小論文試験( 1.74MB)

人欲の解放としての闘阪は、 いってみれば何でもありのお陶です。 大道、 昭和にかけての
おロ・グロ
ナンセンス、 モボ・モメfの自由であり、 江戸町人であれば、 吉原や芝居小援で
・
されたような自阪で令。 ここういう§おほしかし、 絡めよげられるとその都度j脅えてし 1主
い、 議事きりつけが緩むと、 家主とrf1可でもまうわが復活するの
-r:-r.。
戦後 一 挙iこ解放された綴僚が何よりも入者支の発事主主としてのお綴だったということは、 w]Jえ
ば総自身、敗戦雲寺に自民学校という五i, 0) ノj、学校の5年主主だった体験として、大入社会を眺めて
のありのままの印象でした。 華客ナるにヤミ市型の自由です。
ヤミ市裂の自由は、 やがてI昭和光線」、
バ ブルの自由になる守しよう。
しかし、自分たち
の手で公共社会をつくりょげ、 その自由を確保するために、 公3ちの役害訴さと担うという、 そう
いう自由後というものは、 戦後 ω等以上たった日本社会で、 どの滋OC]主で現実のものになっ
いると震えるでしょうか。
(出典}樋口陽 一 れ、求、 慾:記長;立f草寺代遂れJか三(2011匁}
ただし、 出題のため … 総に省略・改変した筏所がある α
芸展複文②
い亥、 グー グルやブエイスブック、 アップノレ、
会雲撃は、
マ イクロソツトなどのインターネットヨ芸大
ユー ザー の?常事豪華と少しでも多く緩める章選考舎に長江主筆をとあげている。
隊問のクジス
・
電子アロンティ
パーマ … はf受襲撃話予 ー ピスには、 編入後続という対イilJj告と払っているのです。
グ ー グ/レもフェイスブックも、それを k 手iこお金iこ換えてい淡す1 と説明してくれた。 Gmail
、
もブェイスブ ツクも終僚で{従える俊利なツ ー ルだが、 同時に、 とても効果的でどん欲な抽出
エンジンであり、 我々はさ住阪のもっとも私的な部分会そこに淡ぢ込んでいるわけど。 なめら
かで楽しい iPhone は、 あなたがどこに行き、 だれと護童話し、 なにをど緩んでいるのか、 すべて
全員っている。
マ イクとジャイロスコ ー プ、
GPS が戸守護薬されているので、 いま、 歩いているの
か主義に完そっているのか、 ぞれともパーティ ー をしているのかさえ知ることができる。
グー グソレは(いまのところ)よネ ー ザ ー の{麗人情報を外務にださないと約束しているが、 終
、
公航空券のサイト、 カヤッグ・ ドット・ コム( Kayak.com )から共有ウィジェットのアドデ
イス( AddThis)など、人気のウニにブサイトやアプリ はそのようなイ系統をしていないものが:彩
い。人々が訪れるページの燃では、
f オンラインにおけるユ ー ザーの行動に関する情報Jとい
う波大な市場がうごめいている。そのような市場で活隠しているのが、ブル ー カイ(BlueKai)
やアタシコナム(Acxi むがなど、 あ言主り女自られていないがブてさえ主将主義を上げている錦人情報の
-3
会議室だ。 アタシオム l立、 ひと哲あたり平均で 1500 円質問もの鐙入後殺を集めてデータベース化
しておふそのカバー率は米 i滋人 の%ちもに遺言する。 このほかに、 後総務報から波多そ主義の薬を
突っているか否かiといたるまで、 あらゆるデ … タを所有している。 そして、 愛界/J)グーグル
やフェイスブックだけ でなく、 あらゆるウェブサイトが、 超 2詩 i滋プロトコル令使ってこのき宝
訟
騒に参加できる。「行動市機jの会社にとってあなた主主役みだすfタジックイ蓄努jは … つひと
つが務ふであり、γウスの動 iをは一 つひとつ、 ? イクロ秒滋イ立で主主り滋とされるものなのだ。
インタ ー ネット系大念業の事業単品燃はシンプノレだ一一 陣人に密主苦しまと後事誌を提供で iき るほ
ど五主食料I立稼げるし、
ニエ… ザーは緩示2された製品を終入する お
芸誌警護、 そのとお与になってい
る。 アマゾンi立、 若手ニエ ー ザーが塁審味をもっそ/を予測・緩示し、 10俄ドル尊重役の売上を重さき箆
している。 どデヌ「レン’ タノレのネットフジックスl士、 売上の芸容に60%を、
ユー ザ ー
ごとに事長爾
の女子みを子予測することからあげている。 予測精度はとても許認く、 喜平俗の袋持五分以内におtさま
、
る。 インターネットの 5 大サイト ーーーヤツ … 、 グーグノレ、 ブエイスブック、 ユ ー チェェ ー ブ 、 ?
