平成28年度 - 日本電信電話ユーザ協会

平成28年度事業計画
平成27年度の事業運営に関して、テレコミュニケーション教育事業については、電話応対コン
クール、企業電話応対コンテスト、電話応対技能検定等の各事業を実施し、顧客満足経営を推進す
る企業の人材育成を支援した。電話応対コンクールの参加者数は前年度より若干減少したが、他の
事業の参加者数は前年度を上回り、電話応対教育に対する関心が益々高まってきている。平成28
年度も引き続き各事業の認知拡大及び理解促進に取り組むとともに、会員等のご意見・ご要望を踏
まえ、事業内容の更なる充実に取り組んでいく。
ICT活用推進事業については、会員及び情報通信サービス利用者向けに、中小企業の課題解決
に資する内容のセミナーや講習会等を開催したほか、ホームページやテレコムフォーラム誌等によ
り最新のICT情報を発信してきた。平成28年度も引き続き、最新のコンテンツを分かりやすく
提供する等、内容の充実に取り組み、情報通信サービス利用者にとって有益な情報をセミナーや情
報媒体等、様々な手段により発信していく。更にセキュリティ対策サービスの提供なども提案して
いく。
また、本年2月これらの事業を効率的かつ効果的に運営していくために、地域事業推進部及び支
部の業務プロセスを見直し、11の地域事業推進部を中心として業務運営を行っていく体制に移行
した。この体制により、愛知支部もこれまで以上に会員や情報通信サービス利用者のお役にたてる
よう、事業運営に取り組んでいく。
Ⅰ
基本方針
1.公益事業の持続的発展
テレコミュニケーション教育事業については、各事業の内容を一層充実させるとともに、より
多くの方に活用いただけるように取り組む。また、ICT活用推進事業については、新たなコン
テンツを盛り込むなど内容を更に充実し、セミナー、情報媒体等を通じて情報発信していく。
2.業務効率の向上及び標準化の推進
地域事業推進部を中心とした業務運営体制の下で業務の効率化を推進するとともに、標準化を
図っていく。
Ⅱ
具体的な取り組み
1. テレコミュニケーション教育事業の拡大
ユーザ協会のこれまでの経験・ノウハウを活かし、「美しい日本語を正しく使う」ことを学ぶ機会
の創出に継続して努め、企業や社会へ巣立つ前の若年層まで幅広く教育事業を拡大し、地域
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社会の発展に貢献するとともに、企業のテレコミュニケーション教育をトータルでサポートする体制
を更に整備し、事業拡大を図る。
(1)電話応対コンクールについては、未参加企業・事業所への提案活動を推進し、参加者及び参加
事業所の拡大を図る。また、平成27年度から、これまで以上に日常の電話応対力向上に役立てて
いただけるよう、コンクール問題のうち「お客様情報」の一部を競技者ごとに変更するとともに、競技
者の発言に応じた受け答えを行う方法に変更したが、平成28年度も引き続き、運営方法の充実に
取り組む。
(目標参加者数:全国14,000名、支部:710名)
① 大会スケジユール
地
区
開
催 日
大
会
名
9 月 13 日(火)
名古屋
名古屋地区大会(名古屋商工会議所)
9 月 14 日(水)
西尾張
東尾張
8 月 26 日(金)
尾張大会(春日井商工会議所)
東三河
8 月 23 日(火)
東三河地区大会(豊橋商工会議所)
9 月 6 日(火)
西三河
西三河地区大会(岡崎商工会議所)
9 月 7 日(水)
知
多
9 月 9 日(金)
知多地区大会(東海市立商工センター)
テープ
8 月 18 日(木)
~31 日(水)
テープ審査大会
10 月 19 日(水)
愛知県大会(ローズコートホテル)
11 月 18 日(金)
全国大会(大阪市:NHK大阪ホール)
② チーフ研修会を(6月10日)名古屋のローズコートホテルで開催。
また、事前勉強会(7月)を各商工会議所等(9回/6会場)で開催。
(2)企業電話応対コンテスト・電話応対診断については、あらゆる機会を活用した周知活動
を行うとともに、過去に参加経験のある企業へのきめ細かい参加勧奨等により、更なる参
加企業・事業所の拡大を図っていく。
(目標参加事業所数:全国516事業所、支部:9事業所)
(3)電話応対技能検定(もしもし検定)
ビジネス電話の応対技術が「資格」として社会的に評価が得られるよう、商工会議所、
商工会と連携して普及拡大に取り組んでいく。
特に4級検定は手軽に受験でき、3級への早道でもあることから、会員事業所以外の受
験者も増加傾向にある。さらに検定事業の知名度を向上させるため、あらゆる機会を捉え
2
PRし、受講者、受験者の飛躍的拡大を図る。
(目標受験者数:全国11,880名、支部:450名)
(4)電話応対・ビジネスマナー等研修
参加者のビジネススキルの向上及び参加事業所のCS向上等に役立てていただけるよ
う、内容の充実に取り組む。
またコンクール・コンテスト・検定との連動を図るとともに、会員事業所からニーズが
高い新入社員研修、接客・接遇マナー研修を商工会議所・商工会等とタイアップし、参加
企業・事業所の拡大を図っていく。
更にセミナーに参加経験のない方が気軽に体験でき、協会事業に興味をもっていただけ
るよう開催した「ビジネスマナー研修初参加コース」を、28年度も開催していく。
なお、研修にあたっては、ユーザ協会の契約講師を積極的に活用し、講師の活性化も図
っていく。
2.ICT活用推進事業の拡大
(1)最新のICTサービスの活用方法について、セミナー、ホームページ、テレコムフォー
ラム等多様な機会・媒体を活用し、会員のニーズにあったカリキュラムを組む。また新た
にセキュリティ対策サービスの提供、さらにはICT関連セミナーを商工会議所・商工会、
情報通信事業者等と連携を図りながら開催していく。
なお、カリキュラム内容や参加勧奨にあたっては、各地域の商工会議所、商工会、情報
通信事業者等と連携を図りながら進めていく。
また、総務省が地方創生を目的として推進しているICT利活用の普及 啓発セミナー
と連携し、有用なICTコンテンツの普及拡大を支援する。
(2)ICTに関する情報発信については、ホームページ、テレコムフォーラム誌、メールマ
ガジンを活用し、最新の情報を盛り込む等内容を充実させ、会員及び情報通信サービス利
用者に有用な情報を発信していく。
3.会員サービスの充実・拡大
(1)協会の事業内容の紹介活動を積極的に行うとともに、情報通信事業者及び商工会議所・
商工会との連携した、新規会員獲得に向けた活動を更に強化する。また退会抑止に向け、
新たな魅力ある会員サービス(セキュリティ商材等)を積極的に提供していくこととする。
いく。 (新規会員獲得目標:支部200会員、年度末会員数:2,522会員)
(2)各種セミナー・研修等においては、近隣支部と連携した開催方法の拡大など、協会事業
への参加者の利便性向上に努める。またアンケートの実施により会員の声(ご意見)を積
極的に把握し、企画内容に反映するとともに、様々なイベントに参加いただけない会員へ
の提案活動を強化していく。
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(3)施設見学研修会
環境対策・技術革新に先進的に取り組んでいる企業や施設、また情報通信事業者や先端事
業のICT関連施設、ICT技術等の展示会の見学等、知識を深め事業に役立つ施設を選ん
で実施する。
4.情報推進委員会・地域幹事会議等、協会の基盤確立に向けた取組み
前年同様の考え方で開催する。
Ⅳ
具体的施策
事業活動の具体的施策、及びスケジュールは「別表」のとおり。
以
4
上