“加賀の國 観光グランキャブ”（加賀地域観光ガイド交通）導入支援事業 運行事業者募集要項 １ 趣旨 “加賀の國 観光グランキャブ”（加賀地域観光ガイド交通）導入支援事業実施要 綱（以下「実施要綱」という。 ）に基づき、運行事業者を次の通り募集します。 ■ 実施要綱に基づく「新観光交通」運行の開始や採算性確立までの負担の軽減を図 り、安定かつ継続的な事業運営を図るため、運行事業者に対し、車両の貸与及び運 行開始にかかる費用の一部を補助します。 ■ 運行事業者の選定にあたって、まず実施要綱に基づく運行を行う意志のある事業 者に「運行意志表明書」の提出を求めます。 そのうち実施要綱及び本要項に定める運行事業者の資格要件を満たす事業者に、 運行の「企画提案書」の提出を求め、運行の信頼性や企画内容等を比較検討し、最 適な事業者１者を優先候補者とします。 優先候補者と加賀地域連携推進会議（以下「オール加賀会議」という。）が運行 の詳細について協議し、合意後に運行事業者として選定します。 ※優先候補者と合意出来ない場合や、辞退があった場合は、企画提案書提出者の うち 2 番目に適した事業者を候補者として協議します。 ２ 支援対象事業の概要 概要は次のとおりです。詳しくは実施要綱をご覧下さい。 （１）新観光交通の運行内容 ア 運行期間 平成２８年度～平成３４年３月３１日 （平成２８年秋運行開始予定） イ 運行形態 ①運行の範囲 ：主に加賀地域（野々市市、白山市、川北町、能美市、小松市、 加賀市）とする。周辺地域、環白山などの広域運行も行う。 ②発着地の想定：主に小松空港、加賀地域のＪＲ特急停車駅、温泉旅館とする。 ③予約受付 ：原則として事前設定したコースを提示し、予約によって運行する。 受付、配車窓口は原則一本化し、迅速な対応を行う。 ウ コース、ガイド（説明）、車内サービス ①地域の特色あるテーマ、物語、スポット、体験、食などを取り入れたコース。 ②価値をひきたてる丁寧な解説、ガイドを行う。（外国人、外国語対応にも配慮） ③車内で快適でやさしいサービスを提供する。（例：Wi-Fi､ﾄﾞﾘﾝｸなど） 1 エ 運行車両 車両はオール加賀会議が指定する団体等から無償貸与します。但し、維持管理、 運行にかかる経費は運行事業者の負担とします。 ①特別感のある車両でラッピングを施し、定員は 7 人以上、環境や居住空間に配慮 ②台数は予算の範囲内において４台以上とし、企画に応じて各車両の車種、仕様が 異なる場合があります。 （２）料金 ・２割以上安い基本料金設定（通常の時間制運賃に比較）とする。 ・付加サービスで料金の上乗せ可能とする。 ３ 運行事業者の資格要件 運行事業者は、次の全ての条件を満たす必要があります。 【運行に関する要件】 （１）一般旅客自動車運送事業者であること。 （道路運送法等各種法令に基づく許可、認可、免許等を有していること。 ） （２）運行開始日において、加賀地域（野々市市、白山市、川北町、能美市、小松市、 加賀市）に本店、支店又は営業所があり、乗客の安全確保や代替車両の手配など 速やかな対応が可能であること。 （３）加賀地域において過去 3 年以内に観光交通（観光タクシーや観光ガイドタクシー など）の運行実績があること。 （４）顧客の利便性を優先に予約受付や配車の集中管理、プロモーション活動の実施 などを適切に行えること。 （５）健全な経営状態であり、事業期間中、事業を実施できる見込みであること。 その他、次の要件を満たすこと。 【一般的要件】 （６）地方自治法施行令第 167 条の 4 第 1 項及び第 2 項各号の規定に該当しない者であ ること。また、会社更生法、民事再生法あるいは破産法に基づく手続き開始の申 立中又は手続き中でないこと。 （７）次の①～⑤までに掲げる者に該当しないこと。 ① 役員等（個人である場合にはその者を、法人である場合にはその役員又はその支店も しくは常時契約を締結する事務所を代表する者をいう）が暴力団員（暴力団員による 不当な行為の防止等に関する法律第 2 条第 6 号に規定する暴力団をいう）である者 ② 暴力団（暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第 2 条第 2 号に規定する暴 力団をいう）又は暴力団員が経営に実質的に関与している者 ③ 自己又は自社の役員等が、自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る目的又は第 三者に損害を加える目的でもって、暴力団又は暴力団員の利用等をしている者 ④ 自己又は自社の役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を 供与するなど、直接的又は積極的に暴力団の維持運営に協力し、又は関与している者 ⑤ 自己又は自社の役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有し ている者 2 ４ 応募手続き （１）運行意志表明書の提出 ア 運行意志表明書の様式 運行事業者として応募する者は「運行意志表明書」 を提出するものとします。 ①運行意志表明書（様式１） ②会社概要と業務内容等が分かるパンフレット等 ③直近 2 年間の決算書類 ④一般旅客自動車運送事業に関する許可証の写し イ 提出方法 郵送または持参とします。（郵送の場合、提出期限必着とする。） ウ 提出先 加賀地域連携推進協議会事務局（小松市観光交流課内） 〒923-8650 石川県小松市小馬出町 91 番地 TEL:0761-24-8076 FAX:0761-23-6404 E-mail：[email protected] エ 提出期限 平成２８年７月２２日（金） （２）企画提案書の提出 オール加賀会議は、 「運行意志表明書」を提出した事業者について資格要件を 確認し、適格な者に対し「企画提案書」の提出を求めるものとします。 「企画提案書」は 紙媒体で１０部提出し、電子データ(E-mail 又は CD-ROM 等) も併せて提出することとします。 ア 企画提案書の作成 企画提案書（様式 1）により作成してください。留意点は次のとおりです。 ①実施要綱に基づき、本事業の目的の達成につながる提案とすること。 ②事業開始年度及びその次年度から 5 年間の計画についても記載すること。 ③事業計画書は A4 サイズ、添付書類は A4 サイズ（A3 二つ折り可）とする。 イ その他留意事項 ①企画提案は、1 提案者につき 1 案までとし、複数案の提案は認めません。 ②再委託は原則禁止とします。 ③企画提案書の提出後、事務局より内容について問い合わせる場合があります。 ウ 提出期限 平成２８年８月５日(金)午後 5 時必着 ※変更になる場合は連絡します。 エ 提出方法 郵送又は持参とします（郵送の場合、提出期限必着とする。 ） 3 オ 提出先 加賀地域連携推進協議会事務局（小松市観光交流課内） 〒923-8650 石川県小松市小馬出町 91 番地 TEL：0761-24-8076 FAX：0761-23-6404 E-mail：[email protected] カ 注意事項 (ｱ) 提出期限後の企画提案書の提出、再提出、差し替えは認めません。 (ｲ) 提出された企画提案書等は、全て返却しません。 (ｳ) 提出された企画提案書の内容は原則として公表しません。ただし、法令に 基づく請求などにより公開する場合があります。 ５ 運行事業者の選定 （１）運行事業者の選定方法 ア 優先候補者との協議と、運行事業者の決定 オール加賀会議が実施する選考会議において評定を行い、基準点数以上で最 も優秀な企画を提案した事業者を優先候補者とします。 オール加賀会議は優先候補者と事業の詳細について協議を行ない、合意後、運 行事業者として選定決定します。 ※選考会議において、事業者に企画提案書によるプレゼンテーション を求める場合があります。また、選考会議は複数回行う場合があります。 その場合、その旨を別途通知します。 イ 選考会議 ①実施日 平成２８年８月 初旬 ※企画提案書を求める際に併せて連絡します。 ②選考会議実施場所 石川県小松市小馬出町 91 番地 小松市役所 ③実施方法 実施要綱に基づいた審査基準（別表１ 評価項目）により評定を行います。 ④選考結果の通知 ・参加した全ての事業者に、文書等により通知します。 ・選考会議及び採点結果は公表しません。 ・選考結果に関する問い合わせには応じられませんので、ご了承ください。 4 別表１ 評価項目 評価項目 評価事項 全般 事業計画が具体的かつ現実的である。 先進的や特徴的な計画である。あるいは、創意工夫がある。 車両 事業目的の方針に合致した車両、塗装、ラッピングである。 装備 事業目的の方針に合致した車両台数である。 環境に配慮した車両である。 事業目的の方針に合致した車両装備である。 ｺｰｽ･ 地域の個性を活かした魅力的なモデルコースを提案している。 ｻｰﾋﾞｽ 特徴的な付加サービスを提供している。 解説、ガイド、補助資料等が適切、効果的である。 外国人、外国語対応がなされている。 業内容 お客に特別感や驚きを感じていただけるサービス内容である。 料金 適切な料金設定を行っている。 体制 受付（予約）体制が整っている。 企画運営体制が整っている 企業や団体との協力や提携がなされている。 緊急時や苦情の対応体制・備えなどが整備されている。 事業主体 販促 広報等、顧客獲得のための効果的手段を用いている。 教育 人材育成方針が適切である。 収支 収支計画が適切である。 実績 観光交通の運行実績が評価できる。 安定した経営を行っている。 今後 観光交通への意欲がある。 継続した運営が期待できる。 ウ 優先候補者を変更する場合について 最も優秀な企画を提案した事業者が次の各号のいずれかに該当するときは、優 先候補者から除外し、選考会議で次点の評価である事業者を優先候補者とします。 ① 企画提案にあたり虚偽の記載や申告など、不正とみなされる行為があったとき。 ② 運行事業者の決定までに、応募の資格要件に該当しなくなったとき。 ③ 応募を辞退したとき。 ④ 運行事業者として決定することが、公正な取引の秩序を乱す恐れがあり、著し く不適当と認められる場合。 ⑤ その他応募に際し、要件に欠けていたとき。 5 ６ 質問の受付及び回答 （１） 質問の受付及び回答 応募の資格要件に該当する者で、本募集に関して質問がある場合には次の通り質 問書を提出できるものとします。 ①記載事項：事業者名、氏名、連絡先(電子メールアドレス又はＦＡＸ番号、電 話番号)、質問事項 ②期限 ：平成２８年７月１９日(月)午後5時までに到達 ③方法 ：電子メール又はＦＡＸ(ファクシミリ)。（持参、郵送も可です。） ④提出先 ：加賀地域連携推進協議会事務局（小松市観光交流課内） 〒923-8650 石川県小松市小馬出町 91 番地 TEL：0761-24-8076 FAX：0761-23-6404 E-mail：[email protected] ⑤回答 平成２８年７月２１日（木）午後5時までに、ホームページで逐次 公表（http://www.city.komatsu.lg.jp/13731.htm）する。 なお、簡単な質問等は、電話でも応答する場合があります。 ７ スケジュール、その他 （１） スケジュール（予定） 日程 項目 平成２８年７月１４日（木） 公募開始日、質問受付開始 平成２８年 7 月１９日（月） 質問書提出期限 平成２８年７月２１日（木）逐次 質問の回答の公表 平成２８年７月２２日（金） 運行意志表明書の提出 平成２８年７月２６日（火） 企画提案書提出を求める通知 平成２８年８月 ５日（金） 企画提案書提出期限 平成２８年８月初旬 選考 平成２８年８月初旬 結果通知 （２）その他 ①企画提案書の作成や提出等、応募に必要な費用は、企画提案者の負担とします。 ②企画提案書の記述が、特許権や著作権など法令で保護される第三者の権利の対象 であるものを使用することで生ずる責任は、企画提案者が負うこととします。 ③採用された企画の使用権はオール加賀会議に帰属するものとします。 ④その他この要項に定めのない事項については、職員の指示によることとします。 （３）本件についての問い合わせ先 加賀地域連携推進会議事務局 〒923-8650 小松市 経済観光文化部観光交流課 石川県小松市小馬出町 91 番地 FAX：0761-23-6404 TEL：0761-24-8076 E-mail：[email protected] 6
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