イクロソフトライブーー も、 その他のサイトも、 皆、
パ …ソナライゼ ー ションを戦絡のや心
に努えている 匂
。
3年から5俸を〉?とつと、 品 切ー ザー に合わせてカスタ?イズされないウェブ サイトという
コザi立会く感じられるようになると、 フェイスブック coo のシェリノレ・サンドパ…グは考えて
いる。 ヤフ ー のバイスヅレジデ、ント、 タパン・パットも開港まえだ。fウこにブの未来;まパーソナ
ライゼ ー シ沼ンにある …… いまのウぉブは宮わたしJ宇心だ。 今後;土、 ウェεブを上司るにパー
ソナライズし、 ニL ー ザ ー に会わせられるかどうかが務長室だんグーグルCEO のこ立ヲック・シ品
ミットも、 良分立);九カを予測してくれるコ … ド喜三件ちたいとfまから段、っていたと苦言う。 そし
て入力と再三行して内総会捻設立するク ー グルインスタント会 120!0 年秋に導入されたが、 これは
、
スタ}トにすぎ ない。 ユ ー ザー は、どたになにをすべきかをグ…グルに教えてもらいたがって
いるとシュミットは考えているからだ。
このカスタマイズがすべて、 惨なるタ ー ゲット広告ならそれはそれだろう。 しかし、 なに
、
を潔うか以外にもパーソナライゼーションの影警警はある。 ブ広イスブ ツグなど、 パーソナラ
イズ、されたニエエ ー スフィ ー ドiこ綴る人が、 最近、 念i滋lこ機えている。 30歳以下の米国人l立、
いま、 おきもがニ::,, - スを:ノ ー シャルネットワ … キングサイトから得ている。 そして、 フェイ
スブ‘ッタは散界中で、人気が急上昇しており、f尋問、 JOO 万人波くも参郊菜子が織えている。 フェ
イスブックの斜縁者、 マ ー ク ・ザッカ …パーグがよ〈ぶちあげるように、 ブエ£イスブック;主
役列、長走大(/)ニュ … スソ ー スとなったともを雪えるだろう{なにをむってfニュ ー スjというか
次第ではあるが)。
ノそーソナライゼ ー シ器ン;立、ブェイスブック以外て?も情事室の流れをコント0 … /レしている。
-4…
、
ヤフ ー ニュ ー スなどのウェブ サイトからニユ } ヨ ー クタイムズ紙が作ったニュ ー スリ
ニュ ー ス
ー
ダ一 、
ドット・ミ ー (News.me)まで、 いずれも、 我々の興味関心に合わせた構成とな
・
るように作られている。 その影響を受け、 我々は、
、
ユー チュ ー ブ などの動画サイトでどの動
会
画を見るのか、 とのブログ記事を読むのかを決める。 だれから電子メ ー ルを受けとるのか、
出会い系サイトでどういう相手と巡りあうのか、 口コミサイトでどのレストランが推奨され
るのか・
いずれも、
パ ーソナライゼ ー ションの影響を受けている。
それこそ、 だれがだれ
とデ ートするのかだけでなく、 どこに行ってどういう話をするのかにさえ パ ーソナライゼ ー
、
ションは影響を与えられる。 広告を仕切っていたアルゴ リズムが人生を仕切るようになりつ
つあるのだ。
新しいインター ネットの中核をなす基本コ ー ドはとてもシンプルだ。 フィルタ ー をインタ
ーネットにしかけ、 あなたが好んでいるらしいもの
ような人が好きなこと
あなたが実際にしたことゃあなたの
を観察し、 それをもとに推測する。 これがいわゆる予測エンジン
で、 あなたがどういう人でなにをしようとしているのか、 また、 次になにを望んでいるのか
を常に捻測し、 推測のまちがいを修正して精度を高めてゆく。 このようなエンジンに閉まれ
ると、 我々はひとりずっ、 自分だけの情報宇宙に包まれることになる。 わたしはこれをフィ
、
ルタ ー パフ ルと呼ぶが、 その登場により、 我々がアイデアや情報と遭遇する形は根底から変
化した。
もちろん、 我々は普から、 自分の興味関心や仕事とかかわりが深いメディアを重視し、 そ
の他を無視する傾向にあった。 しかしフィルタ ー バブルの受場により、 次のように、 いまま
で、なかった3種類の問題に直面するようになった。
、
