「明石駅前再開発事業現場見学会」実施報告 日時 平成 28 年 6 月 28 日(火) 14:00 ~ 16:00 明石支部事業(設計・建築技術研修)を実施しました。 内容は、明石駅前再開発ビル建設現場を見学し、その取り組みと超高層制振システム「デュアル・フ レームシステム(DFS)」採用の住居棟施工の先進技術について学ぶというものです。 当日は、建築士会会員、兵庫県立ものづくり大学校学生また一般参加者を含め、29 名がこの事業に参 加しました。 前半は、大林組現場監督の方から、明石駅前再開発工事の概要並びに既存建物の解体から埋蔵文化財 調査による工期の遅れや現場の地盤水位が高い位置にあったことに対して山留壁(TRD 工法)を採用した こと、また仮設計画や住居棟躯体施工(PCa 工法)など現在に至るまでの工程の進捗状況、今後の工程計画 について説明していただきました。 続いて、構造設計担当の方から、住居棟施工において採用されている超高層制振システム「デュアル・ フレームシステム(DFS)」は、心棒(フリーウォール)とそれを取り囲む住居棟を制震装置(オイルダンパ ー)で連結した制振構造システムで、長周期地震から直下型地震まで幅広い領域の地震の揺れに対応する 特徴があるなど、とてもわかりやすく解説していただきました。 後半は、施設棟と住居棟の現場見学をさせていただきました。 特に今回参加してもらった兵庫県立ものづくり大学校の学生さんにとっては、普段は立ち入ることの できない現場見学で、とても良い勉強になったのではないでしょうか。 ともて熱心に説明を聞いて、積極的に色々な事を質問している場面もありました。 当事業に参加されたみなさん、またスタッフのみなさん、 お疲れ様でした。 最後に、大変お忙し中、明石支部事業実施にあたりご協力 いただきました、明石駅前再開発ビル建設現場関係者各位に 感謝申し上げます。この度は誠にありがとうございました。
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