AVLスマート サンプラ

分流希釈方式の粒子状物質重量測定法
AVLスマート サンプラ
AVLアプローチ
AVLスマート サンプラは、
内燃機関からの排気ガス微粒子を定常および過渡の両条件で、
重量法に基
づきサンプリングするための分流希釈システムです。
スマート サンプラはEPA 40 CFR part 1065規
制および欧州各国の現行規制に完全準拠するとともに、
ECE規格No.49に準拠する粒子計数用プレ
ダイリュータとして認定されています。
北米では、
EPA 40 CFR part 1066に準拠したシャーシダイナ
モ上でこの技術を用いて乗用車の認証を行うことが最新トレンドとなっています。
市場ニーズ
内燃機関からの微粒子の排出量は世界的に規制機関に
よって制限されていますが、
測定方法や基準に大差はあ
りません。
これらの規制には、
微粒子の質量を測定し、
エ
ンジン認証の入力値として報告するという1つの共通し
た要件があります。
特徴
• すべての関連規制を満足
• 高速暖機時間: スマート サンプラは冷
間始動から15分で運転準備が完了
• オプションのアドオン サンプリングを
使用すれば、
スマート サンプラを粒子
計数用の希釈器
• 最大20個のPMフィルタに対応する自
動フィルタ チェンジャ
• セットアップ時間が短いため、
テストセ
ルの切り替えが迅速に行える
AVLスマート サンプラ
測定
重量測定法
測定値出力
g/kWh、g/bhp-hr、
g/test、g/h (追加装置使用時)
主な用途
認証 (HD)および 研究開発 (HD/LD)
微粒子フィルタ
Ø 47 mm または Ø 70 mm
表示分解能
値による
立ち上がり時間(t50)
~150 ms (2 m接続ケーブルの場合)
最高排気圧力
600 mbar (高圧オプション使用時)
最高排気温度
500℃、800℃ (高圧オプション使用時)
入力/出力
RS232、
アナログ I/O(0-10 V)イーサネット
電力要件
通常 1,000 VA
ショップエア要件
250 l/min
重量
~260 kg
寸法(W x H x D)
1,900 x 790 x 660 mm
サンプル流量
通常 15 l/min
周囲温度
5 ... 50 °C
再現性
通常 ≤ 5%
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