まず、 ひとりずっ孤立しているという問題がある。 ケ ー ブルテレビの専門チャンネルで、 ゴ
ノレフなどごく狭い範閉を取り扱うものを見る場合でも、 自分と同じ価値観や考え方をもっ人
がほかにも見ている。 これに対してバブルには自分しかいない。 情報の共有が体験の共有を
生む時代において、 フィルター パフツレは我々を引き裂く遠心力となる。
次に、フィルター バブルは見えないという問題がある。保守系や革新系のニュ ー スの場合、
ほとんどの人は、 政治的に偏向しているとわかった上で、 見ている。 これに対してグー グルは
微妙だ。 あなたがどういう人だと思っているのか教えてくれないし、 提示する結果がどうし
てそうなっているのかも教えてくれない。 自分に対する想定が正しいのかまちがっているの
かもわからない。それどころか、自分に対する想定があることにも気づかない可能性がある。
BPを検索したとき投資関連の情報が提示された友人は、株の取引をしているわけでもない の
にどうしてそうなったのかわからないと言う。 情報のフィノレタリングがされているサイトを
守
選んでいないのだから、 フィルタ} パフ ルを通して届く情報は偏向のない客観的真実だと考
-5-
えるのがふつうだろう。 ところがそうではないc それどころか、 ブイルタ ー パブ、ルの内{則カミ
らJ;Uとのでは、その情報がどれほど鎮肉しているのか設?わからないというのがき建設主である。
最後に、 フィルタ … バブ1vl士、 そこにはいることを我々が滋んだわけではないという燃緩
が怠る。 ブ公ツクスニニニ丸 一 スを見る、 ネイション総愛読むなどの機会、 どういうフィルタ …
合透して世界'a::見るのか、 淡々は自ら滋んでいる。 総動的な行為なのだ。 色綴畿をかけるよ
うなもので、自分の意識をどうき変えようと綴象者が考えているのか、ある意譲渡は推測で�oc
これに支守してパーソナライズされたフィノレタ ー の場合、 自らi援択することがたい。 向こうが
務手にきてしまれしかも、 フィルタ … はウェブサイトに利益舎もたらすたきちに後われてい
るわけで、 今後は、 避けたくても避けにくくなる 一 方だろう。
{中前各)
これはとても魅力告さな没界だ。 太媛などすべてが自分会中心にまわる災動説の救弊;こ渓れ
J
るのだ から。ただし、対側を払わなければならない α あらゆるものをパーソぢトライズすると、
インタ ー ネァトの本来的な滋カが減ってしまうのだ。
{中藤喜)
、
ブイノレタ ー パブ ルの対織には個人的なものと文化約なものがある。 まず、 パ … ソナライズ、
ドブ ,( J レターを{発う人が威主義的iこ支払う去す紛がふる{自主主ずるかそ5かは'ijljとして、近い将来、
ほとんどの人は支払うようになるんそしてもうひとつ、 フィルタ ー バブルのなかで主主浴する
人が増えたときに発生する子士会的必影警察がある。
{中隊)
フィルタ…パブノレ内では、 新たえと溺謀議や学びiこ澄滋ずるチャンコえが少ない。 災なる分野や
文化の発売害、がぶつかることから新しいものがき生玄れるというのに。 たとえば焦げにくいフラ
イパンや氾コンロi士、 科潔と物線写 (/) 組み合わ吹から生まれた。 しかし、 お}王製本lこ災事長告と抱
いているとアマゾンが判断したとき、 問符l と j官会電界の本を捻事きする可能性はとても iまい。 危
険にさらされているのはこうしたチャンスだけではなし、党渡れたものでつくられた没界は、
当然の縁結として繁ぶもの会まない没雰となる。 パーソナライゼーシ苦ン a-i'.態めすぎれば、 思
い込みを吹き飛ばしてくれる体験再や発想にであえなくなる 一一 役界や自分俊郎こ主守する兇7.f
(出典) (原典)THE FILTER BUBBLE by Eli Pariser, Copyright (c) Eli Pariser, 2011.
Permissions from Eli Pariser c/o Intercontinental Literary Agency through
The English Agency (Japan) Ltd.
