平成28年度熊本県子育て支援員研修事業の企画提案募集に係る業務仕様書 1 事業の目的 家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業及び利用者支援事業の従事者とし て必要な知識を修得するための研修を実施し、子育て支援員の養成を図ることを目的とす る。 2 委託業務の概要 子育て支援員研修(以下、研修という。)の企画・運営 (1)研修の日程、会場等の設定 (2)研修の企画及び講師の選定 (3)参加申込の受付、参加者の集約及び必要に応じて参加者の抽選作業 (4)研修で使用する資料(テキスト等)・機器等の準備 (5)研修当日(見学実地研修等も含む)の運営 (6)研修修了者等の管理(名簿及び修了証書作成を含む) (7)研修実施後の実績報告書の作成 (8)その他研修運営に必要な業務 3 事業の内容 (1)研修の日程、会場等の設定 ① 研修会場の設定 県内全域から参加しやすく、駐車場が十分確保できる等、受講者が参加しやすい会 場を選定すること。 ② 日程の設定 原則土日を開催日とし、契約締結の日から事業実施期間中に設定する。 (2)研修の企画及び講師の選定 ① 研修の内容 研修の内容は、第一次改正平成 28 年 7 月 4 日付け雇児発第 0704 第 5 号厚生労働省 雇用均等・児童家庭局長通知「子育て支援員研修事業実施要綱」(以下、実施要綱。) 及び平成 27 年 5 月 21 日付け厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課研修・研修助成 係事務連絡「子育て支援員研修の研修内容等の留意点について」に定めるシラバスを 基に実施すること。ただし、事業の特性等を考慮し、時間数を延長することや必要な 科目を追加することは差し支えない。 なお、実施するコースや科目、定員等は別添「子育て支援員研修内容等一覧」を参 照のこと。 ② 講師の選定 研修内容に関する専門的な知識又は経験を有する者を講師として選定する。 ③ 講師との連絡調整について 研修における講義日程、講義で使用する資料、機器等について講師と調整を行う。 (3)参加申込の受付及び参加者の抽選作業 ・参加申込書の受付を行う ・参加申し込みが定員を超えた場合、抽選作業を行い、申込者に連絡を行う。 ・実績報告書を提出する際、併せて、出欠の分かる参加者名簿を県に提出する。 (4)研修で使用する資料(テキスト等)・機器等の準備 ・講師及び県と十分に協議し、研修資料を作成する。 ・資料を研修会場まで搬送する。 ・講師等が研修で使用する機器等を準備、研修会場まで搬送する。 (5)研修当日(見学実地研修等も含む)の運営 ・会場との連絡調整、会場の設営(後片付け含む)、司会進行、講師への対応等、研 修を運営するために必要な業務の全てを行う。 ・受講者の本人確認及び出席状況の管理(遅刻・欠席・途中退席)等を十分に行うこ と。 (6)研修修了者等の管理(名簿及び修了証書作成を含む) ・基本研修及び専門研修について、研修の全科目を修了した者については、修了年月 日、修了コース、氏名、生年月日、連絡先等の事項を記載した名簿を作成し、県に 報告すること。 ・基本研修のみ修了した者や研修の一部を修了した者についても、研修終了者と同様 に、受講した科目名等の必要事項を記載した名簿を作成し、県に報告する。 ・県において交付する「子育て支援員研修修了証」、 「子育て支援員(基本研修)修了 証明書」及び「子育て支援員研修一部科目修了証書」 (以下、 「修了証書等という。」) の作成に必要な情報を必ず名簿に記載すること。 ・作成した名簿を基に、修了証書等を作成すること。 4 その他 (1)当委託業務により作成された成果品、契約の遂行過程で生じた全ての著作権は、全 て県に帰属するものとし、受託者は県の当該著作権に係る行為について著作人格権を 行使しないこととする。 (2)本業務を通じて知り得た情報を契約の目的以外に利用し、又は第三者に漏らしては ならない。契約終了後も同様とする。特に個人情報に関わる情報については十分注意 するとともに、県の指示に基づくものとする。 (3)発注者は、業務の実施に当たり、受託者が必要とする資料や情報等の提供について 出来る限り協力する。 (4)委託業務の遂行にあたっては、随時、進捗状況の報告を行い、受託業務の円滑な遂 行に努め、具体的な事項については、県と十分協議のうえ決定すること。 [別添] 「子育て支援員研修内容等一覧」 名称 ア 基本研修 定員 200名 科目数等 8科目8時間 留意事項 イ 専門研修 ・地域保育コース ・「実施自治体の制度について」につい ては、県から市町村に実施を依頼する 11科目14時間 ため、委託業務には含まない。 共通科目 150名 地域型保育 ・選択科目の「一時預かり」及び「ファミ リー・サポート・センター」については実 6科目6時間 施しない。 + 見学実習2日間 ・地域子育て支援コース 利用者支援事業 50名 事前学習の管理 + 7科目10時間 + 見学実習の管理 ・「基本型」及び「特定型」どちらも対象 とすること。 ・事前学習については、受講者に対し て宿題の提示を行うこと。 ・見学実習の報告書の管理も行うこ と。
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