) (1)復旧・復興をテーマにした建設業壁新聞の制作 <趣旨> 地域における建設産業の役割や魅力を県内の小中学生(小学校高学年・中学生をメ インターゲット)に知ってもらうため、学校に掲示する壁新聞(ポスター) 「どぼくま 新聞」を制作、発行する。 ① 企画・構成 ・今回は、熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設産業の力、 県民の安全安心を支えているという魅力を分かりやすく発信することを最大の テーマとし、小学生高学年・中学生に興味を持って読んでもらえるように、内 容に工夫すること。 (例)スマートフォン等で画像を読み込み、動画を見れるようにする等 ・ 県及び建設業関係団体((一社)熊本県建設業協会等)と十分に協議を行うこと。 2 ② 撮影・取材 企画・構成により適宜取材を行うこと。 ③ 発行時期 年2回とし、11月、2月を目安とする。 ④ 仕様 サイズ:A2 色数:片面カラー(4色) 用紙:コート/135kg 制作枚数:各800部×2 ⑤ 打ち合わせ 委託期間中3回程度 ⑥ 校正 1回の発行当たり、3回程度 ⑦ 製本・加工 A4版に織り込むこと ⑧ 配送 県内全ての小中学校、公民館・図書館等、契約後別途指定する約 700 か所(2回) ⑨ その他(特記事項) ・ 本業務により制作した成果品の著作権(著作権法第27条及び28条に規定 する権利を含む)は、熊本県に帰属するものとする。また、受託者は納入され た成果物について、熊本県に対し、著作者人格権を行使しないものとする。 ・ 壁新聞の電子データをCD-R等で納品すること。 (2)魅力発信展示会の運営 <趣旨> 集客力が高いイベントに出展し、重機試乗会や建設業PRブースを運営することで、 建設業の魅力や役割を効果的に情報発信する。 ① 重機試乗会、建設業PRブースの運営 ・ 可能な限り、出展イベント名、日時、場所、予定集客数を記載すること。 ・ スペースの確保(小間料、出展料)を行うこと。 ・ 会場での運営補助を行うこと。 ・ 重機説明パネル(説明パネル、立て看板)の製作。 ・ 重機の手配(運搬含む)、オペレーター・説明者の確保。 ・ PRブースの運営補助。 ・ パネル展示及び体験コーナー(木工、石工、塗装等)の実施。 ・ 必要に応じて、MC、ステージディレクター等の確保。 ・ パネル展示に使うパネル(装飾物を除く)、参加者等へのノベルティグッズの 準備。(必要に応じて、県でも準備する。) 3 ② 広報 ・ 出展するイベント本体の広報媒体を効果的に活用すること。 ・ 出展時に配布する土木産業PRリーフレットの作成、配布。 ③ 権利関係(著作権、著作者人格権等) ・ 本業務により制作した成果品の著作権(著作権法第27条及び28条に規定す る権利を含む)は、熊本県に帰属するものとする。また、受託者は納入された 成果物について、熊本県に対し、著作者人格権を行使しないものとする。 ・ 本業務により制作したパネル等の製作物は県が所有する。 ④ その他(特記事項) ・ イベント出展当日は、重機試乗会及び建設業PRブースへの集客を促す仕掛け を行うなど工夫すること。 ・ 県及び建設業関係団体は、重機及びオペレーターの確保に当たっては、できる 限りの協力を行う。 ・ PRブースでの体験の内容については、契約後、関係団体(熊本県専門工事業 団体協議会等)と調整を行ったうえで確定することとする。 (3)高校生向けガイダンス(講演会)の実施 <趣旨> 今回は、熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設産業の力、魅 力を分かりやすく発信することを最大のテーマとし、そのことにより、高校生の建設 業に対する正しい理解を深め、担い手の確保につながる講演会とする。 ① ガイダンス(講演会)の企画・実施 ・ 工業系高校の生徒(基本的に2年生以下)を一堂に集めたガイダンス(講演会) の企画・実施(進行及び運営含む) 。 ・ 高校生の興味・関心を惹くプログラムとすること。但し、プログラムには、今 回の熊本地震後の復旧、復興において建設業界が果たした役割を高校生に強く 印象付ける内容を盛り込むこと。 ※企画書にプログラム案を記載してください。 ・ 会場の確保及び各高校から開催場所までの参加者の輸送 ② 実施時期 県内1か所で10月~12月を目安とする。 ③ 参加見込人数 高校生約300人 ※参加高校数により増減する可能性あり ④ その他(特記事項) ・ 個人情報の保護や高校生の輸送に関して、適切に対応するよう万全を期すこと。 ・ 県が、参加者の募集及び高校との調整を行うため、開催日時等については、県 と十分に協議のうえ決定すること。 ・ 県及び建設業関係団体は、できる限りの協力を行う。 4 (4)熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設業界の記録動画・パ ネルの制作 <趣旨> 今回の熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設産業の力、魅力 を分かりやすく発信することを目的として、建設業界の現場での復旧、復興活動を紹 介する記録動画、パネルを制作する。 ① 企画・構成 ・熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設産業の力、魅力を 分かりやすく発信する構成とすること。 ・中学生にも分かりやすい内容とし、その保護者とともに見ても、建設産業の力 を実感できるものであること。 ・ 県及び建設業関係団体((一社)熊本県建設業協会等)と十分に協議を行うこと。 ② 撮影・取材 企画・構成により適宜取材を行うこと。 ③ 広報 制作した記録動画、パネルが効果的に活用できるように、県民へ向けた情報発 信の方法を提案すること。 ④ 納品時期 魅力発信展示会、高校生向けガイダンス(講演会)までに間に合わせること。 ⑤ その他(特記事項) ・ 本業務により制作した成果品の著作権(著作権法第27条及び28条に規定 する権利を含む)は、熊本県に帰属するものとする。また、受託者は納入され た成果物について、熊本県に対し、著作者人格権を行使しないものとする。 ・ 動画の電子データをCD-R等で納品すること。 (5)重機、車両に貼り付け可能な「つくる部」宣伝用マグネットシートの製作 <趣旨> 建設業界のイメージアップのシンボルである「つくる部」のイメージをより広く周 知するため、重機、建設車両に貼りつけてPR可能な宣伝用マグネットシートを製作 する。 ① 仕様 ・重機、建設車両に貼り付けて使用するものであるため、防水加工かつ劣化しにく い素材であること。 ・ 「つくる部」の宣伝の目的に資するよう、県民の目につきやすい大きさ、デザイン であること。 ・各建設業者において、重機、車両に容易に貼り付け可能なものであること。 5 ② 個数 200枚 ③ 納品時期 魅力発信展示会、高校生向けガイダンス(講演会)までに間に合わせること。 ④ その他(特記事項) ・ 本業務により制作した成果品の著作権(著作権法第27条及び28条に規定する 権利を含む)は、熊本県に帰属するものとする。また、受託者は納入された成果 物について、熊本県に対し、著作者人格権を行使しないものとする。 ・ ステッカーのデザインをイラストレータデータ及び JPEG データで納品するこ と。 ・ 県及び建設業関係団体((一社)熊本県建設業協会等)と十分に協議を行うこと。 (6)ノベルティグッズ(缶バッジ、ステッカー※防水・耐久加工タイプ)の製作 <趣旨> 魅力発信展示会等のイベントの集客力向上、各種機会において建設業のイメージア ップを図るため、広報用ノベルティグッズとして缶バッジ、ステッカー(※防水・耐 久加工タイプ)を製作する。 ① 仕様 缶バッジ ・ 缶バッジ直径38mm以上、個装(PP袋又はOPP袋入り) デザインは、建設重機に乗り込むくまモン等(県と協議)とし、デザインは2 種類とする。 ・ 数量4,000個(デザインA:2,000 個、B:2,000 個) ステッカー(※防水・耐久加工タイプ) ・ヘルメット等にも貼り付けできる縦横30×60mm程度の四角形のもので、 防水加工等、劣化しにくい素材を使用すること。 ・デザインは、つくる部のエンブレム及びロゴ(県と協議)とする。 ・数量 2,500枚 ② 納期 魅力発信展示会、高校生向けガイダンス(講演会)までに間に合わせること。 ③ その他(特記事項) ・ 本業務により制作した成果品の著作権(著作権法第27条及び28条に規定す る権利を含む)は、熊本県に帰属するものとする。また、受託者は納入された 成果物について、熊本県に対し、著作者人格権を行使しないものとする。 ・ バッジ及び防水ステッカーのデザインをイラストレータデータ及び JPEG デ ータで納品すること。 6 (7) 「つくる部」の考え方を生かすこと つくる部とは、建設産業に携わるすべての人と、「つくる」ことに興味のある学生や、 子どもたち、県民の集まりです。 (8)熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設産業の力、魅力を十 分に発信すること。 (9) (1)~(8)業務の総合的な調整(トータルコーディネート能力及び相互連携に よる相乗効果の発生(メディアミックス効果) <趣旨> (1)~(8)の各業務の実施にあたって、県や関係者等との十分な協議や柔軟性 のある対応ができる体制の構築及び、各業務を連携することによる相乗効果の発現な ど、総合的な調整を行う。 また、メディアの相互活用や話題性のある取組みにより、建設業の“いい話題”に 触れる機会を増やす。 ・ (期待する連携例)各種取材の内容をFBで発信、動画等を展示会で披露等 9 審査基準 (0)共通審査項目 ・企画内容(費用対効果含む) ・ターゲット、より多くの県民、マスコミが興味を持つ仕掛け(話題性:くまモ ンの活用やパブリシティ(ノンペイドパブ)の効果的な活用等) ・実現可能性(実績、センス、実施体制) ・「つくる部」の考え方が生かされているか ・熊本地震後の復旧・復興を踏まえた、建設産業の魅力発信につながっているか (1)復旧・復興をテーマにした建設業壁新聞の制作(20点) ・編集能力 ・小中学生にも分かりやすい内容となっているか ・「つくる部」の考え方が生かされているか。 ・熊本地震後の復旧・復興を踏まえた、建設産業の魅力発信につながっているか ・柔軟性のある対応が期待できるか (2)魅力発信展示会の運営(20点) ① 出展するイベントの集客力(出展の実現可能性を含む) ・イベント本体の予定集客数(過去の実績)は、費用対効果が望めるか。 7 ② 出展内容 ・重機試乗会については、何台分のスペースが確保できるか ・展示会・体験コーナーの内容 ・建設業の情報を発信する仕組み ・来場者参加型の仕掛け ・実施体制に無理がないか(要員の確保) ・ステージを使う場合は、MCやディレクター等スタッフの確保 ③ 集客のための広報 ・出展イベント本体の広報媒体における当方出展の紹介 ・イベント来場者を当方のブースに引き付ける仕掛けとなっているか ④ コンセプト ・「つくる部」の考え方が生かされているか。 ・熊本地震後の復旧・復興を踏まえた、建設産業の魅力発信につながっているか (3)高校生向けガイダンス(講演会)の実施(20点) ・高校生が建設業に興味・関心を惹く企画(プログラム)となっているか ・「つくる部」の考え方が生かされているか。 ・熊本地震後の復旧・復興を踏まえた、建設産業の魅力発信につながっているか ・安全に高校生を輸送できる体制や、円滑な運営が行われる体制が整っているか (4)熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設業界の記録動画・パ ネルの制作(20点) ・熊本地震後の復旧、復興において重要な役割を担った、建設産業の力、魅力を イメージできる企画となっているか。 ・「つくる部」の考え方が生かされているか。 ・中学生にも分かる内容となっているか。 ・制作した記録動画、パネルが効果的に活用できるように、県民へ向けた情報発 信の方法が提案されているか。 (5)重機、車両に貼り付け可能な「つくる部」宣伝用マグネットシートの製作(10 点) ・デザイン ・納期 (6)ノベルティグッズ(缶バッジ、防水ステッカー)の製作(5点) ・デザイン ・納期 8 (7)トータルコーディネート能力、メディアミックス効果(5点) <全体を俯瞰したマクロ的視点> ・トータルコーディネート、柔軟性のある対応が期待できるか ・メディアミックス効果 →建設業の“いい話題”に触れる機会の増 10 プレゼンテーションについて 日時:平成28年8月5日(金)午後1時30分から 場所:県庁本館11階 土木部会議室 ・ 応募事業者による公開プレゼンテーションとする。 ・ プレゼンの時間、順番等については、参加エントリー終了後に県から連絡する。 11 提出資料及び提出方法 (1)参加エントリー期限【平成28年7月22日(金)必着】 <提出書類> 企画コンペエントリーシート(別添ワードファイル様式) <提出方法> 持参又は郵送による。 (2)企画書提出期限【平成28年7月29日(金)必着】 <提出書類> ① 企画書(様式自由) ② スケジュール(工程表) ③ 見積書 ④ 会社概要 ⑤ 実施体制図(スタッフ体制図) ⑥ 過去に制作した類似の成果品一覧 ⑦ その他必要とする資料(制作する紙面等のイメージができるサンプル等)※任意 <提出方法及び部数> 9部、持参又は郵送による。 (ただし、サンプルについては、できる限り9部用意することとする) 12 審査方法 別途設置する審査委員会により、提出された企画書の内容を9 に沿って厳正に審査し、採用案を決定する。 9 審査基準の項目 ・ 各審査委員の審査結果を集計のうえ、合計点が最高の案を採用案とする。 ・ 最高点を採った企画案が複数ある場合は、全ての審査委員による投票を行い、得 票が最も多かった企画案を採用案に決定する。なお、投票による得票数が同数に なった場合は、審査委員長の投票した企画案を採用案に決定する。 ・ 採用基準点数を6割とし、この点数を満たさない場合は、採用しない。 13 契約方法 審査委員会で最もポイントの高かった者と熊本県土木部監理課との間で最終的な 契約条件を協議し、双方合意の上で契約を行う。なお、必要な契約条件が合意に至 らない場合、次点者と契約締結について協議を行うことがある。 14 その他留意事項 ・ 業者決定後において、企画内容について県及び関係団体と十分に調整を行うこと。 ・ 企画コンペに係る一切の費用については、参加者の負担とし、提出された企画書 等は返却しない。 ・ 本説明書において、不明な点がある場合は、末尾問い合わせ先まで確認すること。 また、問い合わせ等により、公表しないと審査の公平性が保てないと判断される 回答については、熊本県ホームページにて公表する(7月29日まで)。 <問い合わせ先> 熊本県土木部監理課 福山 電話 096-333-2485 FAX 096-381-5404 e-mail [email protected] 10
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