課題文③
“Just Google it! ” has become a common cyber-snobbish response to questions that seem too
trivial to merit a human conversation. But is it really an answer? Now that more and more Internet
sites are tailoring their services to the idiosyncrasies ' of individual users, queries for “climate change,'’
“
stem cells" and even “pizza” may yield d1百erent outcomes for different people. This may be an era
but should we also be entitled to our own search
when we are increasingly entitled to our own facts
results?
Google looks to your previous queiies (and the clicks that follow) and refines its search
results accordingly. If you click on gossip biogs like Gawker rather than Netflix after searching for the
names of movie stars, Ii叫四to Gawker may feature more prominent!ドLikewise, if you have hundreds
ofFacebook創ends, you see relevant updates only from the closest of them; Facebook relies on your
earlier interactions to predict what, and who, is most likely to interest you. Thus, if you ’re a
conservative who clicks on links only from other conservatives, you may never see updates合om your
liberal acquaintances, even if you do “friend” them.
Such selectivity may eventually trap us inside our own “mformation cocoons,”as the legal
scholar Cass Sunstein put it in his 200 I book “Republic.com.”He posited that this could be one of the
Internet ’s most pernicious* effects on the public sphere.“The Filter Bubble,'’Eli Pariser ’S important
new inquiry into the dangers of excessive personalization, advances a similar argument. But while
Sunstein worried that citizens would deliberately use technology to oveト customize what they read,
Pariser, the board president of the political advocacy group MoveOn.org, worries that technology
companies are al四ady silently doing this for us. As a r右sult, he writes,“personalization filters serve up
a kind of invisible autopropaganda, indoc廿inating* us with our own ideas, ampliかing our desire for
things that are familiar and leaving us oblivious to the dangers lurking in the dark territory of the
unknown ”
Paliser wants companies to become more甘ansparent about their filteling practices and to
in甘oduce more diversity into their search results and recommendations. (If Amazon thinks you ’ re a
reader of crime novels, he wants it to more actively recommend choices from other ge町田.)
Governments, he wiites, ought to regulate the new information intermediaries proactively and ensure
that people have白11 control over their data. And citizens, he argues in a somewhat romantic vein,
should not be content as mere passive recipients of tweets, pokes and bytes; they should aspire to
become what some Internet scholars call “inf01mation flaneurs* ,'’treading the unbeaten paths in
cyberspace and defシing the naηow categoiies stealthily assigned to them by Web servic田.
8-
found that “rather than h副首1ing serendipi匂r, personalization appe 町s to identiかinteresting results in
addition to relevant ones.”) Building on Louis Pasteur ’s observation that “chance favors the prepared
mind,”one could see how personalization might augment serendipity by helping us maximize our
own preparedness.
The book’s most provocative implications stem企om Pariser ’s utopian belief that Internet
companies could, and should, be more than just information utilities facilitating search,
communication and shopping. What if one day Google could urge us to stop obsessing over Lady
Gaga ’s videos and instead pay a世間tion to Darfur的On closer examination, however, Pariser ’s true
concerns seem to be less about the sheer diversi守of our information flows and more about the fu旬re
of our political and cultural literacy. The absence of Lady Gaga links in Darfur-related searches does
not seem to bother him as much as the opposite situation. But how can companies infer and promote
such a pecking order of significance? Do we even want Google, Facebook and Amazon (or rather their
algorithms) to direct us to pages they “thi凶t’ we should visit to grow spiri伽ally or intellectuallyワ
Unlike such human filters as critics and editors, algorithms do not “th1法”
they compute.
And while computing the “IS” (i.e., relevance) is something they can accomplish, computing the
ought” (i.e., our information duties as citizens) is a much more contentious and value-laden* process
“
that is also made impossible by the limitations of artificial intelligence. This is 日ot to deny that Silicon
Valley engineers, as Pruiser argues, have responsibilities that extend far beyond their job descriptions.
But their modest quests to improve relevance, alleviate infonnation overload and suggest books that
may interest us - rather than to engage in algonthm1c paternalism and assume a more cntical social
role
may be the lesser of two evils.
Although Pariser ’s conclusions and prescriptions are not wholly convincing, he is to be
commended for reinvigorating the conversation about the dangers of online personalization. And “The
Filter Bubble" deserves praise for drawing attention to the growing power of information
intermediaries whose rules, protocols,五lters and motivations
e not always visible. But whether we
町
should demand more substantial civic commitments from these intermediaries is to be debated.
idiosyncrasies :特異性
(出典) Your Own Facts by Evgeny Morozov, The New York Times,
June 10, 2011 (c) The New York Times
pernicious :有害な
indoctrinating :教化する
flaneurs :そぞろ歩く人
serendipitous :掘り出し物のような
-10-