村議会行政視察報告.

議 会 だ よ り
佐那河内村議会行政視察報告
村議会では、平成 年
月
日から 日の
日間、神奈川県へ文教厚生・総務産業建設
常任委員会各テーマで先進地行政視察を行いました。
その内容について、各常任委員会から報告します。
間です。
●文教厚生常任委員会報告
年
原則として、利用希望日の
平成
視察地
神奈川県足柄上郡山北町
目 的
高齢者・障がい者移送サービス事業について
月 日(木)
予約に応じて、社会福祉協議会担当職員が、車の配車、
神奈川県山北町は、神奈川県西部、南足柄市と隣接す
森林面積が
日前までの
予約が必要となります。
視察日
る町で、人口 , 人、面積
か月前から
. ㎢。山間地に位置し、
割を占める山間地の自治体です。
運転手の手配を行っています。
利用料金は、利用距離
ごとに、
町の中心地は、鉄道及び高速道路が整備され、交通の
便は良いと思われますが、山間部へ行くほど、民家も少
円、以後
㎞
円が加算されます。
また、利用時間
とに
㎞未満まで
時間未満までは
円、以後
分ご
円が加算されます。
介助者がいない場合は、
回につき , 円で社会福
祉協議会登録の介助者が付くことになります。
なくなり、自家用車等を運転できない高齢者・障がい者
には不便を強いられているため、外出支援事業を社会福
祉協議会に委託して事業運営を行っています。
事業の概要として、車椅子用リフト付き自動車
台で
運用し、運転者は 才以上の一般住民から公募され、現
在
人登録されています。介助者も同様に公募され、家
族等に介助者がいない場合は、有償で同乗するようにし
ています。
利用できる人は、
山北町に住まいがあり、 才以上で、
一般交通機関を利用することが困難な人、また、 才以
利用実績については、平成
で
年度の利用回数が、通算
回です。そのうち通院が
回、買い物
上で、下肢が不自由な人、身体障がい、知的障がい、精
回、退院が
神障がい、その他の障がいを有する人で、一般の交通機
現在の、利用者の登録者数は、約
関を利用することが困難な人。疾病その他の理由で外出
時に車椅子を利用している人が利用できます。
これらの人は、担当職員が調査を行い、一定の基準に
該当すれば名簿に登録されます。
者は
回となっています。
人で、実質利用
人程度が利用されています。
収支は、平成 年度予算で、
万円の町からの委託
費、利用者の負担金が 万円で、総収入額は
支出が、運転者・介護者の賃金
車
回、通所
台の維持費が
で合計
万円。
万円、燃料費、自動
万円、電話代などの事務費が
万円
万円で運営しています。
山北町は、町営の循環バス・タクシーチケットの外出
支援事業を行っており、社会福祉協議会独自のシステム
として、集落の点在する山間地域の外出支援策として、
door to door(ドア
トゥ
ドア)のサービスとして
行っています。
本村でも、外出支援策が急がれている中、循環バスよ
りも、対象者としては限られると思わますが、きめ細や
利用目的は、医療機関、公共機関、銀行、商店、障が
かな、サービスが望まれていると考えられ、いろいろ課
い者施設などと自宅間の送迎に利用でき、利用範囲は、
題があるとは思われますが、山北町の外出支援事業を参
山北町全域及び近隣市町です。利用できる時間帯は毎週
考にし、第
月曜日から金曜日の午前
察でした。
sanagochi
.
8
時 分から、午後
時までの
歩を踏み出すことが急務であると感じた視
議 会 だ よ り
で、確認いただければと思います。
●総務産業建設常任委員会報告
視察日
平成
年
視察地
神奈川県三浦郡葉山町
目 的
生ごみ処理機の販売制度について
葉山町では、役場の敷地内にもデモ機を据えてあり、
そのデモ機を確認しましたが、綺麗な状態で処理できて
月 日(金)
いました。
なお、このデモ機は、平成
年度から設置している処
理機ですが、生ごみは自然に消えて無くなり、
度も土
の入れ替えを行っていないということでした。
葉山町の生ごみ処理機の普及状況ですが、町が住民
に、
台 ,
円で販売しています。
販売価格が安すぎるのではないかという印象を受けま
したが、焼却ゴミとして出される生ごみの処理費と、減
量され、削減される生ごみの処理費とを比較し、この金
額で費用対効果の採算は合うということでした。
処理機の販売事業は平成
年度のモデル事業から行っ
ていますが、代表的な物で、コンポスターが
佐那河内村議会行政視察として、神奈川県葉山町に視
察を行いました。
ラコンポが
台、ミ
台、従来型のバクテリア de キエーロが
台、改良型で庭の無い家庭で使えるように改良した
目的は、現在、村内で実証実験を行っている生ごみ処
理機(バクテリア de キエーロ)の発祥地であり、庭の
ベランダ de キエーロが
台という実績で、順調に推
進できているという印象でした。
ない家庭向けで新開発でもある、ベランダ de キエー
処理容器「キエーロ」は、自然の土で生ごみを消滅さ
ロ、その他、コンポスター、EM バケツなどを含め、生
せるもので、電力を使わず、自然にやさしい処理方法で
ごみ処理機の販売制度が充実していて、ゼロウェイスト
あり、本村にも適しているという印象を受けました。
に向けた取組に力を入れている先進地であり、その普
神奈川県内の、近隣市町村にも普及していて、是非、
及・啓発の経緯、具体的な費用対効果など視察・調査を
本村でも事業実施されれば、本村の課題となっている、
行いました。
夏場の臭いの問題、各家庭での保管の問題、家庭から集
葉山町は、三浦半島の中西部に位置し、ヨット、マリ
ンスポーツが盛んで、東京都心から ㎞圏内ということ
もあり、住宅・観光・保養地の町として発展していま
す。人口は、年々増加の傾向にあり、人口は約
,
人、
面積 . ㎢の海と山に囲まれた、風光明媚な町です。
平成
積所への運搬の問題などが解消され、何よりも、焼却経
費の削減につながると思われます。
ゴミの減量化は、まずは家庭からということを再認識
し、住民の力は大切であり、非常に大きいと言うことを
感じながらの視察でした。
年の事ですが、ゴミの減量化に向け住民から推
これらの処理機の細かい仕様に対してのノウハウ、例
進委員を公募したところ、 人の応募者があったと聞き
えば、食用の廃油を好み、換気と適度な日光が必要であ
ます。
るなど、葉山町役場に連絡すればご教授いただけるの
その中の
人が、独自に現在の
「バクテリア de キエー
で、実施の参考にされればと思います。
ロ」の原型となる処理機で、自宅の生ごみ処理を行って
いて、その効果が期待できるということで、その改良・
普及を行い現在に至っています。
「バクテリア de キエーロ」は、自然に存在するバク
テリアを利用した生ごみ処理機です。
「黒土」と話され
ていましたが、地元では、畑などに普通にある土を、高
さ
㎝、幅
m、奥行き ㎝少々を、杉板で箱状に組み
立て、ある程度光を通すポリカーボネートで通気性を保
ちながら、雨や直射日光を避けるよう、屋根を被せると
いう至ってシンプルなものです。
形状については、追上のゴミ集積所で実験中ですの
9
sanagochi
.